181 巫蠱ノ匣
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ぁは……、キレーな目の色。 そっちのが、 アンタに似合ってんじゃない?
[>>5:23こちらを睨む瞳はいつも見ていた色とは違い、 不思議と昴の髪色とマッチしている。 滲む視界でも分かる、 血の色とはまた別の真紅にくすくすと笑い出す辺り、 自分も気が違ったか。]
知りたい?だぁめ。 まだ、教えて、あげない。
[指先は血で滑り、少し力を込めただけでも肩から血が噴出す。 そんな中でボタンのカバーを外そうとするのは至難の業で、 爪を引っ掛ける事は出来ても、まだ、開かない。
後はボタンを押すだけなのに。 焦りを押し殺しながら、口元には余裕の笑みを浮かべる。]
(1) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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い゛、 あっ……!
[>>5:24放たれた矢は、 しゃがみこんでいた女の太ももを貫く。 身体中が熱い。痛いなんてモンじゃない。 死んで行った皆も、こんなに苦しかったのだろうか。 そんな考えを吹き飛ばすように、 痛みに俯いていた顔を、ゆっくりと上げて。]
どこ、狙ってんのよ……アタシの心臓は、ココ、よ?
[銃を持つ右手で、トンと一度己の胸を叩いてみせる。 視力の低下した彼の瞳では、 その位置さえ正確にわからなかっただろうけれど。
そんな中で聞こえてくる二つの銃声>>5:25は、 自分に向けられたものではなく。 避けることは最早難しいのだから、 心の内で、ほっと安堵の息をつく。]
(2) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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二人とも……、ゴキブリ並みに、しぶとい……。 [例えはよろしくないが、 二人ともあれだけ怪我をしているのに、まだ生きている。 しぶといのは確かで、舌打ちも漏らしたくなるものだ。]
………… これ、何か……知りたいん、だっけ。
[【機会】をちらりと見せてから、再び手元へ戻す。 画面に映っている人物は白髪の彼であったが、 小さめの画面に映った画像を、見れるかどうか。
あと少し。あと少し時間を稼げれば、カバーも開けそうだ。 血塗れた指先は変わらずカバーを外そうと動き続ける。]
アンタ達も、 見ていた――はず、よ? アタシたち、と、ずっと一緒に在る、 モノ。
[明確な答えを告げることは無い。 謎かけのような言葉に、彼らは反応を示したか。]
(3) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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昴クン、化けの皮が……ボロッボロ。
[>>5ふふ、と笑う。 余裕が無くなれば、その分手元は狂ってくる筈。 流石にこれ以上、自分の身体に風穴を開けたくはない。]
いいじゃない、ゴキブリ。 地球が滅んで、最後まで残る生命体……らしいわよ?
[実際どうなのかまでは知らないけど。適当だ。 ね、と同意を求めるように こちらへ銃口を向ける来栖>>4にも笑いかけてみる。]
(7) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[>>6と、同時に。モニターから響く声。 明らかにこちらに向けられた言葉ではあるが、 流石に真面目に耳を貸している余裕は無い。
二人が意識をそちらに向けるようならば、 不意打ちのつもりで銃弾を撃ちこもうかと思うが、 この状況で気が逸れる者が居たかどうか。]
あい、た……!
[カタン、カバーが開いた音。 あと少し。もう少し。ボタンを、押せば。]
(8) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[赤の溢れる左腕を、ボタンへと伸ばす。 たったそれだけの行為なのに。 気の遠くなるような時間が、かかったような、気がする。
女がボタンを押すのが先か。 はたまた、止めを刺されるのが先か――。]
(9) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[「じゃ、また明日!」
ふと脳裏に過ぎったのは、あの子が死ぬ直前の言葉。 満面の笑みを浮かべてぶんぶんと手を振る彼女に、 自分もまた笑みを浮かべて、手を振り替えした。]
アンタには、会えないだろ、なぁ…………。
[>>10此方へ向けられる銃に、ため息をひとつ。 自分が死んだところで、彼女と同じところには逝けやしない。
なんとなく。なんとなくだけれど。 例えば、死期を悟った猫が飼い主の前から姿を消すように。 女もまた、己の死期を悟る。]
(11) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[銃声が遠くに聞こえる。 放たれた鉛玉は額に吸い寄せられるかのように。]
これが報い、なのかな。
[一時期は不良と呼ばれていた自分を見捨てず、 更には仕送りまでしてくれていた両親。 馬鹿、と自分を叱り飛ばしてくれた姉。 一緒にバカできる友人達に、仲良くしてたアパートの皆。
「急に、バイクが突っ込んできて……っ」
あの時全てを話していれば、 こんなことにもならなかったのだろうか。]
(12) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[ 額に、赤の大輪が咲く。 ]
一足、お先に。
[ばいばい。 女は最後まで、冷静で在った。 このゲームを楽しんでいるヤツへの、唯一の抵抗。
生きるためなら醜くもなってやろう。 でも、醜い感情を撒き散らして死ぬのは絶対に嫌だ。 せめて死ぬときだけは潔く在りたい――と。]
(14) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[二人に微笑んだ女の身体は、 背にもたれていた扉を伝って、倒れる。
瞳は閉じられ、二度と開くことは無い。 たとえ矢>>13を放たれ、命中したとしても。 ただ、真っ赤な液体が流れ出るのみ。]
[手の中の【機会】。それは終ぞ役目を果たす事無く。 謎かけの答えを得ることが出来るのはきっと、 生き残ったひとりだけ*]
(15) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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― 眠りにつく中で、彼女はかつてを振り返る ―
[不良になった理由なんて、思い出せない。 本当に些細なことで、反抗期盛りだったのもあるだろう。 とにかくアタシは、高校時代を喧嘩して過ごした。
母親に対しては「ババア」なんて事も言ったし、 父親に頬を叩かれるような事もした。 学校に行っても普通の子達は自分を避けるし、 友達と言ったら、同じ不良の子達くらいだった。
そんな事が続いて、3年生になった頃。 アタシに熱心に話しかけてくるヤツが居た。]
「こんにちは!その髪、地毛?」
[地毛じゃねーよアホか。 当時金髪に髪を染めていたアタシは、 そう返したような気がする。]
(16) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[どんだけ迷惑がっても、アイツは話しかけてきた。 脅したことだってあった。
それでもアイツは]
「大丈夫!だってルイちゃんは私を殴った事ないじゃない。」
[笑いながら、そんな事を言うのだ。 今考えても、アイツはバカだと思う。 まあテストの点数も低かったから、本物のバカだったんだろう。
いつしかアタシの隣にアイツがいて、 アイツの隣にはアタシが居るようになった。 同時に喧嘩する事も減ったし、次第に学校もサボらなくなった。]
(17) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[あの時もアタシの隣にはアイツが居て。 アタシが道路を渡ろうとした時だった。]
「ルイちゃん!!」
[何が起こったのかわからなかった。 突然横断歩道の向こう側へ突き飛ばされて、 次の瞬間には、アイツが宙を舞っていた。
アイツを撥ねるバイクはどこか見覚えがあって、 体勢を整えた後何処かへと走り去っていく。]
(18) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[即座に理解した。狙われてたのはアタシだ。 撥ねられる『予定』だったのは、アタシだ。
恨まれるような事もした。 お礼参りをされるような事もした。
――その結果が、これだ。]
(19) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[アイツが死んだのは、アタシのせいだ。 アタシが居なければ死ぬことは無かっただろう。
誰にも話すことの出来なかった罪。 ずっとアイツに謝り続けながら、 自分のために嘘を吐きつづけた。
だから、これは報いだ。 嘘を吐き続け、責任から逃れ続けてきた、アタシへの**]
(20) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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