人狼議事


241 線路上の雪燕

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【人】 流浪者 ペラジー

[ 列車に戻ろうと構内を歩いていると、二等車両の廊下で挨拶を交わした若い女性と出会ったかもしれない。
 「ちゃんと毛布は持ってきたもの」>>0:179
 と言った快活そうな彼女と視線が合えば、いくらか言葉を交わしただろう。]*

(57) 2015/11/30(Mon) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 列車内 ―

[ 清掃員が置いた床の片隅のネズミ用の毒餌>>3には気づかず、自分のコンパートメントに向かって廊下を歩く。

 途中のどこかで、先に検札を受けていた>>0:26にんじんのような赤い髪>>0:21の若い女性を見かけたかもしれない。
 サラグニッド駅のホームで新聞を受け取り、無言で立ち去った>>0:181男性を見かけたかもしれない。

 彼、彼女と挨拶を交わせば、改めて何かを感じただろうか。]*

(58) 2015/11/30(Mon) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 二等車両の廊下を歩きながら、イアンの入っていった席のほうを見やるが、外にいた>>30彼はまだ戻っていないだろう。
 食堂車でのやりとり>>31>>32>>33>>34>>35を思い出したペラジーは歩みを緩め、小さく深呼吸する。

 差し出された名刺には、
 「サラグニッド・タイムズ」>>35
 という新聞名が印刷されていた。
 それで、鳩の籠やら首から下げたカメラやら鞄からはみ出した原稿用紙やらの謎>>29が一気につながった。

 イアンは記者なのだ。
 あの新聞社がいかなる経営方針であろうとも、旅暮らしのペラジーよりはずっと多くの情報を持っているだろう。

 その彼の口から、人狼の仕業だと騒がれた事件が他にもあった>>35と聞かされ、ペラジーは驚いた。]

(59) 2015/11/30(Mon) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 初耳だった。

 ………いや、噂話を耳にしたことくらいはあったかもしれない。
 自分が聞き流していただけで。]

(60) 2015/11/30(Mon) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[

 信じなかった、だけで。

]

(61) 2015/11/30(Mon) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 朗らかな笑顔を消し、
 「……考えてみれば、この愛犬家の事件と、少し似ている、と思う」>>35
 と真面目な口調で告げたイアンに、]


  それなら、詳しい状況を調べることはできないでしょうか?
  記者仲間に問い合わせてもらえれば……、

  何か、確実なことがわかるかもしれません………。


[ わかったところで、ペラジーにはどうすることもできないのだが、頼まずにはいられなかった。]

(62) 2015/11/30(Mon) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ ためらいがちに付け加えた。]


  この記事を熱心に読んでいた少年の話>>80をしましたね。
  彼のことも気になっています。

  ……私の勝手な想像なのですが、
  もしかすると、

  彼は何かを目撃し、危険を感じて逃げてきたのではないでしょうか……。

  ……たとえば、
  たとえば、家族が被害者に雇われていた、とか。

 

(63) 2015/11/30(Mon) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 声もなく怯える様子>>33から、少年は巻き込まれた被害者だと信じていた。
 だから心配でならない。

 イアンがさらに質問してくれば、そのことも伝えただろうか。]*

(64) 2015/11/30(Mon) 15時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 16時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・コパートメント ―

[ 戻って鍵をかけたペラジーは、テーブルに置いた新聞>>0:96を取り、例の記事>>0:2を読み直す。

 「少しぐらいなら、君の力になれると思うな」>>35
 というのが職業上の好奇心の延長から出た言葉であっても、今のペラジーにはイアンを信用するほかない。
 コンパートメントの番号は伝えたので、彼が何かを伝えたいと思うならやってくるだろう。

 ペラジーは新聞を脇へ置くと、ベッドで横になった。
 列車が揺れ、ニズを発車したのに気づいても、しばらくはその姿勢でうとうとしていただろう。]

(65) 2015/11/30(Mon) 16時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 16時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 気になると言えば、あの紳士>>43もだった。
 シルクハットから靴先まで、黒で統一した>>0:27粋な身なりからは、上流階級の貴公子としか思えないが、ときおり違和感を持ってしまうのだ。

 具体的には、気さくすぎる態度>>1;10、>>1:11や、値踏みするかのような鋭い視線>>1:36や、
 ………荒れた手>>1:71などに。

 握手した>>43ときの手の感触は、まるで労働者のそれだった。

 軍隊経験が長ければ、上流階級の男でもそうなるのだろうか?
 それとも、何か裏の事情がある………?]**

(67) 2015/11/30(Mon) 16時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 回想・乗車口で ―

[ ばったり出会ったのは、二等車両の廊下で挨拶を交わした、柔らかそうな髪の若い女性。
 「こんにちは! また会ったわね」>>66
 と元気よく声をかけられ、ペラジーは反射的に微笑んだ。]


  外は寒いですよ?
  気をつけてくださいね。


[ そう応じると、
 「私、シェリーっていうの」>>66
 と明るく自己紹介されたので、ペラジーも名乗りついでに少し話題を振る。]


  ペラジー・デュランテです。
  終点のスウェルグは暖かい土地だそうですね。
  早く着いてほしいな。
**

(70) 2015/11/30(Mon) 17時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 17時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・コパートメント ―

[ ふと思い出したペラジーはベッドから起き上がり、床に置いた古い革のトランク>>0:95を持ち上げる。
 2本の外周ベルト>>0:7の金具を外すと、トランクを開け、古ぼけた箱型のオルゴールを取り出した。
 ねじを巻き、窓辺のテーブルへ置く。

 流れてきた素朴なメロディは、『月のゆりかご』という子守歌だという。
 「三日月のゆりかごで ゆらゆら揺れてお眠りなさい」
 そんな歌詞を村>>23で教わった。

 がたんごとんと規則正しく振動する列車の中にあってさえ、子守歌はペラジーの心を慰めてくれる。
 この半年間、ずっとそうだったように。]

(71) 2015/11/30(Mon) 17時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 元々の所持品ではなかった。

 惨劇の場所から、王子が最期に聞いたかもしれないオルゴールをもらい受け、持ち歩いてきたのだ。
 半年に渡って………。

 ペラジーは目を細めて考えた。 
 もう手放したほうがよいのかもしれない。
 忘れられないにしても、

 ………囚われないために。]**

(72) 2015/11/30(Mon) 17時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・廊下 ―

[ 車輪がレールの継ぎ目を通過するたびにがたんごとんと振動する列車内では、素朴なオルゴールの子守歌もかき消されがちだ。

 加えて、廊下で何やら押し問答が始まった。>>74>>75
 口を出すべきではないと思いつつも、ペラジーは扉を開けて様子を窺う。

 コンパートメントの開けっ放しの扉>>75のひとつに立っている車掌の背中が見えた。
 乗客に苦情でも申し入れているのだろうか。

 「信じてくださいまし」>>75
 という若い女性の声は、困惑と懇願を帯びているように思えるが。

 ペラジーは近づくが、切符泥棒の話>>1:79を一切聞いていないため、事情がわからない。
 何度か見かけた>>52>>53異国の衣装の女性が何かの疑いをかけられていることは察せられたけれども。]

(77) 2015/11/30(Mon) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 知識のない者には、一見、珍奇な衣装に見えるかもしれない。

 しかし、彼女のまとう衣装は絹だ。
 彼女に蔑視の視線>>49を投げていた労働者たちが、一生、触れることさえできないかもしれない上等の織物。

 充分な手間をかけられて織られた生地に、さらなる職人の手間をかけて描かれ、染められた美しい柄。
 それを仕立てる技術も、一朝一夕で身につくとは思えない。

 彼女は衣装に、それだけの手間をかけられる身分、あるいは資産を持った立場なのだ。

 ペラジーは見かねて声をかける。]


  何かお困りでしょうか?

**

(80) 2015/11/30(Mon) 18時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 18時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 19時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 異国の女性は心底困った様子で、いきさつを説明する。>>83]


  切符泥棒………って、
  まさか、

      あなたが、ですか?

  ………まさか。


[ 初めて聞く話だったが、いかにも大げさに驚いて見せた。]

(85) 2015/11/30(Mon) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ ペラジーは信じられないという表情で、車掌をまじまじと見つめる。
 上から下まで視線を走らせると、不愉快になったのだろう、車掌の瞳が鋭くなり、口元は引き結ばれた。

 ペラジーは構わず続けた。]


  こんな目立つ衣装で切符泥棒を?

  まさか、あなたは 本気で そう考えているのですか?


[ 挑発的に“本気”を強調した。]

(86) 2015/11/30(Mon) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 直後、ペラジーは車掌に顔を近づけ、そっと囁く。]


  近場の駅ではなく、
  も っ と 上 の ほ う に
  問い合わせたほうがよろしいのでは。

  この衣装、本国ではとても高い身分を表すものです。

  ………失礼ですが、あなたの立場が………。


[ 心配顔でそう告げると、車掌はどう反応しただろうか。]

(87) 2015/11/30(Mon) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 車掌が決めかねてぐずぐずしているなら、さらに言葉を続ける。]


  それにしても、切符泥棒がいるだなんて……。
  詳しく聞かせてください。

  車内で盗まれたのですか?
  それとも、どこかの駅で?

  三等車両は満員でしたね。
  ニズの駅ではずいぶん大勢の人が列車を出ていました。

  駅のフェンスは子どもでも簡単に飛び越えられる高さでした。
  駅員の目が届いていたようにも見えませんし……。

**

(90) 2015/11/30(Mon) 20時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 20時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 憂い顔と、左手に嵌めた大きな金の指輪――シグネットリングであることは、その複雑な細工からわかるだろう――を見せつつ、ペラジーは車掌から切符泥棒の話を聞き出した。

 車掌が異国の少女の無罪を完全に納得したかどうかはわからない。
 だが、厳しい表情を保ちながらも、その目が泳いでいることをペラジーは見逃さなかった。

 一等車両の乗客が通りかかり、このまま廊下で押し問答する愚を悟ったせいもあるだろう、車掌は短く挨拶すると、そそくさと立ち去る。

 ペラジーは少女に向き直り、声をかけた。]


  災難でしたね。

**

(94) 2015/11/30(Mon) 20時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 20時半頃


ペラジーは、>>63アンカー訂正>>1:80

2015/11/30(Mon) 21時頃


ペラジーは、>>64アンカー訂正>>0:33

2015/11/30(Mon) 21時頃


ペラジーは、>>67アンカー訂正>>1:10

2015/11/30(Mon) 21時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 回想・コパートメント ―
(>>72続き)

[ 次にシェリーという女性に出会ったら、このオルゴールを渡してみようかと思う。

 田舎の村の集会場に誰かが持ち込んだオルゴールは、古い上に、そう高価なものではない。
 だが、ハート形を並べた素朴な木彫りの箱は、本来、彼女のような若い女性の小物入れとして作られたのではないだろうか。

 乗車口近く>>66で彼女と交わした会話>>89>>92をペラジーは思い出す。]

(112) 2015/11/30(Mon) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 「本当に暖かいところよ。海も青くて綺麗だし。
  スウェルグは海産物がとってもおいしいから、
  ぺラジー君もきっと気に入ると思うわ」>>89
 そう説明したシェリーの笑顔は、夜風の冷たさを一種忘れさせるほど明るく、温かく。

 ペラジーは眉を上げ、]


  お詳しいのですね。
  訪れたことがあるのですか?


[ と問うた。]

(116) 2015/11/30(Mon) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ シェリーは駅構内から聞こえてくる音楽>>92に気を取られた様子で、手短に、スウェルグに祖母の経営する料理店がある>>92ことを告げた。]


  そうですか……、
  では、向こうに着いたら、そのお店を教えてください。


[ 微笑みながらその場は別れたのだったか。

 ペラジーは古いオルゴールを見つめ、その中に指輪やイヤリングが並んださまを想像する。
 高価な宝石はふさわしくない。
 むしろ、質素なものや、客観的には価値のないもののほうが似つかわしいかもしれない。

 それは値札ではなく、当人にとっての大好きなものや、大事な記憶を形にした品だから。

 ペラジーはオルゴールの蓋を閉じた。]**

(120) 2015/11/30(Mon) 21時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 22時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・廊下 ―

[ ハラハラした顔で>>109やりとりを見守っていた異国の少女は、そそくさと去っていく車掌の背中に、目をぱちぱちさせている。>>110
 その後、述べられた礼の言葉は、予想したように丁寧だったが、]


  サカー……サク、ラコ………?


[ 旅暮らしの中で数か国語を身につけたペラジーにも、聞いたことのない異国語の名前はさすがに聞き取りづらい。]

(122) 2015/11/30(Mon) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 「ひょっとして。
  以前からわたくしのことをご存知だったのですか?」>>110
 という問いかけには穏やかに首を振った。]


  いいえ。
  ただ、あなたの身なりからそう判断しただけです。


[ サクラコが当然のように身にまとった絹織物の価値を、車掌は知らなかったのだろう。
 車掌だけでなく、彼女を囲んだ三等車両の乗客たちも。>>49]

(125) 2015/11/30(Mon) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 遅ればせながら、簡単に自己紹介した。]


  ペラジー・デュランテです。
  故国を離れ、ずっと旅をしているので……、

  お国を離れてこの列車に乗られたあなたにも、
  何か深い事情がおありなのでは、と思ってしまって。

  ……でも、あなたに切符泥棒の疑いだなんて。


[ 車掌の消えたほうを見やり、苦笑して見せる。]


  目立ちすぎますよね?
  常識で考えれば、わかりそうなものなのに。

**

(129) 2015/11/30(Mon) 22時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 22時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ その後、サクラコとの会話をいくらか続けただろうか。
 ニズ駅を出て数時間、訪れた夜の気配にペラジーは申し出る。]


  よろしければ、食堂車に移動しませんか?
  この国の食事はお口に合わないかもしれませんが……。


[ サクラコが同意すれば、微笑んでエスコートしただろう。
 彼女が気乗りしない様子であれば、別れの挨拶を残し、その場を離れただろう。]**

(140) 2015/11/30(Mon) 23時頃

ペラジーは、>>71訂正 ×コパートメント ○コンパートメント

2015/11/30(Mon) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 一等車両・コンパートメント ―

[ サクラコと一緒に食堂車へ赴いたか、あるいはひとりで腹ごしらえをすませたか。

 夜も深まるころ、ペラジーはベッドに入り、備え付けの毛布を被る。
 規則正しい振動と、絶えず床下から鳴るがたんごとんという音にも慣れ、目を閉じながら1日のできごとを回想した。]

(145) 2015/11/30(Mon) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 結局、イアンはやってこなかったが、
 「ニズで停まった時に、新聞社へ電話を掛けてみるよ」>>139
 と請け合ってくれたので、芳しい情報が得られなかったのかもしれない。

 ぶかぶかの外套に赤い手をした少年>>141のことを話せば、強く興味を持った様子だった。
 ペラジーは、彼の外見、特に両手が酷く赤くなっていたことを伝えた。]


  単純なしもやけには思えませんでした。
  何かの怪我を、治療しないまま放っておいたのでは、と……。


[ ニズ駅でその少年の姿を目撃する>>29とは予想せずに。]*

(156) 2015/11/30(Mon) 23時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/11/30(Mon) 23時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ あの少年は、フェンスを軽々と飛び越えて>>27いなかったか?]

(164) 2015/11/30(Mon) 23時半頃

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