231 獣ノ國 - under the ground -
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[こっそり、そんな祈りを捧げて。 私は、大切な人を抱きしめる腕に、力をこめた**]
(141) takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
takicchi 2015/07/21(Tue) 14時半頃
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―それから―
着いたわ。
[森の奥深くにぽつんと建つ小さな一軒の家の前。降り立ってフィリップを解放した私は、懐かしさに目を細めた]
ここが、私の育った場所よ。
[その家は、記憶しているより少し古びていて。思ったとおり、今は誰も住んでいないよう。 けれど、私はそれほど落ち込んではいなかった。 それは、予想していたから、というのもあるけど、それだけではなくて]
毎年ね、どこからか、衣服が届いていたの。 今思えばあれは……かあさまだったんだわ。
[翼のある私の着られる、背中の開いた特別製のブラウス。 つまりそれは、かあさまは、私があの施設にいることを知っているということ。 それならばきっと、私があそこから逃げたということも、いつか耳に入るだろう。 そして、逃げ出した私がきっと、いつかはこの場所を訪れるだろうと、かあさまならきっとわかってくれるはずだ]
(142) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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扉は鍵がかかっていると思うのだけど。 実はね、一つだけ、鍵のかからない窓があるの。
[こっちよ、とフィリップの手を引いて。内緒よ、なんて口の前に人差し指を立てて、問題の窓へと案内する。 ほらね、と窓を開けてみせれば、フィリップは先に窓枠を乗り越えて、私の引き入れてくれたかもしれない]
……懐かしいわ。
[大きな家具は、ほとんどそのままになっていた。こんな森の奥の家から、わざわざ持っては行けなかったんだろう。 リビングで足を止め、テーブルの埃を丁寧に落とした]
いつか、見つけてもらえますように。
[そう呟いて、テーブルに置くのはかあさまへの手紙。 いつか、私がここを訪れると、かあさまならきっとわかってくれると思うから。 かあさまが、私の痕跡を見つけに、ここに来てくれることもあると期待して、私は一通の手紙を残す]
“かあさまへ。 私は今、とても幸せです。 マユミ”**
(143) takicchi 2015/07/21(Tue) 18時頃
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白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。
takicchi 2015/07/21(Tue) 18時半頃
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……ん、ぶかぶかね。
[渡された薄ピンク色のシャツを羽織れば、少し眉を顰めた。 余った袖を持ち上げると、感慨深げにそれを見つめる。 普段見上げているときから薄々感じていたけれど。 ノアってやっぱり大きいのね、などと改めて思う]
もう、子供じゃないんだから。 ボタンくらい自分で留められるわ。
[着替えを手伝われれば、口を尖らせつつも。 彼の好きにさせた。こういうのも悪くない、と思う。 胸のところが若干苦しいのは黙っておこう]
んっ……。
[首筋につけられた痕に、彼の独占欲を感じて。 なんだか嬉しくなってしまう自分がいて]
(144) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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……外に住居を?
[唐突に告げられれば、怪訝そうに眉を寄せて]
ノア、それって。
[一緒に暮らす。 その意味が分からぬほど、アマルテアは子供ではない。 大きく目を見開いて、それから瞳を潤ませた。 この人の前では泣いてばかりだ。 いつもの強がりが、まるで出来ない]
本当に、いいの。
[思わずそんな声が漏れて。 なんて物好きなんだろう。彼も、私も]
(145) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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[やがてプロポーズの言葉を告げられれば。 いよいよ、その瞳からポロポロと涙が溢れた。 彼に着せてもらった、ぶかぶかのシャツの袖で涙を拭うと。 今できるであろう、とびきりの笑顔を浮かべて]
はい、喜んで。
[こくりと頷くその顔は、 たぶん泣き笑いのような表情だったと思う。 思い切り彼の胸に飛び込むと、背中に手を回した]
(146) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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[ノアと一緒なら、何でもできると思った。 私はとても嫌な女だから。また、彼に嫌味を言ったり。 喧嘩したり。時には傷つけ合ったりしてしまうのだろう。
それでも、彼と一緒なら。 ひとりで出来なかったことも、成し遂げられると思えたから。
これからふたりで歩いていく道は。 たぶん、平坦なものではないけれど。
けれどこれだけは。自信を持って、言える]
(147) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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ノア。私いま、すごく幸せよ。
[そう言って、微笑むと。思い切り背伸びして。 彼の唇に、そっと口付けるのだ**]
(148) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃
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[――それから、塔をいくらか下って。 だれぞの姿をみて話すことはあっただろうか。
喧騒。喧騒。喧騒。走り来る警察の足音。
彼は塔の上、それらに微笑んで ただ微笑んで
宙に身を預けた。
頬を撫ぜる風は何故か温かかった。 暁の光が目を射る。それは赤い星にも見えて
……あれは何の火だろう。あんな赤く光る火は何を燃やせばできるんだろう。
(……何か、そう、何かに似ていた気がする。>>3:79)
遠ざかる色に「さようなら」を囁く。 ゆっくりと、目を閉じた。]*
(149) sane 2015/07/21(Tue) 21時頃
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― それからいつか、誰かに送られた手紙 ―
拝啓 早星の候、
天の川がひときわ美しい季節になりました。
お変わりありませんか。
[堅苦しい挨拶を挟み、数行。]
……ひとと獣の垣根を越えて手を繋ぐことは、
とても難しいことなのでしょう。
けれど私はいつか、貴方様やメティス先生のような若い力が
それを可能にすることを願ってやみません。
ひとを思いやれるノア先生ならば、きっと。
それでは どうか、怪我にはお気をつけて。
ご多幸をお祈り申し上げます。 敬具
……年……月……日
月見 明
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― ・・・・・・・・ ―
[其れから少しばかり後の事。 ヘリオトロープの一角に在る古びた本屋に男が一人。 ある筋の話じゃア服役終えた犯罪者とも作家とも聴く。
そんな男がいる店は、いつもひやりと涼しいのだと。
店の戸をがらりと開ければ、 年の頃すらわかりゃせぬ、眼鏡をかけたその男 赤い羽の栞を置いて、静かなこえで、]
―― こんにちは。 どんな本をお求めですか。
……匂い? そう。苹果。アップルパイです。 上手く焼くのは中々骨が折れました。 昼過ぎに教会と、知り合いの家に ちと、届けにね。 あゝ、もう済みましたので。ごゆっくりどうぞ。
(150) sane 2015/07/21(Tue) 21時頃
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迷いますか。……そうですね―― 例えば、鶴の恩返し、なんて昔話もございますが。
[客が迷うならば、ゆるりと笑み いくつかの話を挙げるだろう。]
([例えば、海に帰った亀と鮫の噺。 夜空に歌い舞う美しき鳥のつがゐの噺。 人の掌を得た猫の噺に、すれ違う男女が手を繋ぐ噺。 ひとりのヒトといっぴきのハリネズミが手をとりあう噺。]) どれでもお好きなものをどうぞ。 [そうして、去る客には不思議な言葉を一つ。] ありがとうございました。 あなたの物語がよいものとなりますように。
――それでは
(151) sane 2015/07/21(Tue) 21時頃
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「いってらっしゃい」。
[……
そうして、「獣の國」の一角に。 咲くヒトとけものの物語を、 見届ける男がひとり。*]
(152) sane 2015/07/21(Tue) 21時頃
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― それからいつか ―
[ふわり、と風が吹く。暗い赤髪が軽やかに揺れた]
……あら。手紙。
[ポストの中を確認すると、アマルテアは微笑んだ。 懐かしい名前。あの施設での出来事を嫌でも思い出す。 あの頃は、ノアともいつもいがみ合っていて。 喧嘩ばかりしていたっけ。なんだか可笑しくて、くすりと笑う]
あなた宛に、手紙よ。
[エプロンを外しながら、愛しい人に手紙を差し出した]
もう、そんなにおかしい? 私だって、たまには白衣以外着るわよ。 今回は自信作なんだから。
[テーブルの上の皿には、昔より随分上達した料理が並んでいる]
(153) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃
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それより、ねえ。この手紙。 あの頃を思い出さない?
[くすくすと微笑んで。 上目遣いに彼を見つめてみせた]
お願い、早く読んでみて。
[こうしてお願いすれば。 彼はアマルテアの頼みを断れないだろう。 それが分かっていて、アマルテアは悪戯に微笑むのだ。 さて、手紙には。几帳面な元同僚の字が並んでいることだろう**]
(154) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃
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ふあ…。おはよ、アマルテア
[寝起きでまともに服すら着ないまま、リビングの方に降りていけば美味しそうな匂いと、エプロン姿のアマルテアが居て 慣れた光景なのに、思わず吹き出してしまう]
ごめんってハナシ 可愛いし、よく似合ってるぞ…と
[彼女に渡された手紙の差出人は懐かしい人物で。嗚呼 最後まで彼にお礼を言う事は出来なかった。だなんて少しだけ、罪悪感を感じてしまう アマルテアから上目遣いでお願いされては断る事なんか出来ない。それくらい、彼女もわかっているのだろう わかっていて、するのだ。だから、いつだってこう返して]
(155) 黒戌 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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キミはズルいな…。わかったよ
[アマルテアと並ぶように、ソファに座れば彼女も隣に座ってくれるだろうか。それから寄り添うようにして、その手紙の内容に目を通す 彼らしい、真面目で真っ直ぐで。そして、全てを知っているかのような]
――敵わないなぁ
[その声が震えているのは自分でもよくわかった 懐かしさと、罪悪感と。それから、彼に対して、感謝の気持ちが溢れて。いつからか、頬に涙が伝っていた]
ねぇ、アマルテア 僕欲しい本があるんだ。今度買い物にでも行かないかい?
[これと言って、直ぐに欲しいと言うわけでも無い けれど、どうしてそんな事を言い出したのか彼女にもきっとわかっただろう。また彼に会いたい、なんて思うのは身勝手だろうか]
(156) 黒戌 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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キミと結婚した、なんて言ったら驚くかな 今のキミを見たらもっと驚くかもね
[そんな冗談を言って、笑って。幸せを噛みしめる 落ち着いたら彼の本屋に顔を出そう。それから、今あるべき事と、これから成すべき事を報告しよう 自分も、彼女も止まる事を辞めて前へ歩き出すんだと、お世話になった彼に報告するために**]
(157) 黒戌 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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― 或る日 ―
[ 僕と兄さんが帰って来たことが、森の皆に知れ渡った頃 玄関先に置かれた果実は 沢でよく会う熊の温情。 僕はそれを机の上まで運んで 溜息をひとつ。
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ。 兄さんを入れても此処には3人しかいないのに。
真っ赤な林檎を 真っ赤な爪の付いた指でなぞって 僕は居ない1人に目を細め、 背後で眠る愛しいひとへと振り返る。
ゆっくりと上下する背中と羽、 明るくて眠れるの?と最初は不安だったのに 今では寝顔がよく見えるから嬉しいくらいだ。
あの日みたいに、僕は寝ている彼女のベッドの横で 白い頬を撫でながら気紛れに唄を紡ぐ。 楢が作る木陰が、窓枠の中で きらり 揺れて。]
(158) kanko 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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[ ( ピッ、 ピゥーーー )
ベッドに背中を預けて、指笛と共に窓を指せば 朱い影が光の中から飛んでくる。 クルル、と喉を鳴らす鸚哥の頭をいつも通り撫でて 切った林檎を 今日は兄さんだけに。]
ねえ、兄さん。 僕はもう大丈夫。 ………だいじょーぶ、だよ。
[ 表情の無い目が僕をじっと見つめて いつもだったらもう今頃、カタコトの悪態と 嘴で鼻でもつつかれる所なのだけど 今日は、じっと、じっと 動かない。
『 アァ! アァ! 』
まるで鸚哥みたいに、啼いて 飛び立った兄は その後3日は戻らなかった。*]
(159) kanko 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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[ ――今も何処かで唄っている もう一人の菫色。
”大丈夫”なんて言われてもまだまだ心配な瑠璃だけど 梟はとてもしっかりものだから 俺は、俺の大切な”もうひとり”を探しに出掛けた。
赤い鸚哥は今日も「人間」の街を飛び 真っ青な腕と 鮮やかな黄色の爪の「獣」を探す。
教会の、高く聳える鐘楼のてっぺんに 見覚えのあるような小さな赤色の火が灯ることに 気付いている者も…… 居るかも、しれない。**]
(160) kanko 2015/07/21(Tue) 23時半頃
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…悪い事したな…でも、本当に思い出せねーや。後ろ姿見ても思い出せねー。…頭でも打ったのか?でも、頭には傷もない感じだしな…
[傷は、足をくじいただけで他は気にするほどではない。では記憶の方は、と色々思い出そうとする。忘れた事を忘れたハリネズミは、その記憶にヴェスパタインしか残っていなくても、さほど疑問に思わず。しかし、唯一、たった、一つだけ、覚えていなくてはおかしい事を覚えていない。ヴェスパタインなら知っているだろうか?その事を聞いてみる]
(161) 宝井民 2015/07/22(Wed) 00時頃
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なぁ、ヴェスパタイン…アタシ…誰、だっけ
[ハリネズミは死にました あのハリネズミは死にました ぎゅーっとぎゅーっと強く抱きしめて 凍える事はなくなりましたが 自分の針が刺さって死にました]
(162) 宝井民 2015/07/22(Wed) 00時頃
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……おはよう、まゆみ。
[ あの日>>2:208とおんなし 気の抜けた へんにょりとした笑みを浮かべて 僕は毎日、日が落ちる頃に震える瞼の前で待つ。
彼女が起きた時にまず目にするのが 自分の瑠璃色であってほしいなんていう どーでもいいような小さな独占欲は 恥ずかしいから口にはしないけれども。
茶色い羽をくるくると指の隙間で弄びながら 彼女の虹彩が光を絞るのを待って
”こっちにも”と言われる前に 淡桃の唇へ 「おはよう」と「おやすみ」のキスをしよう。
明日も 明後日も 次の満月も 毎夜僕は、彼女の目覚めの傍にいるんだ。*]
(163) kanko 2015/07/22(Wed) 00時半頃
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[翼を撫でる気配に、ほんのり意識が浮上して、目覚めの時間が近いことを知る。 けれど、翼を撫でる手があんまり優しいから、もう少し、と私はまどろむ。 お陰でちょっぴり最近寝坊気味なこと、あなたは気づいているのかしら。 もちろん、二人ともが起きていられる時間も大切にしたいから、すぐに目を覚ますのだけれど]
……おはよう、フィリップ。
[ゆっくりと、目の焦点が合っていく。その視界に、彼がいることが嬉しい。 あくびが出そうになるけれど、彼がキスをしてくれるからしばしの我慢。 キスが終わった途端、あふ、なんてあくびをしたら、笑われてしまうかしら。 あくびのあとのちょっぴり涙目な顔で、笑う彼に問いただそう]
それで、今日は眠っている間に、何回キスをしたのかしら?**
(164) takicchi 2015/07/22(Wed) 01時頃
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まゆみ、愛してる。これからも、愛してる。
(165) kanko 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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[告げられた言葉に、幸せそうな……といってもやっぱり、上手には笑えないのだけれど……笑みを浮かべて]
私もよ。 愛しているわ、……旦那様。
[はにかみながら、精一杯の愛を伝えた**]
(166) takicchi 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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―― 塔を出る前 ――
[ ―――はた、と足を止めた。そとの香りが鼻腔を擽る中、寄せられた足先>>62に目線を遣りつつ。 「 あそこから 」、とのことに、男はひとつ頷いた 。 頷いてから―――日の光に、目を細めた。 …のでは、あるが、 ]
……、?
[ 覚えていないと言われたことにはただただ違和感を。 医務室で彼女が同僚に突き飛ばされたことはしかりと覚えている。まだ数刻も経っていなければ、記憶新たなそれを態々振り返ることもなく。
……知り合いかと問われたらば、ひとつ。首肯することもあったろうが。 ]
(167) grampus2 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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…―――おかしなものですね
[ 男は空気に言葉を溶かした。溶かしたおとが誰かに聞こえたかは定かではない。 しかし男はぽつりと声を漏らして まるで施設に居た時のことを「 忘れてしまった 」のか、…はたまたどうでも良くなったのか? 特に色も見出せないそれ>>67で紡がれては、同僚に首を傾げて見せながら。 ]
月見さんも、縁があればまた。
[ …結婚すると思われているのだろうか? 祝いとの言葉に男は胡散臭い笑みを貼り付けた。貼り付けて、そのまま。 ―――の喜びに滲んだ声色を脳裏に浮かべながら、手を振る彼>>69に振り返した 。]*
(168) grampus2 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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[ ―――振り返り様に、 さて、 肩に乗った彼女の名は何だったかと思いながら。 ]*
(169) grampus2 2015/07/22(Wed) 01時半頃
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