189 とある結社の手記:8
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なのに僕は…これからラルフさんを食べる。
-回想・おしまい-
-回想・ラルフの部屋-
狭い…
[少年はそっとラルフの部屋に忍び込んだ。
少し小首を傾げて呟いたけれど、そんなことは些末なことで、胸が高鳴る。我慢できない。なのに少年はいつからか涙が止まらない]
[小枝が折れるような乾いた音が、静まり返った部屋に小さく響く。
少年の父も母も、そうして死んだのだ。一度覚えた殺め方は、ずっと使い続けるのだろうか。不自然に曲がった首を見下ろして、少年はふとそんなことを思う。]
僕、働きます。一生懸命。
ラルフさんのお家に、ご厄介になります。
ホリィも一緒に。きっとすごく楽しい。夢のように楽しい。
[けれど、既に鮮血が少年の顔を赤く染めている。
伝う涙が、ほんの少し、少年の顔から赤い血を洗い落とした。]
ラルフさん…。
僕を占ってください。僕を化け物だと言ってください。
そして僕を殺して……。お願い。
[闇に包まれたラルフの部屋で、少年は黙って泣き続ける。]
-回想・おしまい-
-回想・suite room-
[お腹が暖かい。少年は、いたわる様にお腹をさする。]
見えない胃袋…。
[思わず呟いた言葉。自分の胃袋など見たこともないけれど、なんだかしっくりとする言葉だった。満ち足りた気分が少年の全身を包む。なのに、涙がとめどなく流れて頬を濡らし続けた。]
-回想・おしまい-
だって…。
僕は知ってるから。
イアンさん…。苦しいんですか? ごめんさい…
…ごめんなさい。
それに…
僕はラルフさんを裏切った。
イアンさんも。…父さまも、母さまさも。
お願い。やさしくしないで。ワンダさん…。
僕をばけものだって言って…。そうしないと…
[ワンダの言葉にナタリアを思い出す。少年は、懇願するように囁いた。]
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