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―― うん、怖いよね。
<"忘れさせてあげるよ">
けど、睡眠は大事だよ。
もう、眠ろう?
< さあ "俺"の 目を見て >
ね。
[やさしく、甘く、吐き出された言葉に――"彼"は、ぼんやりと頷く。
集音器にはショクの"聲"は捉えられない。人の声で宥める言葉を口にしながら、聲がいざなうのは忘却の淵だ]
< いただきます >
大丈夫? 一人で戻れる?
[またぼんやりと頷いた顔を認めれば、ひらりと手を振った。
その背が、ふらふらと遠ざかっていくのを見送って――笑みを深める。
ショクには個体差がある。容姿に始まり、食事の方法も、かかる時間も。
じわりと深奥を満たす恍惚感を噛み締めながら、空き部屋の戸を開いた。
ヒトの食事も嫌いではないが、やはり此れでなくては。
小猿と共に寝台に身を横たえて、暫しの休息へと堕ちていった**]
『喰われた記憶は、僕の胃の中に収まるのだけれどね。
もし、本当に食べられているのなら、それは僕じゃなく――』
.
【人】 許婚 ニコラス[用がなくなった手紙はテーブルへ。 (34) 2016/10/09(Sun) 13時頃 |
【人】 許婚 ニコラス[人数分のコーヒーを用意しても、サーバーには幾人かのコーヒーは残っていただろう。誰かが飲むならそれもいい。 (35) 2016/10/09(Sun) 13時頃 |
[届けられた手紙から思い当たるのは、昨日の言葉。
もし、事実であれば、きっと彼は飢えを満たしたのだろう。
腹部を片手で抑え、ジャケットを弱く握る。
コーヒーを飲み下しながら、飢餓感を無理矢理に流し込む。
彼に怒りを向ける謂われはない。
だが、食事をしてしまったことで尚更疑いが向けられるではないか。
僅かな焦りと羨みを覚え、薄く唇を噛む。
――目の前に居る人間が、獲物に見えてしまうように。
飢えに対する誘惑と、誰とも知らぬ団体に対する自尊心がせめぎ合う。]
[過去に食事をした記憶が喉奥を震わせる。
――口にした瞬間の、甘美な味。]
美味しかったのかな。
[等でもないその言葉は、ぽとりと声となって。**]
【人】 許婚 ニコラス[ただ、この場に居る限り。 (59) 2016/10/09(Sun) 18時頃 |
【人】 許婚 ニコラス― 廊下 ― (72) 2016/10/09(Sun) 21時半頃 |
[いつごろだったかな。
長い髪を振り乱しながら逃げ出したあの人。
確かに、あれだけ錯乱してる人を放っといたら何するかわかんないしね。
……だから一人は危ないよって止めようとしたのになあ。
まあいいか。こうして僕の友達の喉を潤してくれるわけだし。
……僕は二人の同胞とは言い切れない。はず、なんだけど。
そんな風に考えてほっとしちゃうのも、仕方ないんだろう。]
うん。
安心してよ。ブローリンはね、ああ見えてかなり頭が回るから。
[
普段はへの字口して素直にいじられてる優しいやつだけど、僕は知ってる。本当はいつも沢山考えてて、頼りになるやつなんだって。
だから、そこは純粋に褒めておく]
君とは初対面でも、足を引っ張るような真似するはずないよ。
[多分、ショクとしての彼はもっと凄いんだから。
……でも、ショクの"衝動"で、何か変わっちゃうだろうか。
やっと見つけた、半分だけの仲間たち。
一番神経を使う時期に、むごいやり方で囚われたふたり。
僕には、何ができる。どうすればいいんだろう。
とりとめのない思考に沈みながら、僕はその日、眠りについた*]
【人】 許婚 ニコラス[確かめるような問い掛けを笑うことで濁す。>>85 (98) 2016/10/09(Sun) 23時頃 |
― **** ―
[その声を、投げた時刻はいつだったか。
館のどこかで、同胞を。同胞を憂う瞳を。
見かけた時だったように思う。]
――告発は、あると思うかい?
[ただ、一言。そう問いかける。
たった数日前に顔を合わせたばかりの同胞(はらから)。
捨て置くことは容易いが、顔を合わせれば心積もる何かはある。
それはまた、人間への思いとも同じ。*]
―― どうかな。
でも、向こうは一致団結して脱出、なんてされたら困るだろうから。
あったように見せる、のなんて、容易く無いかい?
[なにせ、仕掛け人だ。
意識に染み込む聲に答えながら、取り留めのない思考をまとめていく。]
そもそも。
疑うように仕向けてくるこの仕組自体が、どうなの、ってところでさ。
ただ"サンプル"がほしいなら、それこそ、ここにいる人間をさ。
全員確保してしまったって、いいでしょう。
違ったら逃がせばいいのだもの。犠牲者も出ない。
それをしないで、わざわざ探せと云う。
――逆転を恐れてるようにも見える。
或いは。
何か、"対抗手段"を、持ってるのかもしれないね。
僕らに対する、さ。
そっちのデータをとってるなら、疑心暗鬼に追い込んでボロをまつ、っていう受け身の手段も理解できる。
―― 濡れ衣を着せて、逃げおおせるしかないんじゃない?
[喋りながらまとめた思考の最後に、笑声混じりに告げた*]
――……。
[冷静な碧の声に、口を噤む。
確かにこの方法は明らかに、疑い合うことを目的としているようにも思えて。
それがまた、腸を重くさせる一因でもあった。
"全員確保してしまったっていい。"
確かに、今日一日考えて思い至ったのは僕も其処だった。]
……対抗手段は、考えていなかった。
そうか。
もし、そう、そうならば。
大人しくしている必要は、ないのかな――。
[背中を押すような声と、未だ残る躊躇いに瞳が惑う。*]
……すまない。
碧の君。
今日は……、食事が喉を通らなそうだ。
必要ならば、君が僕の代わりに食事を――。*
――そうか、皆既月食、かぁ。
[迷い子のような、曖昧な聲に、ぼんやりと空を見上げた。
昨日"食事"を取れたからか、幸いにして、強い飢えが衝動となるほど、身を焦がしているわけではない。]
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