人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、それは……。

[怪我のことを言っても良いものなのかどうかと、鳴瀬と織部の顔を交互に見る。
 幸い、織部はそれ以上追求してこなかったので、何も言わないでおいた。

 のろのろとした動作で立ち上がる鳴瀬の動きを、やや不安げに目で追って、広間のテレビを確かめにいくと告げられれば、軽く頷く]

 はい……。

[足への不安もあるが。
 それよりも、微かに感じた心寂しさから、その声はか細いものになってしまった]

(586) 2011/05/19(Thu) 20時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 え?

[織部の声に、我に返ったようにそちらを向き]

 あ、はい。
 大丈夫ですよ?

 えーっと、大須君は、私も見かけてないんですよ。
 もし、誰か彼を見かけたら、私か、その、鳴瀬先生に、伝えてください。

(589) 2011/05/19(Thu) 20時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[暫くは座ったまま、部屋を出ようとする鳴瀬を見ていたが]

 あの、私も行きますか……?
 人手あった方が、いいかも、ですし。

[立ち上がり、やや消極的に提案した]

(591) 2011/05/19(Thu) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[鳴瀬に背を叩かれると、不安な気持ちが少しだけ和らいだ。
 そうだ、自分達は、生徒達を引率する立場なのだから。
 もっとしっかりしなくては]

 あ、えぇ……。
 でも、そう何時間も外すわけではないですし。

 そう、ですね。
 手分けするなら、私は……。

[織部は大広間を回るようだ。
 ならば、足を痛めている鳴瀬に、あまり階段を上り下りさせたくはない]

 私は、2階を見てきます。

(599) 2011/05/19(Thu) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 はい。
 それじゃ鳴瀬先生、織部君、お願いします。

 …………。

[2人を見送ってから、歩き出す]

 ──なく……で、
         ください……ね。

[殆ど声にならなかったが。
 背中に、そう声をかけてから]

(623) 2011/05/19(Thu) 22時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

─ 2階 ─

[そういえば、2階に上がるのはこれが今日初めてだった。
 まず目に付いたのは、扉のない休憩所のような場所。一応確認してみるが、やはりこんな場所には何もなかった。
 ただ、そこから眺める庭は、1階から見たものとはまた違って───息を呑んだ]

 ……っと、他を回らないと。

[しかし今は、景色を眺めに来たわけではない。
 次の部屋へと足を向ける途中、浜那須の姿を見かけたならば、声をかけ、ラジオか何か無いだろうかと訊ねるだろう]

(628) 2011/05/19(Thu) 22時頃

[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。

只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]

 っ、

[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。

その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]


 ……なにか、

[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]

 っ、

[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。

意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]


[克希の失踪と、日向が無関係だとは思わない。
けれど、暁とやらが関係しているとして、彼女が悪意を持って彼をかどわかしたとも、思えない。
理由が断定できないうちは、何かを幽霊の悪意のせいじゃないと考えるのは、癖のようなものだけど。

怪談だけが彼女の全てでは無いだろうと。
すこしでも、話を聴いて何か、してあげられることがあるなら、してあげたいと。

今でもまだ、思っているから。
彼女の足取りを辿る何かが、それか克希の行方を探る何かが、ありはしないかと、雨の中、薔薇の砂漠に立ち尽くした]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 22時半頃


―2階・耀と珀の部屋―

[鍵をかけてため息一つ。そこに声をかけられ、飛び上がりそうになった。羽根音に目が開き、腰を抜かしてへたりこんだ]

ぅ あ


き、こんにち…わ


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 2階廊下 ─

[浜那須、土橋、石神井の姿を見つけると、そちらへ小走りに近付く]

 あ、皆さん。
 すみません、誰か、ラジオか何か持ってませんか?

[そして、手に握られている懐中電灯に気が付くと]

 それ、他にも何本かありました?

(645) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

―― 自室 ――

……?

[ゆるり、首を傾げて。
へたりこんでしまった後輩に近付き、手を差し伸べる]

大丈夫?
なんだか、逃げてきたみたいだったけど。
どうか、したの?

[焦って鍵までかけるほど。なにがあったのか、と]


[胸にかき抱いていた服は床に散り、手に残ったのは棒付きの飴だけ]

………な、んでも……


[言葉が続かず、強く唇を拭った]


本当に大丈夫……?
何かあったの?
体調、悪いなら。
しばらく休んでいったらいいよ。

[何があって、その胸中がどうかなんて全く知らないから。
本当にただ心配そうに]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あの……。

[不穏な空気に退きそうになるが、とりあえず話は出来そうだと安堵して]

 ありますか?
 そしたら、ちょっと借りて良いですか。

 あぁ、すみません……それじゃ、有難く。

[浜那須から、懐中電灯と蝋燭を受け取る。
 蝋燭は、少なくとも耀のいるところでは使えないが、役立つ場所もあるだろう]

(661) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

[差し出される手に自分の手を重ねた。立ち上がれそうにはなかったから]

…お、れ

ばかな、こと






[言葉がなかなか、でてこなかった]

キスを、あ、………

[ぽつと泪が溢れた]


【人】 見習い医師 スティーブン

 はい?

[珀に腕をつつかれ、振り返る]

 あぁ、私はちょっと、ラジオか何か、外の様子が分かるものを探しに。

 そういえば、ここ、蓮端君達の部屋でしたっけ?
 蓮端君、具合どうですか?

[薄く開いた扉の奥を覗き込もうとする]

(670) 2011/05/19(Thu) 23時頃

ばかな、こと?

[上手く紡がれない言葉をなんとか拾おうとして。
手を取ったまま、自分もしゃがみこむ]

……きす?

[そうして聞こえた言葉に、目を丸くして]


先輩が…してて、なんか


いらっときて…俺…僕も、し、た

ば、かだよ、なん、で…


[ぎゅうと拳を握る]


気にするなって、それ、なかったって、なしに、


あ、

ぃや…もぅ、わかん…


[内緒にすると言ってしまったから。

でも。苦しくて、吐き出したくて。
人の名前を挙げずに、あらましを告げた。

掠れる声、途切れる声に、どの程度伝わったかは分からないが。

時折唇を手の甲で拭い、残る感触を誤魔化した]


うん、大丈夫だよ。
ちゃんと、聞いてるからね。
落ち着いて、ゆっくり話してくれていいんだよ。

[優しく労わるように。
そっと相手の背を撫ぜながら。
ぽつり、ぽつり。話す相手の言の葉に耳を傾ける]

[そうして聞き終われば。
今、ここにいるメンツを考えて]

そんなに、気にしなくても……大丈夫、なんじゃないかな。

[例えば、女の子との、キスとか。
そういうのなら、色々とあるのかもしれないけど。
だって皆男だし。仲間だし。
ちょっとした、過剰なコミュニケーションみたいなもの?と。
自分も抱えている気持ちも理解できていない蘭香は無責任にそう告げる。
相手の名前を聞いてないからこその、反応なのだろうけれど]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 23時半頃


 無茶してないだろうな……。

[寝入ったことを後悔するのは、彼が無事か直ぐに判らないから。
中庭に行くといっていたけれど、無茶していないといいと切に願う言の葉は、音にはならない。]


好きだって!



……言ったのに


気にするんなって、同じこと、言うんだ…ね


【人】 見習い医師 スティーブン

[石神井と蓮端が、何か話しているようなので、邪魔にならないようにと少し離れる。

 土橋からラジオを渡されれば、礼を言って受け取って、その場で電源を入れてみる]

 あれ……?

[アンテナを最大まで伸ばし、チューナーを弄ってみるが、聞こえるのは雑音ばかり]

(700) 2011/05/19(Thu) 23時半頃

[相手の大きな声に、そしてそれ以上に真剣な声色に、びくりと驚き。
ごめん、と言ってから。
相手を刺激しないようにゆっくりと声をかける]

好きって……えっと、ここでの、話だよね?
……今ここにいる、誰かの、話なんだよね?

[百瀬の話すそれは、言ってしまえば恋の悩み。
でもここにいるのは全員、同性。
だから、心配になって。そう確認してしまう]


[小さく頷く。そうして、はっと顔を上げた]


…ぁ、ない…しょ  で
だって、これ、そういう…でしょう?

キス、したいなんて


それとも、…誰とでも、出来るもんな、ん?


【人】 見習い医師 スティーブン

 ちょっと、すみませんね。

[土橋に了承を取ってから、一番近くの窓を僅かだけ開け、そこからアンテナだけを外に出してみる。
 けれど、電波が改善される様子はまったくない]

 ダメですか……。

[肩を落とし、ラジオの電源を切って窓を閉める]

(712) 2011/05/20(Fri) 00時頃

合宿前、とか。
来たばっかの時、とか。
百瀬君、車酔いしたの除けば普通だったから。
ここに来てからのことだって、なんとなく分かるよ。

[それでも男同士で……というの以前に、そういった感情自体あまり分からないせいで確認してしまったけれど]

……ごめん、ね。
僕、誰かと付き合うとか……好きになる、とか。したこと、ないから。
なんて言ってあげればいいのか分かんなくて。
役に立てなくて、ごめん。

[キス。
子供の頃に、とか。家族と、とか。
そういう事しか、知らなくて]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、はい。
 そうですね。

[蓮端達が食事に向かうようであれば、頷く。
 まだ2階をすべて見て回ったわけではないが、とりあえず懐中電灯と蝋燭は得たし、土橋から借りたラジオが繋がらないということも、一旦鳴瀬らに伝えておいた方が良いかと思った]

(721) 2011/05/20(Fri) 00時頃

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