231 獣ノ國 - under the ground -
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[僕を見ろ>>106、と言われて薬瓶から顔を上げた。 赤く泣き腫らした目が、ノアを見つめただろう]
納得しているわけ、ないじゃない。 だから、こうして“ここにいる”のよ。
[ぽろり、と一粒涙が零れた]
もしも薬が完成したなら。その時初めて。 兄の死が“研究の礎”として意味があったものになる。 だから。私がここで立ち止まったら。
[そこで、言葉を止めて。 違う。この男の前で、こんな姿弱いを見せたいわけじゃない]
(108) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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ああ、もう。あなたって本当に嫌な男。 泣いてる女にも容赦がなさすぎるわ。
[その嫌味は、いつもの勢いがなかった。 泣いた女への対処を知らぬほど、餓鬼でもあるまいしと思う。 わざと目の前の男は。私の心に波風を立てているのだ。 本当に腹が立って。悲しくて。悔しくて**]
(109) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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[ああ、そうやって正論を言う。 やっぱり自分には自分の正義があるように。 この男にもこの男の正義があるのだ。 お互いに譲れないのだ。 それは、自分の今までの人生を否定することになるから]
自分が嫌な女だって。 そんなの私が1番良く知ってるに決まってるじゃない。
[ふわり、と抱きしめられる。抵抗はしない。 白衣ごしにノアの温もりが伝わってきた。 じわり、と再び涙が溢れた]
(120) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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[お互いに傷つけあって。お互いに傷を舐め合って。本当に]
―――私たち、大馬鹿者だわ。
[頭を撫でられても、不思議と嫌な気持ちはしなかった。 こんなに嫌な奴なのに。こんなにそりが合わない男なのに]
優しすぎるのよ、あなたは。
[だから、心がぽっきりと折れてしまったのだろう。この人は。 “大切な人”の死を、誰かに転嫁することもできずに。 ひとりでずっと抱え込んで。そうしてそのまま]
優しすぎて。勘違いしそうになるじゃない。
[落ち着くまで、しばらくこうしていようと思った。 それくらい、許してくれるでしょう?**]
(121) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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[人殺しが優しくあってたまるか、と彼は言う。 “彼ら”をヒトとして見なければ。楽になれるのに。 優しすぎる彼は、現実から都合よく目を背けることもできずに]
……あ。
[気付くと、額に口づけをされていた。 顔が熱くなるのを感じる。こんなの、自分らしくもない。 何より、嫌な男にやられっぱなしは癪ではないか]
意気地なし。 キスはこっちにするものでしょう?
[挑発するように言ってから、顔を近付けて。 ノアの口元を自分の唇で塞いでやった。 ベッドがぎしり、と軋んだ。甘い吐息が零れる**]
(127) 2015/07/13(Mon) 00時半頃
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……意地悪ね。 それを私に言わせるの。
[シてほしかったのか>>133、なんて挑発されて。 思わず零れた言葉は、それを暗に肯定したも同じだ。 吐息を感じるくらい近くに、彼の意地の悪い笑みがあって。 なんだかすべてを見透かされている気がして、腹立たしい。
本当に、ずるいわ。
[なんで、よりにもよってこの男なのだろうと思う。 この男が味わった後悔も。苦悩も。葛藤も。 過去の自分と重ね合わせて、朧げに理解できてしまうのと同じように。この男にもきっと、分かってしまうのだ。 だから無遠慮に踏み込んでくるし、決して安易に彼女を肯定しない]
(156) 2015/07/13(Mon) 10時頃
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[―――だいすき。 たった4文字の彼の言葉に、この身が蕩けそうになる。 ああ、本当にずるい男。嫌いと言ったり。好きと言ったり。 こうやって、振り回されるのは嫌いなはずなのに。 不思議とこの男にされると心地よい]
あなた、相当に物好きだわ。
[呆れたように、嫌味ったらしく言ってやる。 そして、自分も相当な物好きだ。 お互いに捻くれてて。反目しあって。でも似ていて。 同族嫌悪なのだ。結局のところは]
……好きよ、ノア。
[そう甘く囁いて、彼の手と指を絡ませた。 彼の指は。逞しくて、温かかった]
(157) 2015/07/13(Mon) 10時頃
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[いつの間にかベッドから滑り落ちて床に転がっている薬瓶も。 実験のことも。兄のことも。仕事のことも。何もかも全部忘れて。 今だけは、この優しすぎる男に甘えて。 この身のすべてを委ねてしまおうと思った]
忘れさせて。ぜんぶ。今だけでいいから。
[そう甘く囁いて、2度目の口付け。身体を重ねた**]
(158) 2015/07/13(Mon) 10時頃
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[彼の温かさを全身に感じる。息が荒い。 身体の芯から熱くなって。 邪魔な白衣は、いつの間にか。 皺くちゃになってベッドの下に落ちていた。
自分は嫌な女だから。 冷静になったら、きっとまた彼に嫌味を言って。 喧嘩して。反発して。素直になれなくて。 ツンと澄ました、可愛げのない顔をしてしまうのだろう。 けれど、今だけは。自分の感情に正直でいたいと思った。
欲望のままに、ノアを求めて。柔肌を重ねた。 汗ばんだ指先が。彼の頬を、首を、肩を。そっと撫でていく]
(183) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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[心臓の鼓動が、早い。 自分はこの人を本当に好きなんだと、改めて気付かされて。 なんだか悔しくて、悔しくて。堪らなかった。 優しいの女医の仮面も、冷酷な研究者の仮面も取り払って。 アマルテアは、素のままの自分をさらけ出していた]
……ノア。
[耳元で囁いて、優しく彼の髪を撫でた。 こんなの。本当に自分らしくない。 なんだか急に恥ずかしくなってきて。 彼の横に寝転んで、枕で顔を隠した**]
(184) 2015/07/13(Mon) 20時半頃
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[優しい手つきで頭を撫でられているうちに。 ふわり、と彼が起き上がる気配がした。 どうしたのだろう、とそっと枕から顔を上げる。 告げられたのは。唐突な、別れの言葉>>190。
何となく予感はしていた。 ここにいても、たぶん。彼はいつまでも過去に縛られて。 ツラい思いをするだけなのだろうと。
しかし、実際にその言葉を聞くと。 頭がさっと一瞬にして冷えていくのが分かって。 唇が震えて。言葉が出てこない。 ああ、自分は寂しいんだ。その気持ちに気付いてしまう]
(197) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[―――置いていかないで。私をひとりにしないで。 素直にそう言えたら、どんなに良かっただろう。けれど]
……そう、ここを出ていくの。
[出てきたのはひどく乾いた声で。 やっぱり、自分は可愛げのない女だと思った。 白衣を羽織りなおす彼の姿を、ただ黙って見つめていた]
そうね。それがいいと思うわ。 このまま、ここにいても。 あなたは前に向かって、歩いていけないもの。
[まるで合わせ鏡のような、自分の存在がいるのなら、尚更。 似ているようで、似ていない。正反対で。でもそっくり。 たぶん、彼は。そんな自分の姿を見るたびに思い出してしまう。 過去の後悔を、苦悩を、葛藤を]
(198) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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逃げるのとは、また違うと思うわ。
[じっと、ノアを見つめて]
お願い。あなたは、私みたいにはならないで。 そのままの優しいあなたでいて。
[なんて身勝手なお願いだろう。 でも別れ際くらい、そんなお願いをしたっていいでしょう?]
私も、愛しているわ。ノア。
[こちらに背を向ける彼に向って、声をかけた。 今の彼女にできる、精一杯の強がりだった]
(199) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[ばたん、と扉が閉まった。 がらんとした部屋にひとり残されて、くしゃりと顔を歪めた]
なんであんな男を好きになっちゃったんだろう。 本当に、私。馬鹿みたい。
[いつもいつも、後悔をしてばかりだ。 あのときも。そして今も。 もう限界だった。ぽろり、と涙が一粒零れる。 顔をうずめて、枕を涙で濡らした。愛しい彼の匂いがした。 彼はたぶん、もうここには戻ってこない。 朧げに分かっているのに、未練がましく嗚咽を漏らした]
(200) 2015/07/13(Mon) 22時頃
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[どれだけ泣いただろうか。 涙も枯れ果てた頃に、アマルテアは立ち上がる。 白衣を羽織ると、鏡で自分の顔を見た]
ひどい顔。
[目元の化粧はすっかり落ちて、やつれて見えた。 首元にそっと手を当てる。彼の残した痕が、赤く残っていた。 ファンデーションで隠してしまうこともできるけれど]
お願い。消えないで。
[いつまでも残っていて欲しいと願った。 彼に愛された証が、今は堪らなく愛おしい]
(211) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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……私は、私のままで。
[別れ際の彼の言葉>>204を反芻する]
ごめんなさい、ノア。 私、そんなに強い女じゃないわ。
[ふにゃり、と顔を歪ませた。 さようならと言った彼の最後の声が、 いつまでも頭から離れずにいた。 果たして。自分は今までの自分のままでいられるのか、と**]
(212) 2015/07/13(Mon) 22時半頃
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―→ 第三棟 自室 ―
[こんな泣き腫らした目でノアの部屋から出てくる所を、 まさか同僚に見られるわけにもいかず。 アマルテアは辺りの気配を伺うと、そっと自室へ戻った。 廊下で誰にも見られていないと信じたい]
お化粧、直さなきゃ。
[ドレッサーに向かうと、丁寧に櫛で乱れた髪を整えて。 再び目元のメイクを施していく。 首筋に残った痕はそのままに、立ち上がった]
(231) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[手元の薬瓶を見て苦笑する。 そういえばこれのアドバイスを聞きにいったんだっけ。 結局ノアからその返事が貰えることはなかったけれど]
……私、研究を。 行かなきゃ。
[医療室へ。それが自分の仕事なのだ。 どこか虚ろな表情で、医療室へと向かう]
クラリッサ、どうしているかしら。
[医療室にそのまま残してきてしまった。 体調が良くなっていれば、 もう自室に戻っているかもしれないけれど]
(233) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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―→ 第一棟 医療室 ―
……ええと。なにがあったのかしら。
[床に落ちた割れたガラスを掃除するアキラ>>230。 そして何かを必死に訴えるクラリッサ>>216。 医療室は異様な雰囲気に包まれていた]
大丈夫? 怪我はない?
[心配そうに2人に駆け寄って、微笑もうとするけれど。 果たして、いつもの優しい女医として振る舞えているかどうか。 もしかしたら、彼女の様子も若干おかしいことに気付かれたかもしれない**]
(234) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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アキラがドジを? ……そう、珍しいこともあるのね。
[この真面目な同僚が嘘を吐くとも思えず。 アマルテアはすんなりとそれを信じた。 続いて耳元で囁かれた言葉>>238には、眉を寄せて]
あなたまで、ノアみたいなことを言うのね。
[誰も彼もが“彼ら”をヒト扱いする。 じくじくと心が痛んで。 そうだ。やっぱり自分が異常なんだ]
無理はしないわ。 医者の不養生は笑えないもの。
[今日は早く休むつもりよ、と付け足して。 アキラの背中を見送っただろう]
(246) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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……クラリッサ。 あなたに怪我がなかったのなら、いいのよ。 薬には予備があるから大丈夫。
[柔和に微笑みかけた。続く言葉>>239に、一瞬目を見開いて]
優しい、かしら。私が。
[やめて。そんなことを言わないで。 心の中がぐちゃぐちゃして。仕方がなくて。 人殺しが優しくあってたまるか、と誰かの声>>123が聞こえた]
お薬、明日試しましょうか。
[クラリッサをじっと見つめて]
(247) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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怖くなったらいいのよ。 覚悟が出来たら、また明日ここにいらっしゃい。
[怖くなったのは、自分の方ではないのか。 いつものような、完璧な笑みを浮かべられない**]
(248) 2015/07/14(Tue) 00時半頃
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いいわよ。今晩もここに泊まっていきなさい。
[そう言って、クラリッサの頭を撫でてやった。 この子は自分を頼り切っている。 蓋をしたはずの罪悪感が、再び頭を擡げた]
あなたが眠るまで、側にいてあげる。
[時計の針は、もう夜の時間を指していて。 自分も今晩は医療室に泊まってしまおうかと思う。 きっと目が覚めた時には、いつもの自分のはずだ。 いや、そうであってほしいと願う**]
(262) 2015/07/14(Tue) 01時半頃
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[さみしい、と声が聞こえた。
少し前までなら、理解できなかっただろう。私は、何よりも孤独を愛していたのだから。
からからに乾いた心では、自分がさみしいことにも気づけない。
さみしいというその声の主は、きっと願いがあるのだと思う。
満たされない何かがなければ、さみしく思うことは、ないのだから]
どうか、したの。
[返事をしてから、気づく。
この声の主は「鍵」を持っているという獣ではなかったか]
―――……、
[ あれ? いま僕は、なにと言ったのだろう?
同じものにしか聞こえない声が届いて、僕は眉を顰めた。
「 さみしい 」―――僕はもう一度そう言った。
しくりと、胸中蟠るなにかが頷いた気がする。
「 さみしい 」 『 どうして? 』
―――どうしてだろう 。クエスチョン。 アンサー。 ……それは、 ]
どこかへ、 行ってしまうから
[ 『 誰が 』と、『 なにが 』と。
僕は続く言葉を並べることは、できなかった。
ただひたすら、 ” ” 。 ]
―――君も何処かへ、行ってしまうの?
[ 「 いきたいの、 」 なあんて。 僕は平生と同じ錆色を灯して、声を奥に投げ込んだ。 ]*
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