人狼議事


237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】

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視点:


[煙草はいつも通りの不味さだった
プリンの匂いはやけに鼻について

若者の手前耐えるが
先ほどの肉がせり上がってくる様

さほど喫煙所には長居しなかっただろう
煙草を揉み消し自室へ向かう途中

見つけた 食料を抱えた その男]

 (サイモン)

[個室の向こうに消えていく姿を逃さなかった
扉が閉じられる前に足を挟み体をねじ込み]


[何故こんな事をしているのか

自分でも解らない

嗚呼 本当に 解らない

其れでも突然の来客に驚いたその顔は]

 よォ、美味そうだな

[手元の食料に対してではなく言い放つ

手を伸ばし採血痕に貼られたシールを剥がす
ベリ、と容赦なくすれば痛みに歪められる顔]


[赤い点が其処にはあった
それに誘われる様に部屋に入った]

 あーー……美味そォだ……

[背後へ興味はなく鍵をかける事もなく
もしかしたら少し扉は開いていたか]

 一寸だけ……良いだろ?

[返事は少なくとも是ではなかったが
聞き入れる気は毛頭なかった

引き寄せた腕から食料が落ちて転がる

手首を握る力は普段より強いらしい
ミシミシと聞き慣れぬ音が鳴った]


[小さな注射針の痕に口づける
強く吸い付けばあたたかい赤が滲んだ
──嗚呼、なんて美味だ]

 ん……はァ……これ……
 ステーキなんかより、ずっと……

[鉄の味に夢中になってしまう
ドンドンと頭や背を殴られる衝撃を
何処か別の所で起きている様に感じて

気付けば吸うだけに留まらず
歯をその身に食い込ませていた

ぐちゅりと腕下の皮膚を噛み千切ると
赤い血が溢れ赤い肉が露わになる]

 あーー……美味そォだ……ほんとに

[何度目になるか解らない感想を]


[ベッドに倒れこんだところで空腹感は拭えない。おまけにまだ気分の悪さが尾を引いていて、あの匂いの残る広間に戻るのも億劫だ。

(肉と、野菜がダメなのか…?なら、何か他に食べれるもの……とにかく、何か食ベナキャ……)

先程無理やり呑み下したあの気持ち悪い塊はまだ胃の中に残っていて、動くたびに胃液がせり上がる。水はどうやら大丈夫だった。そのまま口内をゆすぐように水を飲む。]

……だめだ、一人でいると余計空腹感が際立つ…。

[ベッドから起き上がると、空腹感に苛まれながら部屋を後にする。先程までの空腹に喘ぐ姿など微塵も感じさせない顔で。

途中、どこからともなく美味しそうな匂いが鼻腔を掠める。それは先程の肉の香ばしい匂いとは違う、金属的な匂い。ああ、でもそれは空腹に耐える姿には刺激が強い。ふらりふらりとその匂いにつられて歩いて……向かうはサイモンの部屋か。扉が少しだけ開いていて、誘われるようにその中へと。]

──……ッ!!!??

[そこに映る光景には、思わず息を飲む。ああ、でも美味しそうだ、なんて浮かんだ考えと素敵な香りには欠片ほどの倫理観と理性で誘惑を断ち切るかのように首を振って]

……ルーさん、なにを


[一滴すら惜しくてじゅるじゅると啜る
啜りながら露出した赤い身を屠る

ぎゃんぎゃんと泣き喚かれるのが邪魔で
床に落ちていたパンを拾い上げ
五月蝿い口の中にぐしゃりとねじ込んだ

ただひたすらに鉄の味
なのに何故か美味しく感じる
きっと先ほどのステーキが不味すぎたのだ]

 ……あ?

[後ろから偽名を呼ばれ声を掛けられた
名は間違えられていたが気にもならない

相手は……レティ、なんとか]


[咎める様な声掛けではあったが
ほんの一瞬背筋が冷えたが
その瞳に潜んだ欲を見逃さない]

 レティ……お前もどォだ?

[碌に会話をして来なかったはずだが
まるで旧知の仲の様に話し掛け
掴んだ"食料"を差し出す

握った手首の先は青白くなっていたか
腕下は捲れ上がり 只々赤い

口にはパンが詰め込まれ
漏れるは何語かも解らない呻きのみ

それと白い喉元が覗いたか]


[あ?という声とともに振り返られる。箱の中で会ったあの人物に変わりはないだろう。…呼び掛けた名前に関してはあまり自信が持てなかったが。確かそんな感じだ、という曖昧な言い訳は今は捨て置き。

捲れ上がった腕から見える溢れんばかりの赤と、少し白い脂肪も覗くか。ああ、それは先程の塊よりもオイシソウ。

ごくりと唾を飲む。気分の悪さなど吹き飛び、迫る飢餓と目の前のご馳走。『お前もどォだ?』と天の声のように"食糧"を差し出されれば、飢えた身体は自然と手を伸ばしかけ──]

……ッ、…!

[呻く姿が目に入ればふと我に返り、また首を振る。頭に浮かぶ言葉は『食人嗜好』『カニバリズム』と言った禁忌の言葉。それは、それだけは手を出してはいけない。どんなに空腹であろうとも、と細い糸のような倫理観がその手を止めようと。

…それでも、空腹感は変わらずに、]

……苦しそう、ですよ…その人。それに、その血……(怪我してるなら治療しなきゃ)……凄くお腹が空いて、違う、でも、……美味しそうで美味しそうで、

[気付けばその赤を指で掬い取り口に運んでいたか。そして、作り笑いではない本心から溢れる笑顔を浮かべていることに、自分は気づかず。]


[決して人に見られてはいけない行為

しかしレティなら大丈夫という気がした
此奴は俺の仲間だ、と
所謂同族意識だろうか其れは解らない

伸ばしたかと思えば降ろされる手
そして振られる首──何だ要らないのか]

 ……はは

[かと思えば本音と建て前入り混じった台詞
口元に運ばれる赤
何も言う必要はないのだろう

浮かべられる笑顔
きっと男も同じ顔をしていた]


[呻き声を上げるサイモン

腕下の肉が減っていき骨が見えて来ると
此方を叩く力はごく弱くなっていった
ついに手が持ち上がることはなくなったか

途中やり易いようにと床に引き倒して
だらだらと涙と涎を垂らしてはいるようだ

満たされて行く腹が心地よい
レティはどうしていただろうか

人間など食べようと思ったこともなかった
そういう趣味は人並みに嫌悪していた筈

……"人並み"?]



 あァ俺……人じゃなくなったんだ

[赤く染まった口から乾いた笑みが漏れる

人の皮膚に噛み付き引き裂くようには
出来ていない歯列
力任せに使ったせいで歯茎ごと少し痛む

しかしこれも直ぐ慣れるのだろう

食べるのには自制が効かないのに
服だけは汚してはいけないと警告が鳴る
全く可笑しな話だ
白いシャツに赤が付かぬよう気を払って]


[歯で毟り口の中に運び舌の上で転がして
程よく咀嚼すれば飲み込み腹へと送る
その繰り返し

上腕まで食べ進めれば腹は落ち着いた様子

レティはどうだったか

満たされた男はサイモンへの興味をなくして
少し冷静になったかその場を離れようとする]

 ごっそさん

[サイモンの衣服で口許を拭い
レティに薄く笑いかけ部屋を出ただろうか]


 サイモン……

[今更に沸く罪悪感
どうして人肉なんて食べてしまったのか

自室に戻って腹を下した
排泄したものは見なくても解った

事前に食べたステーキのみを消化不良で

その後の血肉は恐ろしく身体に馴染んだ
腹の中で受け入れられているのが解る]

 2時間……おき?

[続いていた放送の内容に目眩がした
飢餓が訪れるという間隔の短さ

またあの時がくるのだ
なかった事には出来ない*]


[同じく浮かべられる笑顔を眼にすれば、「ああこの人は同じなのだ」と妙な仲間意識に囚われる。そこから先は酷く安心した心地良い温水の中に意識を落とし、ただ空いた腹を欲のままに埋めるだけ。

"ダメなこと"だなんて後悔をするのはもう少し先の話。

腕は彼が食べている。なら自分は足を頂こうか。ナイフやらフォークがあった方が食べ易いな、なんて考えながらも空腹には負けることができず。]


…ふふ、いただきます。

[笑顔を浮かべたままその足を拝借し、力に任せてその肉を皮膚や毛ごと噛みちぎる。口内に広がる鉄の味は滑らかで、喉にまとわりつくことなくするりと落ちていく。ああ、怯えた様子ではあったが恐らく彼は健康状態が良かったのかもしれない。
咀嚼する肉は噛めば噛むほどその血を溢れさせ、その柔らかさ、舌触りの美しさ、何よりも絶妙な甘さを持つ味に酔いしれ 思わず口元が弧を描く。止まらない。先程食べたあの匂いも酷い塊と比べたら天と地の差だ。こんなに美味しいものがあるだなんて。



露出した肉に舌を這わせ、その赤の味を堪能していれば ふと服に赤が飛んではまずいと気付き、とりあえず上の白だけは脱ぐ。その手つきは鮮やかで、本当に本当に本当に早く食べたくて堪らないという子供の表情を浮かべていた。

そのまま柔らかな肉に歯を立て、また噛みちぎる。この作業はあまり上手とは言えなかったが、それでも空腹に突き動かされるように食べていれば次第に白い脂肪が滲む。

脂肪は少しべたりとしていたが、それでもあの廃油よりも喉越しが良く それでいて後にも引かない。
筋組織は筋っぽく噛みちぎる作業が一苦労だ。しかしその絶妙な固さは噛めば噛むほど味を出し、舌に触れるたびに喜びで体が震える。]


……美味しい、…ですね

[なんて先程咎めようとしていた人物とは思えない一言。口元には赤を貼り付けながら、心からの笑顔を。同じくリーが笑顔を浮かべるのなら、こちらも笑顔を浮かべて。

屠り続ければ次第にカチリと固いものに触れる。骨のざらりとした感触には、ああもうここまで食べてしまったと 気付けば片方の足はもうとっくに痩せこけ、残るは骨と僅かな肉ばかり。



まだ、もっと。

足ならもうひとつあるじゃあないか。

そうして続けていけば、またすぐにその足も骨を露出させていくのだろう。だってこんなに美味しいんだから。]


……ご馳走様でした。……ああ、リーさん一つ伺いたいことが。

[食事を終えれば最早その残骸に興味などない。ああ、でもまだ少し空腹感は残る。心も胃も満たされる食事なんて、久方振りだ。
伺いたいことが、といえば彼は足を止めてくれたか。それならば、口元の赤を拭いながら薄く笑う彼に 笑顔を向けて。]


…先程の肉の塊、どんな味がしましたか?

[その問いは今更野暮かもしれない。それでも最後の確認とばかりに。

未だ空腹を訴える脳は、これ以上の長居は無用であるという理性のおかげでそこから離れることはできたろう。一度覚えた味に想いを馳せて。]


[ああ、眼前の光景は先程部屋を出た時と何も変わらない。露出した肉は宝石のような赤さをまだ保っており、思わずごくりと唾を飲んでしまうほど。美味しかった、なんて言うのは不謹慎だろう。

きっと青山が示していた悪食とやらは"コレ"のこと。なんてことだ。

今更になって浮かぶのは人間を屠るという禁忌を犯した自分への嫌悪と、それでいて不思議と後悔していない自分への侮蔑。

2時間おきにあの飢餓に襲われると言うのなら、またあれが起こるのか。今度は止めなくては。ダメだ、人を食べるなんて……それだけはあってはならない。あの舌触りの良さ、喉を通る血液や肉の美味しさといったらこの上なくて惜しくは思ったが、いやそれでも絶対に食べてはダメだと。



そう考えながらも、室内を漂う鉄の香りには人知れずうっとりと目を細めていた。


─"食事"後─
[見かけに寄らず随分大喰らいだと
レティが裸にしていく脚を眺めて思った

そこでぼんやりあの薬の効果なのかと考えたり
腹が膨れて少しは余裕が出来ていたか

伺いたいことがと言われて立ち止まる
まさかまた咎めるのかと億劫げに振り返る
──けれども、内容にはニヤリと笑って]

 さっきの肉、ステーキか?
 ……クッソ不味かったねィ
 此奴と違ってさァ

[食レポなんて芸当は出来ずシンプルに
さて其れは満足行く解答だったかね*]



 ……ごっそさんでした

[手を合わせた本当の意味は其れだったか]



 ……ナイフなんかが有れば
 もっと楽に喰えるかねィ

[其処に彼が居たならすれ違い様呟き
鼻に付いた異臭に同じく目を細めて*]


ー"食事"後ー
[問うた内容にはニヤリ、と笑みが返される。続く答えには、すっかり血を拭った口元を綻ばせ、笑う。]


あはは、よかった。僕だけじゃなかったんですね。

[この状況にはそぐわない笑みではあったが、あの異様な飢餓感も満たされていたから頬は自然と緩む。そのまま彼が去るのを止めることはしないだろう。同じように自分もそこを後にするのだから。


……ああ、それにしても"彼"には悪いことをしたな、なんて後悔もそれと同時に襲ってくるが。]*



齧り付くというのは少々苦手でして。


[なんて、すれ違いざまの呟きには 返す。…そう、食事なのだから。なんて表面を繕った言い訳か。]*


[肉を大きく切り口許へと運ぶ
まるで草履を齧っているようだ
草履など食べた事無かったが]

 (矢張り……クソ不味い)

[身体が拒絶反応を示し
喉の奥に押し込むのに一苦労

飲み込んでもすぐさま逆流してくる
それを必死に耐え味噌汁で流し込む]


[味噌汁だって不味い まるで泥水
砂場のお飯事を連想させる

胃に優しいと思ったキャベツの千切りも
瑞々しい筈なのに藁を食んでいる様だ

嘔吐感を我慢し過ぎて浮かぶ涙
見られぬ様にそっと拭った

嗚呼、どうして満たされない?]

 く、はは……っ

[──なァんて
解決方法はとっくに理解していた

皿を空ければカトラリーをそっと懐に]


【人】 童話作家 ネル

― 回想:>>1:69 ―

[ころころと転がしてみたり、がりがりと砕いてみたり。その袋に入っていた半数以上は胃袋の中へと消えた。ストロベリーにアップルに、チェリーやイリジクなどという変わり種も入っていたバラエティパック。

舐め終わる頃には、広間にいた人数も大分減っていたか。視界の端に食事を抱え込んだギョロ目の男>>#0が映って消えたその頃、自分も動き出そうかと。]

 お先に失礼しますね。

[残っていた面々がいたのなら、にこやかに挨拶を交わしただろう。
そうして自室へと。]

(31) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

― 自室にて ―

[贅沢なベッドに転がって。しかし薬の作用による空腹感によって眠ることは叶わず。広いベッドを右に左に転がって。やっぱり広いと再確認。

そんな意味のない行動に飽きてきた頃、その放送>>#1は聞こえてきただろうか。]

 『ご協力お願い致しますね』…ねぇ?

[耳障りのいい言葉だこと…。聞きなれすぎたその言葉回しに苦言をこぼす。こちらの善意に訴えかけるような、遜ったような印象を与えるその実、拒否を許さないその定型文。

…もちろん自分も例に漏れず。
報奨金も待っていることだし。]

(32) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

[まぁそれは置いておいて。それより気になる単語がひとつ。]

 あくじきって…悪食だよねぇ
 んー、虫でも食べてるとか?

[世界にはそれが『美食』とされる国もあったけれど。自分からすれば立派な『悪食』、できれば自分は遠慮願いたい。

それ以上静かにしていても続報が流れてくることはなく。それならば、とりあえずは放送に促される形でサイモンとやらの部屋へ行ってみようと。]

(33) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

― サイモンの部屋の前 ―

[サイモンの部屋がわからないかも、などというのは杞憂に終わった。なぜならもう、そこには人で賑わっていたから。…悪い意味で。]

 どうかしましたか?
 皆さん、顔色が良くないようで…

[部屋を覗いては顔を青白くして悲鳴を上げる面々に首を傾げる。中には口元を抑えてその場を離れようとするもの>>10>>11もいる様子。]

(34) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル


[何がなんだかさっぱり分からず、とにかく自分も現状把握に努めようと。
その部屋を確認するべく、部屋から離れようとする彼らとは反対方向へと足を進め。

そうして覗き込んだ部屋の中。
認識できたのは、赤 あか アカ。




喉がひゅっと、音を立てる。
どくどくと心臓がうるさいほどに音を立てていた。]

(35) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

[感情を見るのが好きだ、測るのが好きだ。

なぜなら『感情』は『生』を意識させるから。
生きているからこそ、感情が動くから。
感情をみれば、生きているとわかるから。

生きている人を見ることが好き。
感情を測ることが好き。


だから、
感情が動かない人をみるのは、ダイキライだ。
散々重ねてきた仕事、なんでもやったけど『殺し』にだけは手を出さなかった。
面倒なんてただの言い訳。本当の理由は、ただひとつ。]

(36) 2015/08/25(Tue) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

[ぐちょりと歪んでいるそれは、ようやっと人間であったと判断できるくらい。欠けているというよりは減っていると言ったほうが正しいか。

鼻につく鉄臭さ。空調が効いているだろうに、空気が生ぬるく感じるのはどうしてか。せり上がってくるものをどうにか押しとどめて、部屋の中の彼>>13に問う。]

 リーさん…その、サイモンさん、は

[生きているんですか。出た声は掠れているし、聞くにもバカバカしい。どう見たって彼はもう。]

(37) 2015/08/25(Tue) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

 喰われて…っ!?

[返答はどうだったか。聞こえた声>>14に目を見開くと同時に、放送で聞いた単語が蘇る。
まさか比喩でも隠喩でもなんでもなく、そのままのとおり『悪食』だったとは。]

 …っ、ごめんなさい、
 失礼しますね、

[今度こそ口元を手で押さえ。倒れそうになる身体を廊下の壁に預けることでなんとか耐えて、自室への道のりを辿った。]**

(38) 2015/08/25(Tue) 20時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/25(Tue) 20時頃


【人】 童話作家 ネル

― 自室 ―

[なんとか自室に辿り付いて、ベッドへと倒れこむ。先程のようなお気楽な行動はとっていられない。

目を閉じれば思い出す、部屋の惨劇。]

 …っ、

[あの部屋から離れたはずなのに。あの短期間で着くはずもないのに。
部屋の空気が生ぬるい気がして。自分から生臭い匂いがしている気がして。

シャワーでも浴びたいと駆け込んだシャワー室。洗面台を目にしたら吐き気が再びこみ上げてきて。]

(57) 2015/08/25(Tue) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

 は、が……っ、ぐ――――ぁ、

[胃の中のものを出し切って。出し切ってもなお、何かを吐き出そうとする身体。口一杯に胃液の味が広がった。

しかし、空腹になれば壊れた中枢が欲望を訴える。]

こんな時に。
こんな時に?
こんな時なのに!]

 は、はは、はははははっ!
 ――――ばっかじゃないの…っ!

[鏡に映る自分はなんとも酷い顔をしていた。]

(58) 2015/08/25(Tue) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

[熱いシャワーを浴びた。意味も分からず流れる涙もお湯とともに流してしまおうと、ただひたすらに。
とにかくこの『匂い』から一刻も早く離れたくてソープ類で無茶苦茶に洗い流す。]

 しにたくない…
 しにたくない、よ…ぉ

[今自分が死の淵に立っていること。それをようやく実感すれば足から力が抜け、歯がガチガチと音を鳴らす。

自分は『生きるため』にこの実験に応募したのに、それが今、『死』の危機に瀕しているなんて。
綺麗なまでに本末転倒。作り笑いすら出てきやしない。]

(62) 2015/08/25(Tue) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

[いつまでシャワー室にこもっていたか。髪の毛を乾かすことも億劫で、滴る雫はそのままに。
ただ、流れ落ちてしまった『斎藤』…いや『ネル』か。『ネル』の顔はもう一度しっかり『作らなければ』。]

 ん、完璧。

[鏡に映った『ネル』の顔。出来栄えはあまりよくないよう。やはり動揺が、腕に出る。

そうしている間も空腹感はおさまらない。苦笑いできるくらいには回復した自分にそれこそ苦笑いをし、広場へと。
きっと広場に行けば、何か分かることがあるはずだ。]

(63) 2015/08/25(Tue) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

― →広場 ―

[自分以外の皆はどうしているだろうか。部屋にいるだろうか、それとも広場に集まっているのだろうか。

なんとなく独りでいるのが嫌になって。『生きている』安心感を味わいたくて、足を急がせる。]

 …は?
 何言ってんの

[広場に着くというところで、胸糞悪い放送>>#3>>#4を聞いた。どうお世辞に言っても、最悪だとしか表せない。

言葉では繕えていても、そこに宿った狂気が繕えていなければなんの意味もないだろうに。]

(67) 2015/08/25(Tue) 22時頃

[周りの人間とは違う、しかし明確な死への恐怖。見つかったら殺されてしまうのだろうか。先程箱に近づいたときにメスを一つ拝借した。一番乗りだったのだから、一つ減ったところで気づく人間などいないだろう。]


……お腹すいた……

[ぼそりと呟くのはそんな言葉。ああ、死と直面しているというのに食欲は尽きない。だってあんなに美味しそうな匂いを嗅いでいたんだから。見つかったらどうなってしまうのだろう。……そんなの、絶対に嫌だ。

あの時の誘いに乗らなければ、なんて後悔したところでどうせ遅いのだ。それならば、誰かに押し付けてしまおうと。醜態を晒してでも、生き残るための価値はあるのだろうか]


【人】 童話作家 ネル

[つまり放送は、自分たちに『殺し合いをしろ』と言っているのだ。一切の責任は私が負うなんて、ひとりの人間にそこまでの責任が果たして負えるものか。]

 …ほんとにね。
 貴女にそんな大きな責任が取れるようにも
 思わないけれど?


[広間の外で呆然と立ち尽くしていれば、中から聞こえる抗議の声>>48>>59。それに突き動かされるように広場へと足を踏み入れて、歪んだ顔で言葉を紡ぐ。もちろん、返答が帰ってくることは期待していない。]

(71) 2015/08/25(Tue) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[異常をきたしてしまった人がいる。獣が、いる。それをどうにかしなければ、いつか…喰べられてしまうかもしれない。異常。まさしくその言葉に尽きよう。
ただ、異常なのは『人』ではない。この状況こそが異常なのだ。]

 …………、

[この中に、なんてそれこそ実感は沸かない。初対面だが、そんなことをするような人がいたかと言われるといないとしか言えず。しかし、薬の所為で急にそう″なってしまったのなら…。考えれば考えるほどに、深く飲み込まれるよう。

そういえば…人数が足りない気がする。何度か見かけつつ、結局今まで話したことのない男>>45はどこかへ行ってしまったらしい。名前はなんといったか…【ヨアヒム】と呼ばれていたか。

この状況下で部屋に戻ったのか。
ひとりで部屋にいるのか?なぜ?
全員でいた方が、お互いを見張るという意味で安全じゃないか…。

サイモンの部屋の前で見かけた彼が、そんなことをするとは思えなかったが。ここにいないという現状が、疑心を加速させた。]

(75) 2015/08/25(Tue) 22時半頃

[懐に忍ばせたナイフとフォーク
服の上からツツ……となぞる

これから殺し合いが始まるらしい
気になるのは一点だけだった]

 (その死体って喰えんのかねィ
 喰わしては貰えないかなァ)

[人間らしい思考が失われて

だって、そろそろその時間だ
だから仕方ない。仕方ないんだ]

 はーー……腹が減った


【人】 童話作家 ネル

[周りを慎重に眺めていれば、いつぞやコーヒーをくれた彼>>68が目に入る。いつぞや、なんて。つい数時間前なのに。あぁやって話したことが、随分昔のように感じられた。]

 あの、先程は失礼しました…。

[先ほど>>39>>40は気分が悪くなってしまったというのもあるが、返事もそこそこに立ち去ってしまったから。いつもと違う本当の『申し訳ない』顔で、彼に言葉を投げかける。

それから、震える彼の手が目に入れば]

 震えてますね。
 大丈夫です、か

[大丈夫なわけないだろうなんて頭の片隅で思っても、長年の癖はやはりどうにもならず。気休めにもならない言葉を吐き出した。]

(78) 2015/08/25(Tue) 22時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/25(Tue) 22時半頃


ネルは、フィリップに話の続きを促した。

2015/08/25(Tue) 22時半頃


【人】 童話作家 ネル

[激昂した声>>76>>77が聞こえて身体を揺らす。

視界に収めた彼は、リーに対して怒りを覚えている様子。言葉を何度か交わした限り、周りをよく見て、常に落ち着いている印象だったから、その様子には些か驚いて。よもやその印象がリーから疑念を持たれているなどとは思っていない。

ただ、揺れる瞳に恐怖を見つけて。落ち着かせようと口を開いたそのタイミング。彼の行動は早かった。]

 へ…、

[レティーシャを押しのけて>>80、箱に手を入れた彼。フィリップの驚いたような声>>84が響く。

次に取り出したその手には銀色に光る『何か』が握られていて。先程食事で使用した銀とは全くの別物であることは解っているが、よもやそれがメスなどとは思わずに。]

(88) 2015/08/25(Tue) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

[それは本当に一瞬の出来事だった。広場を飛び出していく彼の背中をただ見送る。見送って、しまう。だって彼を止める言葉が見つからない。触りのいい言葉だって、定型文だって。なにも出てこない。

押しのけられたレティーシャの震える声>>87。彼の口から語られる『もしかして』の話に背筋が凍る。

身を守るものを持たなくては。咄嗟に思ってしまったその思考。それはすぐさまかき消した。『殺し』は嫌いだ。したくない。]

 それでも、ボクは…

[しにたくもない。もうどうすればいいのかわからない。

映画かドラマか。漫画でもいい。この異常な状況を、誰かに嘘だと言ってほしくて。唇を強く噛み締めた。]

(89) 2015/08/25(Tue) 23時頃

【人】 童話作家 ネル

[噛み締めていた唇と、落としていた視線。
自分は『生きている皆』を見て安心するためにここに来たのに。感情が好きだとて、こんなのは、こんな『死の匂い』がまとわりついたものはいらないのに。

と、不意に上から声>>90が落ちてきて。あげた視線の先には散々『優等生』だと嘲た、彼。]

 らしくない――?

[そんなのアンタもでしょう?咄嗟に口をついた言葉。辛うじて外れなかった敬語の武装、纏ったそれを彼に突き立てる。
あの胸糞悪い放送に悪態をついていたのは誰だ?レティーシャとのやり取りだって、見えていたんだ。

さぁ、らしくないのはどっちだ。]

(94) 2015/08/25(Tue) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

[小さなプライド。取り繕うことを得意としてきた自分の、ちっぽけな。

その言葉にはきっと言葉以上の他意はなかったと思うのだけれど、疑心に塗れた心はこんなとこまでも疑い深く。]

 …ッ

[『優等生』ならやって見せてよ。自然に無理なく綺麗にまとめあげてよ。
どこぞの王道をただひた走る王道少年漫画のように、頑張ろうと、立ち向かおうと。そういって皆を奮い立たせて見せてよ、バカみたいにさ。
この状況を打破してみせてよ。


大人の期待に答えることが『優等生』の努めでしょ?]

(95) 2015/08/25(Tue) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

[――なんて、八つ当たりか。流石にそれは醜すぎた。]

 心配おかけしましたかね?
 ありがとうございます、優しいんですね
 
[心の中で渦巻くようにあふれる言葉は押しとどめて。先ほどの吐き気に比べればこれくらい容易い。

そして最初に会った時のように『触りのいい声音』と『まるい笑顔』で心にもないことを。
それが成功していたかは―――自信がないのだけれど。]**

(96) 2015/08/26(Wed) 00時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2015/08/26(Wed) 00時頃



 ……腹減ったな

[近くを通る時に囁いた
何かを要求する目だったか]




……あの人を、食べるの?それとも……


[他の人を?なんて問いは彼の耳に届いたか。どちらにせよ、そろそろ飢えが限界で……ああまたあの肉を味わいたいという欲に支配されつつあった。恐怖が薄らいだのはその影響だろう。]


[不自然でないように立ち止まって]

 ……あー……殴るって言っておいて
 食い散らかす訳にゃァ……?

[何故だか殺すのは確定していたが
死体は改められるだろうか

噛み跡なんて見つかれば
即殺処分される未来が見える]

 お前さんに任せるよ
 喰いたいもんを喰おう




……任せる、って……僕は……


[殺す選択をしろというのか。という言葉を紡ぐ。人を殺すという恐怖よりも、あの肉がまたたべれるという喜びと飢餓感の方が強く、最早殺人への抵抗も薄れかけている。]


……ヨアヒム、さん……とか……?

[脂肪が多そうではあるが、ああそれなら肉も柔らかいかなんて算段。]


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(3人 27促)

ネル
17回 注目

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