237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】
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[美味しい食事を目の前に、それでも引き摺られる罪悪感から視線を彷徨う。怯えたように後ずさる様にはますます胸が締め付けられるようで…ああ、この人は確か娘が結婚するのだと話していたっけ、なんて決心が揺らぐ言葉ばかりが浮かんでは消える。
おびえた様子で、それでもへらりと笑って"お腹をすかした"自分に食事を差し出す様には、思わず苦笑。
そして悪魔のような囁き。ああ、彼はいつだって自分の躊躇いを消すような天の声をくれる。]
……すみません、ヨアヒムさん。それ、美味しそうですね。僕、すごくお腹が空いていて…
[迷いながらもゆっくりゆっくりと、呟いていく。表情はどこか悲しげで、罪悪感に塗れていたが……ああ、でもこの先の食事を思えば唇は弧を描くか。]
……凄く凄くお腹が空いて、今すぐ何かを食べたいのに、それで満たせたらどんなに良いかって思うのに、でも……食べれないんです。……娘さんの、結婚式……あるって、知ってるのに……ごめんなさい。
[迷いながらも一歩ずつ"食材"へと歩みを進め。枕が飛んできたとしても大した痛みを生まず、動くこともないだろう。]
……ごめんなさい、……ヨアヒムさん、すごく美味しそう。
[口から溢れる謝罪は当然本物ではあった。それでも "らしく"聞こえないのは 彼が美味しそうに見えてしまうから。だってまたあの味が味わえるのだと思えば、構内には唾が自然と溢れ、それを飲み込むとごくりと喉仏が動く。]
ぅ、わ……っ!!!
[それでも 突進されてしまえばその大きな体に敵うわけもなく、どさりと尻餅をついてしまう。すり抜けて扉に向かおうとするならばその手を掴もうとしただろうが。
ふと、手の中に先程あの箱からメスを取り出していたことを思い出す。と同時にまた迷い。
(ああ、でも……オナカスイタ)
空腹を超えた飢餓。
本当に空腹を抱えた人間は、食べ物を得るためになんでもするのだという。…まさしく今がそれだろう。]
ヨアヒムさん、待って…っ!
[枕のシーツを剥ぎ、それを乱雑に丸める。騒がれたら面倒だということは承知済み。言葉と共に右ポケットにしまっていたメスを取り出す。キャップ付きのもので良かった。
そこまでの手つきは今まで躊躇していた人間とは思えないほど鮮やかで、滑らか。
ああ、食べるならどこが美味しいだろう。やはりまるまると膨らんだ腹部か。それでも背を向けられていれば、臀部が良いだろうか。なんて。
動きを緩めるためにとりあえずメスを彼の足、アキレス腱辺りに刺すことは叶うだろうか。本当は首が一番だが、血で汚れるのは面倒で。]
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― その、前 ―
[目の前で行われたことが、モノクロに視えていた。現実味なんてこれっぽっちもなくて、冗談だったと言われた方が、よっぽど納得できた。
それほど異常で異質な空間。 何が正しくて何が間違っているのか。 そもそも正解なんてあるのだろうか。]
…、ッ、
[殴って止める、という彼>>2:97を止めるための言葉は出てこない。インターフォンへと向かう背中を支えてあげることができたなら。
しかし、穏やかな笑顔>>2:104を視界に入れてしまえば、彼に甘える選択をしてしまった自分にそんな権利があるのかと。綯交ぜになった感情が足を縛り付けた。 その背中を追うように出て行く彼ら>>2:100>>2:113。自分はそれを、見送るのみ。]
(17) 2015/08/26(Wed) 19時半頃
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[怯えた顔のヨアヒム>>+3に
何故扉を閉じるのか問われるが
答える必要はないだろう
自ら餌となることを選んだ彼に
──なんて、都合の良い解釈だと
冷静になった時思うのだろう
敢えてそうなる事で守ろうとしている
その尊さを知れば喰えなくなってしまう
本能に突き動かされて居なければ
今だけは]
[レティが突進を受けて尻餅をついた
一瞬のことで遅れたが扉の前に立ちはだかる]
……悪ィ……
[形ばかりの謝罪を
彼の手を抜けたとて外に出す気はない
ヨアヒムはどんな体勢か
倒れて居たなら床に抑え付けるだろう
レティが布を丸めていたか
それなら仰向けにするのが良いだろうか]
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[そうして誰もいなくなり>>12。広い広場にただひとり。 見たくないんだ、人が無機質になるところなんか。見たくない。
したくないと駄々をこねる自分と、散々世を渡ってきて培われた『人任せにしていていいのか』『印象が悪い』と打算的な考えをもつ自分。
それらをうるさいうるさいと一掃して、やっとのこと動かした足は彼らとは逆の方向。 ここに来て定位置となった、窓際へ。
窓の外を見れば、いつもどおり、気持ち悪くなるほどの人混みが。]
―――――…
[でも今は、その気持ち悪さに酷く安心する自分がいた。生きている、生きている。きっと自分の知らないところでは人が死んでいるのだろうが
…今、自分の視界にいる彼らは生きている。]
(18) 2015/08/26(Wed) 19時半頃
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― その、後 ―
[そうして『それ』は執行されたか。広間にいる自分に、それらの音>>2:114が聞こえることはなかったけれど。無機質なアナウンスが現状維持>>#0を伝えてきた。
それで、なんとなく悟ってしまった自分が、恨めしい。]
も、…っやだぁ…っ
[足を両手で抱え込み、腕に頭を押し付ける。何も見たくない、見たくない。聞きたくもない。歪む視界に好都合だと口の端をあげてみたけれど…虚しくなってヤメた。 シン、と凍えるように冷たい空気が、身を切り裂くような痛みを与えてくる。
誰もいないのをいいことに、永らく押さえ込んできた『自分』が顔を出し。]
(19) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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…っふ、 く、…、っ、
[手が震えていた彼は、『それ』を実行してしまったのだろうか。確かめる術もなければ、確かめる気も起こらない。ただ、負わせてしまったことに、罪悪感を募らせる。謝ったって自己満足、結局なにもできないだろうけど。
静かにしているから。泣くことだけは許して欲しい。]
(20) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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[どれほどそこにいたのだろう。膝はしとどに濡れてしまっていた。眼蓋が重いけれど、今はそんなことどうでもよかった。どうでもよくなった。]
ひ、めい? 今度はなに…っ!?
[静寂だからこそ聞こえた音>>7。それは廊下の方から聞こえてきた。間違いでなければ、これは、]
フィリップさん…、?
[彼の声。なんで、どうして、
――――…もしかして?
嫌な予感に身体は全く動かない。そうしているうちに、誰か広場に姿を見せただろうか。]
(21) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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― 回想:フィリップ>>2:101 ―
[表情がごっそりと抜け落ちた。さながら今の自身の顔は、能面といったところか。装飾がなければ感情も表せない、能面の。]
よろこぶ? よゆう?
[初めて聞きました、と言わんばかりに。ただその音を繰り返して。そこに意味など付随しない。ただ聞いた言葉を繰り返しただけ。
そうして、次に滲みでたこの感情は、なんだ。]
(23) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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そんなものがあるように …みえてます?ねぇ?
[能面の、それでも口の端だけを釣り上げて。嘲るような表情に、もはや取り繕う気がないことは明らか。
吐き出されたそれはおそらく自分と同じモノ。それを押し留めるように口に手をやり背を向けた彼に、捨て台詞を。]
失礼。 『優等生』とばかり思っていましたが――
[大きな、勘違いだったようで。]*
(24) 2015/08/26(Wed) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 20時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 20時頃
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[誰か>>22が入ってきたことは、気配でわかっていた。グレッグといったか、快活な印象を受けた青年。その姿を視界の端に捉えて
―――――今更ながら恐怖を覚えて、身体が震えた。]
…、
[思わず息をひそめる。だって彼がもし『異常』だったなら。そりゃあ、異常でないと思いたいけれど。それを確信に至らせるまでの根拠がない。
今更ながら、ひとりの危険性を受け止めて。 そうして同じく、ひとりになっていた話したこともない彼を思い出す。 疑ってはいたけれど、彼もひとりでいるなんて危ないのではないだろうか。
自分はまだ、惨劇を知らぬまま。]
(26) 2015/08/26(Wed) 20時半頃
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[息を潜めて彼>>22を見やる。彼は特に話しかけてくることもなく食事を始めた。自分も空腹を覚えていたが…なんとなく近くに行くことが憚られて。何より目も腫れているだろうから。]
―――、
[聞こえてきた低い声。それはまっすぐに。本音なのだろう、そう信じたい。けれど、でも…。
結局そこから動くこともなく。そうしていればもうひとり>>25]
…そう、ですか。
[言わないでいいと告げるように、首を横に振る。見上げた彼の瞳にも、じわりじわりと膜が張り。]
ないて、いいですよ ボク、みてないんで
[ワンショルダーからハンカチをとりだして、差し出す。受け取ってもらえなくとも構わない。ただ、泣いて少しでも楽になるのなら。]
(27) 2015/08/26(Wed) 20時半頃
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[扉へと向かうヨアヒムを、リーが阻んでくれていた。メスはしっかりと相手の右アキレス腱に刺さり、力の限り押し込んだからか深く食い込むそれは簡単には抜けないだろう。
床に崩れ落ちた"食材"をリーが押さえてくれただろうか?
ヨアヒムの口から悲鳴が漏れるなら、急いで丸めたシーツをその口の中に詰め込もうと。声を出されて、もしもばれてしまったら?
そうしたら次に死ぬのは自分か。
そんなことにはなりたくなかった。人を襲って食べてまで生きようとしているのだ。生への執着が体を突き動かしていた。
その前に聞こえた声には、悲しそうに眉根を寄せて]
……っ、だって……僕は、死にたくない……っ
[あまりにも身勝手で、分不相応な願い。
あの狂った科学者に話したところでどうなるのか。生体実験がどう、とか言っていたような気がする。……そんなのはごめんだ。白い服を脱ぐ。血で汚れてしまわないように。
どちらにせよ、逃げ道がないのなら。
『薬の効果は8時間程』という理論値にかけて、生き残るしかない。]
ごめん、ごめんね…ヨアヒムさん…。死にたくない……っ、だから、……たべ、なきゃ
[そう言うとやや虚ろな目のまま、足に刺したメスを肉を抉り出すように動かす。…血が溢れてしまったのなら、勿体無いとばかりに指で掬い取り口に運ぶ。
(……ああ、この味だ。)
その時の表情は、今までヨアヒムに見せたどんな笑顔よりも本物に見えたか。]
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― 広間:レティーシャと ―
[自分の言葉が引き金になってしまったか。ぼろぼろと涙を流す彼>>28を見たなら、宣言通り見ないようにと目を閉じよう。そうしていつだか食べていた飴を、口の中へ。ちぐはぐな欲求に、心は置いてけぼりだ。
感情の動かすままに、涙を流す彼。こんな状況でもなければ、動かされた『感情』に『生』を見出して満足するというのに。]
―――、あやまらないでください
[彼女の口から零れた謝辞は何に対してなのか。彼ほど素直に感情を動かせない自分は、やはり取り繕うことに身を染めすぎてしまっていて。
流れるようにその音は彼に届いただろう。『ごめんなさい』『いえ、大丈夫です』。そんな形式美、今は必要ない。口には出さないけれど。
ましてや先ほど自分は飲み込んだのに>>20という詰まらない感情なんて。]
(39) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[>>28ハンカチは、丁寧に返されたのならそのまま受け取って。泣いている彼の傍、窓際で蹲ったまま動かない。 だって、どこへ行こうというのか。強いて言うなら出たい。この、狂気の建物から。]
ボクはだ―――――
[いつもどおり―――にできるかどうかの自信は正直なかったが――に『安心させる』『角の立たない笑顔』で『大丈夫』と告げかけたその時。自分に必死過ぎて、忘れてしまっていたことを思い出す。。
厳密に言うと忘れていたわけではないのだが。]
(40) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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フィリップさんが…っ!!!
[少し前に聞いた声>>21。感じた悪い予感にかこつけて動かないでいた自分。未だ広場に姿も見せず、音沙汰もない。 ここにいる彼らに聞いたら何らかの返事がもらえたか。
それでも疑っていたヨアヒムが部屋にいると聞いているから。もしかしたらが加速する。 錆び付いたように動きにくい足を無理矢理に動かして、廊下へと。
こんな行動をとるなんて、笑ってしまう。これでは自分の方が『優等生』じみているななんて、思わないわけでもないけれど。]
(41) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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― 広場→ ―
[誰かついてきたものはいただろうか。いてもいなくても、自分は廊下を進むだろう。 身をすべらせた廊下はひんやりと冷たくて、歩くたびにカツリと踵が床を叩く音が響く。
警戒しながら進む先。不自然にあいた扉に、自分の脳内が警鐘を鳴らし。]
…うそ
[震える足を引きずるようにして。両の腕は自分を守るようにして。目を、凝らす。頭が痛い。がんがんがんがんと音をたて、まるで『見るな』とでも言っているよう。しかし視線はそこから離せない。
そうして、絶望の音。]
(42) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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[感じたのは既視感。恐怖と絶望に締め上げられた喉は辛うじて酸素を通していくだけで音を奏でることなく。]
ひっ―――――――――――――――、
[再び視界を襲う赤。減った体積、『無機物』へと存在を変えてしまった彼が、そこに『いた』。 本日2度目の邂逅は自分から精神力を奪っていく。その代わりとでもいうように、湧き上がってくる空腹感に、目が回る。
さらには、再びこみ上げてくる吐き気。それをどうにか押し込めて。もうそろそろ限界なのだけれど、吐けるものが何もない。嫌な汗が背中を伝う。]
(43) 2015/08/26(Wed) 22時頃
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― 少し前:グレッグ ―
[レティーシャが泣いている間に、食事をしていた彼>>44はどこかへと立ち去ってしまった。気分でも悪くなったか、はたまた別の理由か。たいした情報も持たない自分に、そんな理由など検討すらつかないのだけれど。
>>42そうして結果的には彼の後を追うこととなり。そうして何故か、すれ違う>>45。]
グレッグさん…? どうかされました、
[立ち止まって声をかけてみたものの。心ここにあらず、といった様子の彼はまともに会話をすることなく通り過ぎていった。
ただ、すれ違いざまに不穏な言葉を残して。]
ヨアヒムさん、が?
[何をした?何をされた?想像できるのは2パターン。どちらにせよ、最悪のケースだろう。そうして覗いた先には、やはり、最悪の結末。]*
(50) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[抉り取った肉を咀嚼する。ああ、本当に美味しい。だが時間もあまりないだろう。ヨアヒムが部屋に籠っていることは、皆が知っている。
(…なら、肉だけ集めて……後で、食べなきゃ)
本能のままにメスでまた肉を切り分ける。少しだけ、殺すつもりはない。少しだけ、少しだけ食べるだけだから と心の中で言い訳をしてグジュリとメスで切る、抉る。口に運んで見れば、ああでもあまりの美味しさに手は止まることがない。]
ああ、本当……美味しい……、あはは
[その笑顔は幸せそうで、それがヨアヒムに見えているのかはわからない。ただ肉を屠りながら、くぐもった悲鳴しか出せない彼を見て。
腹部の方が美味かと算段をつければ、脚をえぐっていた手を腹部へと動かす。同様に切り分ければ 美味しいものを分け合うようにリーにも差し出すだろう。尤も彼はもっと早くに食べ始めていたかもしれないが。]
……ヨアヒムさん、安心してください。……ちゃんと、ちゃんと美味しいですから。
[それは先程まで悲しそうな顔を浮かべ、泣きそうになっていた人間の顔ではなく……ただの一人の捕食者として。にこりと笑った]
|
[見ないほうがいい。そんな忠告ももはや意味はない。レティーシャ>>46もこの惨状を見てしまったのだろう、詰まらせた声に静かに目を伏せる。]
…………
[脳裏に浮かぶのはあの放送>>#0。胸糞悪い胸糞悪い、あぁ胸糞悪い! どうにもできない現状に、舌打ちでもしたい気分だ。…流石に人前ではしないけれど。
投票制。数の暴力。 弱者が握りつぶされる、顕著な例。
イアンは死んでしまったのに。それなのにヨアヒムは『無機物』にされてしまった。
だれに?そりゃあ、ここにいる誰かに決まっている。]
(53) 2015/08/26(Wed) 22時半頃
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[思考がまとまらない。誰だ誰だ誰だ。2人を喰らってもなお、隠れているお前″は、誰だ。
脳内に彼らを思い浮かべても、怪しいと思うものはイマイチ見つからなくて。情でも移してしまったか。しっかりしろと、『自分』が『自分』を叱咤する。
ただ、状況証拠で言わせてもらうのなら【フィリップ】が、そうではないかと。 悲鳴をあげた彼がきっと、一番初めに発見したのだろう。それならば、何故彼は姿を現さないのか。この現状を、皆に伝えないのか。最悪を、伝えないのか。
すなわち、彼がやったからでは?
理由にしてはあまりにも杜撰だが、まとまらない思考ではこれが精一杯。]
(58) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 23時頃
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[隣にいたレティーシャの顔>>59は絶望に染まっているように見えた。きっとそれは自分の気のせいではない気がする。
だから、彼の口から発された『ずるい言葉』の意図するところだってもちろん分かる。 しかし、分かるからといってそれが解かるとは限らない。]
それをききますか? …レティーシャさんは案外、 意地の悪い方なのですね。
[世間話のテンションにしては重すぎる。そんな容易に『誰』だなんて、聞かないで欲しい。もう『感情の動かない人』を増やすのは嫌なんだ。こんな、自分だって。]
(62) 2015/08/26(Wed) 23時頃
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[ふとアンモニアの臭いが鼻腔を掠めれば眉を顰める。鉄の香りと芳醇な肉の香り以外の匂いは好きになれない。その笑顔を無表情なそれへと変えると ブチリブチリと内臓を切っていく。]
……ああ、でも僕レバーってあまり好きじゃなくて。…美味しそうだけど、ちょっと苦いかな?
[真面目な顔でそんなことを言いながら、切り取った肝臓を口に運び、咀嚼していく。…ああ、意外と美味しい。噛めば噛むほどその絶妙な苦味と甘みが口の中に広がり、食感はゼリーでも食べているように柔らかい。
ヨアヒムはまだ意識があっただろうか?
どちらにせよ、ヨアヒムに対して微笑みかけると……集めた肉を一つずつ口に運び、咀嚼し、嚥下してから……そっと手を合わせて。]
……ごちそうさまです。…あの、ゆっくりと休んでください。
[なんて一言。もう謝罪を口にすることはなく……あるとしても、自分の部屋へ戻ってからだろう。]
ネルは、フィリップに話の続きを促した。
2015/08/26(Wed) 23時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 23時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/26(Wed) 23時半頃
[動かない屍体を屠り、そして胃を満たせばそこから離れるだろう。リーはどうしていたか。どちらにせよ、部屋に戻ったならシャワーを浴びて。
それで隠せるのかもわからないが、体に付着した血液を流せば襲ってくるのは後悔。
………もはや、後悔をする資格すらありゃしないのに]*
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 00時頃
[フィリップの姿を探しながら、何だか嫌な予感。そしてまた戻ってくる空腹を通り越した飢餓。
(……っ、おなか…すい……)
ああ、ダメだ。耐えなければ。もう誰が死ぬのも見たくない。…きっと、誰かを前にしてしまったら食材にしか見えずに食べたくなってしまうから。だから、フィリップを探す気力もやがて消えつつあった。]
お腹すいた…お腹すいた……タベナキャ……ああ、だめだって……
[唇を深く噛めば、血が滲む。ああ、その血液の味も、自分のものだとはいえ美味に感じて。
……これで、耐えて……耐えて。
……耐えて
耐えて]
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