237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】
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サイモンという男が現れ、全員揃ったようだ。がちゃりと扉が開けば黒髪を一つに縛り上げたメガネの女性が入ってくる。
「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。今回、臨床試験を行います「G-b0141」の開発チームの主任を務めております青山と申します。
食事等も用意してありますし、今日1日はこちらでゆっくりなさってくださいね。
…この新薬は皆さんの食欲を刺激するものになります。風邪を引いた時や疲れた時など、食欲がなくなることはありませんか?拒食症などで食事が取れない方などもいます。そんな時に、この錠剤を1粒飲めば満腹中枢の働きを抑え、空腹感を刺激します。つまり、人間の三大欲求の一つ食欲を増進するのです。
それでは、事前にご記入いただきました身長体重に合わせて錠剤を用意しましたので、お配りいたしますね。
この薬は大体20分もあれば効果が出始めます。30分後に一度採血を行いますので、その後は自由に過ごしてくださって構いません。
効果持続時間なども調べたいので、決まった時間にこちらに料理を運ばせていただきます。大体8時間程という理論値が出ていますが、副作用や薬の効きによっては変わる可能性がございます
(#0) 2015/08/24(Mon) 02時頃
ので。
臨床試験中は機密情報保護のため妨害電波を流させていただきます。電波によって故障する恐れのあるものはこちらでお預かり致します。……ああ、それと。何かございましたら、そちら入り口のインターホンにて呼んでくだされば、隣の部屋に常駐するスタッフが伺いますので どうぞ遠慮なくお呼びください。」
その台詞と共にそれぞれへ偽名が書かれた袋が配られる。その袋には3粒の赤い錠剤が入っており、それが新薬と呼ばれるものだとすぐにわかるだろう。
全員がそれを嚥下したのを確認すると、担当チーフは満足そうに頷く。30分後採決が行われれば、チーフは一礼をして扉の向こうへと消えていっただろう。
(#1) 2015/08/24(Mon) 02時頃
「薬を摂取してから30分経過しましたので、採血を行いますね。…そろそろ薬の効果も出始めて空腹感を感じてくる頃合いでしょうから。
軽食などは全てこちらの冷蔵庫と、あとはそちら奥の扉の方にもございます。
……温かい食事はそちらの扉の方で希望を伝えてくだされば、出来る限りこちらでご用意いたします。
……またこの室内はシャワールームを除いて全てカメラでモニタリングしておりますのでご了承ください。
では、まずはご挨拶とばかりにこちらで一皿料理を用意しましたので、お食べください。」
全員の採血が終わりその血液が入った試験管を手にすると青山は礼をして下がる。と同時に運ばれてくる台から漂うのは香ばしい肉の香り。どうやらステーキのようだ。程よい厚みを持つそれはまさに今さっき焼かれたばかりのように、熱気を持っている。……空腹の腹を刺激するような香りが広がるだろう。
(#2) 2015/08/24(Mon) 18時半頃
[確かな違和感。薬の効き目がまだ甘いのか。胃液がせり上がり嘔吐感に苛まれる。思わず口を押さえてしまったのはきっと誰にも見られてなければいい。
噛むたびに溢れる肉汁は廃油をそのまま飲み下しているようにしつこく喉にまとわりつき、舌に触れる柔らかな感触とざらりとした舌触りはまるで魚の目玉を舐めているようなそんな感覚。
全員が美味しそうに食べているのが目に入ればここで吐き出すというのもはしたない。ああ飲み下さなければ、なんて無理やり喉の奥へ押し込めば喉を通る感触は異物を無理やり嚥下するかのように気分が悪い。
(……っ、なに、これ……)
その後口内にば胃液の酸味が広がるが、生唾と共にそれをまた無理やり飲み込む。…顔は、そう、笑顔で。何故だかこの感覚は他の人に気づかれてしまってはいけない気がして。
……嗚呼気付かれないようにするにはこの気分の悪い物体を食べきらなければならないのだろうか。
食べる前までは美味しそうに見えていたそれは最早美味しそうには見えない。あんな気分の悪いものを食べたばかりだというのに、薬の影響か空腹感はさらに増していく。]
[隣の席の男、サイモンと言ったか
採血の順は彼と同時でちらと覗き見
同じ色で満たされていくシリンジ
針の刺さった部分から滲む玉の赤
自分のとは全くの別物の様に見える
叶う事なら奪い取ってその匂いを、味を、]
……あーー……
美味そうだ……
[思わず漏れた声
聞こえた者が居たとすれば
──お仲間か*]
[今すぐにでも吐き出さなければ。ああ、喉を通ったあの気分の悪い塊が気持ちが悪い。気持ちが悪い。
(……おぇ……っ……ああ、だめだ……部屋までは……)
足が鉛のように重く、部屋がやけに遠く感じる。広間から離れれば、その歩みはさらに速さを増していく。
一体どういうことなのだろうか。自分の体の変化にも未だ気づけずに。ただ、あの肉だけではなく付け合わせの野菜までもがビニール部でも咀嚼しているような異物感を放っていた。
(……っ、気分悪い……)
自らの個室に辿り着けばその扉を開け、中へ。
シャワー室へと入り込めばその中には便器もあるだろうか。なければ咄嗟には思いつかず、洗面器の中へと吐き出すしかないのだが。]
……っ、おぇ……ぅ……ぁ……っ!!!
[耐え切れず咀嚼し無理に飲み込んだソレを吐き出す。気持ちが悪い。何が起きているのかさえ分からずに、気分の悪い塊が喉を通る感覚に生理的な涙が目の端に浮かぶ。
……恐らく全ては吐き出していないだろう。…無理に作り笑いを浮かべる余裕もなく、只々違和感と途方のない気分の悪さに包まれ、口からは荒い息が漏れる。]
……っ、なん、なんだよ……これ……っ
[思いつくのは薬の影響しかない。肩で息をしながら、あの赤い錠剤を恨めしく思い……暫く落ち着くまではここにいようとするだろう。]
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