人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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【人】 水商売 ローズマリー

[罪には、問われません。
あなたは人狼を殺してくれた、と
むしろ感謝までされる始末。

そんな思いを、素直に受け取ることはできませんでしたが。

後悔がないといえば、嘘になるのでしょう。
それでも過去ばかりを見てはいられない。
前を向いて歩かなければ。

その背に、ずっとずっと突き刺さる
呪詛を負いながら。]

(12) bloody 2016/11/18(Fri) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー


 アイリス……

[呟いた名の持ち主は、
あの後、どうしたことでしょう。

会えるならば、会いましょう。
そばにいられるならば、そうしましょう。
叶わずとも、心に想い続けましょう。]

(13) bloody 2016/11/18(Fri) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[全ての人に幸福を。
全ての人に赦しを。
全ての人に愛を。

けれど、本当はそれらは

ローズマリー自身が欲しかったものばかり。]

(14) bloody 2016/11/18(Fri) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー

["あなた"は
"わたし"に囚われることなく。

もっと我が儘になればいいのです。
もっと人間らしくあればいいのです。

だって、"わたし"だって人間だったのですからね。
"あなた"の笑顔は、もう偶像ではありません。]

 パンがないなら、

      アップルパイを焼きましょう。

[あの惨劇を忘れないために、心を込めて作るパイは
キャサリンの作ったパイには、及ばずとも。**]

(15) bloody 2016/11/18(Fri) 11時頃

[数々の村で、人を食べては捜査をして、証拠を握り潰し、あるいは別の犯人を仕立て上げ。
仲間と共に村人を食いつくしたこともあった。

人は人の死を一大事だと叫びながら、牛を食い鶏を絞め鹿を撃つ。

ジェフに理解できなかったのは、たまに本当に、自分たちがしたのではない殺人のあること。

食べるためでもなく、ただただ感情のままに。
何かを命を奪って平気な顔で。
むしろ自慢げになる者すらいた。

殺すために殺すくせに、牛や鶏や鹿を悼まないくせに。

なぜ人狼を悪とし、憎むのか。
自分たちにとって人は、君たちの牛や鶏や鹿なのに。]


[その時だった。
ふつりと糸が途切れるように、
大切なものが途絶えたのを、俺は確かに感じた。

それは声ならぬ声で繋がる同胞であったからなのか、
理の通じない霊魂だからなのか。

貴男に迷惑をかけた未熟な若い狼には、分からなかったけれど。]




ジェフ……!!

[今や赤い囁きを耳にすることが出来た彼女にも、
命を絶やしてしまった貴男にも届かない声で。
俺は、確かに貴男の名を呼んだ。]


[ヒトの乙女の腕で涙を流した俺は

その瞬間だけは確かに
貴男の仲間であった、一匹の人狼として。
   ……貴男の死を嘆き、哀しんだのだ。]








   (……よかった。)

[その足で立ち、息を吸い、誰かと会話する生者として当たり前の姿。
それが嬉しく感じるのです。心の奥で俺が、笑うのです。]


[——その次のページは、赤黒い何かに染まっていて、

辛うじて読み取れる走り書きが、ちらほらと散らばる。]


やっぱり、上手くできなかったみたい。

もっと練習しなきゃ、ダメなのかな。

お父さんとお母さんを混ぜ合わせてみたのに、弟も妹もできない。
どうすればいいんだろう。

私、嘘つきじゃない。人殺しでもない。
教えてくれたことを信じていたのに、何がいけなかったのかな。

ローズさんなら教えてくれるかな。


知るのが、こわい な


[それから、花屋で笑っていた看板娘は忽然とその姿を消す。
行方を知る者は、果たしていたのかどうか。

今となってはもう分からない。]


【人】 水商売 ローズマリー

―現世―

[とても昔のこと。
老女が生まれてくるよりも、ずぅっとずぅっと昔のこと。

いつもは語り部であるけれど、
今日は誰かさんが、老女の代わりにお話してくれた。

信徒席に腰掛けたまま、うつらうつらと。
擡げていた頭上げ、モノクルに映る光景としわしわの顔に触れれば、
それが過去世のことだったと、よくわかるのです。]

 ……懐かしいわ。
 ほんとうに、なつかしい。

[老女の過去世に辿った二人の女の人生。
年老いた姿に、少々垂れ目がちな面影が
僅かながら、残るでしょうか。]

(94) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[老女は占い師を名乗り、フランスの街角で
のんびりと人の過去や未来を見て回っています。

そんな生活の折に、
田舎に遊びに行こうと、孫娘から誘われました。

孫娘は、古い修道院には興味がないと
そう断られてしまいましたが
老女は一人、車に揺られて、山奥までやってきたのです。

古びた聖堂の信徒席に腰掛けると
不思議な声にいざなわれ>>0:#0

前前世の記憶を抱えた
ローズマリー・アルヴィエという人生の
追憶をしたのでした。]

(95) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[幸せだったのでしょうか。
不幸せだったのでしょうか。

沢山の大切な人を失って、とても悲しかった。
明かりが消えたような村に、
もう一度笑顔を灯すことを目指してとして
それでも彼女を>>83救うことは
できなかったのかもしれません。]

 ……ちっぽけな、ひとりの女の、人生ね。

[神像を見上げ、朽ちたステンドグラスに、眩さを覚え
細めた瞳は、涙で潤んでいました。]

 ああ、いやね。
 歳を取ると、涙脆くなってしまうわ。

(96) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[―――アリアンヌ・オランド。
この人生も色々あったけれど、やっぱり幸せ者でした。

人々の幸せを祈り、愛することは、
今でも断ち切れぬ癖のようなのです。]

 ……ヴィヴ・ラ・フランス

[我が国を讃える言葉をぽつりと呟き
モノクルに映る世界を眺めましょう。

どんな色を、していたでしょうか**]

(97) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃

[それと、少しの後悔と、安堵。

なぜか、彼がいてくれることが、自分の願いだったように感じてしまう。


そう。
昔、思っていたのに助けられなかった友達が、元気に過ごしているのを聞いたような―――]


【人】 水商売 ローズマリー

―聖堂―

[声をかけてくれたのは、愛らしいお嬢さん。>>102]

 あら。そう、あなたも。
 おんなじ場所に、いたのねぇ。

[涙に気づいてか、ハンカチを差し出してくれるその所作。
確かに覚えがありました。]

 ……ふふ。ありがとう。

[ハンカチを受け取っては、目元を拭い微笑む老女。
刻まれた皺だけ、長い人生で笑って、悩んで
それは、しあわせの数です。]

 今度はちゃんと、ハンカチを返さなくちゃね。

[やわらかな顔ばせは、
確信めいた声色で告げ、朗らかに笑います。*]

(127) bloody 2016/11/20(Sun) 19時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[その後に。
現れた青年の姿に>>107、モノクルをした目を眇てから
ふわふわとして掴みづらい、"占い師"の笑みを浮かべました。]

 ええ、本当に素敵なところ。

 ところで、あなた。
 きっと将来、大成するわ。

 私は、占い師のアリアンヌおばあちゃん。
 パリの街角ではちょっとした有名人よ。

(128) bloody 2016/11/20(Sun) 19時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[若いふたりの会話に耳を傾け>>109>>110
美歌さんと、アルベルトくん、と二人に呼びかけましょう。]

 ずぅっと昔のことを識るのは、
 時々、つらいわ。

 だけれど、そんな運命を背負って今があるの。
 
 Je vous souhaite du bonheur.
 (あなたたちに、幸福な未来がありますように。)**

(129) bloody 2016/11/20(Sun) 19時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 まぁ……優しいお嬢さん。
 でもねえ、だめよ。これはあなたのもの。

[あの子も、沢山のものを、預かったまま返せませんでした。
だからせめて、今だけは>>136

伸ばされた手を、そうと手で包んで、
ハンカチを握らせましょう。]

 大丈夫。思い出は、ずっと心の中に、生きているわ。

[洗って返せなくてごめんなさいね。
でも過去はその遠回りで、貴女に感謝も、何もかも、
告げられなかったのですから]

 ―――ありがとう、美歌さん。

[彼女が聖堂を出てゆくのならば止めません。
老女は、アルベルトくんの方へと、視線を向けましょう。
その端正で細い指先が、――何処かで見たものと重なります*]

(139) bloody 2016/11/20(Sun) 20時半頃

[彼女が、ずっとそばにいて、彼女を守る“仲間”を見つけますように、見つけていますように。


いつか自分が感じた、アイリスへの“仲間意識”を、誰かが彼女に感じて、自分ができなかったことを、彼女にしてあげられますように。]


[私は“彼女”ではないから、分からないけれど。

少なくとも、自分を人間ではない土塊だと思っていた彼女にとっては、はじめて。
はじめて、役に立てる同胞だと思えた人たちだった。

自分や周囲がはっきりとそれを認識していたかはともかく、
狂いに狂った彼女の人生において、それは少なからず救いであったのではないかと、思う。]


[メールはこなくてもいいのだ。
自分が本当にしたいのはそれじゃない。

何か、何かをしてあげたくて、今はこれが自分のせいいっぱいだっただけだから。

何かをしてあげたいと思う人がいることを、彼女に伝えたかっただけだから。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[細めた瞳は、何を見ているのか
遠く遠くの夢か、近くの未来か。

ゆっくりとそばの青年を再び見ては]

 ねえ、アルベルトくん。
 この修道院のどこかに、秘密のお部屋があるの。

[よかったら行ってみない?と、誘いをかけるのです。]

 そこでは、むかし、むかし
 職人さんがランタンを作っていたそうよ。

[モノクルの奥の瞳に輝くのは
若い頃から衰えない好奇心。]

(158) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[そうして彼が頷くならば
移動をしながら語らいましょう。]

 とても、とても、優しい方でね。
 ある女性が、その人と約束をしていたの。
 特注のランタンを作ってもらうという約束。

 だけど、約束は果たされなかったわ。

[彼は死んでしまったの、と
少しだけ悲しげに目を伏せるも
すぐに、顔をあげて、ふんわりと微笑みます。]

 彼は優しさゆえに、
 誰かの為に、心を砕いてしまったのね。
 でも、そんな職人さんはとても立派で
 まっすぐな心をもっていたのだわ。

[彼も同じ追憶があったならば
その指先が、作った温度を覚えているならば]

(159) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……私の、おうちにね。
 私が生まれるよりももっとむかぁしから、
 ずっとずっと保管されている、ランタンがあるのよ。

 とてもじゃあないけれど
 立派とも、完璧だとも言えやしない、
 そんなランタンなのだけれど

 ……もしかしたらその職人さんが
 作ってくれたものだったりしたら、
 面白いと思わない?

[受け継がれ、長い時を経て
今、この老女の大切な宝物なのです。

少し不器用にゆがんだ葡萄と林檎が
硝子に刻まれた、そんな細工がしてあるランタンです。]

(160) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 私のご先祖様はきっと、幸せな人ね。

[もう若くない老女は、そこで
埃のせいか、コホコホと咳き込んで]

 ありがとうね。


 ――― "ヴェスパタインさん" 


[全てを愛した彼女は、
沢山の後悔をして、それでも
大切な人達が生きた証を、残そうとしたのでしょう。]

(161) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[アルベルトと、ぼろぼろの職人部屋を覗いたりして
楽しい時間は、すぐに御終いになってしまいます。

去り際、老女はアルベルトへか
或いは、同じ夢を見た人々へか

さようならを告げ、迎えの車で家路につきました。]

(162) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[それから数年。
パリの街角から、占い師のアリアンヌおばあちゃんは
姿を消していました。

病床に伏せて、
命の灯火は、静かに静かに、消えてゆきます。]

 来世でまた会いましょうね――…。

[夢が叶うかはわかりませんが、
三つの人生を思い返し、すべてすべてが幸せであったと、
微笑んで、永い眠りに、つきました。**]

(163) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃

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