231 獣ノ國 - under the ground -
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被験体ってそんな。 ヒトに対して。実験用のマウスじゃないんだから。
[鼻で笑おうとするけれど、ノアの顔は真剣で。 私はどこか薄ら寒くなってしまう。 いったい、あの施設で。 自分は何をしていたというのだろう]
……兄さん? ずいぶん前に、亡くなったわ。 最期は薬の副作用……で……。
[ずきり、と頭が痛んだ。記憶がフラッシュバックする。 暗い病室。毛むくじゃらの腕。バケモノ。ヒトになりたい]
……あ。
[からん、と音を立ててピンセットが床に落ちた]
(12) gurik0 2015/07/18(Sat) 11時頃
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……なんて、ことを。私。
[身体がカタカタと震えた。兄は死んだんだ。 私が―――殺したんだ]
痛い。
[頭を押さえた。ええと、そもそも何で。 自分は施設を辞めることになったんだっけ]
……クラリッサに、薬を投与して。副作用が。
[靄が段々と晴れていくのが分かった。 ぶつぶつと呟くと。やがて、泣きそうな顔でノアを見た]
私、また同じ間違いを。犯してしまったのかもしれない。
[耐え切れないほどの罪悪感を消すために。 記憶に蓋をしていたんだ。 自分は、なんて卑怯で。弱い人間なのだろう*]
(13) gurik0 2015/07/18(Sat) 11時頃
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……薬を、使ったわ。 ヒトになりたいって言われて。外に出たいって。だから。
[間違ってる>>15、と強い口調で言われて。顔を上げた。 続けられた言葉>>16に。頭がカッと熱くなる]
そうよ、無駄にしたくなかったのよ! 兄さんのために! 自分のしていることは正しいと、ずっと信じてた!
[ぐっと拳を握る。 楽しい雰囲気はふっ飛んでしまって。 つい数分前まで、冗談を言い合っていたのが嘘みたいだった]
助けたいと思ってたわ。 クラリッサをヒトにして、外の世界を見せてあげたかった。
[それは事実だ。自分はすべての獣人を救いたかった。 ヒトになれば、彼らは幸せになれるんだと。 今はそれすら正しいか分からなくて]
(23) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃
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成功したの。彼女はヒトになれた。 ―――けれど。
[そこで、言葉を詰まらせる]
ねえ、私は。赦されても、いいのかしら。
[揺れる瞳で、ノアを見つめた]
クラリッサは自由と引き換えに。 視力を失ってしまったわ。
[いま彼女はどうしているのだろうか]
これで良かったのか。分からないの。 “実験”は成功したはずなのに。モヤモヤして。
(24) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃
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……なにより、私は。
[唇を噛みしめて。口の中で、血の味がした]
こんな大切なことを忘れて。 のうのうと暮らしていた、今の自分が赦せないわ。
[罪悪感から逃げるために、自らの記憶を封印して。 いつから自分は。こんなに卑怯者になってしまったんだろう*]
(25) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃
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研究を、続けるなんて。できないわよ。 成功したのに。誰の幸せも生まない薬なら。
[新しい薬>>27、という言葉に。表情を硬くする]
実験結果を知ったジリヤは激怒して。 私に襲い掛かったわ。 もしかしたら、彼女は今頃。 殺処分になっているかもしれない。
[タートルネックを捲ってみせれば、 まだ新しい首の刺し傷が露になった。 女医が施設を去った理由が、何となく察せられただろう]
(34) gurik0 2015/07/18(Sat) 17時半頃
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そして、当のクラリッサがいま幸せかどうかすら。 私には分からないのよ。
[ジリヤの暴走は、クラリッサを思ってのことで。 それでジリヤが酷い目に遭ったりしたら。 きっと優しいあの子は、悲しむのだろうと思う]
……それでも、あなたは。
[成功しても。人を不幸にしかできなくて。それでも]
私に研究を続けろって言うの!?
[声を荒げて、ノアを見遣った]
(35) gurik0 2015/07/18(Sat) 17時半頃
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――――――っ!!
[ノアに思い切り頬を叩かれ、胸倉を掴まれる。 なんの抵抗もできないまま、非力にそれを受け入れた。 長身の彼に引き寄せられると、爪先立ちになる。息が苦しい。
反論をしようとするけれど。言葉にならなくて。 叩かれた左頬がひりひりと痛んだ。
すでに諦めてしまった彼が。私に諦めていいのかと説く。 とても矛盾していて、でも彼の目は真剣で。 何も言い返すことができない。 彼もまた、変わってしまったのだ。私が変えてしまった]
(46) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃
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……ノア?
[彼は今、なんと言ったか。 聞き間違いだと思って。聞き返そうとする。 だって、あまりにも彼らしくない言葉で。 言葉を紡ごうと開かれた唇は、彼の唇によって塞がれてしまう。 長い長い、口付け。頭が熱くなって。蕩けそうになる]
一緒に、やってくれるの?
[キスを終えると。上目遣いに、彼を見つめて]
たぶん、私はまた間違いを犯すし。 あなたにも失礼なことを言ってしまうわ。
[言いよどみながら、その瞳は揺れていて]
研究を続ければ、きっと優しいあなたにとって。 つらい決断をしなきゃいけないときも、来るかもしれない。
(47) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃
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ノア、それでもあなたは。私の隣にいてくれる?
[そう言って。不安そうに、ノアを見上げた]
(48) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃
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[ぎゅう、と抱きしめられる。とても温かくて、心地よい。 頬にポタリ、と雫が当たって。そっと彼を見上げた]
……もしかして、泣いてるの?
[キミだけは失いたくない。そう言って。 彼の抱きしめる手に、力が籠った。 誰のことを思い出しているのか、ほんのりと理解する。 それは小さな独占欲。 こんなにも、今でも彼に思われている。名も知らぬ“彼女”に。 少しだけ嫉妬した]
大丈夫、私はどこにも消えたりしないわ。
[自分も、そっと彼の背中に手を伸ばして。 強く強く抱きしめた。 このまま時が止まってしまえばいいと思う]
(55) gurik0 2015/07/19(Sun) 01時半頃
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ずっと一緒よ。
[“大切な人”を失う悲しみは。誰よりも良く分かるから。 そんな悲しみはもう2度と、彼に味わってほしくない]
だから私のことも、ひとりにしないでね。
[あなたを失ったりしたら。 今度こそ自分は立ち直れそうにないから。 上目遣いに、彼を見つめた**]
(56) gurik0 2015/07/19(Sun) 01時半頃
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[ 内臓が沸騰する。
胃の中で針鼠が暴れる
猫の爪が心臓を裂いて
目の裏にある”うみ”が 「たべたい」と焦がれた。]
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約束は破ったことない? どうかしら。管理人の規則はよく破っていたけれど。
[施設でのノアの仕事ぶりを揶揄して、くすくすと笑ってみせた。 優しい彼は、よく獣人たちに便宜を図っていたっけ]
……あ。
[皮肉を言う唇は。彼によって塞がれてしまって。 アマルテアは何の抵抗もなく、ベッドに押し倒された]
好きよ、ノア。
[こちらも腕を彼の首に回して、ねっとりと唇を押し付ける。 情熱的な口付け。舌で唇をこじ開けて、彼の舌を探した*]
(78) gurik0 2015/07/19(Sun) 21時半頃
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……んんっ、あ。
[直に柔肌に触れられ、下着の中をまさぐられれば。 思わずはしたない声が漏れてしまう。 羞恥に潤んだ瞳が、彼を見つめるだろう]
もう。気にしているんだから。
[エロいというのが何を指すのか気付いて、顔を赤くする。 昔からのコンプレックスなのだ。 普段は白衣で必死に隠そうとしているけれど。 人よりも大きなそれは嫌でも衆目を集めて。 暗にそれを指摘されるのは、とても恥ずかしい]
……んっ。
[耳を甘噛みされる。体の芯に痺れるように熱くて。 なにも言い返せなくなる。 彼の温もりが。ただひたすらに心地よい。 熱っぽい吐息が漏れた]
(84) gurik0 2015/07/19(Sun) 23時頃
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[続きをシて欲しいか、なんて聞かれたら。 拗ねたように口を尖らせて]
いじわる。
[そんなの、聞かなくても分かっているくせに。 陶器のように真白で、しなやかな肢体を彼の前に晒せば。 羞恥に顔を赤らめてしまう]
好きにして。お願い。
[甘えるように、彼の耳元でそう囁いて。 柔肌を重ねるだろう*]
(85) gurik0 2015/07/19(Sun) 23時頃
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[綺麗だ、と言われて。頬にそっと口付けをされる。 いつもなら「あなたは、誰にでもそういうこと言うんでしょう?」なんて、嫌味のひとつを言ってやるところだけど。 どうしてか従順になってしまう]
……んんっ。
[コンプレックスの胸をいじられても、抵抗できなくて。 されるがままに愛撫をされて、熱い吐息を漏らす。 本当に意地悪な男。こちらの反応を楽しんでいるのだ。 身体が痺れるように熱くて。 自分でも痛いくらいに、鼓動が早い] じらさないで。
[潤んだ瞳で彼にお願いをする]
(112) gurik0 2015/07/20(Mon) 22時半頃
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[施設の時とは大違い。当然だろう。 いつも気丈に振る舞って。他人に自分を強く見せて。 そんな仮面を、愛する男の前でくらい。 外したって、いいでしょう?]
もう私、我慢できないわ。
[いつから自分は、 こんなにはしたなくなってしまったんだろう。 私のすべてを、ぐちゃぐちゃになるまでかき回してほしい。 ホットコーヒーに砂糖を混ぜるみたいに。 スプーンで、底まで入念に。甘ったるいくらい、ねっとりと。 アマルテアは、彼のすべてを優しく包み込んだ*]
(113) gurik0 2015/07/20(Mon) 22時半頃
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……んっ、大丈夫。
[痛くないか、と聞かれて。思わず強がってしまう。 こういう時ですら意地っ張りな自分に、本当に嫌になる]
あっ……ん。
[必死に押し殺そうとしても、 痺れるような快感に思わず嬌声が漏れてしまう。 外に聞こえたらどうしよう、だとか。 彼の迷惑になるのでは、とか。 こちらの葛藤はお構いなしに、彼は激しく攻めたてるのだ]
……うぅ、っく。 [彼の背中に回した手に、力が籠る。 指が白くなるくらい強く。私は彼を求めていた。 身体が溶けてしまいそうな感覚]
(119) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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[彼の愛はすべて受け止めたかった。ひとつも逃さず。 自分の中に、彼の温かなものが広がっていくのが分かった]
……だめ。
[彼の身体が離そうとしたならば、両腕でぐっと引き寄せて]
お願い、しばらくこのままでいさせて。
[額をくっつけて、熱い瞳でおねだりをする。 もう少しだけ。彼とひとつでいたかった。 彼の温もりが名残惜しくて。それを手放したくなかったのだ]
(120) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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[いつまで、そうしていただろうか。 やがて頭が冷静になってくると、 自分の先ほどまでの痴態がひどく恥ずかしくなってきて。 シーツを手繰り寄せて、胸元を隠すだろう]
……ごめんなさい。 大丈夫、かしら。お仕事なのに。
[上目遣いに、彼を見遣った*]
(121) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃
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――――――どうか、みんなが幸せでありますように。
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……ん、ぶかぶかね。
[渡された薄ピンク色のシャツを羽織れば、少し眉を顰めた。 余った袖を持ち上げると、感慨深げにそれを見つめる。 普段見上げているときから薄々感じていたけれど。 ノアってやっぱり大きいのね、などと改めて思う]
もう、子供じゃないんだから。 ボタンくらい自分で留められるわ。
[着替えを手伝われれば、口を尖らせつつも。 彼の好きにさせた。こういうのも悪くない、と思う。 胸のところが若干苦しいのは黙っておこう]
んっ……。
[首筋につけられた痕に、彼の独占欲を感じて。 なんだか嬉しくなってしまう自分がいて]
(144) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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……外に住居を?
[唐突に告げられれば、怪訝そうに眉を寄せて]
ノア、それって。
[一緒に暮らす。 その意味が分からぬほど、アマルテアは子供ではない。 大きく目を見開いて、それから瞳を潤ませた。 この人の前では泣いてばかりだ。 いつもの強がりが、まるで出来ない]
本当に、いいの。
[思わずそんな声が漏れて。 なんて物好きなんだろう。彼も、私も]
(145) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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[やがてプロポーズの言葉を告げられれば。 いよいよ、その瞳からポロポロと涙が溢れた。 彼に着せてもらった、ぶかぶかのシャツの袖で涙を拭うと。 今できるであろう、とびきりの笑顔を浮かべて]
はい、喜んで。
[こくりと頷くその顔は、 たぶん泣き笑いのような表情だったと思う。 思い切り彼の胸に飛び込むと、背中に手を回した]
(146) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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[ノアと一緒なら、何でもできると思った。 私はとても嫌な女だから。また、彼に嫌味を言ったり。 喧嘩したり。時には傷つけ合ったりしてしまうのだろう。
それでも、彼と一緒なら。 ひとりで出来なかったことも、成し遂げられると思えたから。
これからふたりで歩いていく道は。 たぶん、平坦なものではないけれど。
けれどこれだけは。自信を持って、言える]
(147) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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ノア。私いま、すごく幸せよ。
[そう言って、微笑むと。思い切り背伸びして。 彼の唇に、そっと口付けるのだ**]
(148) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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― それからいつか、誰かに送られた手紙 ―
拝啓 早星の候、
天の川がひときわ美しい季節になりました。
お変わりありませんか。
[堅苦しい挨拶を挟み、数行。]
……ひとと獣の垣根を越えて手を繋ぐことは、
とても難しいことなのでしょう。
けれど私はいつか、貴方様やメティス先生のような若い力が
それを可能にすることを願ってやみません。
ひとを思いやれるノア先生ならば、きっと。
それでは どうか、怪我にはお気をつけて。
ご多幸をお祈り申し上げます。 敬具
……年……月……日
月見 明
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― それからいつか ―
[ふわり、と風が吹く。暗い赤髪が軽やかに揺れた]
……あら。手紙。
[ポストの中を確認すると、アマルテアは微笑んだ。 懐かしい名前。あの施設での出来事を嫌でも思い出す。 あの頃は、ノアともいつもいがみ合っていて。 喧嘩ばかりしていたっけ。なんだか可笑しくて、くすりと笑う]
あなた宛に、手紙よ。
[エプロンを外しながら、愛しい人に手紙を差し出した]
もう、そんなにおかしい? 私だって、たまには白衣以外着るわよ。 今回は自信作なんだから。
[テーブルの上の皿には、昔より随分上達した料理が並んでいる]
(153) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃
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それより、ねえ。この手紙。 あの頃を思い出さない?
[くすくすと微笑んで。 上目遣いに彼を見つめてみせた]
お願い、早く読んでみて。
[こうしてお願いすれば。 彼はアマルテアの頼みを断れないだろう。 それが分かっていて、アマルテアは悪戯に微笑むのだ。 さて、手紙には。几帳面な元同僚の字が並んでいることだろう**]
(154) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃
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