人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 革命家 モンド

[闇の中、背後から近付いてきた気配>>336には気付かなかったが、
厨房の奥から出て来た、この船の最小乗組員は見えて。

さっさと去ろうとするホレーショーの腕の中、
キティが憐れみの目をこちらに向けたような気がした。]


 畜生に同情されるたぁな……


[つい先刻の約束を破棄して、
今すぐ喉を灼きたい欲求に駆られた。]

(2) 2014/12/11(Thu) 01時頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 01時頃


『ああ……美味しい』
 ああ……不味い。

[重なる聲と血を啜る音。
蕩ける血の味に、爪の先まで満たされて。
今本当に人では無くなったのだと。

泣いていた赤子が笑う代わりに……何故か泣きたくなった。]


 血腥い……。

[翌朝。ベッドの中にいる私を覚醒させたのは鮮やかに漂ってくる血の芳香であった。**]


【人】 革命家 モンド

[男の名を呼び、目玉の上に水が滲んだニコラス>>4を見つめ、
「あぁ、あぁ……」と頷くのみ。

終いには笑い出すニコラスの気持ちが分からないでもない。
が、「とうとう自分もアル中になったか」と考える理性はあったので、
ギリギリセーフだろう。

「俺にも」というのには>>>>1:345]


 お前さんさっき食ってたじゃねぇか。
 俺ぁ血が足りねぇの!!やらねぇ!!


[大人気なく少し大きな声でお断りしておいた。*]

(5) 2014/12/11(Thu) 01時半頃

【人】 革命家 モンド

― 5号室 ―

[お通夜のような食事を終え、
ミナカから受け取った薬を呑んだ。

好きな者は多くはないだろう薬の味。
幼い頃の記憶と相まってか、実際にかはわからないが、
意識が朦朧とし始めたので寝台に倒れ込む。

目を覚ましたら、また何かを失っているのではないか。
そんな考えが頭を過ぎり、気が遠くなるのに抗ってみるが、
無駄なことと知るのは翌朝を迎えてから。

ズクズクと痛む左腕は腹の上に乗せて。
無意識に獣のような唸り声を上げていたが、
いびきやら寝言やらが響く夜に紛れただろう。**]

(11) 2014/12/11(Thu) 01時半頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 02時頃


[どこからか血の匂いがする。

 淑女とのダンスでこびりついた臭いではない。
 新鮮な、食欲をそそる血肉の匂い。


 一体、誰の仕業か。
 考える必要は、あまりなさそうではあったが。



 絶望の芳香に、ひそかに、喉を鳴らす。*]


[この血生臭さに、どうしても咥内が涎で満たされる。**]


 大方あの仔犬の仕業か…。


【人】 革命家 モンド

― 翌朝・5号室 ―

[ぶち破る勢いのノックに叩き起こされ、
男は目を覚ました。
良くも悪くもいつも通りの天井を眺め、
扉の外で大声を張り上げる下っ端の言葉を、耳から脳へと送る。]


 なんだってぇんだ、
 まぁたお客様ってぇ訳でもなさそうだが……


[扉を開け「うるせぇ聞こえてらぁ」と下っ端を一睨みしてから、
指定された甲板へと向かった。

甲板への道中、「人狼」という単語くらいは耳が拾ったか。**]

(29) 2014/12/11(Thu) 14時頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 14時頃


[部屋に戻る前、芳香に誘われるよう、船底の牢へ足を向けた。

 引き裂かれた骸は、誰の手に依るものか。
 大方の予想はつくが、無論、責めるつもりなどない。
 かといって賞賛するでもない。


 この捕虜が、人狼がいると騒いだとか、そんなことはどうでもいい。
 身の危険など、今更なこと。



 ただ、絶望の波紋が広がるさまを、この目で見に来たまでのこと。]


 ……いい貌だ。


[絶望の中、息絶えたであろうサイモンの顔を見て、無機質な声を零す。


 絶望は畏れを産み、畏れは絶望を喰らい、成長する。
 産声あげた畏れの行く末を、愉しむかのように。

 ほんの微かに、唇の端が持ち上がった。*]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 21時半頃


【人】 革命家 モンド

― 甲板へ ―

[船長命令だと言うのに、男には緊迫感がなかった。

薬のせいで少し身体が怠くもあったが、
大体寝起きはこんなものだ。

お客のもてなし時以外は。


右手にサーベルを携え、
階段を上って甲板へと出る直前には、マントのフードを目深に。

遅れてやってきた部類で、
人垣の後ろに立ち大あくびを一つ。

同室の船大工の姿もそこに在った。
寝ている間に壁を蹴られたことなど勿論気付いていない。]

(69) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

【人】 革命家 モンド


 よぉ、何の騒ぎだ?
 「人狼」がどうとか言ってる奴もいたが……


[適当に声を掛けたが、誰かが応えるのが先か、
或いは道化が話し始めるのが先だったか。*]

(70) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

 そうだ……俺は……ヒトじゃ無くなったんだった。

[舌に食い殺した血の味が蘇る。
同時に胸を締め付けるこの感情は………。]

 は、はははははっ。
 もう人間じゃないのに、何、人間みたいな事思ってるんだか。

[渇いた笑いを絞り出して、最後に1つ自嘲を重ねた。]


 ミナカ、二人きりで話をしようか。

[私は甲板に集まった面々から嗅ぎ分けて仔犬の正体を的確に見抜いていた。なるべく穏やかに聞こえるように聲を風に乗せた。]


 殺ス 殺ス カ ?
 仔犬 仔犬 を

[断続的に拾っていた獣の“聲”は、
船長が云う重罪人に繋がる手掛かりとなり。

皆のざわめきに混ぜて落とした唸りに、
我知らぬまま、薄く困惑の想いが乗った。]


 そうだな、俺は仲間じゃない。

[船長の聲に静かに目を閉じる。
ヒトを、仲間を棄てたのは自分の方。
徐々にヒトで無くなっていたかも知れないが、仲間を棄てたのは
自分の意志だと自嘲を浮かべ。

やっと産声を上げ、紅いミルクを呑む事を許された赤子は死を拒む。
当然死にたくないと思う反面、殺されても仕方ないと、
むしろ死を望んだ方が良いかもしれないと思う片割れである己と。

混ざり合い、自分でも袋小路になった思考を、聲が突然
現実に引き戻した。]


【人】 革命家 モンド

― 甲板 ―

 船長どのーぉ。
 その仲間殺しを見つけ出し、殺すのぁ異論ねぇんですがねぇ……
 
 あんたぁ俺たちの所有主だぁ、
 得意な殺しの手口も知ってるでしょうに。
 仲間殺しの犯人を絞ることだってできそうなもんだ。

 その船長殿がわざわざ全員集めてこんな話をなさってる、
 ……おかしな手口ってぇことかい??どんなだ??毒殺かぁ?


[後ろの方から、声を上げた。
道化に睨まれるのも構わない。腑に落ちなかった。

この船の船員が殺しをするなら大抵武器を、身体を使うだろう。
目に見えて、どうやって殺したかわかりそうなものだ。
船医に調べさせなければ分からないような死体だったのだろうか。]

(97) 2014/12/11(Thu) 22時半頃

 ……ああ。

[船長が同じ聲を持つ驚きよりも、
犯人を捜し出して殺せと命じた直後の呼び掛けられた事に驚いた。
彼には全てお見通しで、殺されるのだと怯える様に
顔を歪ませ掛けた赤子の感情を殺して、短く返す。
凪いだ波間の様に笑えていれば良いと思いながら。]


 ミナカ、いつ誰がお前を仲間でないなどと言った。

[返ってきた聲にイライラと返す。]

 ギリー……仔犬のことは殺さない。
 私が、殺させないようにする。


[思い出した顔は、当然、血に塗れ、恐怖を張り付かせた惨たらしいものだったが。]


 ……船長……ど、して?

[イラついた感情が届いたのか、一瞬身を固くしかけたが。
言葉の意味を理解すると恐る恐る船長を見つめる。

思ってもいなかった言葉に、多少動揺したのか、
赤子の不安を映した瞳の色は隠せないままだったが。]


 ……別に。
 その、お前には死んで欲しくないと思ってるだけだ。

[ミナカの視線を直視出来なくて私は顔を逸らした。]



 …… あの仔、生きル

[殺しはしない、させはしない、との言葉に、
赤子の泣き声を思い出し
珍しく、感情を滲ませた。
それは殆ど独り言のようなか細い聲で。

その後のふたつの聲による会話は
実際の周囲の声や音に紛れて聞こえなくなった。*]


【人】 革命家 モンド

[副船長の補足を聴いて>>99、「そうかい」と。
キーチの言い分も>>89、整理するように頷いて聞いていた。

男は「人狼」についての知識を持っていないに等しい。
言葉自体はどこかで聞いたような気もしないでもないが、
特に興味もない話を脳に留めおく性質ではなかった。

なんとなく「獣のようなもの」という認識を、
副船長の説明により得た程度。

「憶測で話すな」と言われたなら>>109
自分の言葉が発端で視線の的になったグレッグの方を向いて>>101
眉尻を下げ、肩を竦めた。]

 ――すまねぇ。

 だが、情報を小出しにされちゃあ、
    疑わなくていい相手を疑っちまう。

 そういうことも、あるだろう??

(115) 2014/12/11(Thu) 23時頃

 …………。

[船長の聲も、ギリ―の聲も聴こえたが、
どんな言葉を口にすれば良いのか。
どんな表情をすれば良いのか、胸に沸くものを形にするものは
探しても見つからない。

ほんの少しだけ泣きそうな嬉しそうな、
困惑を混在させた表情のまま階下へと消える。]


 私が気づいたときにはもう二人の死を揉み消すことは
 叶わないくらいには人が集まっていた。

[船底についた私はミナカに話し始める。]

 だからその、なんだ……泣き聲まで聞こえていたのに
 事が起こるまで気付いてやれなかった私の落ち度だ。

 済まなかった。

[それからおもむろに見張りをやっていた元仲間の死体の上に屈み込むと、]


[その死体を食い千切った。]


 ……船長……あんたが…謝る必要なんて。

[紅い聲が何を語るのか、殺さないと言われても
まだ何処か不安が残っていた。

だが……初めて聞いた彼の謝罪に絶句し、
屈むその背を見つめた。]


[食い千切った肉を咀嚼し、飲み込む。]

 なるほど……これは美味い。
 これでは思わず粗相してしまうのも分かる。

[本当に、舌に染み渡る味に笑みが漏れたほどだ。]

 …ミナカ。私達は仲間だろう?

[それは同じ船に乗っているというだけの意味ではない。
ミナカを、死神の死出の旅路に同行させてやると受け入れた時と同じ微笑みを浮かべた。]


 !? ……駄目だ、あんたまで……ヒトでは無くなる。

[船の仲間であるはずの、肉塊を食い千切る姿に
慌てて駆け寄り止めようとした。
そこに恐怖も怯えも無く、ただ純粋に、彼が船を、仲間を
ヒトを裏切る事になる行為を止めたかった。]


【人】 革命家 モンド

[昨晩おかしなものを見たかどうか考えてみたが、
ニコラスとキーチの記憶しかない。

おかしなもののようで、あれはあれでまま見る光景ではあるし、
あの二人のどちらかがあの後、獣のように見張りと鼠の首を食いちぎる光景も

――しっくりくるような来ないような。

「いやいや無いだろう」と思いはすれど、
「絶対に」とも言い切れない程度の可能性の一つとして、
頭の隅に追いやることにした。]


 ………………。


[「あの二人を殺す意味はなんだ?」
考えて、首を捻る。]

(138) 2014/12/11(Thu) 23時半頃

 ……船長……あんた……馬鹿だろ……。

[肉を食い千切り、咀嚼する音を間近で聞いた。
間に合わなかったと悲しむより早く、
浮かんだ笑みと掛けられた言葉に泣きそうになった。

ギリ―に頭を撫でられた時と同じように
受け入れられ、赦された事を喜ぶ赤子の感情と。
ヒトを止めたのに、仲間を殺したのに。
仲間と言ってくれた事への感謝と、喜びに。]

 ……連れて行ってくれ……死神の元まで一緒に。

[泣きそうな笑みを浮かべたまま、最初に受け入れてくれた時と
同じ笑みに近寄ると、血で汚れた唇を舌で舐め取った。
まるで仔犬が親に甘える様に。]


[船底の牢へ向かった道化とミナカの聲は、ここまでも届いていた。


 ───ただ、男には到底理解できなかった。

 仲間だとか。
 落ち度だとか。
 人でなくなってしまうだとか。

 その身に、より強い力を、恐怖を、畏れを得ながら、何を嘆き、思い悩むのか。


 生粋の獣には、理解できるはずもなかった。]


【人】 革命家 モンド

 まぁ、あるところにはあるんだろうがねぇ。


[「殺す理由が」と零し、
道化と船医が船底へと降りていくのを見送ってから>>111>>123
男は、仕事を再開する船大工の元へと>>120。]


 なぁ、リーよ。
 俺ぁ昨日ちゃぁんと寝てたかねぇ??


[寝台に横になって記憶が途切れて、
朝もきちんと寝台の上にいた。

だが寝ている間の自身のことは、男にだってわからない。

眠っている自身が暗い船の中、
人目につかずに器用に船内を歩き回れるのだとしたら
「そいつは少し羨ましいねぇ」などと考えて口元に笑みが刻まれた。]

(148) 2014/12/12(Fri) 00時頃

 誰が馬鹿だ。

[照れ隠しにムッとした表情を浮かべてみせるが、今にも泣き出しそうなミナカの声の震えに表情が崩れそうになる。]

 って、待て。近い近い。

[急に唇を舐められ思わず仰け反る。

本当に彼は仔犬のようだ。
ミナカは大の男のように見えるが、匂いが、本能がこれは庇護すべき仔だと教える。
だから拒絶するのもどうかと思い、唇は舐めさせないように避けつつミナカの頭をぎこちない手つきで撫でた。

そういえば狼は雄も子育てに参加すると聞いたな、と遠い昔のことを思い出す。]


[現在、優先すべき“命令”は、船長の聲と定めて。
仔犬が見つからぬよう、
仔犬が殺されぬよう、
あの仔が行きられるよう、
男は足りない頭を動かし、知恵を絞った。

そして。
真実に近付きそうな者を殺そうと思い付いた。
真実に近付きそうな者を探す頭が自分に無いなら、
可能性を感じる者の傍に在ろうと決めた。

例えば、利口な航海士の傍に在ろうと決めた。

その時が来たら、殺すために。]


[あの瞳……暖かな海のような碧色の瞳、が
“その時”は光を失くしてしまうのかと思うと。

鈍い痛みが身体の何処かを蝕んだ。]

 ゥ゛ゥ゛ ア゛

[深層から湧き出し漏れるものは
言葉にならぬ、泣き声のような鈍い響き。

常々、名と顔を知る者がいくら死んでも
男が表立って感情ひとつ見せぬのは、
この痛みの正体を知らないからでしかない。

知らぬものは、無だ。
この無知な頭は、そう決め込んでいる。**]


[普段ならこんな事を口にするどころか、
思う事すら無いと言うのに。

絶望と呼ばれた道化師の思わぬ姿に、
緊張が緩んだ様に破顔する。

結局唇は舐める事は出来なかったが、
近くで嗅いだ道化の化粧の匂いに少しだけ顔を顰めた。]

 仲間と言ってくれて……ありがとう。


[それでも頭を撫でる手の優しさに目を細め、
それを暫し堪能する。

まだヒトを越えた孤高の命として、誇り高く生きる術を
知らぬ仔犬にとなった今なら判る。

ヴェラと出会った時に呼び覚まされようとした感覚。

彼は目の前の男とはまた別の、
誇り高きいつか目指すべき頂きを前にした本能だったのだろう。]


【人】 革命家 モンド

 ……ハハッ!!そらそーだな。

 それよりも、
 なんでぇ、なんでぇ、魘されてんの放置たぁ優しくないねぇ。

 悪夢に魘されてたかもしれねぇのによぉ。
 起こすとか「大丈夫か」とかねぇのか。


[悪夢に魘されていたとしても、覚えてはいないが。

薄情さはさておき、
仲間殺しの犯人について意見を述べ合う者が多い中、
黙々と自分の担う役割をこなす船大工の姿>>161にらしさを見て、
同室の男は容疑者から外していいような気がした。


ただの勘だが。]

(163) 2014/12/12(Fri) 00時半頃

 ……ギリ―……泣いている? 俺のせい?

[唸り聲が聴こえた気がして顔を上げた。
昨日ぎこちなく頭を撫でてくれた主が悲しんでいる。
そんな気がして問い掛けた。

船長と言い、ギリ―と言い。
普段の彼らとは違う姿。
自分のせいかと船の天井を突き抜けて
甲板にいるだろう彼を思う。]

 ……ギリ―。

[想像通り、自分が原因だとしたら。
名を呼ぶ以外出来なかった。]


[そうして思う。

ヴェラもまた違う姿を見せるのだろうか。

それとも、もっと孤高の本当に美しい狼の姿なのだろうかと**]


【人】 革命家 モンド

[船大工が何かを海へ投げ捨てたのか>>166
トプンという音が遠くで聞こえた。

返って来た言葉が言葉だけに、
それが重要な何かという頭は働かず、どうせ木片か何かだろうと思って。]


 あ?蹴った??俺を蹴ったってぇのかい??
 おーおー、優しくないどころじゃねぇなぁ。

 あーーー……グレッグなぁ。
 お前さんもあぁだったらもうちぃと可愛がってやるのによぉ、
 要らねぇよ。庇ってもらわなくたって俺ぁやっちゃいねぇしな。


[「蹴った」とだけ言われたなら「男のことを蹴った」と解釈するし、
当然面白くない。
今度仕返ししてやろうかという幼稚な考えも浮かんだ。]

(169) 2014/12/12(Fri) 01時頃

【人】 革命家 モンド

[他にも甲板にいる者といくつか会話を交わしたか。

だが男から与えられる情報は、残念ながら無いに等しい。

様々な意見を耳で拾いながらも、確信に至るものはあるはずもなく
「頭の良い奴が考えてくれ」>>168に賛同したくなった。
決して口には出さなかったが。

容疑者の絞込みをできるような頭は、持ち合わせてはいないようだ。]


 あぁ…… 腹ぁ減ったな。


[昨晩はパンの入ったスープしか食べていない。
今度こそ腹を満たそうと、早めに厨房へと食事をせびりに降りた。**]

(170) 2014/12/12(Fri) 01時半頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 01時半頃


 む……

[ミナカの礼にどう答えていいか分からず視線をうろうろとさせる。

私は誰をも信用したことはなかった。
強いて言えばギリーだけが心の許せる相手だった。

恐怖で結びつけられた船員たちとの関係は、いつか捨てられるのではないかいつか裏切られるのではないかと疑い合う関係で。
互いに隙を見せないことで保たれる関係だ。

だから……可哀想な仔犬の泣き聲を聴いた時、
むしろ仲間になりたいと思ったのは私の方だった。
いや、それともミナカをこの船に乗せた瞬間からか……?]


 ……。

[自分に撫でられて目を細めるミナカをじっと見つめる。
今までよほど寂しい思いをしてきた仔犬なのだろう。
私はミナカを抱き寄せるとその背中を優しくぽんぽんと撫でた。]

 私は、母も父も私が幼い頃に死んでしまったから
 父性だとか母性だとかいうものはよく分からないが…

[不器用ながらもミナカのことを慰めたかった。
狼なのだし先程のように唇を舐めるようなスキンシップが妥当なのだろうかと真面目に検討する。

牢の血生臭さに満たされた鼻先には、まだ人が人を殺す上層の惨劇は伝わって来なかった。]


 Quand le vin tiré, il faut le boire.

[無意識にマザータングを頭の中で紡いだ。]

 ワインを抜いたら、飲まなければならない。
 そういうことなのか……?

[仔犬を護りたければ犠牲にしなければならないものは多いのかもしれないということを私は予感し始めていた。]


 こいつの名前はドジスンだったか…美味しそうだ。

[先ほど覚えた肉の味を思い出し密かに唾を呑む。*]


[近寄ってきた道化の「美味しそうだ」という呟きに、一瞬だけ、瞳が紅く揺らいだか。]


 殺した理由は聞かなくていいのか。


[短く問う。
 尤も、脚色ない事実のみを伝えるだけなのだが**]


 理由?

[胡乱げな視線をヴェラに向ける。]

 お前があえてこいつらを攻撃したのか?
 違うだろう。

[混乱に乗じて人を切り刻むのを楽しむような性格とも思えない。大方突っかかってきたのに反撃したというところか。]

 それに……少し思うんだ。

 適当な下っ端に罪を押し付けて
 人狼騒動を終わらせるのもいいが、
 仲間じゃない者を一掃して
 仲間だけになるのもいいじゃないかとね。

[それは欲望か防衛反応か。
もう疲れたのかもしれない。恐怖し恐怖させる関係に。]


【人】 革命家 モンド

― 回想・甲板>>173 ―

 息止めてたら死んじまうだろーが。
 お前さん、俺のこと笑っちゃいるが……、
 お前さんのいびきも相当なモンなんだよぉ。
 お互い様ってぇヤツだ。

 おーおー、可愛い可愛い。
 あまりにも可愛くて、ションベンひっかけたくならぁ。

[可愛い訳がない。
可愛げがないヤツにはそれなりの可愛がりを。

「よりじっくり壊した」と言うのを聴けば>>176
昨日負った傷口が、あのギザギザの刃で引っ掛けられ、
引っ張られ、裂かれる様を想像した。 最悪だ。]

 フン、黙って解体なんかされてやらねぇーよ。

[やられっぱなしでいる訳がない。**]

(211) 2014/12/12(Fri) 18時頃

【人】 革命家 モンド

― 甲板→ ―

[堰を切ったようにとは正に。

一件事が起きれば、後にした甲板からも行く先の下方からも、
怒号や呻き、銃声やら金属音やらが耳に流れてくる。

殺人を罪とも思わない奴らの中で過ごしておいて、
「仲間殺しが起きた」からと、何を今更。

白昼堂々、目前での出来事ならこうはならなかっただろう。
見えないことを人は恐れ、疑う。

誰が、何故殺したのか。


だが今は――、]

(212) 2014/12/12(Fri) 18時頃

【人】 革命家 モンド


 目の前で仲間殺したぁ、わかりやすくていい。

 誰が最初の仲間殺しかわからなくはなるが、
 使えねぇヤツも一掃できて、きれいさっぱりできるねぇ。

 ほれ、そこのお前さん。
 そこで死んじまったそいつ……、そいつをなんで犯人だと思った?


[今まさに殺しをした本人に問う。]

(213) 2014/12/12(Fri) 18時頃

【人】 革命家 モンド

[男の視界の真ん中へと捕えられた下っ端は、ぼそぼそと。

先ほどまで真実と思っていたことが、
説得力を持たないことに気付き、

満足に話すこともままならない様子。]


 あぁ?聞こえねぇなぁ。 確証もねぇのに殺したのかい??
     ……よぉ、そっちのナイフのお前さんはぁどうだい?


[声を投げた者の足元には、
胸から血を流し、ビクビクと痙攣する姿が。
そして痙攣が収まり、動かなくなり――。

殺した方は、血の気の引いた顔をして
支離滅裂な言い分を。

そしてそれは、到底納得の出来る内容ではなかった。]

(214) 2014/12/12(Fri) 18時頃

【人】 革命家 モンド

 あれあれ、困った。
 これじゃあんたがたが殺したどっちかが犯人だったとしても、
 わかりゃしねぇな。

 どちらさんも俺たちを納得させられる証拠もねぇんだ、
 恨みっこなしで―――、

(215) 2014/12/12(Fri) 18時頃

【人】 革命家 モンド

 ……二人とも死になぁ。


[「巻き添えを喰らいたくなかったらどいてろ」と吐き捨て、
男は重心低く構え、擦り足で二人の方へと。

サーベルを抜くのと同時にマントが翻り、
布のはためく音が鳴り止んだ時には、
そこには二つの躯が転がっていた。]


 さぁ、ここに今、何人の仲間の死体がある??
 今武器を抜いてるお前さんがたも同じよぉ。

 言い分のあるやつぁ生き残りなぁ、
 そしたら話、……聴いてやるからよぉ。


[男を止める者はあっただろうか。**]

(216) 2014/12/12(Fri) 18時頃

[血染めの甲板に失意が胸の内を満たしていく。

私は密かに船員たちのことを大切に思っていた。
それは確かだ。

だが本性はこんなものか。
皆恐ろしいと思うものは排除せずにはいられないのか。
それならこれまで通りの航海を続けたところで、
いつか私のことを裏切ろうという者は現れるだろう。

それだったら、仲間以外などいらない。]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 18時頃


 大丈夫か、ギリー…!

[ギリーが刺されたのを見て思わず聲を出してしまった。表情には出てなかったと思いたい。]



 泣くナイ おれ、泣くナイ

[無秩序な乱暴の中で幾人かを殺している間、赤い聲()の残響が頭の中に満ちていた。唸るたび「泣いたりしない」と繰り返したのは、あの聲に向けてか自身に向けてか。*]



―…… 痛いデモ
 おれ、死なナイ

[ナイフを捨てながら()、応える。
血は滴り落ちるが、戦闘で負う刀傷に比べれば拙い傷。到底、この命には届かない。] 


 そうか、死んでくれるなよ。

[返ってきた答えに、ギリーの傷をいちいち心配するなど過保護か、と内心自嘲した。]


[男の目は、いつも彼には従順である。

経年の中で変わることは無く、
この船で過ごした年月ずっと同じ。]

 生きル
 使えるうち、死ぬナイ

[主人に従順に従う、犬の目。道具の目。
そう在れる事が、男にとっての何よりの幸いだった。]


[正直食欲をそそる芳香を放つそれらを海に遺棄するのはどうにも勿体なく思われた。
だからといってこの数の船員を完食する前に腐り出すだろうからいくらかは捨てなければならないのだろうが。]

ああ、いけない。
料理長殿が生きているのなら
早く彼の食事を摂ることにしよう。
そうでないとこの死体たちをつまみ食いしてしまいそうだ。
 


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 21時頃


[それは、ヒトに聞こえぬ聲で交わされた、甲板での道化との会話。]


 違うな。

[短く返す。
 だが道化から思うところを告げられれば、意味が分からないとでも言いたげに、僅かに眉が寄った。]

 ……仲間?

 おまえの言う、仲間の基準は、何だ?
 この周章した船で、冷静さを失わぬ智慧者か。
 疑わしきを躊躇わずに屠る残虐者か。

 それとも、おまえに忠実な”犬”か?

[それとも他に彼の基準があるのだろうかと、紅帯びた瞳で道化を見据える。
 畏怖の仮面の裏側を、覗きこもうとするかのように。]


 仲間の基準か。

[紅い月のような瞳を見つめ返しながら、
その瞳の冷たさに私は…少し同情した。
この者には家族がいたことはないのだろうか。

私の場合は、家族さえ未だいてくれれば海賊の船長になることはなかったろう……]

 仲間だと感じた者が仲間だ。
 理屈ではない。

 君は群れを知らないのかな?狼の癖に。

[だとすれば彼は狼よりも豹に近いのだろう。]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 21時半頃


【人】 革命家 モンド

― 第二甲板 ―
[「さぁ掃除を」と幾人かの仲間殺しを処刑していると、
落ち着き払った声を耳が拾った。>>253
こちらにはサーベルの切先が向いている。]


 こいつぁ失礼した。 飯な、飯。
 俺も腹ぁ減っててよぉ、目ぇ回しそうだ。

 ニコラスー食いもんくれやぁ。

[構えを解きつつそう言うと、サーベルを納めながら
まだまともそうなホレーショーの方へと近付いた。
厨房の惨事はまだ見えていない。

近付いてみると、
ホレーショーの背中に黒く染みが出来ているように見えて。]


 あん?背中ぁ、怪我でもしたのかい?

(260) 2014/12/12(Fri) 22時頃

[視線を彷徨わせる船長の姿など初めて見た
今まで恐怖と絶望の象徴であった彼は、何1つ躊躇わなかった。
迷わなかった。

今だとて切り捨てられる覚悟もあったのに。
残酷なサーベルを握る手はこの身体を優しく抱き寄せた。]

 ……あんたも一人ぼっちなんだな。
 ずっと……誤解してた。

[初めて聞いた彼の過去の一端に、細めていた目を開けて
道化の下の感情を読み取ろうとする。
彼の手は、こんなにも優しい。]


【人】 革命家 モンド


 ほぅ、牢に行ってきたってぇこたぁ、
 ……見たのかい?


[「何を」とは言わずとも伝わるだろう。
この血腥い現状の発端について、副船長の説明>>99は聴いていたが、
男はまだ実際に見ていなかったので関心があった。

「追いつかん」との声には>>263
「仕事増やしちまったなぁ」と悪びれずに、
新しい黒い血だまりを靴底でぐいと伸ばした。]

(270) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

モンドは、ホレーショーが語る牢の状況>>265に耳を傾けた。

2014/12/12(Fri) 22時半頃


 俺の母は、物心付いた時には狂っていた。
 色々お恵みでたらい回しにされて。
 何とか頭だけは良かったから命拾いしたけどな。

[眠っていたとは言え、2人分の能力が助けてくれた事は確かだろう。
学者や貴族付きの医者になるには、金も家柄も足りずに
行きついたのが絶望の船。
だが、今は感謝すらしている。]

 あんたの船に乗れた事、感謝している。


【人】 革命家 モンド

 食われてた……、ねぇ。
 随分と食い意地のはったヤツがこの船にはいるんでぇ。


[ホレーショーがパンを齧るのを見て>>265
男も手を伸ばし、齧り付いて食いちぎった。

男も腹は減る。飢えは耐え難いものだ。

だが、食糧に困窮していた訳でもないのに、
人肉を喰らうことはないだろう。]


 なぁ、俺ぁ物を知らねぇ。

 「人狼」ってヤツの話、知ってる限りでいい、
 聞かせてくれねぇかい?


[その場にいる誰にともなく情報を乞うた。]

(280) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

[爪と言えば、ヴェラを想像してしまう。
ほとんど無意識に、それを避けようとしていた。]


[名を呟きながら、味を想う姿に釣られる様に喉を鳴らす。]


【人】 革命家 モンド

[キーチの問いかけ>>285に、首を傾げた。
どうするか、それを応えるよりも先にキーチが続けるのを聴いた。]


 ………どうするってそりゃあ、 見つけ出して、殺すのよぉ。

 もし、……もしも人狼ってヤツの仕業だったとしたなら、

 この船にぁ、
 ずーっと海の上で生活を共にしてきたやつらしか乗ってねぇ。

 今までずっと、紛れ込んでたんだろう?
 見分ける手掛かりが必要だ。

 食われるのを待ってるのぁ、嫌だねぇ。
 親しいヤツでも、食っちまうんだろう?


[そう言って、またパンを食いちぎった。]

(296) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。
 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。

 ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。
 しかしそれに孤独を感じたこともない。]


 理屈ではない、か。

[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。
 成程それなら一理ある。納得もいく。]

 ───群れ?

 いや知っている。
 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。

[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]


【人】 革命家 モンド

[問いかけに応えながら、男は考えた。

本当に人狼という化け物がこの船に乗っていて、
何らかの理由で人を食い始めたとして。

その牙が道化を屠ってしまったなら……。]


 殺んのぁ、俺だぁ。


[ぼそり、言葉が零れた。]

(299) 2014/12/12(Fri) 23時頃

[思わず突っ込んだのは、色々噂が立つ様な内容だったと言うよりも。]

 何故嘘を吐いた?
 ばれたら、あんたも巻き込まれる。

[船長が人狼だと知れば、恐怖に怯えている連中も、
それこそ死に物狂いで命を奪いに来るだろう。
そんな危険な真似を、何故、と視線は咎めるものに。]


 そういう意味ではない。

[ヴェラの答えに苦笑する。
知識としてではなく経験として知っているかと問いたかったのだが。
いや、そもそも群れの概念が違うのだろう。]

 君は私のことは仲間とは認めてないだろうに。

[彼がどんな生を歩んできたのかはまるで想像もつかない。
孤独などものともしないその姿は同族でありながらまた別の違った生き物のように見えた。]


 ギリ―、後でその傷見せろよ。

[泣いていないと言ったギリ―と、彼の怪我に聲を上げた船長。
ヴェラとの会話も耳に入れながら、この聲が繋ぐ者達だけは
助けたいと言葉にしないまま、ギリ―の傷を気遣った。]


【人】 革命家 モンド

[ホレーショーが語る人狼>>288
それは「狼」が「人」に化けているということ。]


 船長殿をも恐れねぇ化け物か。
 そいつぁ、おっかねぇ。

 狼が化けてるってこたぁ、狼に戻る瞬間もあるのかねぇ?
 それを誘えねぇかなぁー。

 それか正体を見抜ける優秀な目ん玉ぁ持ったやつぁいねぇのかい。


[自身のこめかみ辺りを指差し冗談でそんなことを言ったのは、
思考に落ちる>>299少し前のこと。

副船長の話>>306にも「へぇ」と声を上げて。]


 夜な夜な、ねぇ。 夜しか人を食わねぇんで?

(313) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 巻き込まれたかったからだよ。

[ミナカの問いへの返しに、聲の調子に愉しむような色が乗る。]

 La faim chasse le loup hors du bois.
 飢えは狼を森から追い出す。

[私は歌うように唱える。]

 覚悟を決めるためだ。
 仔を護る為に…船員たちを裏切る覚悟を。

[「仲間たちを裏切る覚悟を」と言いかけたが、そもそも最初から仲間ではなかったなと言い換えた。]


 ……あんた、何でそんな優しいのに、無理するんだろうな。

[唄う様な返答に、また泣きそうになる。
泣きたいのは赤子なのか、自分なのか、もう判らないほど
彼を仲間と慕う想いは強く。]

 俺はあんたを尊敬するよ、ヴェラ。

[2人の会話を聞きながら、その孤高の強さを羨んだ。]


【人】 革命家 モンド

 信じるもなにも知らねぇから訊いてるんじゃねぇか。
 どうやって殺す、だぁ??

 獣だろ?首でも飛ばしゃ死ぬんじゃねぇかい?

 それとも何かい?
 首を飛ばしても、頭をかち割っても、
    心の臓を突いても死なねぇのかい??

 毒も効かねぇ??
 そう言いてぇのかい、お前さんは。

 人狼は不死身ってぇヤツかい……。 
 

[キーチにそう応えてから>>309
もしも不死身なのだとしたらお手上げだな、と。

随分と弱気な言い分に、「何か知っているのだろうか」と
勘繰る気持ちも湧いてくる。] 

(326) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

[甲板に一つだけ残っていた死体を抱えるとその死体を海に落とした。
もちろん、一口二口味見をしてからだ。

唇と指についた血をぺろりと舐めとる。
それからはあと吐息を吐き一言。]

 嗚呼……美味。



 ミナカ、

[グレッグが動く刹那、ガリリと左耳を掻いて叫んだ。
現実的な声は間に合わなかったが、
咄嗟に彼を呼ぼうとした思考は、伝う。]


【人】 革命家 モンド

 人狼が船長だったら、ねぇ……。


[そうだったならやることはシンプル。
何も考えなくていい。]


 ハハッ、 そいつぁおもしれぇ。

(330) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


 俺は大丈夫だけど、大丈夫じゃないな。

[ギリ―の呼び掛けに反応はしたが、不可解な言葉の説明をする
理由は今は無かった。]



 ミナカ 死ぬ困ル
 あの仔 生きル

[それが優先すべき何よりの“命令”であり、
男の中に芽生えた細やかな望みだった。]


 俺はいい。彼を黙らせないと船長が死ぬぞ。

[ギリ―の想いを嬉しいと思う余裕もなく、
口にしたのは船長に疑惑が向くと言う不安。]


 待った…一体何が起きている。
 何処にいるんだ。

[囁き交わされるギリーとミナカの聲を聞き、
何かが起こったのだと気づく。
私は第三甲板へと降りる足を急がせた。]


【人】 革命家 モンド

[航海士のオルガンはまだ響いていただろうか。
人狼の話を乞うていた男の耳には、それを拾う余裕がなかった。

代わりにキーチが言うのを逃さず>>341
視界の中心にその姿を据える。]


 ……知ってる?? おい、キーチお前さん


[知っているなら、何故語らない?

釣りをしに行くと言うキーチを一旦は見送った。
道化の登場があったからだ>>345

男の目には白黒の化粧で映る分、
他の者よりもそれの笑みに抱く不気味さは薄い。

道化がその場から姿を消すと、男もその場を離れた。*]

(356) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

 仲間?

 おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。

[少しだけ驚いたように問う。
 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]

 ───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。

 おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。
 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。

 それだけだ。

[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。

 だから、やがて食事の席でニコラスに問われた時も、そのままに答えたのだった。*]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 00時半頃


[あの時。
あやしてくれたその手が落ちるのは。
その命が、落ちるのは。
この聲を交わせる者が死ぬのは。
嫌だった。]


 ───あの煩い声、止めても構わないか。


[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]


 なんでもいい。好きにしろ。

[煩い声とはどれのことかは分からないが、今はそんな場合ではない。]


革命家 モンドは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 00時半頃


 おれ、狼なれナイ
 カシラ 本当の仲間 なれナイ、おれじゃ

 あの仔、大事

[漏れ聞こえていた聲の遣り取りを聞き、
男は漠然とそう思っていた。
所詮、聞こえる“人間”でしかない自分では
彼が求める存在には成れないのだろうと。]


[どれだけ血を絞っても、手当もしても助からないのかもしれない。
焦る自分が何を理解しているのか、理解したくなくて。]

 セシルを守る前に、自分を守れ。

[初めて、祈った気がした。]


 ギリー…お前は唯一、私が最初から仲間だと思ってた者だ。
 孤独な船の旅の中で。

[刃を振り下ろしながらグレッグを睨みつける瞳に力が入る。

――けれども、グレッグは自分に恐怖を抱かない貴重な存在だ。
些かの躊躇いも私の中に存在して。*]


【人】 革命家 モンド

― 第一甲板 ―

[陽の下へと戻ってみれば、
甲板の床のあちこちに黒い染みができていた。
そのうち乾いて、他の部分とも見分けがつかなくなるだろう。
もともと清潔に保たれている訳でもなし。

人の減った船の上、改めてぐるりと見渡す。
ようく見て見れば、船大工の修繕の跡も見ることができた。

キーチが釣りをしている姿は何度か目にしていた。
だから、探しまわることなく真っ直ぐ船首楼へと足を向ける。]


 なぁ、お前さん ……さっきの、
 「知ってる」てのぁどういうことか、聞かせちゃくれないかい?


[刀の手入れをするその背中に、声を掛けた。]

(380) 2014/12/13(Sat) 01時頃

 違う。違う。違う。同じじゃなくても。

[ギリ―の言葉を必死で否定する。
泣いているのは誰なのか。
震えそうな聲を必死で抑えた。]


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