56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[提案は受け入れられた。間合いを取って、馬から降りる二人の騎士。二人の空間に入ってくる兵はいなかった。]
『お前。俺の何を知っている。』
[低い声で尋ねられれば女は高らかに笑った。]
やっぱり何も覚えてないんだな。 お前が5年前の戦で殺した男の娘だ。 やっと逢えたね。
[女は男を憎しみの視線を送り続け、最後の言葉は笑ってみせた。]
(144) 2011/07/02(Sat) 00時頃
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姫様がどうかしたのか?
[彼が言いかけたその先を促すように聞いてみたが、士気を高める為の演説へ意識が行っていた。
きちんと聞いていれば良かったと後に後悔するかもしれないが、今はまだわからない。]
こうなってしまっては……それはできないだろうな。
[ムパムピスの願いに、小さく答える。
もっと早い段階で話し合いが纏まっていたらそれは叶ったかもしれないが、それはもう無理だろう。]
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お前がここを攻めるって噂を聞いた。 無断で来てしまったから後でお咎めがあるだろうが… それよりも私はお前に用がある。
[視線を外さず、静かに答えるその姿。 後のお咎めの恐怖より、今は目の前の敵にしか頭にない。]
無駄口叩いてる暇もないだろう。 私はここでお前を殺めるんだ。
[剣の切っ先を男に向けて言い放つ。この言葉を訊けば相手は鼻で笑うだろう。]
(153) 2011/07/02(Sat) 00時頃
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[砂と汗と血が舞う。
敵味方問わず聞こえる怒声の中、不意に聞こえてきた声に、矢を番えたまま固まった。]
なんだ?
今そんな話をしても仕方が――おい、どうした!
返事をしろ!!
[急に途切れた声に、嫌な予感が胸を過ぎった。]
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[遠くから声が聞こえる。 視線を僅かにずらすと先日、一喝されたヴェスパタインの姿。>>150 しかし女は再び視線を戻し、目の前で笑う憎き仇に刃を向けて走り出す。]
ほらっ!!どうした! 以前のように刀を振るえよ!! 私の父親を殺した時のように笑いながらさぁ!
(166) 2011/07/02(Sat) 00時頃
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[負傷の衝撃で途切れた意識が息を吹き返した。
しかし、それは再び、少しずつ細っていくだろう]
あ、あああ……
神様、どうかフィリップ君をお守りください。
私はどうなっても構いません、この子を助けてください。
……お願いします、お願いします――っ
[心の声は、苦痛と恐怖にがたがたと震えていた。]
[息が、言葉が、詰まった。
一瞬の出来事に、崩れ落ちる彼の身体に。
自分を覆う全ての『音』が、止んだ気がした――――]
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[5年前、目の前で父親が通り魔に殺された。ただの市民だった父親は戦闘能力は皆無。女は目の前で崩れる父親に為す術がなかった。]
『嫌だ!!嫌だぁああぁああぁ。 死んだら嫌だ!!お父さん!!!』
[自分は泣くことしか出来なかった。無力だった。
そしてしばらくして幼馴染みの騎士団入団の話を聞いた。 いつも近くにいた彼がいなくなるという理由が一番大きかったが、この事件がきっかけというのも入団理由の一つだった。]
(169) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
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まさかあんたが兵になってるとは思わなかったけど。 なんでなってんの?
[冷徹に言葉を吐き出す女にはもう憎しみの表情でしかなかった。
鈍い剣の音は続く。相手に傷を負わすことは出来ても決定的な一打は打てることは出来ずにいた。]
(171) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
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何があった!
お前はこっちに来ていないんだろう?
なのにどうして、そんな――
[震える声に、何が起こったのか分からぬまま必死に声を掛ける。]
何があったのか分からないが、大丈夫だ。
お前が祈るのなら神は聞き届けてくれる。
お前ほど祈っている奴なんて他にいないじゃないか。
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[激しい攻防は続いた。女はそれなりに体力もあったのだが大の男と比べては敵うわけもなく]
「キン―――」
[両手で握られた剣は男の手によって弾かれた。]
―――っ!?
[慌てて近くに倒れた兵の弓矢に手をかけるも、果たしてそれは間に合うのだろうか。]
(178) 2011/07/02(Sat) 00時半頃
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これからなのに……
……ごめんね……?
[漸く覚悟を決める事ができたばかりなのに。
もう、こうして死ぬことになるなんて、残念。
もう視えないイアンに聲を向ける]
……君は 生きてて……
[だから、せめてイアンが生きてくれる事を祈る]
[最期に溢す思いは、たったいま思いついた。
純粋な願い、もしくは僕の夢……]
夢が叶うなら……
また……君とこうしていたいな………
[一人きりの重責を分け合ってくれて。
その、僕を不甲斐無いと思っても]
うれし……かったんだ……
[この夢の続きを。
次がもしもあるなら、もし立場が変わって居ても良い。
どんな出会いでもいいから…… ]
まってても………いい……かな………
[あぁ……頭の中もぼやけてきた。
瞼が消えて、心が融けて行くような不思議な感覚]
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