258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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[ 諸々の禍事 罪 穢有らむをば
《もろもろのまがごと つみ けがれをあらんをば》
祓へ給ひ 清め給へと白す事を
《はらへたまひ きよめたまへともうすことを》
聞食せと 恐み恐み白す
《きこしめせと かしこみかしこみもうす》]
[未練を残し、凝り固まった幽霊。
それらの中でも、負の感情を抱くモノは他の幽霊を喰らい、貪り1つとなり。
いつからか様々な悪感情を発するものとなった。
不安、焦燥、恐怖、憎悪、苦しみ、悲しみ、嫌悪、怒り、不満、悔恨、無念、絶望、空虚、嫉妬、罪悪、劣等感、殺意、執着、孤独、憐憫、怨嗟、憂鬱、害意、敵意、蕭索、復讐…。
様々な幽霊が集まり、1つの負の思念体となった夕顔の中にあるモノは、未練を昇華させるためなのか。
ウツワの中に眠る負の感情と同調し、時に誇大して呼び覚ます。*]
[食らい付いてくる者に笑みを深くする。
嗚呼、何て活きの良いウツワの候補か。]
……しかしまあ、怖くない幽霊とは
[夕顔に取り憑いてる時点で、守護霊のような善霊であるはずなのだが。]
[曼珠沙華(マンジュシャゲ)とは――
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
9月中旬に花をつける。放射状の赤い花弁が特徴。
よく畦や墓地などに生えている。
鱗茎に毒があるが、水でさらせば除去が可能。そのため救荒食としても用いられた。
墓花、死人花、幽霊花、地獄花、捨子花、狐の松明などなど多種多様な別名がある。
その殆どが縁起の悪いものであるため、凶兆とされることもある。
しかし、仏教の経典から取られた曼珠沙華のように縁起の悪い別名ばかりではない。]
―回想:曼珠沙華―
[季節外れの曼珠沙華を見つけると、その根を掘っていた。
これはきっと、ヒトならざる者からの授かり物だ。
そう信じて、ありったけの曼珠沙華を採って家へと帰る。
『ねぇねぇ、あねさま』
『お腹空いたでしょう?』
『これを食べましょう?』
『曼珠沙華の根っこ、採ってきたの』
『かか様に教わったの』
『たんと洗えば食べられるって』
お腹を空かせるあねさまのために、一所懸命に掘って、洗ったの。
姉にそう言って。仲良く食べようとした矢先に――――。]
[曼珠沙華さえなければ、あねさまは死なずに済んだのに]
[霊は同じ感情を持つ者に取り憑く。
取り憑かれれば、ウツワとなった者の本心を、あるいは誇大して曝け出す。
夕顔の本心は『あの場所へ帰りたい』
それに取り憑かれた夕顔は、誇大して投影される。]
[あの場所へ帰りたい。例え他者を不幸にしても。*]
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