226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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― 自室 ―
お前だって随分と直球じゃねぇか。 褒めたって何も出ねぇぞ。
[突っ込んだのは言われたことへの意趣返し。>>83 ストレートな言葉は青年であっても少しばかり照れる。 …けれど、平静を装ってぶっきらぼうな言葉を吐いた。]
…あーあー、気にすんな。いいって。 こんな汚ェ部屋でイイならいつでも来いよ。
[謝意は受け取らないとばかりにひらりと手を振れば、そのまま服へと両手を突っ込み、スリッパを突っ掛ける。 青年の部屋に鍵は無い。 出ていくのならご自由にとばかりに足を扉の方へと進めて]
(146) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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へェ、図書室ね。 ――…階段で転ばないように気を付けろよ。
[言い置いたのは忠告だけれど 青年以外に階段で滑って転ぶなどということを体現する人間がいるかどうかは考慮していなかった。
"野暮用"についてはそれきり口にしないまま、引き止める言葉が無ければ部屋の外へと出て行く。*]
(147) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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― 医務室 ―
せんせい。タルトちゃんが……
[そういうわたしの顔は、 せんせいにどう映っていたのだろう。 立ち上がり、すぐに食堂へ向かうせんせいの 後姿を追って、わたしは歩く。]
(148) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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>>142 [ 縋るように伸ばされたタルトちゃんの小さな手を 思い出している。
わたしよりももっとタルトちゃんは不安だろうに 優しい笑顔を向けることもできず 手に応えることもできないで、こうして――
つれていかれてしまうと予感していて、 こんなふうに、せんせいに頼る。]
……ひどいね。ごめんね。
[しんじゃえとおもった。じぶんじしんにたいして。
――そして、食堂へ戻る。*]
(149) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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── 現在・図書室前 ──
行っておいで……とは言っても、私もこれを帰さなくてはいけないのだけれどもね。
[図書室の扉の前。 立ち止まった男は先ほど後ろに隠した手の中の何かを見つめ>>140て。
自分に何かあったら世話をしてほしい>>140、と。 紫色の可憐な花を示してそう言った。
名も思い出せない小さな花を、自分はいつか見たことがあっただろうか?]
(150) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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……。
[じ、とトレイルの手の中の小さな花を見つめ、 トレイルの顔に視線を移してさらにじっと見つめて。
もしも>>141と言いながらもほとんど確信しているような声音は、視線は、彼の身に自覚的な何かがあっただろうことを伺わせる。]
(151) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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そうだな、私が世話をするにしても、ちゃんと覚えていられるかどうかは疑問だからね。
判ったよ、誰か適当な人を見繕って、その人と世話をすることにするよ。
[知り合い一人一人の名を挙げて、世話をしてくれるかどうかコメントするトレイルの視線は、そのたびに少しだけうろりさまよう。
真摯な声を上げて、小さな花を差し出す彼に微笑んで、]
あぁ、任されよう。 来年の今頃には庭をこいつで埋め尽くしてやればいいのかな?
[なんてにやりと笑い、薄紫を受け取った。]
(152) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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[──触れた手の温度は、低かった。]
(153) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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[手を振る部屋主の背>>146を見つめつつ、 ゆっくりと椅子から立ち上がる]
……うん、それなら"また"来るよ。
[言葉の端に、さりげなく一方的な約束を滲ませる。 メルヤに最後は"また"と言えなかったことが頭を過ぎる。 隔離施設へ向かう間際の彼の望みを知らず、 男はずっとそのことを覚えているのだろう]
分かった、気を付ける。 兄ちゃんも、寝ぼけて転ぶなよ。
[実際問題として、殆ど腕が機能していない今、 階段で転ぶと結構危ない。 忠告は素直に受け入れて、相手の姿を見送った。
野暮用については、 ついぞそれ以上問う機会を失ったまま*]
(154) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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―ある花の記憶―
[ある日、彼が私にいいました。お前は綺麗だね、と。彼女もそれにつられて言いました。貴女みたいになりたいわ、と。]
[私はただ、揺れるだけ]
[次に彼にあったのは、私が白い部屋にいた頃でした。彼女の細く白い指が、私を撫でました。彼は言いました。お前みたいになりたいよ、と。彼女は何も言いません、言えません。彼は悲しそうに笑いました。]
[彼が私の名を呼んでも。私はただ、揺れるだけ。]
[彼の腕に抱えられたのは、黒い黒い場所でした。誰も、何も言いません。笑うのは、真白の頬した彼女だけ。]
[私は、彼の涙で濡れるだけ。]
(155) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[彼が私に触れたのは、白い白い場所に連れられた時でした。彼の瞳は、虚ろ。諦めに澱んだ瞳が揺れています。私を撫でれば、苦しそうに笑顔がゆがみました。理由は、私にはわかりません。彼は真白の紙に、黒いペンで何かを綴って、綴って、綴り続けて]
[彼は私に言いました。――“お前の名前は、なんだい? ”]
[私はただ、揺れるだけ。]
[彼は言いました。――“この気持ちは、なんなんだ”]
[私はただ、揺れるだけ。揺れるだけ。]
(156) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[私の名前は――――――――……*]
(157) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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あれだったら、俺が返しておこうか?
[礼に、ね。なんて。茶目っ気を込めて、彼に言ったのは少しの強がり。頭の痛みは、増してきていた。でも、まだ、堪えられないほどじゃない。できるだけそれを出さないようにして、微笑む。渡されれば、素直に受け取ろうか。]
…………頼んだよ。 君が手伝ってくれるなら、安心だね。
[本当に、本当に。]
それはそれは――――楽しみにして、いいよね。
[情景を浮かべて。胸が熱くなった。そこに、きっと、ほぼ確実に、自らがいないとしても。紫を渡せば安心しきった顔を浮かべて。止められなければ、もしくは勧められれば。図書館のうちに足を踏み入れよう。彼に最後に見せるのは、笑顔が良い*]
(158) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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―廊下―
[図書室までの道中、廊下の窓から中庭が見えた。
自然と思い出すのは昨日の和やかな時間。 この狭くて白い檻の中で、 それは余りに歪なものだったかもしれないけれど。 でも、全てが偽りではなかったのだと思う。 少なくとも自分は、何らかの幸せを感じたから。
―――もしも空を飛べたなら、君と、何処までも。
今は闇に覆われつつある空、それでも遠く広がっていく。 漸く微かに動くようになった指先で、 懐に仕舞っていた"御守り"の紅玉を取り出した。 不思議なことに、その澄んだ煌く赤色だけは、 鴉の眼にも昨日までと何も変わらないように映る]
(159) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[少し辺りの空気がざわつき始めた気がした。 振り返るが、確証は得られない。 奇病を抱える者達が集う院内、小さいものも含めれば、 何らかの異常事態は少なくはない。 スタッフたちもその辺りは、心得ている。 動揺が他の者へ伝わらないように、と。 それは現実を切り取るような鋭い優しさではあったけれど]
…………。
[同刻、空を一緒に飛ぼうと会話を交わした少女が、 危機に見舞われていることも知らずに。
男は紅玉を仕舞い、再び歩き出す]
(160) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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そうだな──
[抱えた本を返しておこうかとの申し出>>158に、少しばかり考える。 本当はまたいくつか本を借りてのんびり読書でもと思っていたが、返しておこうとまで言うのなら、きっと人にはあまり構われずに何かしようと思っているのだろうかとも思う。
そういえば、パンプディングと野菜ジュースが鞄の中に入っていたなと思い出した。]
(161) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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それじゃあ、お世話をする相手は早めに確認しに行った方がいいだろうし、起きてるうちに協力者を探す用事もあるし……お言葉に甘えようかな。 バッグはカウンターに預けておいてくれればいいから。
それと、食事がまだなら、その中にお八つが入っているよ。 頭が回らないと捜し物も捗らないだろうし、こっそり食べるといい。
[そう言って、彼に本とお八つの入ったトートバッグを手渡す。
安心したように笑い、手を振る男を見送って。 扉が閉じられるのを見届け踵を返した*]
(162) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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── 回想・図書室にて:続 ──
[咳き込み、泣きわめくタルトに困惑しているのだろう。 ヒナコは必死に表情を作る努力をしていた>>131ようだけれど、言葉になった不安や疑問は伝染する。 ……共感能力の高い少女達ならなおのこと。
いたたまれなくなったように視線をさまよわせ、医師を呼んでくる>>132と言ってまろぶように食堂を出て行った。]
……タルト、落ち着いて。 私はここにいるから。
[痰の絡んだような喘鳴を繰り返し、胸元に少女は踞る。 痛いほど握りしめられた手を引き寄せて、比較的自由だった残りの手で背中を抱き込んで優しく撫でる。
小さな身体は、興奮のせいかまるで燃えるよう。 苦しげな息の下、こちらを見つめてくる少女から目は逸らさない。 彼女が安心できるようにとあやしながら、少女が落ち着くのを待った*]
(163) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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― →キズの残る壁面の前へ ―
[部屋を出て、早足で歩けば 青年が向かうのはキズの描かれた壁のその上。 立ち入り禁止の札。或いはその上の白い階段。>>1:197 傷痕深い壁を見れば、ここ数日"記録"をしていなかったことを思い出した。 ――自室の壁へ刻んだ痛みのことは記憶に薄い。
零れ落ちる砂時計の砂はあと幾粒? 砂が全て落ちるまであとどれだけ時間がある? 青年には知りようがなく、…知る気もない。
青年の深緋の瞳は何も映し出さない。 "起きた">>60瞬間から秒読みは始まっていた。
"たのしい""かなしい""うれしい""つらい" 口にした言葉は空っぽ。 励ますような言葉を口にしたって、 その中には何も入っていない。伽藍堂のまま。]
(164) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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[……せめて。 キルロイに感づかれはしなかっただろうか、と思う。 感情に蓋をするな。無理に笑うなと言った口のなんと滑稽なこと。
感情に素直であれと口にする青年には、もう感情のひと欠片も残ってはいないのに。 唯、憶測で、推測で、慰めた"フリ"をした。
気付かれていなければいい。 ――同時に自分がいなくなったあとには、誰も彼もが"辛い"と感じることがなければいいと、思った。
自分の存在の爪痕を残しておこうと必死だった青年は 初めて、そう、思った。]
(165) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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[そして、目的の場所へ続く階段の前へ歩み寄ると、 "立ち入り禁止"を蹴飛ばして更に先へと歩を進める。
階段の先の先、見上げるのはひとつきりの白い白い扉。 ――…その先は、青年の知らぬ世界。見たことのないもの。
青年は扉まで近付くと、服へ入れたままの鍵を取り出して 鍵穴へ差し込み、――――……回す。*]
(166) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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[図書室の前まで差し掛かって、扉の前の人影に気付く。 その二人の雰囲気が、とても穏やかだったから。 何となく邪魔をしたくなくて、 声をかけずに少し遠くから見守った]
……………あ。
[ところが、程なく二人は別れてしまった。 オスカーが図書室を離れ、トレイルは中へと。
どうしようか。 何故だか、また例の、悪い予感めいたものが。 結局扉の前までやって来たけど立ちつくし、 其処から足を踏み出せないでいる]
(167) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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[こちらを見つめる視線は何かを見通すようだったけど、嫌じゃなかった。ただ少し、申し訳ないくらいだったけどね。本とトートバックを受け取れば、瞳を輝かせた。]
それはいいね、こっそりいただいてしまおう
[悪戯っ子みたいに。ガンガンなる頭を無視して、昔みたいに? 今みたいに? ……だからオッサンでも童顔でもないって。俺の笑顔はいつだってこれだったはず。]
―――― ありがとう。
[落した感謝の言葉は、果たして彼だけに向けたものだったのだろうか。ゆっくりと足を、図書室の内部へ。一瞬だけ振り返って手を振れば、扉を閉じた*]
(168) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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トレイルは、キルロイの姿には気づかない*
2015/06/13(Sat) 02時頃
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[──呼ばれてきた医師は、タルトに鎮静剤を投与する。
しがみつき、すがるように見つめてきた幼い瞳が閉じられるまでに、そう時間はかからなかった。
そして少女は連れられていく。 行けば戻れぬその場所へ──いや、けれど。 会いたがっていた人たちに、もしかしたら会えるかも知れない。
もしそうなら、彼女のために喜んでやらねばなるまい。
けれど──もしかすると。 そこは今度は、絶対的な離別を経験するかも知れない。 でももうそこは、おそらくあちらに行くまでもなく蒸発するだろう私の手の届かぬ場所だ。
──彼女が平穏であるように、ラミネートカードを握らせて。 ただ祈って見送った**]
(169) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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―図書室―
[カウンターに、オスカーから渡された本を置けば。足はそのまま、真っ直ぐ。ろくに来たことも見て回ったこともないこの場所で、よく忘れていなかったな、なんて苦笑を零す。
早速ひとくちいただいたプティングは、すきっ腹には信じられないぐらい美味しかった。]
[そして、数刻もたたずに――――目当ての本を見つけた。]
[こんなに簡単に見つかってしまうなんてね。]
[少し飛び出したそれは、もしかしたら誰かが最近読んだのかもしれないし、借りていたのかもしれない。それが誰であろうと、愛しかった。反して、頭の痛みは増していく。ミシリ、と何かが欠ける音が響く。
諦めは、慣れは――――寛容に、受容に、変わる。あれほどまでに俺を苦しめていた、怖れはどこかに押し込めて。受け入れる心構えはできている。
あとは。]
(170) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[求めて、近づけなくて、遠ざけて、退けていたページは呆気ないほどすぐに見つかった。そりゃそうだよな、あれだけずっとずっとずっとずっと…………毎日飽きもせずに、眺めていたのだから]
[飾られた花の絵。]
[決して見まがうことの無いそれを、目を細めて左手でそっと撫でる。腰を下ろして。横に添えるのは、持ち込んだその集合花。ミシリ、ぴしり。何かの音は強くなるばかり。頭痛は増す一方。
それでも、俺は本に目を落とし続けた。]
(171) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[――――……シオン。]
[その名を、その愛しい名を何度も何度も何度も何度も零す。頬を零れる何かは、止まらない。何も思い出せなくても何かが俺の中に、確かに巣くっていたんだ。ミシリ、ぴしり、ガリッ。響く音など、気にならなかった。]
[花言葉は、『追憶』…………『君を忘れない。』]
[彼の手から“記憶”が離れて、地に堕ちる。]
[“瞳の割れる”音がした。
俺の視界は――――そこまで。]
(172) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[両の瞳が最後にとらえたのは、やっぱり淡紫で*]
(173) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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―***―
[何かの足音が聞えた。]
[どれくらい気を失っていたのかは、分からない。何だ何だ、人が良い気分で眠っていたというのにね。ひとつ、ふたつ、みっつ。足音は徐々に増える。頭が割れるように痛い。身体を起こすことさえ、脳に拒まれる。]
[俺の名前を呼ぶ声は、知らない声。きっと、たぶん“知らない声”なんだと思った。]
[俺の躰に触れる手は正直好ましいものとは言えず。なんだよ、もうちょっと丁寧に扱ってくれたっていいじゃないか。不満は、形だけ。浮かべているのは笑み。体が浮かび上がる感覚がして。]
嗚呼 待って 。 忘れ物 が あるんだ
[取り残されたのは紫苑と、“誰か”のトートバック*]
(174) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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―未明:自室―
[荷物は、既に無く。]
[真白の部屋に残るのは、淡紫だけ。]
[あれだけあった白い手紙は、もうほとんど残っていない。]
[開け放たれた窓の外、一枚。逃れた手紙が舞い上がる。]
[どれだけ空高くに上がっても、]
[返事は、まだ―――――*来ない* ]
(175) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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