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甘党野郎の負傷は作戦のうちだっていいてえのか?>>43 じゃあ、どうする? かといってグリーンを今すぐ殺すわけにゃいかねえだろ? パープルが言ってる事を呑むんなら――交渉、 そう、交渉材料が居る。
ンなこたどーでもいい、殺す――ってなら、 今すぐ撃ち殺しゃいいだろうが。 てめえらがカマ野郎と呼ぶ俺の手を借りなきゃ、 おトイレにも行けねえこいつをよ。
[親指でグリーンを指して、レッドを見つめる。 あんたはどうしたいんだ、と片目をすくめた。]
(49) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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Shit.
[決断が出来ねえ、 何一つ確証がねえからこの場所に俺達は燻ってる。 いい加減豚の体からニオイが漂ってきそうだ。
近づき、狸公の体を蹴って、起きねえのを確認すると、 つぅ、と視線を滑らせたのは狸公の薄汚れた肉厚な掌。
そこに光る銀色は、恐らく窓から見えたインパラの鍵だ。 俺は迷わずその鍵を取って、皆に見せておく。]
率先して逃げる気はねーよ。 一応回収しておくが。
[ポケットに突っ込んだ。 それから、窓の外を見る。 レッドの声に再び振り返った。]
(50) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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ハ、そいつには賛成だね。 しみったれたクズどもの顔だけ眺めて引きこもってたって 何にも愉快じゃねえ。
…………Ok,俺が行く。
[レッド>>47の提案は合理的に聞こえた。 だから手をあげた。それだけだ。
……いや。 銃を出したジジイと、 胸に手を当てるパープルの傍に居たくねえ、 というのがデカいがよ。*]
(51) 2016/04/10(Sun) 19時頃
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[ ポリ公じゃねえってんなら――
そんなふうに動く唇……は、しれっと一度無視したが。
ポリ公じゃねえってんなら――
そんなふうに動いたんなら、引っかかる。
こいつは“オレ”に気付いている?
返答は唇の動きだけで。
「ふたりで にげないか」
「わるいようには しない」
頭の出来は悪くなさそうで、我が身を護る“臆病”さの重要性を知っているピンクなら。取引の価値はあるかもしれないと思っての応えは、窮地で思い付いた賭けだ。犯罪者との取引は、警察署では日常茶飯事だし*]
――……、
[勘付いているのに、
見てみぬふりをしようとする俺の頭ン中で警報が鳴る。
もう一方の俺が、
構いやしねえ、利用するだけ利用しろとそう囁いている。
口を何回かバカみたいに小さく開け閉めして、
眉間にシワをよせた。
それから。甘党野郎の目を見て]
”Yes”
[その一言を、俺とあいつの間に落としたんだ。]
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だからpinkyはやめろパープル。 だが別移動組と一緒がいいってのは、同感。
[パープルにこくりと頷いた。>>53 車ン中で何してやがったかわからねえ奴らばかりを 野に放つのは、正直心許ない。
――が。 ブルーの爺さんはそれじゃあ気にくわねえといいやがる。 うるせえな、とは思ったが、確かにそうだ。>>61 三人中二人がポリ公でしたー、なんてのも、腹の立つ話。]
(62) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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めんどくせえな……。
[ばりばり、頭を搔いて、そこらへんのものを漁った。 それから、全員に向けて翳したのは ――賭け事に使われる6面ダイスだ。 白黒二つある。]
白い方が十の位、 黒い方が一の位で転がして――
数がでけぇ順に3人、とか? ……ハ。 そんなコトしてる間にポリ公が来るかもしんねえなぁ?
[肩をすくめて、ブルーにそう云う。 正直馬鹿らしいと思う。 それから意見を求めるように辺りを見回したが。 さあどうだろうな。*]
(63) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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レッドはそれで良い、と。 グリーンはまあお留守番でいいんじゃねえの。
[他に意見がありゃあ聴くつもりではいたが、 とりあえず、振っといて損はねえだろ、と ヤツのところからダイスを回収する。 白が5、黒6だった。]
(66) 2016/04/10(Sun) 21時半頃
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[話を振ると、 回りくどい言い回しでホワイトがぶつぶつと呟きだした。
俺は気が長いほうじゃねえが、 ちらちらこっちを見たり見なかったりの ホワイト>>78と目線をあわせ]
あぁ、そーさ。 間違や手間だし間違えられたら堪らねえ。 強盗の顛末が自滅なんて 三文のコメディにもなりやしねーし。
慎重、慎重な。
[ぺろ、と唇を舐めて、やっぱそうなるか、と ホワイトの言葉を吟味する。 やっぱり確証なんてもんは得られやしねえのさ。]
(86) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[ ダイスが転がる音が連続する少し前。
口を開閉させ言いあぐねる様子のピンクに。
チョコレートバーを掴む手の人差し指を立て、自らの唇に押し当てて見せた。顔に出すな、取引が露呈すると危機に瀕する……主に、“オレ”が……しずかに、ひみつを、のみこめ。甘い秘密だ、悪いようにはしない、約束だ、約束は守る。
shushの仕草に密やかなメッセージを乗せ*]
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そりゃそうだがよ。
[pinkyだって似た意味じゃねえか、とまでは言わなかった。
ダイスを振り終わった辺りで、数を聞きゃあ パープルが41、ブラウンが14、ブルーが12 ホワイト>>80とレッド>>65が同値の25だった。]
どうやら数が一番大きいみてェだから 先にいかせてもらうぜ。
[今は兎に角時間が惜しい。
俺はダイスを回収するとさっさと立ち上がる。 ちゃっ、と手の中で囀る二つを握って、ポケットに突っ込み 答えも聞かずアジトの出口へ*]
(87) 2016/04/10(Sun) 23時半頃
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[静かに、とヤツからジェスチャーが届く。
甘い秘め事――女とするならまだしも
俺よりタッパのでけぇ男とするなんて反吐が出る。
が。]
(心配しなくたってケほども出しゃしねえよ、)
[小さく頷き、瞬きで是と伝えて、目を逸らした。*]
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[後ろの方でパープルの声がする。 俺はダイスを転がしている間も気が気がじゃなく、 豚殿がこじ開けた扉から、 出て行くわけでもなく、ゆる、と辺りを窺っていた。
屈み気味に問いかけてくるヤツがムカついたから、 愛想笑いも浮かべねえで下から睨んでやる。>>90]
ポリ公に包囲されてるかもしんねーのに、 焦らねえはずがねえだろ? 一つの事を決めんのに時間かけすぎだ。
[肩をすくめた。]
(92) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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あと――
銃出したブルーのそばに居たくねーんでね
[ぽつ、とパープルに聞こえるようにだけ言って、 俺はとりあえず、もう一人を待ってみる。*]
(93) 2016/04/11(Mon) 00時頃
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[パープルとブルーの応酬は耳に届いちゃいた。 いたからこそ、引火から逃れるように こそこそとっとと出口に向かったわけだ。>>98
鼻白んだように俺を見下ろすあいつにたしなめられて、 真一文字に引き結んでいた口を、 はぁ、と溜息をつくことで綻ばせる。]
ご忠告ドーモ。
……っは、そりゃいいな。 [そこで漸く口の片端を上げて笑った。 ブルーに怨みはねえけど、とりあえず危ねえと思ってンのは 凡そレッドあたりと同じだ。>>103 斜視野郎がこちらに来る。]
(105) 2016/04/11(Mon) 01時頃
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ハーイ、Mr.レッド。 じゃあ行きましょうか。
[既に警察が周りを囲んでなきゃあいいが、と。 考えながら、ヤツらと扉を出る。 その間レッドが何を考えてるかなんて、知らねえよ。
扉を開けて外に出りゃ、まだ昼だ。 陽射しに目を細めながら、 カマロとキャデラックの間に挟まったインパラを見る。
酷ェことにあちこちがひしゃげていやがるが、 まあ、動けねえコトはねえだろうな――と、辺りをつけた。
……くっそ、こんな日に晴れやがって。 青空を見上げて、鼻を鳴らした。]
異状はねェ……か?
[アジトの周辺を一周するために一歩、踏み出した。**]
(106) 2016/04/11(Mon) 01時頃
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ハ。ヤツがマジカル・ニグロになるかなァ?
[パープルの軽口に、に、と笑って、 出てきた方をちらりと見る。
リンカーンが何を唱えたところで 強く根付いた白人至上主義がすぐに変わるでもなく そこなご老体みてーに、黒人を差別する風潮は未だ健在だ。 どうせ同じクズだ、俺は細けェことは気にしねえが。
乾いた空気に鼻を鳴らしたパープルの隣で、 キャデラックから血が転々と散っているのを見つける。 こうも晴れてちゃよく見えるし、銃弾の標的にもされ安い。]
(113) 2016/04/11(Mon) 13時半頃
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いっそ雨でも降ってりゃあいいのによ。
[ぽつりと言葉を落として、 昔の映画で主人公がレイプかます時に歌っていた歌を 思い出しながら 洗い流せる何かがねぇか視線を巡らせる。 結局パープルと同じく足で消すしかなかったがよ。>>110]
(114) 2016/04/11(Mon) 13時半頃
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[落ちつかねえまなざしを周囲に彷徨わせながら歩いていく。 切り出された問いに、>>111]
純粋に怪しいのはオレンジ。 要注意に思えンのはホワイト。
後――俺は交渉役だったからなァ。後ろの様子は知らねえ。 そういう意味じゃ、 店内に踏み入ってねえヤツも怪しくは思うさ。
ブルーの爺が何してたか知ってるか?
[まあ、あの爺さんはあそこまでビビってんだから 違うような気もするが。 俺はそこまで述べると、どう思う、とパープルを見た。*]
(115) 2016/04/11(Mon) 13時半頃
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ブルーなあ。 ――いつ爆発するかね、
[やれやれ、と肩をすくめて、俺はレッド>>118を見遣る。 目を除けば案外喋れるんじゃねえか、こいつ―― なんて失礼な事を思っていたわけだが。
人気のしねえ隣家。 辺りは随分と静かだ。 アスファルトを踏む俺達の足音だけが響き―― 影みてえに真っ黒なスーツが、青空の下、 住宅街でぽっかりと浮いている。]
とりあえず未だ――ポリ公は来てねえと。 [俺のズボンのポケットの内側で、 ちゃり、とインパラの鍵が鳴った。*]
(124) 2016/04/11(Mon) 22時頃
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[ 交わした約束を反故にするつもりはない。しかし交わした約束が守られると信じきるのは難しい。疑わしきは全員。さらには全員がロクデナシだ。そこで最大の懸念。
ピンクが、“オレ”をレッド・パープルに報せれば、疑りあいの“ゲーム”は終息してしまうかもしれない。“オレ”が殺られるか、奴らが三人揃って悠々と逃げ果せるか――どちらにせよ終わりだ。
終わらせるかよ……
傷を気にするふうを装って身動ぎ、上着の下に眠らせてある銃を確かめる。いざとなれば、あの豚と同じことをすれば良い。悪党どもに安堵などさせてやるものか。
殺し合え、疑り合え、最後まで。
呪いじみた願望を抱くHoratio=Smithの目が、
密やかに昏く光った*]
(さて、どうしたもんかな。)
[俺は鍵の感触を腿に感じながら、
頭の中で淡々と事項を整理していた。
甘党野郎がポリ公だと教えたなら――この疑い合いは終わりだ。
残りの悪党で報酬を山分けして、ハイ解散。
一匹のイヌの死体が出来上がって終わりだ。]
(……、)
(冗談じゃねえ。
それじゃ足りねえよ。)
[少なくとも、宝石店で待ち構えていたポリ公にゃ
顔がばれていると考えて良い。
その上で豚公が持ってきたなけなしの宝石を売り払って――
しみったれた報酬を手にしておしまい、なんてのは
割に合わねえ話だ。]
(息を切らし、必死に宝石店から逃げ出した。
俺は一番最後尾だった。
ポリ公に狙われて銃弾が頬やら腕を掠めて行った。
あの時の絶望感と怒りと焦燥たるや、)
[――――これじゃあ、見合わねえ。
報酬も、報復も、足りてねえ。]
[甘党野郎の顔を思い浮かべた。
俺達の中にまんまと潜入して悪党面してやがったポリ公。
あの男を、]
(…………最後にぜってェ殺す。)
[心に決めて、拳を握った。*]
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っふ、はは。そりゃあ笑えるな
[ブルーの頭髪が焼ける様子を想像して、 俺は軽薄にけらけらと笑った。>>131 剣呑にあたりを見回すパープルにつられるように隣家を見る。]
ふーん……。 どこにいたか知ってるヤツはいねーのな。
[ブルーの爺がどこにいたか、パープルも知らねえと。 俺はそうか、と呟いて、小首を傾げた。
地面についた足跡は大きいのもありゃあ小さいのもある。 なのによく見極められんな>>131と スーツが汚れンのも気にせずしゃがむレッドの姿を見て、感心。 辺りを見回そうと、して]
なんだ、――
(142) 2016/04/12(Tue) 00時頃
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[遠く、遠くで、ガキどもの笑い声が聞こえる。 羽をゴミで汚した鴉が鳴き喚く。>>132 (視界の端、鴉の方へ歩いていく パープルの姿が見えた>>138)]
その間にレッドが切り出した、 ヒミツの話。>>133
俺は片目を竦めて ヤツの傍に片膝をつき、レッドの肩に手を置いた。 それから抱き寄せるように耳元へ口を寄せる。]
(143) 2016/04/12(Tue) 00時頃
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――――乗った。
だけど、邪魔なヤツがいる
[ちらり、見たのはパープルの姿。]
You know what I'm saying? (言ってる事わかるだろ?)
(144) 2016/04/12(Tue) 00時頃
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[ゆるりと笑みを唇に乗せて、 レッドの耳朶にしみこませるように囁くと、 その反応を確かめるようにヤツを見ながら、 俺は立ち上がる。*]
(145) 2016/04/12(Tue) 00時頃
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