人狼議事


8 DOREI品評会

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


紐 ジェレミー! 今日がお前の命日だ!


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 01時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[奴隷からの苦言は何も受け付けないスタッフたちに71回しつこく纏わり、漸く入浴の許可を取り付けた。そうでなくては、あの妙に古びた控え室では、蟻にでも集られてしまいそう。
舞台での痕跡を洗い流し、それでも周囲に女だとバレていることは間違いない。
生来の憧憬に負けて、つい着替えにはドレスを選んでしまった。
黒とボルドーの天鵞絨生地も美しいワンピース。
詰まった首元に大きなリボン、パフスリーブに腰は縊れAラインのスカートの裾はひらひらと蝶の羽のような幾重ものフリルとレェスで飾られている、古典的なドレスデザイン。
どうにも短い髪が不自然なので、共布のカチューシャを飾ることで、幾分か女の子らしさをアピールしている。
そして、帰り着いた控え室で、少女は置かれた少し曇った鏡の前から離れないのだった。]

(5) 2010/04/06(Tue) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[小さな頃、メイドが使っていた化粧道具を持ち出して怒られて、酷く叱られた記憶がある。それから、女性らしい小道具や装飾品は、少女の中ではタブーになっていた。]

こんなところで叶うなんて……皮肉なものだな。

[鏡の奥から不安げに見返してくる少女は、本当に自分なのだろうか?
髪を伸ばして巻いて、結い上げて。頬や唇に紅差し化粧を施したならば。
自分が憧れていたもう一人の自分が、そこに居た。
ひくり、と一つ嗚咽を呑み込む。
この小さくか弱い手を取る、夢の中の王子様は、もう望めないというのに。]

……………………おうじ、さま、か。

[偉そうなNo.3をつけられたあの男は、それに近い身分だったのだろうか。彼等の言葉はさっぱり分からない。
そういえば、他の奴隷たちの名もほとんど聞いていなかった。
一番想像していた理想の相手に風貌や雰囲気が近いのは例の紳士だが、いつもつまらなさそうな不可思議な威容を纏う男も、得体が知れないながら身分は高いのだろうと憶測する。
最後に思い出したのは、叫ぶ黄金の眼をした彼と、つい縋りかけた残酷ながらも背格好の逞しい男。]

(9) 2010/04/06(Tue) 02時頃

小僧 カルヴィンは、現実を知らしめる冷たい鎖が、足元で鳴った。

2010/04/06(Tue) 02時頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 控え室 ――

僕は男じゃない……。
背も高くないし、身体だって大きくない、
力も強くないし、結婚しないと爵位も継げない……。

[その家も、もうないも同然だけど。
それにいつまでも縛り続けられる自分が急に莫迦らしくなった。]

このまま、最期に女の格好をして、
舌を噛み切ってしまおうか。
どうせ売れ残れば、それより酷い死に方をする……。

[シルバーバーグ子爵はもうどこにも居ない。
鏡に問いかけながら、ふと控え室の他の奴隷を気にしてみる。]

(17) 2010/04/06(Tue) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[つと立ち上がる。
足枷の先の鉄球は変わらず、よく考えればこれをつけて水槽などに入れられたら溺死していたのではと思い当たる。
片方だけヒールの高い靴を履くわけにもいかず、ドレスに似合わない素足は慎ましさを塗り替えて淫乱に魅せるのだと、あの舞台で覚えた。]

……ひらひら、すーすーする……。

[全裸ほどではないけれど、落ち着かない。
そして身についた所作もまた、男のそれであるため、ドレスとはチグハグで正に馬子にも衣装といった状態。
ただ、風を孕んで広がるスカートが嬉しくて、裾を摘んで一回転してみる。]

……っふふ……はは、ははは。

[自分が可笑しくて涙が出てきた。]

(25) 2010/04/06(Tue) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンに一連の行動を見られたかと、鏡の前でびくりと跳ねた。

2010/04/06(Tue) 03時頃


【人】 小僧 カルヴィン

な、ななな、なんでも、あっ

[お嬢ちゃん呼びに反論したくても、服装までもドレスなのだから余地もない。
上擦った声で一歩後方に引くと、ちゃらりと鳴る鎖に足を取られてまた転びそうになった。いつまで経っても足枷に慣れはしない。]

ええと、先ほどは見苦しいところを……。

[ぎゅ、と右手拳を握って、首が痛くなるほど高い位置にある男の顔を見上げた。]


尻尾振る相手は見つかった?
随分と死ぬことが恐いような様子だった。

(33) 2010/04/06(Tue) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

……最初から見ていただろう。
僕は男として育てられていた、から……。


[尊大にない胸を張って腰に両手をあてる。]

ドレスなんて百枚でも二百枚でも買えたさ。
ただ、着ることが許されなかったのと、


……経営に失敗して没落したんだ。だから、金がいる。

(37) 2010/04/06(Tue) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

僕が、男に生まれていれば……。
こんな目に合わずに済んだんだろうか。



それとも、やっぱり男でも
ああいう見世物や玩具みたいな扱いは、
恥ずかしかったり辛かったりする?

[ふるふると、力なく身体の横に沿わせた腕が小さく震えた。
No.8をつけられていた男を見上げる目線は、どこか迷子のように途方に暮れたようでもあり。]

(42) 2010/04/06(Tue) 03時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

あんな辱めを受けるくらいなら、
死んだ方がマシだと思うのは、


……可愛くないのか。

[女の見苦しい欲を喩えに出されれば、こちらもカチンとくる。
胸倉を掴んでくる手には本能的な恐怖を感じたが、澄んだ葡萄酒色の瞳は至極冷たい。]

何なら、そのまま縊り殺してくれても。
競争相手が減るんじゃないのか。

[彼がそうはしないだろうと高をくくっているからこその、憎まれ口。どうにもNo.3の男といい、男性相手には虚勢を張って口論になることが多いようだ。それは、自分が持ち得ない性への劣等感もある。
突き放されると、矢張りけほりと小さく咽せた。]

カタどころではない。
自分で選んだ、ら、騙されてこの有様さ。
……けれど、融資者を見つけるのと
矜持の傷つけられ方は大差がない気がする。

(46) 2010/04/06(Tue) 03時半頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンに、そちらは、と身の上話でもねだるように小さく顎をしゃくった。

2010/04/06(Tue) 03時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

僕は子供だから……色々なことを、知らなさ過ぎた。

[イアンの鋭い舌打ちに、こてりと首を傾げる。
さらりと頬を掠めていく銀糸の流れ。
首は痛いけれども、まだ彼から目線は逸らさない。]

(49) 2010/04/06(Tue) 04時頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンを見上げながら、色々と思案を繰返している。

2010/04/06(Tue) 04時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[首を辿られると、芋虫のそれを思い出して身震いする。眉が僅かに蹙められた。
けれど、何とかその恐怖心も押し殺すようにして、彼の身の上話に耳を傾ける。
普段なら、興味も抱かなかっただろう他人の事情。ただ、あの舞台を共有したことで、奴隷への妙な親近感が湧いてしまったのだろうか。競売、と言われたからにはお互いに魅力的であることを他よりアピールせねばならないはずなのに。]

けれど、買って貰えればその相手は
出資者になってくれるかも知れない。
……そう思うのは、滑稽かな。希望的観測過ぎる?
まぁあの状況だと、そうだろうな。

[くふん、と小さく鼻を鳴らす。]

君はここが、人身売買の巣窟と知って乗り込んで来たのか。
ならそれなりに、度胸も腕に自信もあったのだろうね。
……こんなではなくて、カメラの腕でスカウトされればよかったのに。

[イアンの視線を追って、壁際に押しやられた棺桶と、レンズも割られてしまったカメラに双眸を細めた。]

(54) 2010/04/06(Tue) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン

記者なんて、周辺を嗅ぎ回っては
ありもしないゴシップ記事ばかり書き散らしている
最低の下衆だと思っていたけれど。

[未だ抜けない男の仕草で、飄々と肩を竦めて見せる。
燦めく葡萄酒色の瞳の下で、唇の端を少しつり上げて。]

……キミは嫌いじゃない。
少なくとも、あそこに集った貴族連中よりはマシだ。
僕も本来なら、あちら側に居たと思うけれどね。

何て厄介で妙な奇遇だろう。

[ふるり、もう一度かぶりを振る。]

お嬢ちゃんはやめてくれないか。
僕にはカルヴィン……いや、カルヴィナという名前がある。
君は、No.8?

[わざと挑発するように、彼が下げた札を手を伸ばしてぐいと引っ張った。]

(55) 2010/04/06(Tue) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン

これが、ミイラとりがミイラってやつなのかな。
そういえば舞台ではNo.5の人に変な名前で呼ばれていたね。

[経緯を聞いて半分は気の毒さ、半分は失敗を嘲う気分。
結局自分も、易々と騙されてこうしているのだから、気休めにもなりはしないが。]

こういう……その、ショウみたいなの、
他でもよくあることなのか? 信じられない!
でも何となく、君とか数人は、慣れて見えたな。ツィーって人も。

[単純に、大人だからだろうか、なんて考える。
思案の内容はまた別で、とてもイアンに面と向かって話せるような案件ではない。]

言葉……おかしい? だろうけれど、慣れなくて……。
グロリア婦人には僕も話がしたいと思っていたけれど、
招かれてないのに一緒に行ってもいいのだろうか。

……いいのかしら?

[言い換えてから、矢張り慣れないと唇を歪めてむず痒そうな顔になる。]

(60) 2010/04/06(Tue) 04時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

よろしく、イアン。

[その後は、頬をぺちぺち叩きながら、]

わ、わた……わたし。わ、たし。

[何度も女言葉の練習をしているが、まだ照れが残ってどうにも不自然*だった。*]

(61) 2010/04/06(Tue) 04時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 05時頃


[男は辺りを見渡す。
 客室同士、音は駄々漏れなのかそれともそうでないのか。
 どれほど干渉され干渉できるのか――確認がしたかったから。

 とはいえ、男の部屋の扉は開け放たれ、
 男が他からの干渉を拒否する事は無いのだけれど。]


 他の客の様子はどれくらい知れるの?

[No,1を手招きしつつ、声を掛ける。
 どうせ声の届く範囲に使用人達はいるのだろうと。]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 控え室 ――

気の利いたジョークは
英国紳士の嗜みだ。……わ

[元から、ここに残った女奴隷の誰かに女性らしさでも学ぼうかと思っていた矢先。常に優雅で淑女の見本のようなグロリアに聞けるなら願ったり叶ったりだった。]

さん、ぴー? えすえむ?

[聞きなれない単語に、どうせ碌なものではなかろうと眉間に皺を寄せる。]

行く。着いて行く。けれど……、

(66) 2010/04/06(Tue) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

こんなところで堂々と着替えるな! 不埒者! 恥知らず!

[舞台上では自分のことで手一杯だった少女は、甲高い悲鳴を張り上げる。
そのくせ、目は逸らすでもなく、逆にまじまじ特に股間を凝視してしまうのだから、自分も随分とここの空気に毒されたものだ。
一度パシリと出された手を払ってから、改めて握りなおした。]

……こんなに、手の大きさも違うのに。
どうして、男の振りが貫き通せるなんて思っていたのだろう。
莫迦みたいだ、っはは。

[自嘲めいた独白を零し、最後にもう一度、何も纏っていないイアンの顔を、赤面したままで見上げる。
かと言って、この貧弱な身体は女性らしいかと問われれば、No.5のやNo.1のそれには遠く及ばない。将来ああなれるか、それも怪しいものだ。
逞しい筋肉の稜線の連なる、明らかに異なる男の身体を目にすると、何故か腰の辺りが甘く疼いた。その理由を少女はまだ理解はできず、矢張り不快そうにこっそり余った手で腰を摩った。]

(67) 2010/04/06(Tue) 10時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 11時頃


 …電話、だけかな…?

[何も聞こえ無い様子を見ると、筒抜けではないのだろうと思う。
 電話も外とは繋がって居まい。

 くすくすと笑みを零す奥で、音の無い気配が、動いた。]


―― ??? ――

中継が見たければ、実は全ての部屋に
カメラは設置してあるのですがね。

[どこかで道化は呟く。]

果たして、そういった趣向が好みの
お客様が他にいらっしゃいますやら。

[館の各所にあるそれとは違い、客室のカメラだけは管理室にも見ることはできない。こちらもお客様専用、なのだ。
似たことを、使用人も口にする。]


[勿論、客同士の場合は覗きの了承も必要だ。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 12時頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 廊下 ――

[イアンの準備を見ていると動悸が激しかったので、控え室をまろぶように飛び出した。
鉄球を抱えて廊下を歩く。これと堂々とした外股歩きさえなければ(胸はともかく)、見た目は少女のそれ。]

彼女の、部屋は……、

[どこだろう。けれどこの姿で案内を頼むのは何か嫌だ。
並んだ扉を順にノックするわけにもいかない。
そうこう迷っている内に、扉の僅かな隙間から、例のツンと甘い香を嗅ぎ付けて、そうっと誘われるように中を覗き見る。
チャラリ、と想像以上に大きく足元で鎖が主張した。]

(69) 2010/04/06(Tue) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[少女がこの部屋の主に抱く感情は複雑だった。
抗い難い気品と威圧感。出自の誇りを以てしても決して敵わないような。丸裸で放置されたような気分になる。それでいて、彼の瞳に陰鬱とした色なしに映れない自分が、悔しく情けなくもなるのだった。
細い隙間から垣間見えたのは、まるでツィーがそのままカソックを纏っていたなら、聖者の前に額づく信徒の絵画のように神々しく見えたことだろう。]

…………ッ

[けれど、反対に纏わせる空気はどこか淫靡なもの。
コクリ、と細い喉が鳴った。]

(70) 2010/04/06(Tue) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[紗が重なり外から窺えるのは、その柔らかな光の中浮かび上がるシルエットだけ。
ハレムの王が寛ぐ姿は、このような感じだろうか。
鼻腔を擽る煙と、それに混ざる更に甘ったるいアルコール。
催淫効果などないはずなのに、どこか魅惑的で抗い難い引力がある。
うっとり瞳まで濁り、僅かの影の動きも逃すまいと、目が離せなくて。無意識に覗き見に夢中になってしまう。]

(74) 2010/04/06(Tue) 12時頃

小僧 カルヴィンは、誘惑を振り切って、また廊下を進む。グロリアの姿が見えた。

2010/04/06(Tue) 12時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― グロリアの部屋前 ――

ごきげんよう、ミセス・グロリア。

[ドレス姿だというのに、うっかり普段の調子で男性側の礼をしてしまう。
それから、気不味そうに長身の彼も居たなら見上げた。]

……この調子なので、作法を教えて貰えと言われて。
お邪魔なら退散する……わ。

[たおやかにスカートの前で両手を揃えるけれど、どうにも落ち着かなかった。]

(79) 2010/04/06(Tue) 12時半頃

小僧 カルヴィンは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/04/06(Tue) 12時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 12時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― グロリアの客室 ――

[とても食事が喉を通るような状況ではなかったが、何とか引き攣った笑顔を返して。]

……カルヴィナ、で。No.2でも構わないけれど。

[新任よりは敵意の強い眼差しを、つと逸らす。]

このままで買い手がつくと、思いますか?
僕は、 ……っその、ああいった コト には
耐性があまりないし……巧くできない。

[検分の意味があの舞台上でのことなら、求められるのは性の技巧なのだろうと、ゆっくりと首を振った。仕草は男のものでも、ひらひらと首元のリボンと優雅なドレープが揺れる様は、可愛らしく見えるものだろうか。
勧められるまま椅子に座り、一拍置いて開きかけた脚を揃えた。
パティシエの手の込んだケーキと、フルーツの盛り合わせ。
その甘さはまた、あの部屋から漂っていたものとは質が異なる。純粋に食欲だけをそそるもの。ただ、バターとジャムまみれだった身には、別のものを想像させるけれど。]

貴女は、どのような奴隷がお好みなのですか。

[社交的な語らいもなく、問いは直裁だった。]

(83) 2010/04/06(Tue) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

……ッお酒は、飲めます。

[弱いけれど、とは白状せずに。
そして、イアンと並んで婦人の眼線にまた、こちらもひたと見詰め返す。
女性である彼女がこの場に何を求めて来たのか、男の奴隷を買いに来たのなら、自分に用はなかろうと考えながら。けれどもし、望みの一致するところがあるならば――。
酒杯を煽る。少々荒っぽい飲み方。すぐに、乳白色だった頬にぽぅと赤みがさした。]

美味しい……。

[単なる強がりだ。辛うじて呂律は回っている。けれど、自分の味覚はもう信用ならない。]

(85) 2010/04/06(Tue) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[売れ残らなければ、誰に買われてもいい。なるべくなら、少女にとって不都合の少ない相手が望ましいけれど、相手の都合が絶対的に優先されるのは、この場では分かりきったこと。
ワインの度数が高めだったのか、それとも気を利かせた使用人が一服盛ったのか。気怠い火照りは全身を襲い、瞬きに合わせて双眸が潤みを増した。]

(89) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

小僧 カルヴィンは、小さくくしゃみをした。誰かが噂でもしているのだろうか。きっと碌でもないものだ。

2010/04/06(Tue) 13時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

だ、大丈夫……。



暑いくらい、だ。

[ほぅと落ちる吐息が濡れている。]

僕が苦手……あの舞台のような?

[飾られ磨かれ、人形のように扱われることにも辟易していたけれど、苦手と言うほどでもない。例えば結局名前の聞けなかった金眼の彼などに比べれば、口は達者だが血気盛んではない大人しい性分と言えるだろう。
舞台でのグロリアは嗤っていただろうか。玩具で遊ぶ童女のような側面はあったと思うが、より酷い仕打ちは回避していた気がする。
何とか虚勢だけで空にした杯を置いて、もじもじと身を捩る。着慣れぬドレスのせいだと映れば良い。]

愉しいですか、ああいうこと……が。

[今はあくまで準備中。ということは、またあの悪夢が再来するのだと。しかし逃げ出そうにもあまりに無力で、結局は誰かに買われる道しか選べないのなら。
不安を誤魔化すように、ちらちらと何度も隣のイアンの顔を窺った。]

(102) 2010/04/06(Tue) 16時頃

【人】 小僧 カルヴィン

……暑い。

[会話の端々に、訴える回数と熱の篭った溜息が増えていく。
もどかしくてどうにもならない、この熱の逃し方は――考えるだけで血潮が滾った。
手の内にぎりぎりと爪を立てながら、何とか痛覚で理性を残そうと苦心するも、芳しい酩酊感が小柄な身体の全身を侵すに時間はかからず。]

っ……ぁぁ……、……。

[慎ましやかなお嬢様風のドレスの内側で、もじもじと腿と腰があでやかにくねる。]

(103) 2010/04/06(Tue) 16時頃

小僧 カルヴィンは、修道女 ツェツィーリヤとヴェスパタインの重なる影が一瞬脳裏に過ぎる。

2010/04/06(Tue) 16時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


[電話は多角会話が可能であろう。
道化と姉とヴェスパタインに同時に繋げ、ルーカスは言の葉を織る。
姉とヴェスパタインが出ないようならば、彼らの部屋付きの使用人に伝言が行く。]

No.6の処女を散らさせてもらうよ。
事後承諾っぽくなってしまったが、彼女の処女にこだわっていたのは私だけだろうから、構わないかな?

まぁ、もし、問題があるようなら、責任は取るつもりだけれどね。

一先ず、舞台がまた開けたなら、彼女も別の男と絡ませてもらっても構わない。あと、処女関係でタブーがあるのは、No.2だけで良かったかな?


[先にそのようなことを告げ、次に言うは]

嗚呼、今No.4にNo.6を襲わせているんだ。
隠しカメラがあるなら、その映像で他の奴隷を煽ってもらうのは構わないよ。


―――そのこと、音声は控室に流してみようか?


[そんな提案だった。
音声は控室に流れるよう、道化が手配してくれることだろう。]


/*
 そのこと× いっそのこと○
もう、本当に、色々申し訳ございませんorz


はいはい、了解しました。

控え室には音声だけにしますか?


嗚呼、声だけの方が良いかな。
例の子みたいに、視覚に訴えない方が、刺激されるものもあるだろうしね?

[道化の質問には、ゆったりとした口調でそのように。]


あ、ところでですね。
舞台に用意して欲しいもののリクエストはありますか。

[各部屋のお愉しみを邪魔しない程度に、間をあけてからかけられる電話。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 22時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 廊下 ――

[それからグロリアの部屋でどんなやりとりがあったかは、さておき。
どうにも静まらない熱を抱えながら、千鳥足の少女は控え室に戻る途中、またも扉が開け放たれた香りの漂う部屋の前で足を留める。
ノックの仕方が分からず、とりあえず外側を叩扉した。]

(129) 2010/04/06(Tue) 22時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 23時頃


小僧 カルヴィンは、長老の孫 マーゴと途中ですれ違うだろうか。彼女の名前も、そういえば知らない。

2010/04/06(Tue) 23時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 23時頃


【人】 小僧 カルヴィン

ごきげんよう、お邪魔します。

[幾重にも巡らされた薄布に隔たれて、こちらの格好も、会釈が男性側だったことも気づかれないだろう。
そっと足を踏み入れる。一歩毎に香のきつさが増す気がする。
思わず鼻頭に皺を寄せたが、なるべく不快そうな顔はすまいと努力した。]

うわ、……っ

[それでも、完全に広がる光景には息を呑む。
この部屋は、空間は、完全に主人たる彼の支配下にあった。
近寄り難い品格は、少女すらも傅いてしまいそうなほど。
言葉を探そうとするのに、棒立ちのまま、ぽぅっと思考が働かない。]

(137) 2010/04/06(Tue) 23時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 23時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

……ッ、これは、仕方無く……。

一応、それは褒められているの、か……?

[言っても、この男には全て見透かされるだろう、それも悔しかった。
二人の間の濃密な雰囲気から逃れられないまま、絡め取られるように一歩、彼の座する方に踏み出した。]

慣れないから、余計にアナタの匂いだと感じるようだ。
趣味は悪くはないと思う。

お愉しみの邪魔だったらすぐに去るけれど。
僕はそんな奉仕の仕方はできないから。

(146) 2010/04/06(Tue) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想・グロリアの部屋 ――

恐くはない、僕も一応男として育てられたから、
嫌いより憧れというか……羨ましいというか、複雑だな。
それでも、こういったドレスも、着てみたいと思ったことがある。

どっちつかずなんだ、僕は。だから、

[ふるふると頭を振ってから、熱の冷めないまま、蕩けた表情でイアンを見上げる。憧れたものを、幾らか有している彼。男なら、それが当然であるもの。]

初めてのことなんて、考えたことはなかった。
痛い、とは聞いていたけれど、一生無縁だろうと……。
だから、そう拘りはない。嫌だとごねたところで、
ここにいる以上避けては通れないだろうし。


……イアンは、悪くない。僕相手じゃ、不服だろうけれど。

(148) 2010/04/06(Tue) 23時半頃

[電話から聞こえてくる弟の提案に]

 別にその子を散らすのは構わないわ。
 No.2の子は……今提案をしてみたけど、どうかしら?
 プライドが高いから、無理矢理にでもしなければ受け入れてくれなさそうだけど。
 

 ああ。どなたか着たみたい。


【人】 小僧 カルヴィン

―― ヴェスパタインの部屋 ――

今は、……その、全部あの蟲みたいに思えて。
あんまりべたべたできないんだ。

説得力ないかも知れないけれど。

[それから、一つ頷いた。
彼の髪の流れを追っていると、毛先は布に隠されて見えなくなっている。
何だか、髪が蛇だという魔物の話を思い出してしまった。]

アナタはさっき、とても退屈そうだった。
今はそうでもないけれど……。
どういうことが楽しいのか、興味あるのか。
リサーチも必要だと、あの道化が言っていたから、来てみた。
掴み所がない人の……ようで。

(155) 2010/04/07(Wed) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想>>153  控え室 ――

[No.5の軽口には、小さく肩を竦めるだけ。]

どうせ、伯爵家は没落して、子爵の位も投売り状態だ。
それに、僕を女性だと知る者は少ないし。


……これから先があるような言い方だな。
逃げ遂せる自信か、それとも良い飼い主に巡り合えそうなのか?
羨ましいことだ。

[とにかくイアンの方を見ないようにとするばかりに、メイド姿のNo.5を視界に入れる。こんなメイドも家に居たっけ、と思い出すと少しだけ郷愁に眉を曇らせた。]

(157) 2010/04/07(Wed) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想>>154 グロリアの部屋 ――

それは、今ここで?
それともこれからの舞台で?

[身体の様子がおかしい。
もしも薬を盛ったのだとすれば、前者だろうか。
ごし、と赤い頬を乱暴に擦るけれど、悲鳴を上げたり拒絶したりはしない。
ただ、緊張に肩ががちがちに固まってしまっていたけれど。]

イアン"が"首を縦に振るなら、だ。
僕から願い出たりは、しないからな。

[それでも、矜持の高さは相変わらず。
男を乞うような惨めな真似は、強制されぬ限り取ろうとしない。]

(160) 2010/04/07(Wed) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― ヴェスパタインの部屋 ――

……できることなんて、何も。
僕でどうやって、アナタを楽しませればいいのか分からないから。

僕が喚いていると大喜びしていた手合い(ヨアヒムのことだ)
もいたけれど、アナタはああいう下衆な趣味はないの?

[本来ならば奴隷は品定めされるだけ。
なのに少女は今は残った三名の客を天秤にかけている。
どこに取り入るのが自分に一番得なのか――我慢できるのか。]

そこの雌犬とは、生まれも育ちも違ってね。
自分でも参っているんだ……ここでのあれこれは、
僕の作法があまりに通用しなくて。

[いつもの低い作り声。ただ、程よく酩酊した躰に、この香と二人の睦み合いは毒だった。
ぎゅっと握ったところからドレスのドレープが翻る。
紅潮した頬を反けることで隠し、逃げ出したいのに足元に髪が絡みつく幻想。]

(170) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想>>161>>162>>168 グロリアの部屋 ――

[食い意地は張っている方だったけれど、イアンの言い草に少し不満そうに唇を尖らせるも一瞬。
良い男。巫山戯た性だ、と鼻白む。]

弱くなん、て……!
この、ワイン……嗚呼でも、暑い。暑いんだ。

[イアンは平気なのかと顔色を窺う。
首筋にあてられた手は、ひやっとして気持ちが良く、思わず喉を鳴らす猫のような表情でワインと同じ色をした瞳を眇める。]

甘いもの、は。好き。……だけど、

(173) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想 >>171>>172 グロリアの部屋 ――

ここで、なら……最初からそのつもりで、
ワインに何か仕込んだんだろう、と


思うところだ。

[一度は知ってしまった、熱の解放と虚脱感。
もの狂おしくそれを欲している、そんな顔をすまいと平静を装っているが、声が鼻にかかるのを気づかれてしまいそう。]

初者(バージン)を散らすのを見るのが、趣味?
だとすれば、僕の価値はその時点でなくなる?

[せめて、危害が少なそうな相手なら、買うところまでは漕ぎ着けなければ。
そう考えるのに、動悸は早い。イアンが、「勃たないは無い」なんて言うから!
つい、彼の酷く大雑把な着替え風景と、舞台で見た金眼の彼の自慰行為を思い出して、思考に靄がかかる。巨大過ぎる恐怖と快楽に屈服したくなる。]

(179) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 回想 グロリアの部屋 ――

必要最低限、といったところか。茶番だな。
けれど僕も同じ気持ちだから、何とも言いようがない。

[恋も知らず。秘かに待ち望んでいた王子様も現れず。
現実に大した未練のなくなった少女は、初めてが誰であろうと男ならいい、と自棄になっていた。見知らぬ使用人よりは、たった一言だけでも身の上話を語り合った相手の方がマシ。]

選択肢が与えられるなら、
少しは他の男でも見てくる。
アナタの目の前でヤれば、それでいいか?
舞台でなくここでと言うなら、すぐに戻って来るけれど。

[暗にそれは、他の客――彼の弟――も含まれていて。
心に酷く空虚なものを感じながら、すっかりソファを温めてしまった少女はグロリアの部屋を後にする。]

―― 現在へ ――

(183) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 00時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― ヴェスパタインの部屋 ――

嗚呼、彼女が犬なら、
さしずめ僕は餌だな。あの様子だと。

そう、下衆の真似事をしないと生き残れない、
それが分かったから、こうして来たんだ。

[彼の下で行儀よく控えているツィーを一瞥して。]

僕が無知で世間知らずなのは認める。事実だから。

[そして狂ったこの世界を熟知しようとは微塵も思わないから。]

では、できることがあるなら教えて貰える?

[彼の足元へと、また一歩近づく。三歩目で、触れられそうな距離まで届いた。
香炉ではなく、彼自身から漂う匂いには、少し鉄錆と酒精がして、忘れかけた酔いと薬の残滓が再び熾き火を燻ぶらせる。]

(189) 2010/04/07(Wed) 01時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 01時頃


小僧 カルヴィンは、子守り パティに尻を掴まれ「きゃあぁ!」と絹を裂くような悲鳴をあげた。

2010/04/07(Wed) 01時頃


【人】 小僧 カルヴィン

な゛、なななななないきなりなにするんだ!

[がくがく、と顎を震わせながら、遠慮なく自宅のメイドに似た彼女を指差した。腰を抜かさなかっただけ誉めて欲しい。
涙目な上、そこは必死に逃そうとする全身の熱が集まりつつある箇所に非常に近い。]

(194) 2010/04/07(Wed) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[前方と背後から、隙があるの、あった方がいいの、正反対の忠告が聞こえてくて。]

ふ、ふふふふ。

[ツボにきてしまったらしく、涙目のまま腹を押さえた。]

本当に、ここには色んな人がいるね。
みんな魅力的過ぎて、きっと僕は霞んでしまうんだ。

[しばらくくつくつと肩を震わせて、一頻り笑い転げると、少し和らいだ表情でもう一度ヴェスパタインを見詰めた。]

(204) 2010/04/07(Wed) 01時半頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインとしばし時間を過ごした後、最後にルーカスの部屋へと足を向ける。

2010/04/07(Wed) 01時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 廊下 ――

[控え室のラヂオは聞いてはいなかった。
ただ、こちらもまた少しではあったが扉が開いていて、その隙間から濡れた声が漏れてくる。ちりん、と可愛らしい鈴の音も混ざり。]

…………ッ!

[マッサージの趣味でもなければ、情交の真っ最中ということだろう。
自身に纏わり着いた香もまた、なかなか身体を冷ましてはくれなくて。
髪の毛先にまで真っ赤になりそうに茹であがる。]

でも、これから僕も、そういう……こと……。

[壁についた手が、がくがくと今更震えてきた。
彼なら、優しくしてくれるだろうか。グロリアの機嫌を損なわないために。そんなことを考えるが、意識すればするほど、身体は鳥肌がたつほどのじんわりした陶酔に奪われていくのだった。]

(208) 2010/04/07(Wed) 01時半頃

小僧 カルヴィンは、良家の息子 ルーカスの部屋の前で、何かを堪えるように暫く静かに蹲っていた。

2010/04/07(Wed) 01時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― グロリアの部屋の前 ――

[結局出て行った時よりも覚束無い足取りで、振り出しに戻って来た。
ら、来客が増えていた。
耳の奥でいつまでも、あのあられもない嬌声が響いていて。自分もあんな声をあげさせられるのだろうか。期待は少なく、ただ羞恥だけがあって、それが余計に体温をあげてしまう。
最後にドレスで唯一寸法の合わなかった胸元の空き具合を確かめてから、そりゃあイアンだって自分よりグロリアの、或いは新たな来訪者の方が抱きたかろうと納得してしまった。惨めだ。]

あの、ただいま……?

[何と声をかけていいか分からず、非常に間抜けな挨拶を一つしてから、部屋に滑り込み礼をする。練習だと思って、見様見真似でスカートの裾を摘み足を交差させて、女性側の会釈を。]

(213) 2010/04/07(Wed) 02時頃

小僧 カルヴィンは、なんだか初めてのピアノの発表会、みたいな動きになってしまった。慣れぬ仕草は難しい。

2010/04/07(Wed) 02時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[家柄に、縛られている。
その言葉は、何よりこの少女にも重く重く感じられた。
男として育てられる、実家が没落すると特殊な環境さえなければ、或いは自身は彼女のようになっていたのかも知れない。
そして、自分の身に彼女が願うことの一端が、理解できるような気がした。]

もしかしなくても、ミセス・グロリアには、
娘がいないのか。

[母が娘に自分を重ねる。そう何かの心理学の書物で読んだ気がする。
そして皮肉なことに、少女には"母"という存在の記憶がほぼない。
神妙な顔をして、少しは火照りがおさまっていくのを感じた。]

で、彼女は――さしずめ、僕のライバル?

(218) 2010/04/07(Wed) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

三千点って道化は言っていたっけ。
香の男はツィーがお気に入りのようだった。
グロリア様の弟君は、No.4とNo.6を部屋に所望した。

なる程、こっちの方が競争率は高いのかな。
媚を売るなら、僕より圧倒的に有利だと思うよ。よかったね。

[客には客の、奴隷には奴隷の思惑と都合がある。
だからこそ、先ほど自分がいた席に座る、泣き顔しか印象にない彼女には、辛辣な言葉を浴びせた。]

(221) 2010/04/07(Wed) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

ただいま。
……今度はそっちこそ、顔が赤い。何かあった?
僕よりお酒に強いくせに、そんなに沢山飲んだの?

[とてとてと彼の傍まで寄ると、先ほど自分がされたように、イアンの首筋に手をあててみた。脈が速いか遅いかなんて分からない。どちらの体温がより高いかも、きっと。]

(224) 2010/04/07(Wed) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアに椅子は不要だと言って、イアンの膝を叩いた。

2010/04/07(Wed) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

話は纏まったの?
それとも、彼女も一緒に?

[顎の先にはNo.7の娘。
思わぬ相手の登場に、しおらしさのカケラもなく気丈に振舞ってはいるが、鼓動は張り裂けそうに緊張していた。
声を手足を、震わせないだけで精一杯。]

僕はお役御免になったのかな。

(226) 2010/04/07(Wed) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンに、何故? と無垢な瞳を瞬く。本当にきょとんと分かっていない。

2010/04/07(Wed) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

食べ物も飲み物も、十分貰ったから。

[イアンの膝を椅子にしてやろうという目論みは外れてしまった。
ソファの背凭れに頬杖をついて立ったまま。
スカートで座る姿勢が、どうにも慣れないのと、身体の中心を蝕む官能の種を知られぬため。
イアンに自分を煽がせるグロリアの姿は、どこかツィーの奉仕を受けるヴェスパタインと重なって見えた。]

(229) 2010/04/07(Wed) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

一人買っただけで帰ってしまう客も居たのに?
共闘なんて、キミも随分甘いこと考えているんだね。

席取りゲームするなら、別のところの方が見込みがありそうだよ。
まぁ、僕も好きにするけれど。奴隷に可能な範囲で。

[イアンも水面下で売り込みに必死な様子は、何かと透けている。
元貴族の少女は、そういった根回しには敏感だったから。
変に矜持が高い分、自分の方が分が悪いことは熟知していて。]

イアンと……つがい、ねぇ。

[その横顔を、じぃっと見詰めている。]

(231) 2010/04/07(Wed) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアに話の続きを促した。

2010/04/07(Wed) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

グロリア様が僕を望まれるわけでないなら、
遠慮しておきますよ。痛いのは嫌だし、
……イアンもああ言っているし。

[多分殴られるのは、十中八九自分の方だという自覚くらいある。
生意気な小娘だと思われているのだろう。]

それに、イアンは多分、

[銀の睫毛がぱちり、ぱちりとシャッターのように瞬いて順にイアンの濃茶の眼と、グロリアの扇で隠されていない顔をフレームにおさめた。
女の勘だ。イアンはグロリアを抱きたいに違いない。
それで彼女を陥落させれば、間違いなくお買い上げして貰えるから。]

どうであれ、僕は従わないといけない立場ですけど。

[グロリアへと視線を戻して、どうしましょう、と首を傾げた。]

(234) 2010/04/07(Wed) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

もし僕が彼に買われたとして、それが倖せだったかは
分からないけれどね。

[気が早く、もうグロリアを「ご主人様」なんて呼んでいるマーゴと名告った娘に飽きれてしまう。]

読み取れても、僕が死んだ方がマシだと思うことなら、
擦れ違いのままさ。僕は舌を噛む。
キミはプライドがないんだな。
その方が、ここでは適応できるかも知れない。

きっと僕は諦めも悪いし潔くないから。

[真に分からないのは、女という生き物の方かも知れないと。
イアンの単純さに比べればマーゴの理解不能具合は溝のように感じられた。]

……グロリアを抱いた方がてっとり早いのだろうけれど、
それはルールとやらで禁止されている?

[イアンは多分。グロリアの問うような言葉の続きは、そう補った。]

(238) 2010/04/07(Wed) 03時頃

小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアの「痛くない方がいい」には素直に肯定した。ついでに、イアンに「貴族の前で自分を飾っても無駄だよ」とも。

2010/04/07(Wed) 03時頃


【人】 小僧 カルヴィン

……よかったね。
どうやら僕は、イアンに抱かれるのは、
死ぬよりはマシだと思っているみたい。

[今更自分で気づいたように、くすくすと笑った。
顎を掴まれても抵抗せず、鼻が擦れるほどの至近距離でねぇ、と媚を含ませて囁いてみる。]

綺麗じゃなくていい。王子様じゃなくていい。
イアンのやりたいようにしていいよ。
そりゃあ、目の前にご馳走(グロリア)ぶらさげられてたら、
気が気じゃないだろうけど。




……僕を抱くのは、嫌?

[ゆっくりと、銀の帳が瞳を隠した。]

(240) 2010/04/07(Wed) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[イアンに触れられるのは、どこか男同士が戯れあっているようで、嫌いではない。首根っこを引っ掴まれていると、どうにも仔猫になったような気分が否めなかったが。]

No.5の女(ひと)は格好よかったね。
僕も彼女は結構好きだよ。
似たメイドを前に家で雇っていたせいかも知れないけれど。

[少し声を弾ませて。]

イアンもきっと、彼女の前だと飾らずに居られるんだね。
…………胸も巨きいし?
悔しいけど、僕も体型はどうにもできないしな。

[華奢な腰は簡単に抱き寄せられ、色気も何もなくすとんとイアンの膝の上を椅子にした。
一度グロリアの顔色をそうっと窺ってからまた瞳を閉じて、イアンの少し肌蹴た胸板に頬摺りをする。汗と体臭と、ほんの僅か発散される酒気。コロンを必ずつけていた父とは全然違う匂いだ。]

(245) 2010/04/07(Wed) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン

社交辞令は要らない。
ずっと男のつもりで居たんだし、莫迦にされているように聞こえて……。
可愛いや綺麗は興醒めだ。そんな言葉じゃ蕩けないから、僕は。
何も言わなくていいよ。

[そう宣言して、イアンの鼻を摘む。拗ねた子供の仕草で尖らせた口唇は、口接けをねだっているように映るだろうか。]

好き嫌いと、抱く抱かないは別次元だと思うけど、男の人は違うの?
せめて蟲よりは、マシな気分にさせてくれるかな。

[お願い、と。背筋をぴんと伸ばして、耳朶に吐息ごと吹き込むようにして懇願した。多分笑えていたと思う。
どうしようもない含羞と緊張は、きっと肌を触れ合わせたらイアンにはすぐばれてしまうだろう。
そして、手術台に張り付けずとも、少女はこと性技には疏いため、随分なマグロっぷりでイアンを辟易させることになる。ただ、感度が良いだけが救いだ。]

(247) 2010/04/07(Wed) 04時頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンに、よかったね、とこっそり囁いた。勿論、一度はグロリアが抱いていいと許可したことは、買う気だと踏んだから。

2010/04/07(Wed) 04時頃


【人】 小僧 カルヴィン

…………そう思うなら、
今度舞台で倍の芋虫に
たかられてみるとい……ンぅ。

[唇が塞がれる。生暖かなそれから想起するのは、話題にしたせいかやっぱりあの蟲の這う感触で。ぞわぞわと悪寒が背中を走り抜け、余計に肩肘が張ってしまう。
しかも、パニックになった思考は鼻での呼吸など忘れて酸欠寸前。
どんどんとイアンの胸倉を容赦なく叩いて、息が苦しいと訴えた。]

ぶはっ……苦しいだろう、肺活量考えろ。
大体、キスなんてしなくても、ヤることはできっ……、

[そういえば、男が童貞を捨てたがるように、むしろバージンに拘りはない少女だったが、このキスは異性とする初めてのものだ。ちなみにファーストはツィーに奪われている。何ともここに来てから初体験が多いのだった。]

(251) 2010/04/07(Wed) 04時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 04時半頃


小僧 カルヴィンは、ごしごしと色気なく唇を袖で拭いた。

2010/04/07(Wed) 04時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

せーかん、たい……。


[酸欠の頭が上手く働かない。イアンを詰る台詞はそれ以上出てこなかった。
痛いことはさっさと終わらせたい。舞台で変に長引かされても嫌だし、現状盛られた薬のせいで身体が疼いて仕方が無い。けれど、時刻がそれを許さなかった。]

……痛がらせるのが本意でないなら、
なるべく痛く感じないような薬でも、
用意しておいて欲しいな。

喚き声が聞きたい人がいるなら別だけど。

[グロリアにそう自ら提案してから、はぁと濡れた溜息を一つ。
しばらくはこの疼きとまた戦わなければいけない。
夫のこと、「あの子」のこと、グロリアの話を聞きながら、あれこれと邪推する。何を望んでいるか知ることが、買って貰うための一歩だから。]

(254) 2010/04/07(Wed) 09時頃

【人】 小僧 カルヴィン

まだなら、なんで煽るようなことしたんだ、莫迦。

[鋭くイアンに耳打ちしながら、鼻を摘んだ応酬だろうかなどと思いながら、もう一度唇を擦る。
先ほどから内腿に当たる、はちきれそうな猛りは感じているからこそ。
お互いさっさと楽になった方が良かったのだろうが、タイムリミットだ。
やり場の無い理不尽な怒りは、身を離す際にイアンの股間を膝で擦り上げることで解消する。]

せいぜい、頑張って。
相手を選べるだけマシだと思っておくよ。

[極めて平静を装って――声は上擦っていたけど――足元の鉄球を抱え上げた。]

(255) 2010/04/07(Wed) 09時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 09時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 09時半頃


[各客の部屋への電話が鳴る。]

お気に入りの方ができてしまいましたか。
ちょっと舞台の準備が手間取りそうなので、
定刻23:30までに一人競り落としていただこうかと
思っていますよ。

あ、誰に誰が何点入れているかは
こちらでは全部中継させていただきますし、
奴隷の方々にも点だけは聞けるよう手配しておきますネ。

よろしかったら、現状のお気持ちから聞かせてください。



さぁ、オークションスタート!


小僧 カルヴィンは、記者 イアンに、「で、結局どうするんだ」と睨むような目線で問うた。

2010/04/07(Wed) 10時頃


 ひとり、かァ。
 ボクは別に急がないんだけど、サ。


[購入する迄は、全ての品物は客にとって平等。
 牽制があったとて、ルールにさえ従っていれば何をしても咎められる事など無い筈だから]

 
 さっさと囲っちゃいたいモノを買うのが良いんじゃない?
 その点ボクが一番きっと緩いから、後でよいのだけれど。

[他のふたりの客へと、言葉を放った。]


【人】 小僧 カルヴィン

処女喪失が大事だって発想があまりないんだ。
僕自身が大切だと思っていないから。
イアンは童貞喪失した時のこと、覚えてる? ……ヨかった?
男と女って、不公平だよねこういう時。

[せいぜい楽しませてよ、なんて笑って見せるのも全部強がり。]

記憶に残った方がいいと、
グロリア様が望むならそれでいいけど……ひゃっ。

[急に抱え上げられて、バランスを崩しそうになりながら、何とかイアンの太く逞しい首に両腕を投げかけた。ぎゅう、としがみつく手が震える。]

ソレ、もう少し小さくならないの?
……入りそうにない、よ。

[No.5の女性が、ツィーが、孔に咥えこんでいた張り型やら何やらの模型を思い出して、顔を顰める。鉄球を抱えた自身を軽々持ち上げる男の腕力には、感嘆を覚え、気付けば寝室へと運ばれていた。]

うるさくて、悪かったな……ぁ、 ……やらしー、触り方。

[身を捩ると、腹の上で鎖がちゃりちゃりと耳障りな音をたてる。]

(258) 2010/04/07(Wed) 11時頃

小僧 カルヴィンは、「だって王子様が邀えに来てくれるのは、お姫様だけだもの」と寂しそうに零す。

2010/04/07(Wed) 11時頃


【人】 小僧 カルヴィン

二人いっぺんに作業的に、で
思い出にしろって方が無理難題だろう。

[グロリアの申し出は、マーゴをどうするということなのだろう。自分よりも随分女らしい彼女に若い嫉妬を覚えながら、イアンの首筋に鼻を擦りつける。]

そう言うならせめて、今だけは僕と向き合ってくれる?
グロリアの想像しなくても、どうせ後で抱けるんでしょう。
僕は重ねる相手が他に居ない――知らないんだもの。

[それからまた癖の悪い足先で、イアンのスラックスの膨れた箇所を往復して撫でてやった。
チェシャのように歯を見せて笑っても、すぐに唇がへの字に曲がりそうになる。
脈拍は際限なく早くなっていって、甘えるように漏らす声はしっとりかすれて、作り声とは違う低さになっていた。
寝台に下ろされた時、レェスのスカートが広がる様は、一輪の花が咲いたよう。控えめな灯りの下でドレスから浮かび上がる乳白色の膚、ただ一人のために一度だけ、月下美人のように。]

(260) 2010/04/07(Wed) 11時半頃

小僧 カルヴィンは、子供のような独占欲に、自分でも笑ってしまう。

2010/04/07(Wed) 11時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

じゃあ僕も、処女喪失なんて忘れちゃうかもね。
死んだら処女だろうがそうでなかろうが、関係ない。
別に子供を産むためじゃないんだから。

[それでも、内面の話を聞かせて貰えるのは気が紛れる。]

欧米、じゃあ僕にも劣等感なんて感じてるの?
……僕は多分、男にも、女にもコンプレックスはあるな。
どっちつかずだから。そんなものだよ、多分、みんな。

[ささやかな支配欲に後押しされて、イアンの顎先に唇を押し付ける。
自分でもどうしてそんな気分になるのか不思議だった。]

……ジョイスティックっていうの、ソレ。
そのままだと苦しいんだっけ?

[隠語に疎い少女は、神妙な顔つきでイアンの股間で主張しているものを見下している。]

(262) 2010/04/07(Wed) 11時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 12時頃


小僧 カルヴィンは、ちなみにポメラニアンという犬種は知らなかったが、莫迦にされているようだとは気付いていた。

2010/04/07(Wed) 12時頃


【人】 小僧 カルヴィン

……黙っていれば可愛いの?



じゃあ黙ってなんてやらない。

[憎まれ口を叩いても、そこは生娘。いよいよ寝台の上では、言葉数は減ってしまう。]

そうだね、じゃあ思い出は要らないや。
楽しい奴隷生活なんて考えてもないけれど、
痛くない方がいい、から。

[役割、観客の前で演じること。思い出して、こくりと首肯。]

じゃあ、せいぜい見てて貰おうじゃない。
お気に召すかは分からないけど、そのへんはイアンに任せる。

[グロリアの座する方へと一度顔を向けてから、無垢ながら薬に蕩けかけた瞳でイアンを待った。
燻ぶり続けた熱は体温を上昇させて、自ら脱ぎだし兼ねないくらいには部屋の室温も暑く感じられ、そのくせ素肌に外気が触れればひやっと鳥肌がたつ。
どうせ、身体がどうなったって、内実は、心は、自由にできない。まだそう思っていたから、イアンにも反論はしなかった。]

(268) 2010/04/07(Wed) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[寝台に仰向けになると、肩甲骨のあたりがむずむずとして、自然背が緩い孤を描いた。
退路を塞がれ、上から覆い被さるイアンの体躯でできた影に、本能的な恐怖が鎌首を擡げる。
早く時間が過ぎてしまえと祈るように、目頭と眦に皺が寄るほどぎゅうと強く双眸を閉ざした。その上から乱れた前髪が、額と目蓋を隠す
会話が途切れると衣擦れの音が、脳髄を犯すようにやけに大きく響くのだった。]

(269) 2010/04/07(Wed) 12時半頃

 勿論、「まだ」ってだけだけどね。
 

[くすくす笑いは、電話の向こうへ。
 自分以外の客の部屋、痴態が繰り広げられている事を知っても知らずとも、気にする事は、ない。]


[受話器を手に考え込むのは少し]

 お一人なら、今日落とせない場合その点数はなくなるのでしょう? なら、様子を見させてもらうわ。
 まだね。

 同点なら、それぞれ一人ずつ持ち帰ることは出来ないのかしら?


/*
中身でごめんなさい。
二人落ちがデフォではないと思うのだけど、一人ずつだと最大あと7日かかるのよね。
二人落ちを増やすのと(客落ち以外で)それを奴隷の方も分かるようにメモかネイサンあたりに周知させたらいかがかしら。
奴隷の方も動き方が違ってくると思うので。


[それだけ問うて返事を待つ。
受話器は椅子の肘掛にかけた*]


【人】 小僧 カルヴィン

[グロリアの言い分にふぅん、と首を傾げた。
勿論、彼女に苦情や拒否を申し立てるつもりはもう微塵もない。]

美しい思い出を壊すのが趣味な人も居るかと思っただけ。
いいよ、僕も未練はないから。

[多分、できれば忘れたいことの部類に入る気がする。
緊張でおかしくなりそうだったが、そう何とかポーカーフェイスで返した。
女王然と君臨するグロリアに隠れて、ただ一つだけイアンに乞うた。]

(お願いがある。片手でいいから、「その時」は繋いでいて。
それだけで、多分何でも堪えられる)

(275) 2010/04/07(Wed) 13時頃

そうですね、あまり時間をかけるのもアレですし。
定刻を24時間刻みに(コミット)するか、
48時間なら同時落ちは検討しています。


あ、別に全員買う必要はないんですヨ。

それと、今回全員見合わせでしたら、
奴隷は全員売れ残りですからね。
その点はよろしくお願いします。


例えばお一方が、二人に千点ずつ入札して、
他が見合わせでしたら、二人同時に
お買い上げということになりますネ。


 嗚呼、二人が見合わせるというならボクが買うよ。
 その場合は、No,1の心算。


[全員見合わせにする心算は無い、という意志は明確。
 ただ男が気にしているのは「購入前」の品物の扱いに対して、自身が一番注文が少ないだろうと言うことだけ。]

 どこまで試食で遊ぶか、も醍醐味のひとつだからねェ。


……私は、かける気があるよ。
だから、この回で終了ということにはならないさ。
かける先はNo.6。

[電話を取り、各々の会話を聴くと、小さな苦笑を乗せる。]

ただ、奴隷との駆け引きも愉しみたいのでね。
かけた点数がカンバス候補達にも判るなら、尚更だな。
点数を示すのは、もう少し待ってもらおうか。

[彼ら2人を一気に落とす心算は、ルーカスには無いようだ。
この回で落としたい先があるなら、最高点で重ねて貰っても構わないという意志表示でもある。]

嗚呼、点数吊りあげは構わなかったのだよな?

[再度確認を取り、電話は置かぬまま、No.4とNo.6の反応を待つ。]


はい、途中で同じ先に再入札で
値を吊り上げて貰っても構いませんよ。

定刻まででしたら、累積されます。

[電話にはそう答えた。]


 No,6かァ。
 声がきれいだったよね。
 ああ――、No,6が落とされる前に、No,4と少し話してみたかったけれど…

[あれだけ笑わせてくれた金色の目の青年。
 彼はまだまだ味見段階でも遊べそうだったから、
 僅かに残念そうな声を返す。]

 ねェ、ダレが入札してるか、は、品物にはわからないんだよねェ?

[ふと思いつき。
 くすくす笑いと共に投げる問い。]


はい、分かりませんねぇ。
そう、二人に入って引き裂かれそう、というのも、
誰が入れてるかは分からないですよ。

[にんまり。道化の声は普段通りだが、何かを促すようににんまりと化粧は笑み崩れていた。]


 そう。
 ――うん、それは良いね。

[くすくすとわらう。
 暫しの思案――そして、また、くすくすと笑い。]


 じゃあボクがNo,4を買う、ってのも、アリ?
 まるでルーカス氏がどっちも買うみたいな顔して、サ。

[一応他の客にも問う形。
 己が買えば、きっともうカンバスにはなり得ない事はうすうすと気づかれているだろうから。]


ええ、今のところ、どこにも誰も入札していませんから。
同点で二人、は割と異例ですので、奴隷も知らないでしょうけれどね。
さて、同点が三名の場合はどうしましょう。


別にNo.4をヴェスパタイン殿が買いあげるのを、
止めることは私はしませんよ?

まぁ、2人買いあげて、
その後引き離した方が私は面白いと思いましたが……。
それこそ、愉しみというのは人それぞれでしょう。

[くすくすと聴こえる笑みに、常と変わらない優雅な声音が返る。]

……男奴隷を買えれたなら、姉さんにと思いましたが。
それは、また別の機会にでも出来ることですし、ね。


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 14時半頃


 んー……
 ――どうしようかな。


[耳元に置いた電話から聞こえてきた言葉に、
 僅かに甘い声音が低くなり、悩んでいる様子。]


いかようにでも、
お客様のお気に召すままに。


それが、この品評会のルールですから。


私自身は、気にいったカンバスを一つ手に入れられるなら
基本的には別にどうだって良いのですよ。
カンバスを2つ求めるというのも、私には珍しいことでしたから。

――…手に入ったなら、直ぐに帰ってしまっても構わない。

No.6を落として、No.4が舞台上に残るなら、No.4が他の女とまぐわっているのを、No.6に見せるのも有かと思っていましたが、ね?

[甘い低い声音に誘われるように、ルーカスの唇から落ちる、嘘と本音が複雑に入り混じった言の葉。]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 寝台 ――

ん、嗚呼、目隠しが……、あった方がいい?

[表情が隠れる分、好悪も分かれるだろう。伏せた長い睫毛がイアンの指の腹を擽る。
優しく撫でられ、逃れようとする気が半分、委ねたくなる気が半分。
鬩ぎ合いながら身体を捻ると、その都度ドレスの黒紅とシーツの白が異なる模様を描き出す。
ぎしり、男の体重がかかるのが分かるスプリングの轢みに、身体は緊張と弛緩を幾度も繰返した。]

……イアン。

[背に回る手に、腰を浮かせる。尻まで滑り落ちるなら、やり易いようにと重心をかえて。余裕がある内はまだ、彼にだけ主導権を取られまいとするけれど。
賛辞を禁じてはいたけれど、名前を呼ばれるのは嬉しかった。カルヴィナと呼ばれるのは、ここに来てから。子爵でもなく跡取り息子でもない、素の自分を曝け出される感覚。
それは、あまりの無防備さ故の恐怖もあったが、同時に呪縛からの解放でもあった。
まるでそこだけは恋人のフリをするように、相手の名を甘く呼び返せば、次第に身体も気分も高揚してくる。]

(297) 2010/04/07(Wed) 15時頃

嗚呼、私とN0.4の会話が奴隷に漏れると、愉しみが減ってしまう可能性もあるだろうから、中継は切ってくれるかな?

[道化の声が聴こえれば、一つ命令を。

客人達には受話器を通して、会話は聴こえているだろう。
No.4のフルネームが聴けたなら、先程ヴェスパタインに向けた言葉を真実たらしめる為の点数をNo.6にかけるつもりである。]


 んん…
 …――つまり今回は買わないけど、それによってやりたい事は沢山ある、って事、かな?

[嘘と本音の混じる言葉は、No,4を今回買わない事すら計画の一部である事を示唆しているように思えたから、少しばかり幼じみた声を、ルーカスの言葉には返す。
 肩を竦める様子は電話越しには見えないけれど、容易に想像出来る声音は]


 んじゃぁ、いいや。
 ボクは今回は見送り、でいいかなァ。

[それ程強く望む心算も無いし、と、告げる。]


[幼い声に、ルーカスは苦笑を返す。]

全てが私の意のままにとは思ってません。
貴方と私、姉さんは平等な筈です。駆け引きはあれど、ね。

貴方がNo.4を欲しいのなら、どうぞ遠慮なく検分してください。
部屋に呼ぶのでしたら、向かわせましょうか?

[キャンバスは1つでも構わないというのは本音。
No.4とNo.6を単品で考えるなら、No.6の方が作品に仕上げやすいという、それだけのこと。両方落とせるなら、No.4を作品に仕上げたいという欲求の方が高くなるが、そこまで我儘を通す気も強い訳ではない。]


【人】 小僧 カルヴィン

[素肌を撫でるイアンの手に、また蟲のトラウマが疼いた。
胸というより浮いた肋骨に沿う手の動き、脇腹も肉付きは薄く神経に直接触れられてるようでこそばゆい。]

きゃ、…………。

[脱がされるでなく捲くられたスカートは、人生で初めて着用したもので、こんなに無防備なものだとは思いもしなかった。ひらひらと頼りなく脚を守れないレェスの波。
素足を外気が撫でると、ぞわぞわと中心に向かって這い上がってくる感覚がある。
戸惑いに揺れる瞳をこわごわ開いて、漸く少女はイアンの身体と、その酷く熱い一部を視界に入れた。]

蟲と、確かに違う。そんなに大きくなかったし、
色も  ……熱さや、匂いも。

[男性への憧れか、金眼の彼のものもちらりと見てはいたからか、蟲に比べれば質量は圧倒的な男根にも恐怖は薄かった。手で包むと不思議な感じがする。表面は弾力があって脈打っているのに、芯は酷く堅い。女性の身体にはどこにもない力強さ。]

(300) 2010/04/07(Wed) 15時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

……だ れ?

[足音と共に観客が増えたようだった。顔を上げようとしたらすぐ、唇を奪われて叶わなくなる。
ひちゃりと、暫く二人の唇の間で奏でられる水音が、周囲を支配していた。空気まで、濃厚にとろりと凝っていくよう。咥内が性感帯だとイアンの教えた通りに、ダイレクトな刺激が脊髄に伝わって、身体の中心をより燃えたたせる。]

ぁ、ふぅ……っくる、し

[矢張り息継ぎはできなくて、ピンと足先は強張り、手はイアンの肉塊を遠慮なく思い切り握ってしまった。]

(301) 2010/04/07(Wed) 15時半頃

[ルーカスの言う「駆け引き」は、案が魅力的なら置いて置いて欲しい、という事だと受け取ったけれど。
 そも、「カンバス」として奴隷を見ている彼と、自身では見ている軸がきっと、違うのだと、想う。
 ――XY軸でなくZ軸なのだ。

 それもまた、この場に居る楽しみのひとつだと思う。
 人それぞれ、とは彼の言葉だけれど。]


 じゃあせっかくだから、No,4に来て貰おうかなァ。
 
[彼の言葉には、ひとつ、甘えた。
 彼とNo,4との会話が聞こえていたから、
 舞台が整うまでの短い時間だけれど。]


――…【No.6に1,000pt】かけよう。
遅くなってしまったが、一回目の約束通りに。

[青年の名を知ると、彼との約束通りNo.6に持ち点をかける。]

今、彼に向かうように云いつけた。
嗚呼、商品達に誰にどこにいれたか判らないなら、
そのことを種に遊んでくれても構わないよ?

[ヴェスパタインの言葉に、そう返す。
彼の愉しみ方と、自身の愉しみ方が違うのは、なんとなく知れる。
それを否定することはない。
そしてある種の許可にも似た提案を、彼がどう扱うかも強制することもない。

ただ、出来ることの範囲を狭めない為の言葉と取ってもらえれば僥倖。]


【人】 小僧 カルヴィン

……窒息死するかと思った。

[大袈裟に薄い胸を上下させながら、涙ぐんで酸素を貪る。ぱくぱくと魚のように開閉する唇の合間に、二人の唾液がねっとり糸を引いていた。
皮膚は汗ばんで桜色に上気し、未だ残る理性が情欲で押し流されるまで後幾許か。]

折れたら、困るな。
しごく……こう?

[甘やかされている。そうと分かる口接けを顔に浴びながら、恐る恐る言われた通りに下方から上へ向かって何往復かさせた。力加減は誤っているかも知れない、何せ記憶は男の自慰の見様見真似。上手くできなければ、イアンにやり方を聞いた。
割と無邪気に、「熱くて火傷しそう」なんて感想と共に。]

ん……普通に、脱いでいい?
多分破いても怒られないと思うけれど。

[舞台でのことが過ぎって、もぞもぞドレスの内で華奢な身体を抱きしめるようにする。]

(313) 2010/04/07(Wed) 16時頃

 嗚呼、有難う。
 ――【No,6に関して彼に張り合うことはしない】よ。


 ところで、それを種に遊ぶなら。
 結果君だったから良かった、と思われては面白くない、かい?

[彼の言葉に、礼をひとつ。
 自身の点に対して宣言をしながら、
 続いた彼の言葉に対しての遊び方を考えながら、問いを置く。]


【人】 小僧 カルヴィン

[薬で増幅された快感は、胸の先端を転がされる度、小さく上半身を跳ねさせて。次第にそこが凝ってゆく、それも初めての感覚。必死に蟲のことは思い出さないようにした。]

あんまり、優しすぎても……困る。

[手首から二の腕のラインは、いくらか女性みを帯びてまろやか。
肩の張った衣装で少年と誤魔化していた肢体は、痩せぎすなことを除いても、あちこちに女性特有の丸みが散見される。
イアンの欲望を、時にはその下に垂れ下がった房までも手の内で弄り回しながら、素直に服を肌蹴ていく。抵抗は、まだない。
性器の人種による違いなど、経験の浅い少女には与り知らぬこと。最初は好奇心からだったのが、イアンの吐息が切なげに溢れる動きを見つけると、執拗にそれを繰返す。その反応を観察していると、次第に自分の内も、期待するかのように熱く蕩けて潤み出すのが分かった。]

(315) 2010/04/07(Wed) 16時頃

さて、それは、流れ次第でどうとでも。
なので、愉しいと思われることがあるのなら、好きになさると良い。それが、私も愉しめるものなら、尚良いけれど。

[礼に否と返し。張り合わないという言葉に礼を返し。
その後の問いかけには、流れ次第と穏やかな声音で返した*]


【人】 小僧 カルヴィン

[寝台の上で散らされるのを待つばかりの少女。
ドレスの花弁の内には、未成熟なまま成長を止めてしまった、危うい儚さを残す蕾がある。
それも、薬という栄養と男の手によって、無理矢理開花させられるために、仄白い皮膚は内に朱を燈らせ、色づき綻んでいった。蜜から香るおんなも、獣じみた男の体臭に消されてしまいそうなほど、薄い。
グロリアがこの後何をさせる気なのか、少女は知りもしないまま。
男の身体を知り、また自身が女であることも身体に知らされ、刻まれてゆく。]

薬で気をおかしくした女をレイプするのに、
そんな っ…… 風には、しない

[血流にのって運ばれる媚薬と内から湧き出る情動に突き動かされて、素直な身体は悦い場所で素直に鳴く。
その内にも、イアンが零す精を薄めたような透明の液体に指を汚され、無頓着に口に運んでみたりしながら、]

これ、も ……   へんなあじ。

[身体じゅうをまさぐられ、ふわふわと浮いたような心地になりながら、蕩然と呟いた。]

(332) 2010/04/07(Wed) 17時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[シーツもドレスも皺だらけ。
生まれて初めて着用した女性ものの下着は、薬のせいもあって、内側の肉の色を薄い生地が透かせて、最早穿いている意味もない。]

――ぁ、そこ、が、……ゃ、っ

[敏感な部分を無骨な男の指が辿る。あがる声は、色と艶を帯びて、次第になまめかしい響きを含ませる。]

…… ば、   まじまじ、見ない で!

[初めての拒否の言葉は、彼の眼線に関するもの。既に他にも見物人がいるが、どうやら少女は視線に滅法弱い。触れられる前から、小さな真珠ごと視線を浴びてひくりと震えて、淫らな汁でそこを濡れ光らせている。
逆に足を閉じようとして、男の手に阻まれた。直接的な刺激を受けると、力は入らずゆるゆるとその角度は開いてゆく。]

見な……見ないで あ、あぁ、

[汚い、と尚も両手で隠そうとしても、それも容易く絡め取られるだけ。結局塞ぐことができたのは、自分の視界のみ。堪えるように目を閉じていれば、研ぎ澄まされた感覚が男の指の動きと、弾ける水音をやたらリアルに感じてしまう。
やがては、穢れを知らぬ少女の奥の蕾の綻びが、衆目にも曝された。
襲いくる刺激を、少女は下唇でなくシーツを噛むことでやり過ごす。]

(335) 2010/04/07(Wed) 17時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 17時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 18時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 19時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 19時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

そん、な変態的な嗜好は、――ないッ!

[それは、見ている方も悪趣味極まりないと断罪するに等しい主張。
それでも、機嫌を損ねてはいけないと、必死に目蓋を抉じ開ける。
潤滑油にも何か含まれていたのだろう、身体はとっくに快楽の虜でイアンの指を三本までぎりぎり飲み込んだ挙句、ぐちゃりじゅぷりと恥毛から尻の窄みまで泡立った粘液を纏わせて、シーツにも染みを広げている。
背凭れにしていたイアンの顔は見えず、ただグロリアの瞳を捕えた。彼女がこの光景をどんな心境で傍観しているのか、残念ながらその心の奥底までは見通せないけれど。
向かい合わせになれば、漸くイアンの濃茶と目が合って、その色に大人の余裕を感じると、ほっと身体の力を抜いた。
その瞬間を見逃すイアンではないだろう。こくりと覚悟を決めたように頷いて、信じ難いほどに熱く巨きな剛直を、招き入れようと一撫でした。]

(350) 2010/04/07(Wed) 20時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

ずっと、見てる、から。
お客じゃなくて、イアンを、だけど……。
それは、許して。

[目を閉じない代わりに、と一つ懺悔して、素直にイアンの首を両腕で引き寄せる。
密着する身体。融けそうに熱いお互いの体温。汗が混ざって流れていく。]

――――ッた!!

[腰骨にがつりと響く振動。狭い肉の裡を掘削されている。
ぶちり、と内部で肉が引き千切られる激痛が伝わると、声にならない悲鳴が迸り、イアンの口へと吸い込まれていった。
引いてはまた押し寄せる荒波のテンポに、身体を合わせることなど到底できなくて。
途中までは、性交でなく寝台上の取っ組み合いのような様相。]

(351) 2010/04/07(Wed) 20時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 痛いッ て 言ってる…… やめ、 抜いてぇ!

[呼吸まで全て奪い尽くすかのようなキスに、くぐもった抗議はイアンの舌を傷つけ鉄錆の味を交ぜる。破瓜の紅と、口接けの紅。ずきずきと裡を嘖む新しい裂傷に、下半身は最早どこが痛いのかぼんやりとして分からなかった。
胸に上下と同時にひくつく内部、けれど閉じていた蕾を抉じ開けてきた異物に、最後まで息を吐くことができず、自然呼吸は浅くなる。強い力で抱き竦められて、重いと訴えようにも、酷く気怠くて何より股の間が痛む。]

……終わ、った?

(352) 2010/04/07(Wed) 21時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[快感など吹き飛んで、ただ純粋な痛みしかないロストバージン。
その先に、グロリアが求めるのは何なのだろうと。]

(353) 2010/04/07(Wed) 21時頃

小僧 カルヴィンは、記者 イアンを押し返したいのに、腕に力をこめると彼をますます引き寄せてしまう矛盾。

2010/04/07(Wed) 21時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[随分と呆気ない。知識の薄い少女は何も気付かずに、イアンの首と言わず背から肩まで知らず爪をたてていた指を、一本一本引き剥がした。]

……この 下手糞……すご、く 痛かった、ぞ。
ちょ、待っ……動かれると


擦れて痛い……。

[すぅはぁと呼吸を整え、髪を撫でる手に噛み付く真似をする。
無残に散らされた花から絞られた紅い紅い雫は、シーツに点を滲ませた。
グロリアがそこで続きを促さなければ、少女は痛みで現実に引き戻されたまま、しばし燻ぶる熱を持て余すことになるだろう。]

(356) 2010/04/07(Wed) 22時頃

定刻までもうすぐですけど、No.6に1000点、だけですかね。
競りになりませんね。

みなさん慎重な出だしです。
ああ、一人景気いい方がいらっしゃいましたから、
それで丁度いいでしょうか。


【人】 小僧 カルヴィン

下手糞。冷血漢。愚図。無礼者。色魔。助平。下衆。無頼漢。下手糞。下手糞……、

[恨みがましく、思いつく限りの悪口雑言並べ立てるが、もとより罵る言葉は語彙が少ないのですぐにループする。イアンのようにXXXなことは口にすることもできない。
身を捩れば引き裂く痛みが稲妻の如く背筋を貫いて、じっとしていてもじんじんと膣口が酷くひりつく。シーツに耳まで真っ赤な顔を埋めて、]

こんなのが、いつか気持ちよくなるのか……?

[半信半疑で訝しみながらも、グロリアの了承が得られるまでは、服も着られないし湯も使えない。]

順番待ちが増えたな。せいぜい、頑張って。

[身を横たえたまま、No.5のメイドにひら、と軽く手をあげて。いつかと同じ言葉を投げかけると、最後にイアンの手の甲をぎゅっと抓った。お願いを聞いてくれなかったささやかな報復として。]

(360) 2010/04/07(Wed) 22時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[え、とグロリアの言葉に、イアンの方を、股間を凝視する。
未だ熱を持ったそれは、確かに自分の身を押し伏せている間に解放された様子はなくて、]

……卑怯者! こんな、こんな屈辱……っ
ああそうだな、でもそういう約束だった。

[少女は、男の生理的な事情には疎すぎたので、単に子ども扱いされたのだと、矜持をいたく傷つけられた。]


…………それで、
これ以上僕が何かここですることがある?
これで『買って』貰えるのか?

[涙やら何やらでぐずぐずになった顔を気丈にもグロリアに向けて冷ややかに問うた。]

(364) 2010/04/07(Wed) 22時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 22時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[突き刺さった肉の剣がいつまでも抜けない残留感が、重く下腹に溜まっている。震える身体ごと収縮を繰返す裡は、くっきりその形状が分かろうかというほどに、きつくきつく押し広げられ、血を吐きながらももと通り閉じるまで時間を有した。焼き鏝でも押し付けられたかのように、熱くて痛くて熱くて怠い。]

(365) 2010/04/07(Wed) 23時頃

【人】 小僧 カルヴィン

でも、痛かった。っていうか痛い。現在進行形で。

[半眼には、次に破瓜を迎えるマーゴへの脅しも含めて。
未だに両脚が閉じられないし、鉄球を差し引いても多分すぐには歩くこともできないだろう。]


無用な気遣いだ。堪えられないと侮られるのも腹が立つ。

成長すれば、あんな風に
突っ込まれるだけでよくなれるの?
あれなら、舐められていた時の方が、余程、

[気持ちは良かった、とうっかり零しかけて口を封じた。]

男性を、悦ばせる? 手でやったように?

[右手で宙を掴んで上下させてから、酷く淫らな仕草に我ながら吐き気がした。]

待っている間に勉強しておくべきか。
他のところに行っても?

(368) 2010/04/07(Wed) 23時頃

[電話を取る。

先ほどの入札点数は知っている。
もし失敗すればその点数を失うのは痛いだろうと]

 もう少し、待ってくださる?
 定刻までには決めるわ。

[もし点数が上乗せされた時に、自身も上乗せで切るなら誰なのか。
少なくとも、二人は欲しい。否、一人だけでも]


小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアに、暫く居ると答えて、シーツを頭から被ると、熾き火を抱えながらイアンとマーゴを「観察」することにした。

2010/04/07(Wed) 23時半頃


……時間かしら。
まだ様子を見たいから、今日はいいわ。

明日は、そうね。
一人買いたいけれど。


チェンバレン氏には、No.6の鍵をお渡ししますので、
後ほど引き取りに来てくださいネ。

/*
奴隷との幽界ログは、帰った未来の話でも、客席や客室での地続きでも構いませんが、後者の場合は表に見えないことを念頭に置いてくださいね。


 おめでとうルカ。
 仕上がったら、見せて頂戴な。

 あの子がどんな風になるのか、楽しみだわ。


【人】 小僧 カルヴィン

[文句でも口にしていないと、他に痛みを紛らわす手段がない。
そして、その疼痛の奥に燈った炎も。
シーツに隠れて、いつか教わったようにゆっくり下肢に手を伸ばそうとするけれど、とても触れられる状況ではなかった。]

〜〜〜〜〜〜っ

[葡萄酒色に涙を浮かべて、蹲る。]

入らなかったなんて言うな、人を欠陥品みたいに!
イアンのがでかすぎるんだ!!
身長だって数年前から伸びてないさ、悪かったな!



これしきで車椅子なんか
絶 対 に ご め ん だ ! !

[動けるようになるまで、シーツの上を陣取って、毛を逆立てていた。
少年に見せるために、虐待間近の食事制限を受けてまで、守りたかったものは何なのか。
家名の威力のないこの場で、ふとやるせない気持ちにさらわれた。]

(396) 2010/04/08(Thu) 00時頃

嗚呼、ありがとう。

[道化と姉の言葉に合わせて、礼を述べるのは、
買いあげた女が部屋を退いた後のこと。]

一応迎えに行くのは、商品が舞台に帰った後。
客人が向かう前にするよ。

ヴェスパタイン殿に、何かお考えがあれば乗っても良いのだけれど。
何か愉しめそうな事はありますか?

[手に一つピアッサーを用意して、それを手の内で転がしながら、先程話を向けた人に尋ねた。]


 ふふふ、もう十分遊んだよ。
 大丈夫、種明かしはオッケーだよ。


 No,6はボクが買うって嘘ついただけさ。
 十分に愉しい反応が貰えたよ。
 嗚呼、傷をつけたりはしてないから、大丈夫。


おや、宜しいのですか?
よろしければ、彼女に貴方を奉仕させても良いのだけれど。

[わざと舞台からNo.4にそれを見せるのも……と、暗に。
けれど、傷つけぬこと前提ならば、彼の趣味には合わぬか。]

まぁ、私が客席で踊らせて見せれば良いだけですけれどね。

そうですか、彼は良い反応したでしょう。
人が良すぎますから。

[くすっと笑む音を乗せた。]


【人】 小僧 カルヴィン

ディッキーって何?

[もそもそと白いシーツを花嫁のヴェールのように引き摺りながら、痛みを堪えて大きな寝台の上を膝立ちで移動する。
メイドの服を着たNo.5に、無邪気な声で首を傾げた。
ごしごし、未だ時折浮腫んだ顔を、シーツで擦りながら。]

(407) 2010/04/08(Thu) 00時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:カルヴィン 解除する

犠牲者 (3人)

カルヴィン
12回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび