72 人狼戦隊ウルフマン ーThe Movieー
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水臭いじゃあないのさ、玲司! あたしたちは―仲間、だろ!!
[濃い瘴気にめまいがする。 白装束の女を睨みつけて]
お生憎、あたしらからしたら悪役はあんたたちなのさ。 正義の力、見せてやろうじゃないか!!
[通信機から木霊した掛け声に、ウルフバスターが光を増して―]
(8) 2011/12/16(Fri) 00時半頃
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変身!! アオォォォ―ン!!
[掛け声に続いた遠吠えは長く、強く。 真昼の如き閃光が辺りを照らした。
そして―]
(11) 2011/12/16(Fri) 00時半頃
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闇夜に光る黄色い眼、悪しきを射抜き安寧を導く! ウルフイエロー、推参!!
[光が収束する先、現れるは黄のスーツを纏う戦士。 両の手に宿る凶器へと形を変えたウルフバスターを構えた姿を雲の切れ間から覗く満月が照らし出した。]
食わず嫌いは、このあたしが許さないよっ!
(12) 2011/12/16(Fri) 01時頃
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闇を裂く大神の鎌―黄金爪(コガネソウ)!
[スーツの上、両手首を覆う長い爪は黄に輝いた。 穣司に飛んでくる衝撃波をそれで受け止めようとして 1 1・無事受け止めた 2・その勢いに弾かれて倒れた]
(44) 2011/12/16(Fri) 23時頃
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いいや、グリーン…あんたやるじゃないか!
[戦闘経験は自分の方があると思っていたが何も心配なさそうだ。 ”病魔”と名乗りに入っていた彼女ーエリアスが恐らくは瘴気の原因なのだろう。 勢いに乗りそちらに駆け出そうとした、刹那]
…くっ!!
[高濃度の瘴気に膝を着く。 人狼族と人間の血が混ざっている自分にはそれまでの濃度でもきつかった。スーツの力で緩和されていたのだが、流石に苦しい。 唸るように低く喉を鳴らしながら、通信機に何事か呟こうと]
(49) 2011/12/16(Fri) 23時半頃
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こ、ちら…イエロー…、グリーンと応戦中、瘴気を…
[ゲホッ、とむせてしまいそれ以上は言葉にならない。]
―――― ァオーーーーゥウ …ン
[空に向かって、仲間の無事を祈る咆哮を。
どうか気付き、その瘴気を振り払う力とならん事を。]
[咆哮は、届くけれど。
身体はそれ以上に重くて、ままならない。]
グリーン!イエロー!ブルー!
聞こえてるか?これは退却した方がいいかもしれんね
リーダーのハウリングが聞こえた
合流した方がいいかもしれんな
[何が起こっているのか、一部通信が途絶えていたブラックにはわからない。とりあえずの戦略的撤退を打診したようだ]
[辛うじて意識はあるが戦闘して、そして勝つことは難しそうだ。
ブラックの言葉に]
そう、だねぇ!
合流しよう!
[咳き込みそうになるのを堪え、見えないと知りながら頷いた。]
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しょうがない…グリーン、しっかりするんだよ!
[知らずのうちにウルフバスターが、そして戦士の絆が、レッドの咆哮に呼応する。 ”力”が湧いてくる。撤退、合流しようとしている今は立てるだけで充分だ。
もしも仲間の内に目くらましのような効果のある技を放てる者がいればそれを放つよう頼もうか。]
(64) 2011/12/17(Sat) 00時半頃
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いい返事だね! 行くよ、グリーン!ライジングイエロー!
[グリーンによって起きた衝撃波、そして砂埃。 それに紛れるようにしてバイクに跨れば、エンジンを噴かしてサイドカーに彼が乗るのを待つ。 ブラックとブルーからもGOサインが出たなら、すぐに走り出す。]
(69) 2011/12/17(Sat) 01時頃
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退却ね、足留めはなんとか・・・!
[その合間にも三方から攻撃は飛んでくる。
余裕のない声が通信に流れただろうか。]
[ドナルドが人狼殿に戻って少し経った後、ヨーラからの通信が入る。]
閣下、ご機嫌麗しゅうございます。
“白百合の騎士”ヨーランダ。報告いたします。
先程、例の力を持っているであろう面々と戦闘いたしましたわ。
[彼らの戦闘方法を。
その眼で見たままに伝え、今回は戦果は上げられなかった事は包み隠さず伝えた上で。]
逃げられてしまいましたが、問題はありません。
もうすぐ、彼らの逃げ場はなくなる……いいえ、私が奪うのですから。
細かい手管までは今は申しませんが。
きっと、閣下のお気に召しますわ。
では、御機嫌よう。
[この口調もまた、お遊びの一環であった。
殊更に丁寧な口調。それがそのままの敬意とはお互いに思っていない。
そうして首領も彼女の口調には慣れているのだろう。
遊びが過ぎるとは言え、結局は幹部まで上り詰めたのだから。]
……俺、百合さんに会って来る。
皆を、救う為に。
[短い言葉だが、皆に、特に真琴には
デート目的ではないというのは知れただろうか。]
ああああああああ!!
あいつから病気のワクチンぶん取るの忘れたぁああ……
[それは、百合と敵対して尚、無事だった事を示唆しつつも
戦士としては情けない結果を報告するものであった。
頭に血が上ると、目の前が見えなくなるのはいつもの事なので、
もしかすると仲間は、慣れている事態かもしれないが。]
グリーン、イエロー、無事に逃げられたな?
ブルー!ちゃんとついて来てっか?
俺だ。オーヴァー。
電波塔には白百合ナンタラいう奴とその仲間4人が
「正義の味方計画」、作戦か?ってのを展開してた。
[以下、簡単に状況を説明する]
レッド、ホワイト、そっちはどうなってる?
何?白百合仮面に呼び出されたって?
なんで一人で行く!手助けはいらねえのか
おい!てめえシュウ大丈夫なのか?
[通信機から手短に声をかける。]
シュウ!!どないした!!!
つか、一人で行くな!敵の思うツボやろが!!!
すぐ行く!!
[恐らくシュウは敵に遭遇している。
応答がなくても、その咆哮は確かに和菓子屋から聞こえたはずだ。]
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[ブルー、ブラックも撤退したのを見届けて(ブルーの援護にはありがとよ!と叫んだ。聴こえていなかろうと自己満足なのでいいのである。)、バイクはひた走る。 自分の息苦しさは時間の経過と共に楽になりつつあるがサイドカーの穣司は以前顔色の悪いまま。変身も解けてしまっている。]
穣司、もう少しで研究所に…―!?
[変身を解き声を掛けたところで、仲間の声が届く。 内容に目を見開いて、バイクの速度を落とそうかどうか―穣司と他の仲間達の危機、どちらを優先すべきか―心の中、葛藤を繰り広げる。]
(115) 2011/12/18(Sun) 00時頃
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俺は大丈夫―――…って
おい、ゲンタ!!来たら駄目だ、まだあいつが―――…
[敵から、一度は身に受けた瘴気が思いだされる。
一歩間違えばどうなっていたか分からない。]
[シュウからの通信が聞こえる]
お前無事か!?
あいつって―――
[言いかけた声が途切れ]
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