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【人】 保険調査 ライジ ―何処か― (111) CANNABIS 2015/01/03(Sat) 12時頃 |
【人】 保険調査 ライジ
(112) CANNABIS 2015/01/03(Sat) 12時頃 |
【人】 保険調査 ライジ[生返事をして海を見る。 (113) CANNABIS 2015/01/03(Sat) 12時頃 |
【人】 保険調査 ライジ
(114) CANNABIS 2015/01/03(Sat) 12時頃 |
[男は優秀な犬ではない。
命令以外の『待て』など聞くはずもないのは、わかりそうなものだろうに。
それも達したばかりで敏感だとわかっているから尚更
更なる悦びを与えるため、更に自分を刻み付けるため。
快楽と愛しさで繋がる場所を深めていく。]
っく、 はぁ、ひ ゅう…!
[甘く、どこか情けなく上がる嬌声に応えるよう囁く。
何度も耳元に落とすのは彼の名前。
打ち付けに声が揺れても、何度も囁いて。]
そ、…じゃの?
────おまじ、ない。
[擦れる皮膚が胸を、腹を、かるい赤に染めていく。
痛々しい傷だと、何度見ても思う。
耳朶からうなじ、肩、そして背中にキスを降らせる。
傷のある場所にそっと触れて、呟くおまじない。]
[傷のことなど気にせず、深く繋がる未来を求めて。
包帯など巻かなくてもよくなる、未来を願って。
後ろから抱き締めた体を、下から何度も突き上げる。
貫くに等しい行為は、ベッドに組み敷くよりも奥まで熱を捩じ込むだろう。
軋む音も水音も、一度目よりも激しく。
やがて二度目の飛沫を上げたなら、きゅうとその体を抱き締めて
奥へと数度に分けられた精を放った。]
【人】 石工 ボリス[その後、何度行為を繰り返したか。 (115) anbito 2015/01/03(Sat) 14時頃 |
風邪、ひくなよ?
[目を閉じる彼にそんな一言を。
窓が開いてるんだからな、と付け加えて。]
……───おやすみ。
[閉じた瞼にそっと口付ける。
これも、『怖い夢』を見ないように。
夢でもあえますように。
そんな、おまじない*]
そんな顔しないで
怒ったりしてないよ
俺の我が儘なんだから
[酔いが少しは覚めたのか、
ふわふわと浮ついたとこの無くなった彼の頬に口付け]
頭洗ってあげようか?
[にこりと笑って
シャワーでぬるい湯を彼に注ぎながらそう問う]
あ、また頬に接吻した!
[別に今は人前でないからいいのだが。
繰り返されるうちに彼の頬への接吻が好きになってきた。]
怒ってないならいいけど……
頭洗う?しないのかい?
[未だ酔いの心地よさが残っていて、彼の笑顔をぼんやりと見つめる。
あーあ、彼のしゃつがびしょびしょになってしまっている。脱げばいいのに。
なんとなく彼の濡れたしゃつをきゅうと掴んでみた。]
甘やかしたいだけ
それとも、したいの?
[先ほどまでの性急さは棚に上げて
にこりと笑いながら、そんな事を言う。
濡れたシャツを握りしめた彼の指を一瞥
再び頬に口付けし、口元へ
ちゅ、ちゅと湯に濡れたそれを啄ばみ]
じゃあ、脱がせて
[傷が塞がったとしても、傷跡は消えない。
それを良きことと捉えるか、悪いことと捉えるか、それは考え方の問題だろう。
このクランで過ごした時間、自分はこの傷と共にあった。
もしこの傷が癒えたとしても、傷跡としてこの時間は身体に残り続ける。
そう思えば、残る傷跡もきっと、厭わしいものではなくなる筈。
なにより、最も傍にいてくれるという彼が、この無残な背を見ても嫌悪を抱かないというのならば。]
……あッ、……あっ、はァ、 ……ん、ッ
ッ……、 ……血、不味いだろ、……
[それは“吸血鬼”にかける言葉ではなかったのかもしれない。
薄い皮膚に触れた唇に、大きく身体は跳ねる。
深く、深くを抉り、貫く熱に、次第に呼吸すら覚束なくなる。
突かれる度に達しているのでは、などと錯覚するほどに。
内に放たれた精の感触にも、そのまま体重をその身体に預けていたか。
繋がりから抜ける感触にすら、軽く達しそうになっている事が悟られなければいい。]
【人】 負傷兵 ヒュー[先程迄の乱れが嘘のように、包帯はきちりと巻かれ、シャツの釦は留められる。 (116) kirisame1224 2015/01/03(Sat) 20時半頃 |
[閉じた瞳、触れた唇。
応える声はなかったけれど、口元は穏やかに笑んで。*]
【人】 負傷兵 ヒュー−翌朝 自室− (117) kirisame1224 2015/01/03(Sat) 20時半頃 |
【人】 負傷兵 ヒュー→ 主の部屋 − (118) kirisame1224 2015/01/03(Sat) 20時半頃 |
したいよ……
[上目遣いに見つめる彼の笑顔は眩しくて心の臓がどきりと脈打つ。
目を細めて彼の接吻に甘んじていると信じられない言葉が耳に届く。]
ぬ、脱が……っ!?
[本気で言っているのだろうかこのあんぽんたんは。
探るようにじいと瞳を覗き込んでみるが、彼の笑みは変わらない。]
え、ええい、脱がせりゃいいんだろ脱がせりゃ!
[やけくそ気味に彼のしゃつの釦を解いていく。
上から下へと一つずつ。
その間俯いて手元に集中し、じぇれみのことは見上げないようにする。
彼のにやにやとした笑みを目にしようものなら恥ずかしくって続けられなくなってしまうから。
ずぼんを寛げる段になってぴたりと手が止まる。
あの晩もこうしたなと思い出すと同時に羞恥の思いが噴き出してきたからだ。]
ね、ねえ、こんなところだとびしょ濡れになってしまうよ。
移動しよう?
[続ける代わりに甘えたような声を出してベッドへの移動を提案。]
【人】 宝飾交易 黍炉ー自室ー (119) mikenek 2015/01/03(Sat) 21時半頃 |
上手だね
[くすくす笑う。 恥ずかしげにシャツのボタンを外す彼の邪魔をしようと、口付けを深くしていく。ついばむ様だったそれは舌で唇を割り、彼の口内を嬲るものに。
湯の飛沫ですでにスラックスもシャツも濡れていて、彼の作業は捗らない。
そのもどかしさが楽しくて、すでに下着だけになった彼の首筋に口付け、胸元を指先で弄る。]
すでにびしょ濡れだけどね
[彼の、今は「現代風」の下着に指先をひっかけ、少しだけずり下ろす。腰骨を指先で撫で。]
ここでいいよ
[そう言いながら彼の下着を引き下ろし、足を持ち上げそれを引き抜く。シャワーの湯を壁に当てて温めたあと。]
壁に手をついてよ
だめ?
[そう笑いながら彼にいう]
んっ…
[しゃつの釦を外すのに上手も下手もあるかという抗議の言葉は咥内を貪られ、音にならない。
口付けだけであっという間に身体が熱くなり反応してしまう。]
まっ、邪魔しないでおくれよ。
[胸元を弄る彼の手をやんわりとだが押し止めようとしていたのでは、彼を脱がす作業は進むはずもない。]
あっ、ちょ、此処で?
そんなの駄目……
[と彼に言おうと思って彼を見上げたが。]
じゃない……。
[彼の笑顔を目に入れるなり、口が気づいたら勝手に言葉を紡いでいた。身体が勝手に壁に手をついていた。
そして「早く」と誘うように振り返る。]
【人】 石工 ボリス─翌朝・ヒューの部屋─ (120) anbito 2015/01/03(Sat) 23時頃 |
【人】 石工 ボリス[男が辿り着いたそこには、珍しい姿の主があり。 (121) anbito 2015/01/03(Sat) 23時頃 |
かわいい
[彼のすべらかな背を撫で、肩に口付け。腕を前に回すと腹を滑らせ、下肢へと触れる。
これから何をされるか彼もわかっているのだろう、ゆるく立ち上がりかけたそれに手をそえ、ゆっくりと上下に 扱く。
もうっぽうの指は背後から、尻たぶを割り、窄みにぐにぐにと触れ。その刺激で彼の体がピクリと震えるのがわかる。]
やらしい、格好
[自分が希望しておいてそんなことを言う
うっそりと笑って、備え付けのボディソープを手に垂らし、慣らすために指を割り込ませていく。
男のものを知っているそこは、あまり苦もなくつぷりと指を飲み込んでいく。ぬるぬるとした指先をゆっくりと前後に動かせば、彼の声も逼迫していく様に思えた。]
ん、……
[カチャカチャと、片手で、ベルトを外しスラックスの前をくつろげて。]
わかる?
[壁に手をついている彼に、すでにかたみを帯びたそれを彼に押し付け、耳元で囁く]
【人】 宝飾交易 黍炉 そうか、知らないのか。 (122) mikenek 2015/01/03(Sat) 23時頃 |
─【4】─
[男がボリスと謂う名を捨てさせられ
四番目の道具となったのは、どれ程前の話だろう。
贋作だけを描き続け、偽りの愛を持って人を殺めたあの日。
放って置かれたなら死んでいたことだろう。
腹部の傷は思うより深かった。]
(嗚呼、俺は死ぬんだな。)
[これといって、未練などなかった。
生きているのか死んでいるのかわからないような生。
贋作の絵を描き、贋作の愛を描き。
そのまま死んだところで、悔いも何もなかった。
血を垂れ流しながら、ふらふらと外を目指した。
死ぬのなら、死ぬ前に、空を見たくて。]
[眼前に広がるのは、星の散りばめられた夜。
たった今、起こったことなど何も知らず煌く星は、腕を伸ばしても掴めない。
世界でいかに己がちっぽけな存在であるか、そんなことを突きつけられたような気がして。]
……、死ぬなら。
死ぬ前に、『愛され』たかった、な。
青空が、見たかった…、のぉ。
『描き』た 、 か …ッ
[青空なんて何枚も描いたはずなのに。
自分が描いた偽物のことなんて、何も思い出せない。
格好がつかないからと無理やりに変えられた、元の口調に戻っていく。
贋作ではなく、本物(オリジナル)を描きたかった。
───絵も、愛も。]
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