人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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【人】 教え子 シメオン


[一瞬、胸に過る何か。
視線を、左右へとやる。

だが、そこにいるのは祭を楽しむ人々で。]

  ………変わったよ。

[一言呟き、足を進める。
吐き捨てた息は白い。

そこに誰がいるかなんて声がかけられない限りは気付かない。

ふらりと気紛れな足取りは自然と宿屋の方に向かっていただろう。]**

(114) 2015/05/26(Tue) 13時頃


[人の負の感情を媒介にして獣は嗤う。
ゆっくりとではあるが確実に人の身体に染み込んでは、記憶さえも支配しようと喰らう。

手始めに誰から魂を引き取ってしまおうか。

幼馴染でも、師匠でも、誰だって構わないのだけど。

人が集まる場所といえば───…]

  『 料理は得意? 』

[肉体は離れた場所ではあるが、一度確認することは出来たから囁きは届くのではないかと。

万が一、届かなくとも問題はない。
身に纏う冷気が伝えてくれる。

今夜は荒れる。]


  『「キミ」の料理が食べたいな。』*


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 13時頃


【人】 教え子 シメオン


[ 読書は嫌いだ。


だが、一冊だけ、読み終わった本はある。

クリスマスの夜に、ある富豪家の元で起きる事件。
それを名探偵が解決するというオーソドックスなもの。

それだけなら在り来たりで気にも止めなかっただろうが、登場人物の名前に意識を奪われた。 ]

  血より濃いものはないけど、
  血で血を贖罪なんて、ね。

[探偵と、犯人と。
脚光を浴びるのは前者であろう。
だがそれよりも、後者でもなく自分は被害者について語ったものだ。]

(146) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン


  俺ならそんなヘマしないように立ち回るけど。

[せっかく同じ性別に生まれて同じ歳に生まれた者同士だ。]

  なぁ、そうだろ。リー。

[ 俺たちは、将来大物になろう。

幼さ故の野望。
彼がどう答えたか。
記憶は薄れつつはあるけれど、宿屋への道中。
久方に見つけた顔と昔を思い出すのは、]

(147) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン


  雪鬼《スニェク・ディアボル》……

[ 火かき某片手に闘志を燃やしていたことを思い出したから。

また、懐かしい顔を見過ぎたからだろう。

オスカーほど適度な距離感を保てる人物ならば、
ドロテア程歳が離れていたのならば、まだ冷静に物事を判断出来るのに。

物事の始まりを目撃された>>127とは知らず宿屋の扉に手を掛けた。]*

(148) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

  ─宿屋(酒場)─

[外が冷え込んでいるせいか、一歩足を踏み入れると足の裏からじんわりとした痺れが走った。
どれほど自分が冷えていたかを改めて自覚すれば、急ぎ足でパルックの元へと向かう。

昨日会うことは出来なかった分も込めて挨拶すれば、子供の頃に気に入っていた野菜のスープを勧められたから丁重にお断りしてホットワインを手に辺りを見渡す。

そこで見かけた一人>>141に目元を綻ばせれば声をかけた。]

  や。さっき振り。
  連れの女の子とはもうお別れ?

[茶化すような言葉をそのままに許可もなく腰を下ろそうとする。
何気無く視線を目配せすれば、さっきの女の子>>143も見つけられたけれど、何かを見ているようだ。

自然、視線を移ろわせれば小太りの男>>128とその人物に声をかけるドロテアの姿>>129]

  随分と村も賑わっているようで。
  あの二人はどちら様?

(149) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 22時半頃


 だから、作るの。「あなた」と「わたし」で。 


【人】 教え子 シメオン

[ 黙って口角を上げる。
今、自分は物凄くだらしのない顔をしていることだろう。]

  ふぅん…?
  オスカーも案外隅に置けない。

  あのおっさんに雪でコーティングしたらそれこそ雪男になりそうだ。
  脂で溶けちゃうかな。

[男性については少し邪気混じりの冗談を交えて、少女については視線をやるだけ。]

  叔母さんが自慢にしてた。
  今じゃ猟師してるって聞いたけど…メルヤだっけ。
  上手くいくよう祈ってる。

[最後に少々揶揄るような笑みを浮かべて]

  なんか嫌な予感するから何かあったら護ってやりなよ、オスカー。

[ ちょっとグラス返してくると空になった容器を掲げて席を立つ。]

(160) 2015/05/26(Tue) 23時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 23時頃


  『 さて。「キミ」が行かないなら「僕」が行ってこようか。 』

[ 外は吹雪いてきている。

檻の中に閉じ込める準備は整いつつあるのだ。
だが、同時にここには人が多い。
見つからないように人を欺き、狡猾に操るにはどうすれば良いだろうと。

人間にも人間で時たま獣らに惹かれてしまうような者はいたけれど。

宴の始まりは自分達の手というのも一興。]

  『 さて。どうする。 いい案はあるかな。 』

[侵食は進みつつある。
こうして媒体の意識が覚醒しているのに、囁ける程度には。]


【人】 教え子 シメオン


[ なら、“どんなんだよ”

下卑た質問を投げかけようとも思ったけれど、続いた言葉には真剣味を帯びた眼差しを向けただろう。]

  ふぅん…?
  ま。嵐が過ぎ去るのを待つのが無難か。
  最悪、今日はみんな此処で泊まりかもしれないし。

[窓を叩く雪の音が強まっているような気がする。
暫くはここで峠を越すのもありだろう。

ああ、でも席を立つ間際に聞こえた二人の名前に指が、小さく引き攣る。

それを誤魔化すように一際明るい声で答えた選択肢は]

  敢えて大切な先生を護りにいくよ。

[答えにない答えを口にしては笑った。
そして聞こえたヒステリックな声>>167に眉尻を下げただろう。]*

(178) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン


[ 「護りたい人」
ついぞ先ぞやの言葉を頭の中で逡巡させる。

浮かぶ二つの顔。
ケイトのことを思い出しては口元の笑みが消えた。

別に、“いつも通り”に振舞っただけなのに、どうしてこんなに居心地が悪いのか。

涙で濡れる目尻を見たから?
声を大にして叫ばれたから?

分からない。 

  分から、ない。 ]

(189) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン


[ 浮かぶ顔を別の人物にする。

幼馴染。昔から、よく遊んだ、子。
一つしか変わらないけれど、ほぼ同じ歳のようによく集まっては────]

(190) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン


[ 雪の少ない日だった。

ランタンの柔らかな光が、まるで朝陽のように白い雪を彩っていた。

周囲を見渡せば誰もが皆幸せそうに笑っているような気がして自然と、目元は緩んでしまった。

傍がそっと囁く。ないしょ話をする時と同じ声色だ。]

   ………。 

[耳元がこそばゆい。
触れられて、握られて、引っ張られて。
当然のように引きかれながら歩いていく。

色づいた夜道。
まるでその一面だけ切り離されたような感覚。
指の中にある温度だけが全てのよう───]

(191) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

  「あの子もつれて来れたらよかった。」]

(192) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン



  ………そうだね。


[あの時、一瞬だけ親指に筋が張ったことを気付かれていないといい。
子供ながらに綻んだ唇は上手く笑えていればいい。

ランタンに照らされる、ふたりの顔。
くすり、くすり、───無音。]*

(193) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン


  ………。

[ 視線を逸らす。

遠巻きに流れるような喧騒を淡々とした瞳で眺める。

唇は弧を描いている。]

  相変わらず、寝起きの機嫌は悪いな。先生。

[ まるで他人事。

こうなったら手はつけられない。
間に割って入ろうとする兄貴分の動向に口角を上げながらも、足は自然と店の奥側へ。]*

(194) 2015/05/27(Wed) 00時頃

─???─
 

 『 料理は得意? 』


  (ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)


  『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』


  (そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)

[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。
甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。
彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 00時半頃


  『 「あなた」は誰がいい?
  大切な先生かしら。久しぶりに会ったお友達?──ああ、それとも 』


  『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』


──────ッ。だ、め!


[赤い紅い微睡みの中、唐突に少女の意識が浮上する。
ここは?
一体なにをしてるの、私。
今の声は、だれ。

溢れるように割り込んだ思考に、脳は勝手に混乱する。足がガクガクと震え、制御の利かない少女の身体はその場に膝をついた。

咄嗟に視線を巡らす。
知っているはずの叔父の家なのに、そこが何処なのか認識出来ない。
ただ、一つだけはっきりしている事実がある。目の前に、その叔父が居て。────伸びたその両手が、指が、自分の頸を締め上げている、という事だ。]


  ────っ、お、じ、…さ…

[ひゅう、と喉が鳴る。息が出来ない。
力の抜けた手から、からん、と何かが落ちた。つられるように視線が床に落ちると、転がっているのは肉切り包丁だ。どうして。どうして、こんなもの。]

  『すまない…ケイト、兄さん、すまない…!』

[泣きながら叔父が両手に力を込める。
ぐ、と喉笛が押し潰される。声なんて出る筈無い。次第に細くなる意識に、パルックの泣き声だけがいやにはっきりと届く。

殺さなきゃいけないんだ。
雪鬼《スニェク・ディアボル》は、殺さなきゃ、いけないんだ。そう。]

  (ちがう。わたし、雪鬼なんかじゃ。)

[じゃあ、何故?
肉切り包丁で何をする気だった?ぐるぐると回る視界に、歯車の音。
どんどん遠くなる意識の中、ふいに脳裏を過ぎった何か。陽光を跳ね返す、金の、柔らかな──]




  ────……す、けて、

        …シ………オン……

[ぶつん。]**



[ いつだって、何にだって。

自分は、一番には、なれない。

足を突き動かす衝動の名前は分からない。
ただ、何かに誘われるようにしたつま先を差し出していた。

唇は閉ざしている。
運が良かったのか、周囲に人影は無い。

けれど、鼓膜を揺らす囁きは聞こえる。]



  たいせつな、せんせい。

  ひさしぶりにあった、おともだち。


[ 幼い子供のように囁きに倣って繰り返す。

誰だ。それは。何だ。それは。

俺は、「 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 」]




  ──────ぁ。

[ ぐらり。


逆流する世界に落ちていく。 

背筋を這うのは爛れた掌。
氷のように冷えた指先が思考を凍てつかせていく。

まるで硝子のように。
破片のような鋭さを持った眼差しは思考を停止させる。]


[ 口角が、一人でに上がった。 ]



  パルックさん…何して…ッ!

[絞り出したような声を放つと同時に地を蹴る。
捨て身の攻撃で身体ごとぶつかれば二人で縺れ合うように倒れ込んだ。

肉切り包丁は自分の後ろ手にある。
動揺したパルックを宥めるように声色は穏やかだ。]

  ケイトが雪鬼《スニェク・ディアボル》な訳ないじゃないか…!

  落ち着いてよ、パルックさん!

[何かの間違いだ。
そう訴える。
男の表情はきっと見えない。
ただ、温度の無い双眸が、見下ろす先にあるのは二つの双丘。

パルックが何か喚いている。
だから貴方を落ち着かせてあげる為に、囁く。]


  『 「よく見て。誰が────雪鬼《スニェク・ディアボル》か。 」』


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