152 最初からクライマックス村2
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嗚呼偉大なるわらわが主よ。
わらわの魂は常にあなた様のもの。
あなた様の前に全てが跪くその日までもう間もなくです。
長かった……この時を、待っていた。
あと少し……あと少しで、私の望みは叶う……
そしてお前の望みも、叶えられるだろう――ルシフェルよ。
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左様でございます。わらわが主。
[石と化したオスカリウス王の傍らに王者の威厳と共に立つ 主ヨーランダを水晶から眺め嬉しそうに微笑んだ]
はい、愚王の命奉げることで、 彼の祖先が封じた禁呪龍が目覚めるのです。
[ヨーランダの声>>10に応じる様にくっ、と喉の奥で嗤う]
(14) 2013/11/22(Fri) 13時半頃
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[愚王のエナジーを注ぐ魔道器が順調に動いている事を確認し、 部屋を封印すると、集う地へと姿を見せる]
御苦労でありましたな。
《闇裁く雷光》と謳われし騎士ジョー様。
そして皆様も本当にわらわが主の為に、 お力を尽くしていただき感謝しますよ。
[紅と琥珀の宝石を嵌めた杖を動揺する彼らに向け微笑んだ**]
(15) 2013/11/22(Fri) 14時頃
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くくっ。楽しく生きたかったのなら関われねば良かったのに。
知らぬまま、楽しく《逝》けたでしょう?
[威嚇する猫>>18に負けぬ程目を細め、彼らを憐れむ]
(23) 2013/11/22(Fri) 20時半頃
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御意のままに、わらわが主よ。
[闇を一瞬だけ照らした雷光の元に正体を見せた主>>19に 恭しく頭を垂れると、す、と音もなく跳んだ]
判っているからこそ解放するのですよ。
捕えよ……《朽ち錆た正義》
[叫ぶ猫>>20に落下しながら杖を向ける。 赤と琥珀の淀ん光宿す宝石が瞬くと同時。 とん、と杖が地に着き、錆色の電撃が猫へと放たれた]
(24) 2013/11/22(Fri) 20時半頃
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わらわの願い。
わらわの力を持ってしても辿り着く事の出来なかった禁呪の命。
それをわらわの目で見、確かめる事が出来るなら。
この世界全てあなた様に奉げましょう。
[辿り付けぬ智恵の末、焦がれ続けて狂った心ごと。
この身も魂も主へ捧ぐと頭を垂れた]
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あらぁ。誰かと思えばお父様にはお世話になったわ。
[飲み込む悲鳴>>29に口角は三日月へ。 意思半ばで斃れた父の想いを受け継いだ鳥に向けられた]
あなたのお父様…流石、過去・現在・未来の三賢者1人、 現在《メディオディア》だけはあったわ。 わらわが身体を戻すのに、どれだけ苦労したか。
[喪った禁呪へ焦がれるあまり、狂った末手に入れた 偽りの不死の身体。 代償としてどれだけ犠牲が生まれたか]
(33) 2013/11/22(Fri) 21時半頃
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これで終幕の登場人物は出揃ったのかしら?
[走る雷を遮る様に降り立った暁の戦士>>26に三日月は スッと消え失せて冷えた光を瞳が放つ]
わらわが主の最高の時を間近で迎えられる事を有難く思うといいわ。
[揃った戦士達に再び禍つ宝石を掲げると、再び雷を走らせる]
(34) 2013/11/22(Fri) 21時半頃
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おや? 《闇裁く雷光》は間違いなくあなたの名でしょう?
確かにあなたは裁いたではありませんか。
その名を授けた愚王オスカリウスを!!
[真実を知り、現実を拒絶する騎士>>37を高らかに嗤う]
わらわが主の言う通り、一瞬の光。 一瞬の勝利の心持はいかがでしたか?
[投げる言葉は抉る様に]
(43) 2013/11/22(Fri) 22時半頃
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[雷撃は白の慈母>>45の生み出した壁と 暁天の纏うマント>>46によって妨げられる]
さすがさすが。 最終幕を降ろすに相応しいキャスト。
闇を照らし燃やすその炎。わらわに届きますかな。
[その拳は確かに偽りの白の衣装に届く。 だが拳は擦り抜け、姿は苦しむ騎士>>48の背後へと]
(53) 2013/11/22(Fri) 23時頃
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あなたは何1つ過ちは起こしていませんよ。 わらわの主の為に働いてくれました。
[笑みと共に、禍つ宝石は光り、騎士に直接雷撃を降り注がせようと]
(54) 2013/11/22(Fri) 23時頃
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[互いに庇い合う様に伸ばされた手>>55>>58 勝機と思ったのも束の間、気紛れな猫の動き>>59が こちらが隙を生む]
主!!
[数瞬の差。 だが蒼の花弁が開くには充分で]
な!?
[偽りの導衣を翻し、距離を取る]
(67) 2013/11/23(Sat) 00時頃
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しかし…主よ……。
[裏切り者の猫とじゃれているかの様な主>>69に 困った様に眉を寄せるが、それが主の心ならばと]
では、お任せ致します。
さて、花は散ってこそ美しいのです。 その花弁、美しいまま切裂いて差し上げましょう。
[向き直るのは蒼の花弁。 琥珀の宝石が瞬くと、羽根と花を刈り取ろうと かまいたちが起こる]
(74) 2013/11/23(Sat) 00時半頃
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[はらり、花弁の代わりに散った橙の色>>77 かまいたちの風に乗り、舞い上がるそれを見送ると]
約束? どなたと? 今は亡き偉大なるお父様とかしら?
[嗤う。 その決心を愚かなものと]
それなら気にしなくてもいいわ。 死人との約束なんて。 もう無いに等しい。 それとも、あっちに逝って? 詫びる?
[再び三日月に変えた笑みのまま、雷撃とかまいたち。 今度こそ花弁を毟り取ろうと同時に放つ]
(84) 2013/11/23(Sat) 01時半頃
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わらわが見たいモノはわらわが辿り着けなかった古の魔術。
世界を滅ぼす程の力秘めたものと言うなら尚更。
世界を差し出しても極めたいと願うのは当然でしょ?
[それは誰に対して向けた言葉か。 三賢者が1人に問われた時、同じ言葉を返したか]
世界を変えるほどの禁呪。 その為なら、全て《廃棄》しても構わない。
[嘗て持っていた筈の人々の幸福への祈り等。 それすら棄てて、進むのは狂乱の道**]
(85) 2013/11/23(Sat) 02時頃
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ほほ、面白い事。その彩は。
[攻撃を向けた先。蒼の花弁はその花弁を橙の髪の端に映し。 新たに咲き誇ろうとしていた>>87]
さすがは現在の賢者《メディオディア》のお嬢様ね。 鎮める蒼に代わろうなんて。 でも時期と力を誤ればどうなるか。 気紛れな猫も心配しているわよ?
[焔鎮める蒼は、命育む水の象徴。 だが猫の言う通り>>88操れなければ育まれるのは]
(95) 2013/11/23(Sat) 20時頃
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あなたが代わりに闇麦を育てる事になるわよ?
[ジョー達がオスカリウス王を倒さねばならぬよう 仕向けた儀式。 確かに阻まれたかもしれないが、この娘が儀式の贄と なるならそれもまたよし]
憎みなさいな。 お父様を屠ったわらわを。 お師匠様とやらが説いた正義に、わらわが引き裂いた あなたのお父様の無念晴らす術あったかえ?
[嗤う嗤う。 まだ殻を脱ぎ捨て傷付きやすい羽根の様なその色を かき混ぜ乱し、黒く染める様に]
(96) 2013/11/23(Sat) 20時頃
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それにしても、わらわが主よ。
あの猫は少々気紛れが過ぎます。
[賢者の娘を惑わしながらも、
気紛れな猫の手に銀の糸が握られている事に
多少なりとも苛立ちを隠せない]
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蒼は深ければ深いほど、闇色に近い彩になるの。
[凪いだ水面が容易く波立つ>>97 深い水底は闇と同じ光届かぬ世界。 そこまで堕ちておいでと手招いて]
誰の為の正義? 身体を裂かれ晒されたお父様を意志を継いで 世界を救う女神になるの?
では引き裂かれたお父様の無念は? あなたの無念は誰が救うのかしら?
廃棄してしまいなさいな、そんなあなたを救いもしない 正義なんて。
[瑠璃の宝石が揺れ、遍く光から、全て穿つ邪悪なる光に変わる>>98]
(102) 2013/11/23(Sat) 21時半頃
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わらわが主よ。ご覧になっておりますか? この美しい光景を。
[猫とじゃれ合っていた主に語り掛ける声は恍惚。
全てに降り注ぐ邪悪な光に照らされる銀の主の美しさ。
儀式の再現となりうる今の様子とその美しさに惚れぼれと]
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闇の祝福受け、地より闇麦が実る。 育つ水は赤き命。土壌は裂かれた肉体。
怒りのまま、憎悪のまま闇を育てなさい。
わらわが刈り取ってあげるわ。
[雷風を放つ杖を構えると、宝石は鈍色の輝きを放つ。 輝きが伸びる先、赤と闇の混じった大鎌へと杖は変わった]
まず、どなたからその命刈り取りましょうか?
(103) 2013/11/23(Sat) 21時半頃
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雪は嫌いではありませんよ。 冷たく、善も悪もなく降り積もる雪。 ですが、祓う銀は嫌いです。
[鈍色の光放つ大鎌は、闇を煌きに返した巫女>>101と。 細い身体には考えられぬほど機敏で力強い動きのまま 構えた鎌を跳躍と共に巫女へと舞い降り、切裂こうか]
(106) 2013/11/23(Sat) 22時半頃
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春ねぇ…誰に取っての春かしら? わらわは構わないわよ? 芽吹くのが災いをたわわに実らせた闇麦ならばね。
[静かに相対する巫女の言葉>>108は凛となる鈴の音の様。 響けば音の波となり、風となり、揺らぐその背を 正しき道へと推す力]
(113) 2013/11/23(Sat) 23時半頃
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揺らぐ者がいれば、その揺らぎを鎮める巫女。 ならば世界が光に傾けば、あなたは闇に傾くのかしら?
[世界を保ち続ける為に生まれたのは必然か。 それとも自らが生み出した術の恐ろしさに、 封じる以外に別の道を模索した過去の者達が生み出した者か]
わらわには、あなたがどちらかなんて判らないけれど。 今はわらわが主に手向かう者には間違いないわね。
(114) 2013/11/23(Sat) 23時半頃
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じゃじゃ馬は手綱を付けないとね。
[視線も鎌も巫女に向いたまま。 だが、声を向けた相手は焔降らせた《暁天の戦乙女》>>112 闇を焼く炎の弾丸を偽りの白のマントで振り払う]
未だ未完のその力で。 わらわを焼けると思っているの?
見くびられたものねぇ。
[キラリ、二彩の宝石が煌いた。 果たして誰が知るだろうか。 この宝石こそ、真の名は《暁》と《黄昏》 乙女護る九陽装甲の頭部の両の瞳の輝きを持った石だった]
わらわにあなたの力は通用しない。
[パーツの要を持つが故の力]
(116) 2013/11/24(Sun) 00時頃
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わらわもね。同じ業を使えるのよ?
[ギラリ輝く二彩の宝石は、獲物見付けた獣の様な 濁った輝きを見せ瞬いた]
降り注げ《命送る黄昏の宴炎》
[乙女が放った命の輝き映した焔とは違う、送り火の様な 淡い色の炎。 だが地に落ちた瞬間、死者の絶叫を響かせて業火へと変わり、 傍にいる生者達を取り込もうと炎の舌と手を伸ばす]
(117) 2013/11/24(Sun) 00時頃
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素敵な春の世界ね。全部刈り取って焼き尽くしたい位。
[陰に生き、 陰として使命を全うしようとする巫女>>119に微笑んで]
そのまま陰より昏い、闇に沈んでいればいいのに。
[跳んだ巫女が降りた地に、その足を刈ろうかと 鎌を煌かせるが]
蒼い鳥…幸福願う鳥も、翼無ければ堕ちるだけでしょう?
[鈍い弧を描いた刃で護りの翼引き裂こうと跳躍する]
(122) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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──ギンッッッッッ!!!
[白銀の斬撃>>124と鈍色の刃が斬り結ぶ形で出会う。 押し出される衝撃に、口元は不服そうに歪んだ]
一筋縄ではいかないと言う事かしら。
それにまだお客様は残っているし。
[視界の中央に巫女を捕えたまま、焔王や騎士の姿を 端に入れた。 厄介だ、そう口にすると、トン、と鎌の柄で地を叩く]
(125) 2013/11/24(Sun) 01時頃
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折角役に立っていただいたお客様ですもの。 精一杯のおもてなしはしないとねぇ。
[トン、トン、トトン、一定のリズムの後。 地に広がっていた淡い邪悪な焔がゆらり揺らめいた]
わらわが《廃棄》の《神》と呼ばれる由縁。 ご存知かしら?
人間が《棄てた》死者の身体すら操る。 ………操屍呪《リ・サイクル》
[ゆらり、揺らめいた焔の中から、魂を喪った抜け殻が 姿を見せた]
(126) 2013/11/24(Sun) 01時頃
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『あれだけ目を掛けていたのに。何故我が君を討った』
[雷の騎士の足を掴むのは、彼と国、そして王の未来を何より 楽しみにしていた老騎士団長。
蒼い鳥の翼を掴もうとするのは半身を喪った元賢者。
焔王の裾を掴もうとするのは主の姦計に命落とした コリーンの腕。
それぞれが恨み事を口にして彼らへと襲いかかろうと動き出す]
(128) 2013/11/24(Sun) 01時頃
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見た事無いの? そう。良かったわね、生きているうちに見れて。
次はあなたの番かもねぇ?
[驚愕する巫女>>130を嗤う。 這い出ずる抜け殻達と共に。
鳥と巫女の推測>>129>>131は正しく。 今迄潜み、力を蓄えていた事もあるが、本来は闇照らす 輝きを持つ筈だった二彩の宝石。 今は禍つ色に煌いて、淀んだ力を術者に与える]
(132) 2013/11/24(Sun) 01時半頃
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[そしてもう1つ。
それ以外に大業を躊躇い無く放つ理由。
後等知らぬからだ。
禁呪龍を見る事が叶えば。 それこそ後の事は、我が身含めて世界などどうでも良かった。
もし禁呪龍に取り込まれ、這い出ずる側になったとしても むしろ狂気の中歓喜に噎ぶ程なのだ**]
(133) 2013/11/24(Sun) 01時半頃
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わらわが主。わらわは…例え禁呪龍に取り込まれたとしても。
本望でございます。
[深い笑みと瞳の異様な輝きは、
狂った意志に曇り1つ無い事を示していた]
――お前は、本当に愛らしいな。
ルシフェル。
[くすくすと。くすくすと。
闇の者たちの囁きに笑い声が混ざる。]
私の髪を奪うとは、身の程知らずにも程があるが。
それで一人消えるのならば、髪の一本は悪くない代償だ。
フフ、儀式など、まだ序章に過ぎぬ。
もっと素晴らしい物が、これから始まるのだ。
見届けよう……この世の終わりを。
[陶然として、ルシフェルに囁き返した。]
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あなた馬鹿?何を言ってるのかわらわには判らないわ。
[それこそ猫の如く喉を震わせ、嗤うのは焔王に向けて>>141]
人の道外れた呪が完成したなんて。誰が口開いて囁くと言うの?
[無理矢理呼び寄せられた哀れな者達を前に、 詫びながらもその焔で天へと還す様>>142]
(152) 2013/11/24(Sun) 21時頃
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嗚呼勿体無い。馬鹿は馬鹿でも正義馬鹿と言うのかしら。 こう言うの。
[笑みは一文字に変わり、睨む視線は冴え冴えとした月の如く。 ただ揺れ崩れようとする者達を奮い立たせ、 導く言の葉>>143>>145に月の視線は向けられる]
あなた達を導いたさすがは焔王と褒めた方が良いのかしら?
でもそこの気紛れな猫が持つのはわらわが主のもの。 何処を踏みつけて来たか判らぬ手で持って良いモノではない!!
[猫への呼び掛けと応じて駆けようとした猫>>150の間に 割って入ろうと同じく駆けようとして]
(154) 2013/11/24(Sun) 21時頃
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邪魔をするな!!! 小娘がぁ!!!!
[感情を顕に駆け抜けて来る天秤の巫女>>148を 睨みつけると、ブンッッと音を立てて鎌をそちらへと 振り抜いた]
(155) 2013/11/24(Sun) 21時頃
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[呪力は浄火され消えた屍達と共に削られる。 だが今振り抜いた力は呪力ではなく、苛立ち、怒り。 主が赦したとは言え、銀糸一本でさえ、猫どころか 彼らに渡る事が許せなかった]
石? そう、この二彩が欲しいの? その腕が落ちなかったら、1つ位持っていけるかもしれないわ?
[踏み込む巫女の腕目掛け、鎌は再び振り下ろされる。 骨か術具か。 噛み合えば二彩の石は己の存在を知らせるように煌くだろう]
(161) 2013/11/24(Sun) 21時半頃
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[白の破片>>163は粉雪の様に。 力任せにぶつかった刃は受け流す動きにバランスを崩す]
小娘!!
[滑り落ちようとする刃と入れ替えに、天の陽に手が伸ばされる。 その手は確かに瞬く《暁》を捕るだろう。 高熱の白さえ越えた黒の焔、禁呪龍が吐き出す焔とも 並ぶ熱を溜めたまま。 巫女を試す様に闇の熱を解き放つ]
ただですむと思って!?
(165) 2013/11/24(Sun) 22時頃
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[一瞬、2人の身体は漆黒の闇の焔に包まれた]
(167) 2013/11/24(Sun) 22時頃
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こむすめえええええええええええええええ!!!!
[闇の焔を吸い込んだ喉が焼ける。 だが業火の中、燃え盛る渦巻く風と共に咆哮が渦巻いた。
宝石が離れた手>>171をギリと握り、その血から 力得ようと歯を立てようと引き寄せる為力を入れる]
(174) 2013/11/24(Sun) 22時半頃
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わらわが主よ。愚かと思うならばどうぞ、御慈悲を。
禁呪龍の贄ヘとこの身をお使いください。
そして主の望みのままにお使いくださいませ。
[渦巻く焔の中でも届いた主の声に
ひゅーひゅーと隙間吹く風に乗せて祈る聲が運ばれる]
――そうだな。
それがお前の望みならば。
今までの働きに免じて、お前の最期の力を、かの龍に捧げよう。
お前は、糧となって龍の中で生き続けるだろう。
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がはっっっ!!!
[傾いだ身体>>183 その陶磁の肌を噛み千切ろうとしたまさにその時。 片目を取り戻した乙女の正義の拳が顎を砕く勢いで 突き上げられた>>180 衝撃で巫女は乙女の腕の中へと倒れ行くか]
(184) 2013/11/24(Sun) 22時半頃
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[だが戦いに不必要と、痛みすら《廃棄》した事で、 怒りはあれど、まだ浮かぶのは不敵。
最期の願いが、主によって聞き届けられた事への 喜びが勝っていた]
片目が開いた位で、良い気になるな。
[血だらけの唇で嗤いながら、残る《黄昏》を掴み 鎌を《廃棄》する。 《暁》が光溢れる陽を連れて来るならば。 《黄昏》は闇に染まれば明けぬ夜を連れて来る]
(187) 2013/11/24(Sun) 22時半頃
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わらわが主よ。身に余る光栄にございます。
[血だらけの口のまま、奉げるのは歓喜に震える謝辞]
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禁呪龍よ!!! わらわが命とこの《黄昏》を鍵に!!
世界への鎮魂の鐘の如く咆哮せよ!!
[オスカリウスのエナジーはほぼ奉げられた。 駄目押しとばかりに自らを奉げんと《黄昏》を掲げ]
わらわが主よ。どうぞ、お望みのままに!!
[全霊を奉げて生み出した己の術等容易く凌駕した禁呪。 その禁呪と共になるのなら。 この身も命も《廃棄》すると、微笑んだ]
(189) 2013/11/24(Sun) 23時頃
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わらわが主よ。主のその死を告げる鳴声。
いつまでもわらわに届いております故。
どうぞどうぞ。
主の思うままにご命令を。
[禁呪龍に取り込まれ、操る事が出来るならば、
死を告げる主に忠実なる龍が生まれるやもしれなかった]
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焔王…わらわは…昔からあなたが大嫌いだったわ。
[眩い焔の光>>192は彼の命そのものの様。 どこまでも変わらぬ道を行く男を。 同じく命そのものを禁呪龍に奉げ、 主へと、変わらぬ道を行く男が嗤う]
(201) 2013/11/24(Sun) 23時半頃
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悪くないわねぇ。現在の賢者だけでなく。あなたも道連れなんて。
[口元はあくまでも不敵。邪悪。 主の我が為に掛けられた声と欠片>>200に 深い感謝を目礼で示し、最期の観客達を歪んだ笑みで見つめる]
(202) 2013/11/24(Sun) 23時半頃
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わらわが次に目覚めるのは、死を告げる鳥の鬨の声。
[告死鳥の囀りは、災厄を目覚めさせる妙なる調べ。 その声に呼ばれ、この身は龍として目覚め。 鳥が告げるままに、命ぜられるままに死を振り撒く]
この命も身も《廃》てる。 わらわは永遠にわらわが主に仕えん。
[《黄昏》は闇を生む様に焔の明度を落し、暗黒へと*]
(203) 2013/11/25(Mon) 00時頃
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