63 とある生徒会長の憂鬱
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今リンダから宝箱奪った!
そっちの状況はどうなってるのかな?
ラルフ君もメアリーも無事!?
[ひどい勘違いをしている事に全く気付いていない様子。]
めーでー、めーでー。
こちらバッジ一つゲットしたナリ。どーぞ。
[胸の一つに、太腿辺りで輝く二つのバッジがあった**]
た、宝箱…!?
[終わった頃に聞こえてくる、レティの連絡]
えっと…宝箱、って。誰から奪ったの…なにが、入ってるの…?
[とっても疑問]
私は、大丈夫だけど…
きゃああああああっ!?
[落ちている間の彼女の慌てた様な悲鳴がむなしく聞こえてきたかも。
派手な激突音と。]
レティ!? どうした!!
[聞こえた悲鳴と、尋常ならざる衝撃音]
無事か? 今どこにいる!?
[最悪の想像ばかり脳裏を過り、表情に焦りが浮かぶ]
れ、レティ?
どうしたの?凄い音が聞こえたけど…
[そういえば、レティは一人だった。
そして、相手チームのもう一人と言えば…
心配そうに声をかけた]
ちょっと落ちただけ・・・、だいじょぶ・・・
グラウンドのとこ・・・
[何とか声を絞り出した。
ひよこさんが頭の上でぴよぴよいってます。]
だ。大丈夫なの、それ…
って。リンダさんとか近くに居たりするの?
[もしもそうであるならやばい。焦りの色がにじむ]
めーでー、めーでー。
お姉さま、我が軍の男共全滅確認。
直ちにそちらへ合流したく思います。どーぞ。
[めーでーって響きが良いから言ってるだけである。]
がふっ、私はもうダメかもわからんね……。
[宝箱直撃後だった]
……!?
『そ、そんな…お姉さまがダメなら私は一体どうすれば良いの…!』
あ、グラウンド方面には敵さんが揃ってるので迂回推奨。
[少しピヨリつつも情報は的確に伝える]
よ、予定変更……落ちましt……。
[言葉の途中で声が途切れてむせる声が聞こえるようになったとか]
リンダは、私が何とか…。
[相手も同じ高さから落ちて、もう体力は限界のはずだ。]
…がんばってみるね。
負けたらごめん、だけど。
[それでも、リンダからああ言われれば 、引くわけにはいかなかった。]
ホントに、大丈夫?
援護とか。必要ない?
[レティの声がイヤホンから聞こえれば、躊躇しながらも問いかける]
応援してくれたら、嬉しいな。
いつも、応援してばっかりで応援される事なんて、あまりないから…。
[大丈夫、と安心させるように声を出したけれども、やはり強がっているところは否めない。
けれども、ロビンが男の意地を見せたと同じように、これもまた彼女の意地だった。]
…そう…
[それが本当に大丈夫なのかは、小動物には分からなかった。
だが、一歩も退く気がない、というのだけは分かった]
ん。分かった。
マーゴさんはラルフさんの相手をお願いしますね。
私は、天使の爆弾《ダイナマイツ・エンジェル》と決着をつけます。
了解、微笑みの爆弾《アリガトウゴザイマス》に注意してくださいね。
こちらもなんとか頑張ってみます。
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― 病室 ―
[コンコン、とノック音]
『しつれいしまーす。 もう、松葉杖で歩くのには慣れました? 様子を見て、そろそろ退院で大丈夫そうかなぁって。』
[本日担当の看護師さんから、そう告げられる。 ――ようやく退院か、いつから入院していたんだっけなどと思いつつ。]
ん…歩くくらいなら、何とか。 段差は厳しいな…。
『もし辛いようなら、車椅子使って下さいね。 お貸しする事はできるので!』
[この言い方は、退院しろと言う事らしい。]
(@0) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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ああ、ではそれで。 ちょっとやらなきゃいけない「シゴト」もあるんで、 長期間入院してられないんですよね。
[看護師には伝わるまい、この俺の副会長と言う立場がどれだけ重要なのかと言う事など。 シゴトの内容を、学生の勉学の事と勘違いしたらしく、『学生さんだもんねー』などど返される。]
ええ、まあ。 えーと、退院するなら会計とかっていつ頃…?
『あ、そうそう、はーいこれ。 日数分の特別室利用料と食事代とパジャマ代、それから―…』
(@1) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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フォロー頼むべな?
[ひそり、マイク越しにソフィアへ囁きかけて]
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[それはどうやら既に用意されていたらしい。 入院費の請求書をヒラリとテーブルの上へ置き、つらつらと説明される。 …手際の良い事で。]
『それじゃ、こちらは現金でのお支払いになってますので、 1階の1番窓口までお願いしますねー。』
[事務的なやり取りの後、パタンと扉が閉められる。 看護師が去って行ってから、荷物を纏めるため、慣れない松葉杖を使って立ち上がろうとするが――]
(@2) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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――――っ!?
(@3) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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[派手に転んだ。 …というよりも、ベッドから起きようとして落ちたが正しいか。 幸い、怪我の部分は庇う形で転んだため、変に捻るとかいった事は無かったが。]
……。 やっぱ、車椅子がいい。
[壁にある手すりにつかまりながら、ようやく立ち上がる。]
これで、怪我が悪化――とか、シャレにならん。 俺が…俺が学園の秩序をだな…
[時すでに遅し、ではあるのだが。 とにかく、ヨーランダの動きが心配でならない。 生徒会メンバーからの連絡が一切無かった事を不安に思いつつ、帰宅の準備をすすめるのであった**]
(@4) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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ついに決着ねっ!
[わくわくしながらモニターを見守っている彼女は、副会長《ストッパー》がもうすぐここに帰ってくる事をまだ知る由も無いのであった。**]
(@5) 2011/09/18(Sun) 00時半頃
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