人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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         『大丈夫、ほんの少しだけ』

『想いのままに触れればいいだけ』

                    『そうすればぼくは咲けるから』

[宿主の少年が選んだしもべに、薔薇の精はくすくすと笑いかける。]

   『君の望みのままに。欲望のままに。ぼくを咲かせて。』


……うん。
咲かせる手伝いは、するよ〜。

[ごく素直な返事。“彼”を咲かせるのは、とても大切なことのような気がしたから。既に体に蜜の回った少年は、抗うことを知らない]

…具体的にどうすればいいかは、よくわからないけど。
適当にやったら、いいんだね〜?

[潜めた呟き。少年は、男を相手にした経験はない。
知識はあるし誘われたこともあるが、「体力ない」「女の子好きだし」「今闘病中で……」と、のらくらかわしてきた。大体は本当、時々は嘘。

かといって、女の子との経験も悲しいかな、ないわけで……]


[咲かせて欲しいという声が、甘い毒のように魂に沁み込む。]

踏み躙り、無残に散らしても…お前の糧にはなるか?

[自分の身体が覚えたのは、行為という名の搾取だけ。
 優しく愛でる触れ合いすら、獲物を絡めとる罠としか見れない。

 そんな心無い陵辱さえ、快楽に摩り替えることでやり過ごしてきたから。
 昨夜後輩が腕の中で見せたあの表情は、自分には理解の出来無いものだった。]


   『なるよ』

[薔薇はくすくすと笑う。]

              『落ちた花も養分になる』

    『踏みにじられた涙も糧になる』


……エヴァンス君〜?

[聞こえてきたもう一つの声には覚えがあった。
失礼ながら、名前が長くて忘れてしまったので、姓で呼んでいる医務室の常連。

声はすれども姿は見えず。]

………………

[何か不穏なことを言っている気がするのだけれど。
花を咲かせる為には、仕方ないんじゃないかな〜。]


[ざわりと胸の奥、黒い蔦が蠢いた。]


…ノックス……?

[混線するように聞こえてきた声に、半覚醒状態の意識は困惑した。

 それは偶然なのか、必然なのか。
 互いに共通しているかもしれないのは、病弱な身体か、何処か歪んだものを抱えていた精神か。
どちらが薔薇の精に都合が良かったのだろう。]


………何か、不可思議現象が起きてるみたいだね〜。

[さらっとそれで済ませてしまったのは、細かいことを気にしない性格が故か。]

俺たち、花咲かせ仲間なのかな?
これ、みんなで出来たら便利だね〜。

[のんきなことをヴェスパタインに向けて言っている。]


…訳が分からないが……

[残念ながら、気にせずあっさり受け入れるようなおめでたい脳味噌では無かったため、やはり困惑の色が濃い。

 けれどそんな違和感も、芳しく濃厚な薔薇の香りが溶かしていく。
 心の芯に灯る衝動。
 欲しいのは、刹那の快楽。


 …本当に、それだけ?]


…あ。

ランディ…は?

[心配そうに問う言葉がこちらに向けられたのは、
 何故だか彼も…同じ匂いがしたからかもしれない。]


ランディ?……ヨーランディス?

俺は、今朝は見てないな〜。

[昨夜の騒ぎを、眠りこけていた少年は知らない。
どちらに向けられた問いかはわからなかったが、答えておいた。]


 なんで先輩にあんなこと言ったの?

[おどおどした声が囁きに混じる。]

 『甘い蜜をあげたいんだ』

                『とてもとても甘美なんだよ』

              『みんなにもわけようよ』

[それから薔薇の声も。]

  『ああ、ランディは眠っちゃったかな』

                  『だいじょうぶ、幸せな夢を見るよ』


…眠っ、て…?

[胸の奥が、なんだかチリリとした。]

大丈夫だ、って…

[自分で部屋まで帰れると言っていたかいないか…都合よく勝手に解釈しただけなのだろうか。

 置き去りにしてしまったのは何故なのか、何故そんなことを後悔しているのか。

 わからない、けれど…
 脳裏をよぎる光景は、だるくて痛む身体を引きずって、とぼとぼと部屋へ帰る自分の姿。
 そのあと…たぶん4日くらいは、晴れていたのに授業を休み、
 校庭を走りまわるクラスメイトを窓から虚ろに眺めていたのだっけ。。]


め     が


        ま    わ



                     る〜〜〜〜


 !!

 ノックス先輩?

[どこからか声が聞こえた気がして、少年はきょろきょろと辺りを見回した。]


…おい、どうした?

[自分以上に病弱な彼のことだ。
 異変が聞こえれば流石に少し狼狽えたか。]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 01時半頃


 ……セシル先輩にも、蜜をあげたいの?

[少年は不安げに訊ねる。薔薇は笑う。]

     『そうだよ』
                     『蜜をわけて、手伝って貰うんだ』

[くすくす、くすくす]

 ……ねえ、僕はザック先輩のものなんだよ。

[一つの身体を共用するのでなければ、少年は薔薇の服の裾を引いていただろう。]

          『だいじょうぶ、悪いようにはしないから』

[そんな、薔薇の声。]


ご めん


無事、いきてるよ〜………

[思いっきり心配をかけさせる台詞を吐いたことをかろうじて思い出し。ぼそりとこちらにも思念を飛ばすと、また沈黙する。**]


【人】 鳥使い フィリップ

[視界が開けたときに入ってきたのはまぶしい光。
それはきらきらとして今日の……。]

あれ?なんだろ。

[立ち上がって部屋の空気を入れ替えようと窓を開ける]

…気のせいかな?

[微かに混じる花の匂い。それは同居人が良く好む柑橘系のものとは違って…。]

まあ、いいや。

『フィリップー餌ー餌ー』

[愛鳥に餌をやると、自分は着替えて部屋を出て食堂に向かいながらも
何となく匂いがまとわりついている気がする]

食堂誰かメシ作ってるかなー…。

(319) 2011/08/04(Thu) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[いたのは後輩の姿。軽く手を上げて]

ああ。ケインか。おはよう。
そうだな。何か残ってるー?

なきゃ作るかー。

(322) 2011/08/04(Thu) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[幾人かの後輩と先輩一人の姿が見える。先輩の様子が少々気になったけど。
それよりも]

ああ。起きたときも感じたけど…なんだろうなこの匂い。

[ルーカスが作ったスープがまだ残ってると聞けば]

とりあえず、メシ食ってから考えるかー。
ああ卵もあるのね。

とりあえず、おれは目玉焼きでも作るかなー。
後はトーストと…適当にサラダも出来るか。

(326) 2011/08/04(Thu) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

う…ん
[首を傾げて唸るがやはり自分も良く分からないのだ]

まあ、そうだな。
なに、作って欲しいのか?
しょうがないな…。

[ロビンの言葉を聞いてしょうがないなとばかりに冷蔵庫の中の野菜室を覗き込むと
適当に選び抜いてざくぎりに。適当にボウルに盛り付けて]

小皿にとって食べろよ。ドレッシング他はお好みでだ。

[その一方でパンも焼き始めたり目玉焼きを作ったりと手は忙しい]

(328) 2011/08/04(Thu) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ

このぐらいなら軽いってこった。

[こちらの分も小皿を用意する後輩に軽くありがとなと礼を言って、少し目を瞠る]

お、気が合うな。俺も塩派なんだよな。

[残っていたスープを二人分わけて自分は適当に紅茶でもいれてお盆で運んで
席についた後。]

ああ、元気すぎて困るな。昨夜も嵐だというのに、いや嵐なんだか騒がれて困ったよ。

[たまに鳥を構いに来る後輩。鳥自身も自分の次くらいには気に入っている様だ。]

(330) 2011/08/04(Thu) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

あっさりというかすっぱいのが苦手なんでね。

[トーストを頬張りながら相槌を打ちつつ]

結構しつけているら外まではでないぞ。
今度外で放してみるか?たまにやるんだけど呼べば戻ってくるし。

[言葉に同じく全開の窓に目をやって。青い空はすがすがしいけどそれだけではなく。]

薔薇、だなぁ。
嵐で折れたりとかしてなければいいけど。こんなに匂いきつかったかなぁ

[所謂御伽噺の類は先輩から後輩に伝わっているものだから当然知ってはいたけど。
まさかと頭によぎって思わず頭をぷるぷると振った]

(332) 2011/08/04(Thu) 05時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[紅茶を飲みながらここまで匂いがきついとローズヒップティにも近いなと思いつつ。]

鳥目だから騒いだところで夜は飛ばないとは思うんだがな。
ああ、放す時は呼んでやるよ。ケインが遊びに来たらあいつも喜ぶしな。

[話を聞いてふむと頷く。]

流石に夜じゃわかんねえよな。
…見に行ってみるのもありかな。

[ちょうど食べ終わったことだし、と立ち上がる]

(334) 2011/08/04(Thu) 05時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ああ、約束、だな。覚えとくよ。

[なにか、慌てふためいた様子の後輩に手を振って]

じゃ、また後でな。

[どうやら自室に戻るらしい後輩の背を見送って]

さてと。

[立ち上がると、自分と後輩の分を持って厨房に。手早く洗って水切り場に置くと。

こう暑いとなぁ…アイスでも作れるかな…。

[冷蔵庫の中に卵と生クリームがあるのを見つけてなにやらボウルを引っ張り出すと泡立てたりしてアイスクリームを作り始めた。
暫く後には冷凍庫に隠し味が紅茶のアイスクリームが*眠っている*]

(336) 2011/08/04(Thu) 06時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 06時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 06時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―厨房―
[一仕事終えて厨房の片隅の椅子に腰掛けていつの間にかうつらうつらと舟をこいでいたらしい]

んぁ…っ

[目に入った光景に思わず息を飲み込んだのは聞こえただろうか]

(ま、まずい…)

[自分と良く似た名前の先輩と後輩が(頬にだけど)キスしようとしている瞬間を見てしまったものだから大変だ。
そのまま居眠りしている振りを続行しようと決め込んだけど。
薄目がちらりとそちらのほうへと泳いでしまう]

(434) 2011/08/05(Fri) 00時頃

 わわっ!

[薔薇の行動に少年は慌てる。]

 だめだよ、口のキスは!


キスなんて別に…なんてことないだろうに。

心地良いのは認めるが。

[いくども穢れ、自ら穢しもした唇に、特別な思い入れなんてこれっぽっちもない。
 粘膜に張り巡らされた敏感な神経が、そこにはあるだけだ。]


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