255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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[男は気づいただろうか。
……違う、――否が応でもやがて気づくことになるだろう。
私だって気づけたのだから。
視線が重なったなら、誰にも見られないように、トン、と唇に人差し指を宛てがう。]
居 た。仲 間 が。
[音にならない声をゆっくりと口にして、くすり、と淡く笑みを浮かべる。
その笑みには、苦味とそして、仲間と邂逅した喜びとが混ざっていた。
だが、それも続いた彼の言葉に、徐々に消えていく。
今はまだ、よく知らぬ同族の彼の様子を伺うように。**]
……………………。
……居るんだ。 "ショク" 。
[ああ、じゃあ、僕をここに寄越したおじさんは。
ひょっとしたら、僕の事、どこかで知ってた――のかもしれない。
だから売ったんだ。定かでは、ないけれど。
けど。 多分、僕は頭数には入れられてないんだろう。
だって、僕は巷で噂される、記憶を食べる力なんて持ってない。
半分は "ヒト" なんだから。 *]
[思案の淵に沈みかけて、ふと目線を上げる。
暫しの間の後――、浮かんだのは苦笑だった。]
―― やあ。 驚いた。
居たのか。
[仲間が。困ったね。
そう音もなく続けて、視線はもう彼を捉えては居ない。
さてかわされるお互いを確かめるような僅かな会話のひとつひとつは、混血の彼に聞こえたか、否か]
[ショク探しへ意識が向かう人々の声の隙間に。
音のない声が、響く。
笑う気配に、同調するように目を閉じて応える。]
はじめまして、森の人。
[日常の挨拶を交わすように、軽く。
機嫌を伺うように柔らかに、甘く。]
同胞の噂を聞きつけたんだ。
デマではなかったようだけど……、
僕まで閉じ込められるのは予想外だったな。
[最後の一言だけは、少しばかり声のトーンが沈む。]
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― 大広間 ―
[大広間には、結構な人数の人が集まっていた。 聖職者>>18、楽器を持った青年>>6、野蛮な雰囲気の男>>24に、ドレスを着た女>>16。
見れば、においで分かる。――同業者だ。
しかも、自分よりも高給を取っている娼婦だろう。 くそ、と内心歯噛みする。
この面子で乱交パーティーでもしようってわけ? 悪いけど、わたしは3Pもスワッピングもお断りだけど。
そんな冗談は、掃除夫の言葉によって明確に否定された>>14]
はぁ?
[自分にしか届かぬほどの声量で、呟いた]
(36) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ショクとは、人の姿をして紛れ、知れず記憶を食べると言われている――架空の生き物だ。
それが、この中にいる? 探し出すまで出られない?
なんだかゲームみたいな話だった。そしてゲームにしては、ずいぶんと娯楽性がない]
っはー……ぁ。
[思わずため息をついた。 今日が公妾への第一歩かと思ったのに。まだまだ道は遠そうである。
>>17目に見えて取り乱したのは、ドレスを着た高級娼婦。 >>21胸元には似合わぬ質素なパールがぶら下がっており、祈るようにそれに触れていた
あーあ、うるさいな、オバサン]
(37) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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……あら?
[見覚えのある男が、大広間へと戻って来た。 疲れ果てた様子で、その場にへたり込んでしまう]
郵便屋さん。 また会えましたね。
[ふふ、と笑みを漏らし、公園で会った以来の郵便屋さんの元へと近寄った。 途中テーブルを通り過ぎれば、花瓶に活けられた薔薇の蕾へ鼻を近づける。 花開いていないため、まだ香りは遠い。
その後、郵便屋さんは修道院には来てくれなかった。 娼婦だと知って幻滅したか、それとも時間がなかったか、はたまた金がなかったか。
どれだろうと、こちらの知ることではないけれど]
(38) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[そうしている間に、大広間からは一人、またひとりと人が去ってしまう。>>28>>27
ローブを羽織った男はともかくとして、楽器を手にした青年は「お腹がすいた」だなんて、随分と呑気だ。 吟遊詩人か何かだろうか。きっと、時間にも仕事にも追われる生活をしていないのだろう]
……とにかく。
[郵便屋さんの傍らに立って、慣れぬ大きな声を出した]
ショクを見つければいいんでしょう? 出られる方法が分かってるのに、 長居する必要はないんじゃない?
[仕事でない、給料ももらえない、公妾への第一歩でもない。 こんな場所、長くいるだけ無駄だ。わたしは暇じゃないんだよ]
(39) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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ショクさん、いたら手ぇあげて?
[片手を上げて、大広間にいるものに問いかける。 記憶を食べると言われている種族。人を襲う訳でもない、隠す必要もないでしょう。
バレて困るんなら、証拠隠滅すればよい。“記憶を食べられる”んだから、いくらでも後から潰しが効くだろう]
これで出られるんでしょ? 簡単じゃないですかぁ。 いないなら、出てった二人がそうってことになりますけど。
[あるいは、ショクがいるなんて妄言か。 ショクが身分を隠す必要など考えても分からない。
ぐるりと、室内を見渡した*]
(40) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[言葉を交わす中、聞こえたもう一つの呟く声に。
おや…と一瞬、意識が傾いた。
年頃は同じ頃合いのその男に、目配せをしてみせる。]
もう一人、声が聞こえる者が居たとは。
君も同胞かい?
[尋ねる音に探るものが交じるのは、
ブローリンほど気配がしなかった故の意識。]
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[やがて、ひとりの手が挙がる。>>42 手を挙げたのは、背丈が180cmは超えるであろうと思われる大柄の男だった。 身体に被っているのは毛皮だろうか。見るからに野蛮そうな雰囲気を醸し出している。
やった、任務完遂。さようなら、訳の分からない館。
けれども彼の口から出た言葉に、かっくりと肩を落とした。 落胆の色を隠しきれない]
どうすればって……そんなの、 わたしも、自分がショクだなんて自覚ないよぅ。
[低く挙げていた手を顎に当てて、考える。 ショクとやらは、必ず自覚があるものなのか……そんなこと、わたしに訊かれても困るのだが]
(43) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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記憶を食べられるって言っても、襲われるわけじゃないですし。 あの方が言った通り、食べられたって実感もないかもしれない。
[あの方、と示すのはドレスを着た女のほう。 どこか自分の世界にトリップしてしまったような雰囲気があるけれど、大丈夫だろうか]
でも、食べる方は何かしら実感があるんじゃない?
食べるほうも食べられるほうも、 どっちも覚えてなかったら単なる記憶喪失で、 伝承なんて残らないんじゃないですかぁ?
[そもそも伝承なんて曖昧なものだけれど、伝承が残るのなら根拠があるはずだと結論付けた。
この館から出るには、嘘っぱちでもでっち上げでも構わないから、ショクを探さねばならない。
それとも、一生みんなで仲良く暮らす? どうやら集音器や覗き穴がいたるところに設置されているらしい>>41、この館で]
(44) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[>>47すまん、と謝罪の言葉を口にして、大男が手を下ろす。 武骨な印象だけれど、人の話にはちゃんと耳を傾けてくれるだけの知性はあるようだ。
ニコラスの、憎まれ口ともとられかねぬ言葉>>46にも、至極真っ当な返事を返していた。 ……『集音器をしかけた側に益がある』『ショクは見つけたいが、自分たちは被害にあいたくない』 恐らくその通りであろうと、静かに頷いた。
自分たちは、所詮、駒だということ。
どうせ男に身体を開いて媚びを売る娼婦。 死守するほどのプライドもないが、ニコラスのような位の高そうな人間(そのうえ男)にとってはこの状況はどのような心持ちをもたらしているだろうか。
>>0:118『探しもの』をしているとニコラスは言うっていたけれど、いったい彼は何を探しているのだろう。 『ここなら見つかる』もの。……まさか、ショク探し。
なんてね。そんなこと、一人ひとり怪しんでたらキリがないか。
>>48文献か資料を探しに行くという大男を、「いってらっしゃい」と手を振って見送った]
(49) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[何やらぶつぶつと呟いていた女>>34の耳にも、わたしの問いかけ>>40は届いていたようだ。 >>45手を挙げた大男に少しばかり驚きの表情を返し、その後、ぽつりぽつりと言葉を発している]
さっき、郵便屋さんが玄関を確認してくれたみたい。 『まだ来ていない人』っていうのは、望み薄だと思いますけど。
[傍にへたり込んでいる郵便屋さん>>32が玄関を確認したということは、楽器の青年が言っていた>>11]
郵便屋さんも、椅子に座ったら?
[テーブルには、ニコラスの腰かけるもの以外にも椅子がいくつか添えられている。 そのうち一つを引いて、郵便屋さんへ促した]
(50) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[先ほど薔薇を活けた男性は、奥の扉から花瓶に水を汲んできた。>>20 恐らくあちらが台所なのだろう。
扉を開けば、そこは予想通り台所で、いくらかの食器とシンク、キッチンが設えられていた。 ここにも生活感はまるでないのに、埃などは積もっていない。 この場所も誰かから聴かれ、見られている。そう思うとひどく不快だった。
台所でコップに水を汲んでくると大広間へと戻り、郵便屋さんへとコップを手渡した]
ごめんね、レモネードじゃないんですけど。 お水、飲む?
[もしこんな不気味な館の水など飲めないというのなら、仕方がない。 あるいはこちらが先に口をつけて毒味をしても、よいけれど*]
(51) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[ぽつり、ぽつり、耳に響かない声が聴こえる。
最近はこんな機会なかったから、久しぶりの感覚だ。
二人の声は、僕にはちゃんと聞こえているけれど。]
……違う、とも、そうだ、とも言える。
[ 小さな小さな僕の"囁き"は、ちゃんと届いているだろうか。]
僕は、半端者だから。
……君たちには及ばないよ。
[ただ、聞こえて、話せるだけだ。
彼が仲間探しにやってきたのなら、ちょっと申し訳ない気もする。
だけど。]
……ブローリン、 君、"ショク"だったんだ。
[長いこと近くに居たのに、全然気づかなかったなぁ。って。
多少の距離ならものともしない、赤い囁きだけで、少し笑った。
聞く必要も、話す必要も、もう何年もなかったんだから、仕方ないけど。]
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[>>70テーブルに置いたコップを、郵便屋さんは受け取ってくれた。 帽子をとって、しわが残りそうなくらいに握り込んでいる。
一息ついたのち水を飲み干す様子を、眉根を下げていたわしそうに見つめていた]
気にしないで。
……煙草、吸われるんですね?
[郵便屋さんの身体からは、別段ヤニ臭いにおいはしなかった。 公園で出会った時も、吸い殻が散っているようなことはなかった。
吸っていないとやってられない、ということだろうか。 廊下へ行く郵便屋さんの背を、無言で眺めた*]
(81) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[意識にじわりと染み渡るような、ショク同士の"聲"による会話。
――見つかるまで、出られない。そう言われたニンゲンたちの一挙一動を視界の端に、聲には僅かばかり、焦燥めいた色が滲んだ]
初めまして、月に揺蕩う同胞(はらから)。
――噂になってたのか。
……そんなに、食べた覚えはないんだけどなぁ……。やれやれ。
僕も、閉じ込められるとは思ってなかったよ。
こんなに人の気配が濃いと、いろいろ、困るねえ。
[なにせもうすぐ月食だ。身を焼く飢えに、衝動のまま"お食事"とはいかない。]
――僕はまだ"大丈夫"だけど、
[君は?
問う。
時期が悪い。月食でなければ、適当にしらを切り通せたものを。
"あちらさん"が、どんな手段を用いてくるかは、まだ未知数だけれど、短期決戦というわけにもいかないだろう。
脱出の手段を得ないとならないのは此方も同じだ。
――かつ、捕まるわけにもいかない。]
―― まあ、進んで言うようなものでも、無かったし、ね?
[そこに咎める色がないことに、少しだけ安堵する。
彼から薄く同胞の気配を感じ取ったところで、容易く教えてしまえるようなものでもない。
そこに、一度恐れを抱いてしまえば、踏み込むことはできなかった。
ただ、ただ、人間らしく。
そう、生きてきたから。]
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[ニコラスと大男が部屋から出て行き>>48、女が出て行き>>53、郵便屋さんが出て行き>>75。
大広間からは、随分と人が減ってしまった。
先ほどまで郵便屋さんが座っていた椅子に腰かける。残っている彼の体温で、わずかにあたたかかった。
まだ部屋に残っていた、猿を連れた男性の方を見る。>>84
優しく小猿の頭を撫ぜる手に、悪い人間ではないだろうと思うのは早計だろうか。 通った鼻筋に、長い前髪で隠された双眸はうかがい知れない]
ジルエット……で、いいんだっけ。 随分と懐いてるんですねぇ?
[掃除夫が彼に声をかけた時、自分はすでに大広間にいたか、いなかったか。>>13 どちらにせよ、その声は耳に届いていた。 こんなよく分からぬ状況でも、生き物を見ると笑みが零れるものだ*]
(88) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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― 少し前 ―
[みんなが手紙を発見したすぐ後、一人の男が真っ先に部屋から出て行った。>>0>>64 全身真っ黒、酷い猫背で、女みたいに伸ばした髪は汚らしく、はっきり言ってあまり近寄りたくないタイプの男。
……この程度で取り乱すなんて、馬鹿みたい。
>>65その後掃除夫が彼について問うてきたけれど、あんな男は知る由もない。ゆるゆると首を振った。
女も取り乱していたようだけれど>>17、みんな、我を忘れてしまうくらいに怖いのだろうか……ショクが。
さぞかし、絶対に失いたくない相当に大切な記憶でもあるのだろう。 髪の長い男の存在は、そんな疑問をわたしの心に残した]
(92) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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― 少し前・点呼をとった時>>40 ―
……そうなんだぁ。 その話、すっごく残念。できれば知りたくなかったな。
[>>86掃除夫の言葉に、ふぅと落胆のため息をついた。 出て行った二人にももちろん訊かぬ意味はないけれど、訊く意味もないかもしれない。
けれど考えようによっては、自分たちをこの館に閉じ込めた者をある程度特定することはできるかもしれなかった。
掃除夫の言う、『ショクの記憶を食べるちからを研究してる組織』。それが本当であれば、その組織がこんな面倒でクソつまらないゲームを主催したと考えるのが妥当だろう。
しかし、なぜわたしがその面子に含まれているのか。 本当、迷惑な話でしかない*]
(93) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[応とも否とも取れる答えは、耳に届いたが返す言葉は持たなかった。]
……そう。
[半端者、自身をそう表現する彼に
僕自身が完璧だとも思えなかったから。
それからは二人の"声"を、静観する。]
[ブローリンの言うそんなに。は、僕にとってどの程度かは分からない。
息を吐き出すように、]
……噂か、罠か、分からないけれどね。
[自らこの館へ踏み込んでしまったことを思えば、目的は彼ではないのかもしれない。
多少、浅はかだった考えに、自嘲が入る。
会話の隙間に、投げられた問いかけに、こく。と喉が鳴る。
無意識に首筋を抑えながら]
……無遠慮に食事をするほど、飢えてはいない。
――だけど、ここにずっと閉じ込められているのは、
さすがに応えるね。
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いいの? ありがとうございまぁす。
[>>94『さわってみる?』との言葉に、驚かさぬようゆっくりと指先をジルエットへと伸ばす。 主がしていたように、顎先をくすぐるように優しく撫でた]
初めまして、ジルエット。 ……わたしはショコラ。よろしく、ね?
[小さな、けれど人間によく似た顔に、比率にしてはすこし大きめな耳。 頭からお尻まで、びっしりとちゃいろい毛が生えている。
彼は……ジルエットは、現状をどう思っているのだろう。小さな脳みそでどこまで理解できているのか。
ショクはジルエットの記憶も食べるのかな、なんて思ったけれど、真面目に考えると少し笑えてきた]
(96) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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ジルエットは何を食べるんですかぁ? この館に、彼の食料があるといいんですけど……。
[掃除夫の言葉>>86を信じるなら、長居を覚悟した方がよさそうだった。 幸いかどうかわからないが、休めるところはあると先程楽器使いが言っていたけれど。>>26
ああでも、お腹がすいたと言って出て行ったきり>>27戻って来ていない。 数日なら人間、水だけでなんとかなるけれど、食料もない状態であまり長くはいられないだろう。
悪い方へと行く思考を押しとどめ、ジルエットを撫ぜる。大きな黒い瞳が可愛らしい]
(97) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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……お兄さんは、お名前は何て言うんですか?
[順序が逆になってしまったか、前髪の長い彼の名を訊ねた。
まだ部屋に残っていただろう、掃除夫の彼>>86にも視線を投げかけ、「あなたも」という意味で首を傾げる。
わたしの名は、さきほどジルエットに名乗ったの大丈夫だろう、恐らく]
お兄さんがたは……失いたくない記憶とか。あるの?
[雑談の種にでもと投げかけたのは、そんな言葉だった。 長い髪の男を見て、そして手紙を目にした周囲の反応を見て、自分のうちに浮かんだ疑問。>>92 それがふと今、口をついて出たのだ*]
(98) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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