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[ はじまっちまうってよ――
胸の内、何処で何をしているとも知れない
“クズ”のひとりに語りかける。
この日を、この瞬間を、【あの日から】待ち侘びていたはずが指先が震える。糖分が足りないせいに違いない。飲み込む唾液はちっとも甘くはなく嫌な温度で粘ついている。チョコレート、キャラメル、キャンディー、ジェリービーンズ……吐き気がするほど甘い言葉だって良い。
“まとも”な思考を溶かす何かが欲しい。
――くたばっちまえ、どいつもこいつも全部々々
刹那、きつく目を瞑り。
記憶の中の、雨空を見つめる**]
(Can't you hear my heart beat
For the very first time?)
[――そう、
初めて”殺意”を抱いた時みたいだ。*]
(なぁ)
(最高のショーだろ、クソ甘党)
(悪党面して潜入して ――
お前は、これが見たかったんだろ)
[届くはずも無いのに、俺はヤツにむけて囁いた]
( そうだ、 殺せ、死ね、全て )
( ロクデナシどもは滑稽に踊り狂って死んでいけ )
( ――これは、復讐だ 復讐だ )
[ 此処にはクズしか居ない。
“オレ”もやはり、クズでしかないのだろう。
こんな潜入捜査があるものか。強盗失敗の場面で、本来の“オレ”の職務は終わっていた。私欲のための裏切りを示唆し、金にも宝石にもろくに執着しないオレは悠々と猜疑を掻い潜る気でいた。――すべては、私怨。すべては、ごくごく個人的な願望。それを満たしたら、何食わぬ顔でもとの日々に帰るつもりでいた。甘く見ていた。甘く甘く。
死に損ないの豚のせいで狂った計画。
それでも、オレは引き返せない]
( そうだ、 オレは、これが見たかった )
[ 痛みの中、ただただ虚しい何がが込み上げる。
ぐらつき明滅する視界は、光と血が入り混じったような鮮やかなピンク色だった]
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