171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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結果的にそうなったみたいね。
可哀想に、オスカーは……失敗作よ…。
[一瞬流れ込んだ負を思い出して、
光流へ返す口調は少し悲しげだった]
失敗作……ね。
[まあ、確かにその通りなのだろうけれど。
聞こえてくる会話には少しだけ微妙な感情を見せた。]
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あは。西部劇みたいね。
[>>319 笑うと、もう一度カメラを覗きこむ。 蒼色の視界《スコープ》に、天使の翼を生やした彼女の姿が映る。]
―― いつでも、どうぞ。
[そして、賽《コイン》は投げられた。 それが地に落ちた瞬間、こちらへ向かって駆ける彼女の姿を捕らえ、シャッターを切る。]
――"見敵必殺《Search&Destroy》"!!!
(328) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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[――――ドンッ! 花火のような音が中庭に響く。
……そしてあたしは地面に膝をついた。]
(329) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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失敗作……Ark因子のあれこれか。
俺は神宮院程詳しくないがな。
だけど、今は失敗作かどうかは問題じゃないだろ。
マスターなら命令解除できないのか?
[止めに入る者は多いが、あの状態でオスカーは果たして無事でいられるのか。
そう案ずる響きが乗る。]
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あー…… やっぱ、ダメかあ…… うん、カメラは盗撮に限るわ……
[>>332 七枷さんの声を聞いて、あたしは自嘲気味に笑った。 視界いっぱいに広がる赤は、リコリスの花の色かしら。 ……それ以外の可能性はあんまり考えたくない気もする。 意識が朦朧としてきた。多分強制送還になるんだろう。]
(342) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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七枷さん―― あなたの諜報部員でいるのは……なかなか愉しかったわよ?
[声は、ちゃんと聞こえたかしら?わからない。]
(343) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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[意識を失う間際、中庭に佇むラブ様の姿>>321を視界の端に捕らえ――これはもう反射的にというか本能的にというか――カメラのシャッターを切ってしまった。
その姿が写真に撮らえることができたかどうかを確認する前に、あたしはこの神域の学園《レッドゾーン》から送還されてしまった**]
(344) 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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てすてす
ベッキーがラブ様占って死ぬなら。
何かあっても対応出来る様に、こっちの襲撃パスにしとく?
/*
ただ今襲撃はパスです。
占い能力者3人いるとか怖いです。
緋色君は落ち着いたみたい?
[オスカーの冥の気配は消えたが、変わらず力の集束は
感じていて]
それより…無事なの…?
ああ、オスカーは落ち着いたみたいだ。
ありがとな。
流石にきつくて完全回避とはいかなくて。
ちょっと、カッコはつかなってたからな。
[実際の程度は誤魔化しながらも、多少の怪我はしたのだと答える。]
……そう…。さすがに皆纏めてラブ&ピースとはいかないか。
[一番ラブ&ピースとは程遠い存在である事は承知の上。
深淵の瞳を前髪に隠したまま、あははと笑う]
大丈夫。ちゃんとカッコイイ。
[素直にカッコ付かなかったと言える姿にクスリ]
先輩。
オスカー君は結局、どうなったのかしらね。
[感知能力を今は解放していない。
それが故に、そんな事を問いかけていた。]
オスカーね…。冥の力は退けた感じかな。
[マスターの権限を放棄したのだから詳細は判らないが
負の力を載せた相手の気配は辛うじて感じられて]
斃れてないのは確かね。
へぇ……じゃあ、きっと。
またあたし達の前に立ち塞がって来るかしらね。
[その声は、どこか楽しげだった。]
そうねぇ…その時は…きっと…彼の意志でね。
[楽しそうな七枷の言葉に、同じ様に楽しそうに返す。
操られていない己の意志を携えた彼を敵としてでも
見れるなら、それも悪くないと]
その時は、ラブ先輩も魅せてくれるのでしょう?
[そう言って微笑む。]
聞きましたよ、機関で。
先輩の本当の実力は、半端じゃないって。
あ、は♪ 大したことないわよ、七枷の前では霞むもの♪
[笑いかけて来た七枷に返すのはいつもの呑気なままの笑み。
屋上で1つの決着が着いた事はまだ知らぬまま]
いやいや、何言ってるんですかもうー。
[屋上の事は知らぬままに。
一見すれば穏やかな先輩と後輩の会話を繰り広げていた。]
話してるとこ悪いけど、終わった。
色々あって皇統が脱落した。
俺は……少し休む。
[学園の何処かから和やかな会話に声を投げた。]
皇が……。
[空々しいほどの和やかな会話の途中で聞こえた光流の声に
一瞬黙りこむ]
光流がやったの?
[彼は答えてくれただろうか。そしてどんな答えが返って来たか]
………………後悔している? 神を《新生》ウむ側に来た事を。
[答えも予想出来ている筈なのに。
酷い問いだと自分でも判っていた。
ただ、彼の言葉で聞きたかっただけかもしれない**]
そう、皇がね。
……お疲れ様。
[それ以上は言わず。
休むと言う彼を見送って。]
[先輩にだけ聞こえる程度の声で囁いた。]
無理しなくても、いずれあたしが皇は倒してあげる心算だったのに……ね。
やったっていうか"引き分け"だったけどな。
[返す声は意外にも晴れ晴れしく。]
流れで《新生派》だって宣言したんだよ。
それで全力の"喧嘩"だな。
[あの混沌とした状況の説明は難しいが、聞かれれば覚えている限りの事は話し。]
――いいや。後悔なんてないな。
思いっきり"喧嘩"したんだ
清々しいくらいさ。
[後悔を問うラブへと返すのは紛れもない本音だった。]
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