231 獣ノ國 - under the ground -
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[ 悲痛な針鼠の声も、別れを告げるような猫の声も
懸命に引き止める梟の声も 聞こえてはいるのに。
僕は諦めることに慣れすぎていて、焦燥も自責すらも無く
彼女との約束がなければ
自分の身ですら執着しない関心の無さ。
正しくなかろうと 猫がそれで良いのなら
僕は正す心算は毛頭無いし、嘆く心も持ち合わせない。
自分のことのように怒り 嘆くふたりが
僕にはとても眩しかった。
( あんなふうに 誰かに執着できた頃は )
兄といっしょに 喪ってしまったみたいで。
ただ、ひとつ思った事といえば
悲しむ梟は見たくないという 独善的な思考。
( ああ、やっぱり。……僕は、卑怯だ。) ]
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― 自室 ―
[ 外の風が吹く大扉や、居た気配のある番犬のこと 人間達が暖炉の先で僕等を監視し、暮らしていること。
けれど、兄と明との間に何があったかは どうにも鸚哥にはぐらかされてしまって、結局分からず 思い出す、別れ際の言葉>>110に、下唇を噛んで。
膝を抱えたままころりとベッドに転がって 蒼碧の手をのばす。 あの日ここに在った背中、射干玉の髪、温度。
大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
( 卑劣なやつは、”工夫”だなんて 言わないよ )
僕はぴんぴんとハネる髪をぐしゃっと一度掻いた後 妙案なんて浮かびやしない鳥頭を首の上に乗せて 隣の部屋の扉を叩いたんだ。]
(121) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ コン コン
コン コン
返事は無い。ぐっすりと寝ている?、あれ、でも。 声は”聞こえていた”から
( どこにいるんだろう )
思い当たるといえば第二図書室。
僕は相変わらずの煩い足音を響かせながら 今日も朝更かしが過ぎる夜梟を 探しに行った*]
(122) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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……あうっ。
[>>119ジリヤに押し倒されて、強く腰を打った。 うまく、息ができない。苦しい。 両目を狙われているのが分かって、 必死に首を捻って避けようとする]
ぐ、は。
[ジリヤの針のような髪束は、首を掠って。 どくどくと血が流れ出した。マズい。これは、非常にマズい。 最後の気力を振り絞って、声を張り上げた]
私を傷つけたら、クラリッサはずっとこのままよ。 治療、できなくなっても、いいの、かしら。 このまま、目が、見えないままでも。
[それは、脅しだった。こんな実験に造詣の深い医者など、この国では自分を置いて他にはいない。 そんな自負もあった]
(123) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[かろうじて、まだ手に持ったままのマイクを口元に当てて]
医療室で、大怪我。を。 至急、応援を―――
[掠れるような声で、言った。 近いうちに、助けがくるはずだ。 段々と意識が遠のいていくのが、分かる。出血が多いのだ。 けれど、傷は動脈は外れている。 外の病院で適切な治療を受ければ。 助かる。大丈夫。落ち着け、アマルテア]
……っ。
[怖かった。只々、死ぬのが。怖かった。 こんな恐怖とずっと戦っていたのか。クラリッサは。 ああ、あなたは。本当に強い子ね―――**]
(124) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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止めるなクラリッサッ!こいつは自分がやってる事を知っててッ!それでコレを治療だなんて言ってッ!生かして置いちゃいけねえンだッ!お前を騙して頼ませたんだッ!
[クラリッサの言葉にはそう返す。クラリッサが、悪いはずないのだ、悪いのは、全部…]
イカレ、もうチャンスは終わりだ。嘘をつき続けた猿に、誰が友人を託せるかよ。ながせ、今まで流させた分、その両目から、血をッ!あんたが象あたりだったら、助かったかもなッ!
[ついにイカレ女医から、女医の語句が抜ける。赤に濡れた白髪を、もう一度振り上げる。]
(125) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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死ねッ!死ねッ!死ねッ!報いを受けろッ!
[それを、今度こそ両の目に、振り下ろそうとする。馬乗りになり、激昂しているために、医務室の入り口側である背後には注意が向いていない]
(126) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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―― → 庭 ――
……眠っていらしたのですか。
[ ぱちりぱちりと、瞬かれたそこ。 髪と同じのまつげの色が、揺れた。
男はそのひどく眠そうな顔を前して――「 何か夢でも 」、と声を投げる 。 特に意味はない、ただ眠りこけた人を前にした一種の洒落のつもりだった。 ……本音を言えば、声を掛けた頃に体を震わせた彼に、疑問を持ったのみであるが。 食堂で見掛けた笑みこそ眠さに消えど、柔らかさはまるでそのまま。
――― 「 あなたでもサボることはあるのですねえ、 」 風も無いのに桜の揺れた心地がすれば、 男はひたと視線を桃色に移す。 ]
(127) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時半頃
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特には、 ……何も無いのですが。 嗚呼―――私は「 困惑 」しているのでしょうか。
[ 以前マイク越しに向けられたこえを思いつつ、男は首を傾げた。 前髪に隠された瞳は造花を映しながら ……ぱちりと、瞼に隠される。
畜生なら鮫の肌に焦がれることも 怒涛の表情の” 裏 ”を見たいと焦がれることも、なかったのだろうか?――― 男には、解らない。 ただ” ひと ”と思って接して居た。 しかし今日になって” まどい ”が生まれた。 そう、 それだけのこと。 ]
私たちは、随分と。 ……ずるい。
[ ――――そうした時だったか。 マイク越しに聞こえた” 救援 ”>>113に、男は思わず桜の幹に体を預けた彼を見た 。 ]**
(128) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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やめて、ジリヤ……。
[何が起きているのか分からず、ただ、そう声をかける事しか出来ない。
先生は二回、何処かに呼びかけていた。一回目は私のこと、二回目は先生自身のことで。 きっとそのうち、管理人の誰かが来る。そんな時、こんな姿が見られたら。
ジリヤも、ただではすまないだろう]
やめて....もう、いいの。 騙されたんだとしても、私はこれで外に出れるんだから。
(129) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ → モスキートのへや ]
[ >>40鸚哥を彼に預けてから、どれほど経っただろう? 僕はするすると梯子を降りてから、図書室へ足を踏み出した。>>35途中、誰かに見付かることもあれば、僕はそちらへ顔を向けることもあっただろうけれど ――― ]
(130) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ 彼の部屋へ入る。 思ったより殺風景な、部屋だった。 昔に僕が彼に見せた” うみの本 ”は、あっただろうか? 見かけたらそれを手に取ることも、あったかもしれない。
すん、僕は鼻を鳴らした。僅かにこの場に残った彼の香が、鼻孔を擽る。 ―――僕はなんだか、物悲しくなった。 ]
……ぼくも、
[ 「 外へ出たら、 迎えに来てくれるのかな 」 出る間際、>>2:273彼が僕に差し伸べたてのひらを思い出しながら。( 僕の肌が傷付いてでも、取りたいと思ったてのひらを ) 僕は彼の布団の上に寝転んだ。 ただ少し、眠くなった。 ……だけ、なんだ。 まくらに頭を預けると、やはり彼のにおいがした。 ぼうやりとして、間抜けな僕の頭に、昔の記憶が流れてくる。 彼と初めて出会った日の、 ことを。 ]
(131) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[はっと顔を上げた。 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。眠ってしまわないように苦い珈琲を飲んでいたというのに。 視界に入るカップの中の珈琲は、すっかり冷めてしまっているように見える]
クラリッサは……。
[どうなったのだろう。 “声”をかけてみようかとして、躊躇う。 結果を確認することが、酷く恐ろしかった]
(132) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[何か夢でも、という言葉に、彼は苦笑を零す。]
……ちょっと昔の夢を。 あゝ、サボるし、嘘だってつくさ。
[こくり、頷いて、長い髪の向こうにある瞳を 覗きこむように小首を傾げる。 白桃色の花弁が黒い水面にひらり、 煌めいたように思うが それもまた、瞼に閉じられ見えなくなった。
困惑しているのだろうか、という言葉に ふ、と笑う。]
そのように見えたよ。 なんだか、感情を持て余しているようだった。
[私は深い事を知らないけれど、と あの時聞いた通信の声を思い起こしながら、]
(133) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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―――――そと。
[ 僕は寝転んだまま、そらを見上げた。 地下の空。 真っ白なそれ。 何色にも塗られない、病的なまでのしろ。 外の世界では見られない、作り上げられたしろ。 もう、何年も。何百年も。包まれた。 ―――だから ]
………、
[ すん。 僕は彼の枕に顔を埋めて、もう一度だけにおいを嗅いだ。 肺いっぱいに溜め込んで、がばりと起きる。 そう、僕はこれから、鶴のところに行くのだから。少しの勇気を分けて欲しかった。だってもうここには、…―――もどりたくない。
かちりと鍵束が鳴った。 僕を咎めるような、音だ。 「 そとにいきたい、 」 ―――もう、良いよね? ]
(134) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ゆらり、徒花の花弁が揺れた気がした。]
……そうだね。 ある時は、彼らを獣と罵り ある時は、彼らに”ひと”を重ね合わせ……
[随分と身勝手だ、と苦笑しては、]
――お前さんはどうして、ここに、
[いいかけた問いは、マイク越しに聞こえた声に遮られる。 彼はぱっ、と身を起こすと、 こちらを見たヴェスパタインの瞳を見返して]
行こう。
[そう云って、駆け出した。 アマルテアの切羽詰った声。 ――酷い胸騒ぎがした。]
(135) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ 僕は鍵束を、 彼の布団の上に投げ出した 。 ]*
(136) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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――→医務室
やめなさい!!!
[がらり、扉を開ければ、 地獄でもないのに濃い血の馨が漂う。
彼は惨状を目撃するや否や、 ジリヤとアマルテアの間に割って入り ひとまずジリヤを突き飛ばそうとした。
その血にぬれた髪が、 彼の腕に突き刺さることはあるだろうか。 それでも、一先ずアマルテアを守らねばと*]
(137) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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や、め……。
[必死に腕で、ジリヤの攻撃から両目を守ろうと防御する。 これは、ケモノの瞳だ。と、アマルテアは思う。 ヒトではない。怒りに我を忘れた。ケモノの瞳。 腕からも血がとめどなく流れ出して。 段々と感覚も麻痺して行くのが分かった]
……っ。
[これは報いなのだ、と思った。 命を粗末にしてきた女には。当然の報い**]
(138) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時頃
[ 数刻前 ]
「 いつか、 」?
[ 問い、問われた声を僕は鸚鵡返しした。
―――いつか、許されると思った。
それは紛れもない事実で、僕もまた、そのつもりだった。
許してくれると思って、思って、 ……いや、願っていたのかもしれない。
だってそうしたら、僕の罪は、赦される。 ]
―――でも、 …それは、 ” いつ ”?
[ 僕の潰れた声が、彼らに聞こえたかは解らない。
幾ばくもの「 消えた光 」を見てきた。 そうして今回も、そうだと思った。
だってそれが、 「 正しいこと 」だと思ってた。 なのに、
これじゃあまるで、 僕が間違えてるみたいじゃあないか! ]
…………、
[ ついぞ僕は声を発することはなかった。 欹てていた耳にすら、音が入らなくなる。 沈黙。 世界が僕をあざ笑う。
―――「 地下の僕 」を組み立てる、 土台が脆く崩れた気がした。 ]*
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…ぐっ…!
[突き飛ばされて、女医から引き剥がされる。その針の何本かは、月見の腕を傷つけて]
猿がッ!邪魔をするなッ!こいつはッ!こいつは殺さないといけないンだッ!どけッ!
[ふらふらと、立ち上がろうとする。突き飛ばされた時に足をくじいたか、その動きは鈍く簡単に止められるだろう]
(139) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時半頃
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[やめなさい>>137、と誰かの声が聞こえた。 朦朧とする意識の中で、 彼女の瞳は確かにアキラの姿を捉えた]
……あり、がと。アキラ。
[助けが来たのだ。 安堵を感じると同時に、緊張の糸が切れるのが分かった。 もう限界だった]
ぜんぶ。急所は、外れてる。から。 地上の病院、へ。手配を。お願い―――
[小さく呟くと、アマルテアは自分の意識を手放すだろう**]
(140) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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―― 庭 → ――
[ むかし。 と、紡がれた声が鼓膜を叩いた。 男は彼のその前、――昔をひとつ、心に掛けながら、同僚の笑みを視界の端に押さえる。 男からすれば余裕を持っているように思える彼の ……昔とは。 そうして、男は次なる質問に首を傾げた。ああ、俺は何しに此処へ来たのだったか。 ]
私は、始めはただの ―――
[ エゴ、だった気がする。と言い掛けて、唇を閉ざした。寧ろ何故あなたも、と聞こうとした矢先に飛んだ音声と、 ]
―――急ぐのはあまり好みでは、……無いのですがねえ…
[ 視線の先>>132、彼が先に飛び出したなら、その影に続いた。 ]*
(141) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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―― →医務室 ――
[ 穏やかではない、と男は思った。 以前にも同じことを思ったことが、有る気がする。 同僚が間に入る手前、開け放された扉に手を掛け、中の惨状を伺う。 ―――そうして見つけた” 人 ”には、ほうと嘆息さえ流し込みながら。 ]
―――ジリヤ。
[ 同僚に刺さる「 針 」。 成る程鋭利な武器であると男は呑気に思った。 ―――そうして、彼女の名を、低く呼ぶ 。 ]
(142) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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…ッ!
[名前は、世界で一番短い、呪詛であるという。名を呼ばれて>>142、一気に引き戻される。…上着は、当然ながら、ボロボロになっていて。上着が一気に重苦しくなる。止めていないはず首のボタンが、絡んで首を絞めるような感覚がする。その香りが、体を責めさいなむ]
…ぁ、ぁ…!
[その声に縛られる。その声に縛られることを求めてしまう。もう求めれないことに、気づいてしまう。]
[下を向いて、やっと、動くのを止める。床に血以外の液体が、二三滴したたる]
(143) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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( はじめは、ただの?)
[ヴェスパタインの口から漏れた言葉を 追おうとして、 心の中に一つ留めた。 走り出してしまえば質問を重ねることはできず 「急ぐのはあまり好みでは無い」という言葉に 思わず、苦笑を零したけれど 同感だった。*]
― 医務室 ―
[ジリヤ>>139の華奢な体は男が突き飛ばすには容易く きらり、煌めく雪原の色の髪は 今は毒々しく血塗れていた。
――腕に突き刺さった何本かの針が痛みを齎す。 ぽた、ぽた、ぽた、と白に朱を塗りたくるように 薬臭いはずの医務室に凝る血の馨。
視界の端、アマルテア>>140が倒れ その唇が「ありがとう」と紡ぐのが見えた。]
(144) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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メティス先生……。 ご無理はなさらずに、って……言ったじゃないか。
[どうして、という問いは届かない。 意識を手放す彼女に、彼は険しい顔をして、 こくりと頷いてから] (……それじゃあ同じだ。まるでおんなじなんだ。 お前さんが嫌う”猿”と。 お前さんはそれでいいのか。)
[ふらふらと立ち上がるジリヤに向けて 苦虫を噛み潰すように思って
――ヴェスパタインが低くジリヤの名を呼ぶならば そちらはお任せします、と一つ、視線を遣り
彼は腕を止血することすらなく ふと表情を消して地上へと連絡を済ませていく。]
(145) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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[足音がしたと思えば、扉が勢いよく開き、叫び声が聞こえる。
一体、何が起きているのだろうか。
分からない私は、ただ茫然とそれを"眺めて"いるだけで]
(146) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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……クラリッサ君? 大丈夫かい
[そうして、その途中。 実験の副作用に見舞われた獣人に 針の刺さらぬ手を差し伸べれば 彼女が視力と手の感覚を失っていることに 気づけただろうか。定かではない。
もしもそうだと知ったなら、 酷く哀しげな顔をしただろうけれど。
……そうして、地上からの救援を待つ*]
(147) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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