173 【突発RP村】夢の通い路
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[ある街の、ある場所に、一つの店がある。
ビルの森のなかに、隠れるように。
小さな喫茶店がぽつりと残っている。
openとかいた札のかけられた、小さな店。
「ひまわり」とかいた看板が申し訳程度に出ているけれど。
ここを見つけられる人間は、少ない。]
ふわぁ…―――
[案の定、暇を持て余した女主人は。
煙管を咥えて、カウンターで欠伸をしていた。
光があれば、影がある。
言うなればここは、夢の通い路の影。
喫茶店「ひまわり」]
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[金属の椅子はひんやりして冷たかった。 腕を組み先程の胡坐を椅子の上で行ってみる。
案外仕事のときに考えるのに良い格好かもしれない。 そう吐き捨てた。]
今までの旅程がヒントとなるなら、何故かわるがわるの景色を思い出せないのはどうしてだ。 そもそもまるで町から大きく外れた山奥のような場所ばかり、人も住んで居るかも解らないような場所に行ったことが無い。
いや、まてよ? 忘れている、ではなくて本当に行ったことが無い場所だったとしたら…どうだ?
(10) 2014/04/19(Sat) 14時頃
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[姿勢を崩さぬまま、池のほうを見てみる。 >>2女性だろうか…人の姿を見つけた。池を見ているようにも見える。
仏像のような格好を崩し、普通に立って池に数歩近寄った。 ふと後ろを振り向く。
少なくとも自分の眼には今までのような道路が見えた。]**
(12) 2014/04/19(Sat) 15時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 15時頃
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[池のほとりまで足を進める。 彼女はぼんやり立っているように見えた。]
>>14…邪魔してしまったか? であれば、申し訳ない。 [彼女の視線の先ではないが倣うように池を見る。 池の淵に僅かに藻が見える以外は、水の中は何も見えず。 水面ににごりは無く、小さな風で小波が揺れていた。]
(15) 2014/04/19(Sat) 16時半頃
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>>16それならよかった。
[ひとつ小さく安堵を漏らした。]
…探し物の調子はどう?
[調子はって聞くのも違うなぁと言葉の少なさに頭をかいて。]
(18) 2014/04/19(Sat) 18時半頃
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なるほど…後は見つけるだけか。どんなこと―いや、いい。
[進展があることは良いことと頷く。ただ言いたくないことなら聞くのも良くないとおもいやめた。]
こちらも忘れてたことを思い出しつつある。しかし、まだ何時の何処のことかが特定出来ていないんだ。
[半分は過ぎた、見つけたはずと息を飲む。]
(20) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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無くしものを強くイメージすれば、向こうが招いてくれるかもしれない。
あと店の主人に頼むとか、かな…。
[意思で飲みものが出るなら、もしかすると探し物も出るのではないか。
本人が強く望めば…と考えてみて。]
(21) 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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>>22うむ、大分見つかってるよ。
子供の頃の…遠足か旅の何処かに関係する、こと、だな。
[確信を得ていることだけを言葉を選んで言う。
少し首を上に向けると、太陽が視界に入りまぶしっと呟いた。]
(25) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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[彼女の表情に翳りが見えた気がする。
多分考えることは呼ばれて来なかったら、ではないだろうか。
そう考えるのは自分も同じだったから。]
…大丈夫。忘れ物は私達を待っている。逃げないよ。きっと応じてくれる。
[自分に言うかの如く言葉をひとつひとつ繋げて。]
(27) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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それはお互い様だよ。―君に幸あれ。
[信ずる神に祈りを一つ。]
(28) 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 22時半頃
美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 22時半頃
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>>35なるほど、お互い暖かい時期の子供の頃か。 共通点があるな、はは。 記憶力が無いというのは、語学の成績以外でも大変なことだ。
[冗談を言いながら、同じ子供の頃の理由を言ったリンダを思い出す。彼女は探し物を見つけたのだろうか。]
(39) 2014/04/19(Sat) 23時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 23時頃
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>>38こちらこそありがとう。 …もしそのドアを開けるのにもっと勇気が居るなら、私でよければ見届けるが―。
[何かを決めたような表情に、よかったと感じ。 そして若干感化され勇気を貰った気がして礼を返して。
蛇足かもしれない―言葉を言ってしまったな。と、一人ばつを悪くした。]
(46) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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>>47こっちは大丈夫、寧ろ私の探し物の助けになるかもしれない。
[任せろという笑みを返す。その後で、まだ彼女には名乗っていなかったか?と思い、改めて名乗った。]
(48) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[女主人は珈琲を淹れていた。
悪くなりそうなチーズケーキを、自分で処理する為に。
お客があまり来ないから、仕方ないとは言え。]
あんまり食べてると太るのよね
[困ったように、ため息もついて。]
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>>49マーゴ、覚えたよ。 こちらこそ。
[当然、自分からは彼女に行動を促す事は無い。 彼女が赴くまま、である。
>>54そして、来客にはまだ気付かない。]
(56) 2014/04/20(Sun) 00時半頃
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うん?
[>>58彼女が何かを見つけたようだ。 邪魔にならぬように彼女の行動を見守る。]
えっ、あっ…!?
[突然バランスを崩し水中に落ちる彼女に手を伸ばそうとする。 反応が遅れたため、届かないタイミングなってしまっただろうか。]
(65) 2014/04/20(Sun) 01時頃
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…どこだ。
[届かぬ手に水面をきょろきょろして。 だが、それは無意味であると気付いて水面に顔を突っ込んでみる。
ドアを見つけたのだろうか、そしてそのまま行ったのか―? それは流石に、自身にはわからない。 水にもぐっても全く違うところにいるかもしれない。]
(70) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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まあ、そのまま行ったかもしれない―だが―。
[すれ違ったのなら、それはそれ。 大事な探し物が見つかったでいいではないか。 そう思い、水筒だけ池の淵において池に潜った。]
(71) 2014/04/20(Sun) 01時半頃
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― 池の中 ―
[池の中は十分に光が届いている。それほど体の制動に制限が無いのはこの地だからだろうか。それより、池の割に案外深いことに驚いていた。
さらに潜っていくと、水を泳ぐ小さな金属の板を見つける。重いものが漂うことに疑問を持ち、それを手に取った。吟味は後ととりあえず仕舞う。]
(75) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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[更に潜っていく。日光から離れたからだろう、光は多少弱まっている。深さの影響か、動作が若干緩くなりながらも、辺りを見回しながら泳ぐ。]
なんだ、あそこにあるのは手…まさか?
[>>73そんな中で薄らと手のようなものが見えた。 もし彼女なら―と掴んで引き上げようと向かっていく。]
(76) 2014/04/20(Sun) 02時頃
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この手、矢張りマーゴくんか?
[>>77不思議と水の中でも声を判別することが出来た。
慌てて強く握らぬよう、加減して手を掴む。そのまま行けそう?とジェスチャーをした後、水面に向かって上がっていく。浮かび上がったら、そのまま池のほとりまで向かう腹積もりだ。]
(78) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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ぷはー。 とりあえず一息、と言いたいが…。 >>81安い紅茶だろうが、いるかい?
[水辺においてあった水筒を回収する。いつの間にか一つ増えたカップと自分の水筒のカップに、いつもの薄い紅茶を注ぐ。自分が慣れているなので、味が合うかはわからないが。]
(82) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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[とりあえず自分のカップのは、くいっと飲んで。]
―なにか見つかった?
[結果を聞いてみる。]
(83) 2014/04/20(Sun) 02時半頃
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>>86ああ、いただくよ。 ありがとう。
[エビガライチゴと呼ばれた木苺を受け取る。 自分のハンカチにそれを乗せる。]
見つけたのか、おめでとう。 これがそうなんだ。
[少し体を乗り出して、蛍石を見ようとして。 その時に金属の何かが体に当たる。 先程回収した金属の板を水筒の横に置いた。]
(87) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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ギネスは、マーゴのお礼には、間に合ってよかったと返した。
2014/04/20(Sun) 03時頃
美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 03時頃
ギネスは、マーゴに近づけてもらった蛍石をよく見た。
2014/04/20(Sun) 03時頃
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>>90きれいだな。 見つかって本当に良かった。
[目を閉じる彼女は、とても落ち着いたように見えた。 その姿を見て、本当に良かったと、心の中でもう一度。]
(92) 2014/04/20(Sun) 03時頃
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[板について聞かれれば、それを手に取る。 A4サイズに近い大きさの金属の板をよく仕舞えたなと思う。
板は紙が張られている。水分は感じられず、字も滲んでいない。 文字が上部にあり、下は数値の羅列。そのような表が二つ書いてある。]
>>93池の中を漂ってるので拾ってみたのだが―当たりかも知れない。どうやらこれはバス停の時刻表らしい。
[2系統のバスが書かれ、片方が数字が多い―1時間単位にいくつも数値がある。もう他方は数字が枠の中に2つしかなかった。]
(95) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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>>94私も、マーゴさんと会えてよかった。
[あえてよかった、その言葉に、同意して。 忘れずにいよう、そうすればまた何処かで会える。 そう思っていて。]
(97) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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[>>96笑顔で彼女を見送った。 こちらこそ、の言葉は届いただろうか。]
(98) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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[彼女が居なくなり、その残った空気も薄らいで行った頃のこと。 もう一度金属の板に書いてある時刻表を見てみる。]
この時刻は見覚えがある…。 確か―あの地方の、田舎への家族旅行の時に見た、はずだ。 あの時は、確か―。
[紅茶のお代わりをして、少しだけ、思考の時間に入った。]**
(100) 2014/04/20(Sun) 03時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 03時半頃
美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/20(Sun) 03時半頃
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