4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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[銃を抜かない理由は単純。少年が青年の手足であるからだ。 従って"青年は既に銃を抜いている"のだ。だから――ナメているとか、そういうことはあまり関係がなく。 だがそれはそれで事実なので、訂正することはしなかったが]
『………』
[少年は黙ったままオスカーを睨みつける。 誘いを断られれば青年は、大して残念そうな様子もなく、それは残念、と口にした。
そして、横を通り過ぎていくのを見送る。 喉元まで出掛かった言葉は、結局飲み込んでおいた]
(126) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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―街中―
債務者の倅もまた債務者となる――か。 血とは厄介なものだな。嗚呼、本当に厄介だ。
[お茶は飲み損ねたが時間を確認するとそろそろ飯の時間になっていたかも知れない]
腹が減ったろう? 晩餐は"晩餐"として、何か入れていくか? ああ、わかったわかった。先に戻ればいいんじゃろ。
[幾らかの本を抱えた部下は度重なる寄り道の提案に嫌そうな顔をしてみせたらしく、主の方が折れた。 だが主が前を向けば部下同士が目配せあう。意思はあれどその老体は酷使に悲鳴をあげているに違いない。今は休むべきだろうと確認しあった]
フンッ…若造めがっ。
[部下達の思惑に気づいたからかどうだか、何にせよ事務所に戻り*仮眠を取ることになる*]
(127) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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―13番路地― [路地に入ってそのまま壁に背中をつける。 苛々したのか爪を噛みながらそして溜息をついた。]
あー、ナニアイツ。 マジムカツクんですけど。 嫌いだなぁ、アレ、ボク、好きじゃない、やっぱり。
[普段の自分ならもう既に発砲しているところだが。 それを許されないのはこういう状況だからだろう。
殺りたいときにヤレばいい。
そうボスが言ったからついてきたのに。 思う通りだけで事は進まない。 それが大人になるということなのかもしれないが。]
(128) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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一旦、解散。 飯、それぞれ調達してきて。 後、ブタ見つけたらその情報も。 頭冷やして考えたら、あのブタのことだし。 どっかで酒でも飲んでるかもしれねぇ。
[そのまま仲間たちと解散し。 1人、路地裏から見える狭い空を見上げた。
両の瞳が空の青を映しこむ。
右の目はその青に溶けて。 左の目はその茶に反射して。
白い雲は流れていく。]
(129) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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[この街にひっそりと姿を隠す、組織。
その中には自分と同じ顔がもう1人いて。]
―――――、ホリー…。
[ここ数年、まったく会っていない。
先程、『雪』と接触した際に久しぶりに思い出した。]
―――生きてんのか…、な…。
[彼女は人質でもあり、また組織の一員でもあり。
自分がZerOから魂を売ったのは彼女のためでもあった。
脳裏に焼き付いた笑顔が。]
[笑顔 が 今でも 嬉しくて 怖くて 仕方ない、離れない。]
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[聞き終えた女の反応は、ロビンに向けたそれとほぼ同一]
まあ まあ……―― 勿体無いお言葉ですわ レーヴァン殿にお目通り願い お話させて頂きたく存じます
つきましては ご都合の良い日時と場所を伺えますかしら? 場所の確保と利用に際して必要な経費はこちらで負担致します
[至極、穏やかな態度のまま『烏』の遣いに伝言を託す]
――……伺う人数などは 場所が決まり次第検討致しますわ
[ややもすると、抗争を想定するかのような言葉が最後に乗った]
(130) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 03時頃
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― 街中 / 『月』事務所 ―
あらあら。あの豚が長く残るとだなんてハナから思っちゃいなかったけど。 随分また派手に目付けられたモンだわ。
[送りつけられた文書>>#3>>#4にざっと目を通し、嘲りの笑みを浮かべ。]
しっかしまぁ、面倒な。 こんなの『烏』の連中にでもやらせとけばいいじゃない……。
[この世界、一々示すべき「態度」やら「義理」などと言った物が必要となる場面がある。 まったく、非効率な風習だと思うが、自分がトップに立つまでは無視するわけにもいかず。]
(131) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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……仕方ないわね。豚の潜伏先、最優先で調べておきなさい。
[金と武力はあるが、情報については強力な強みを持っているとは言い難い『月』にとって、これから仕掛けようかという時に面倒な用が舞い込んだ物だ。]
……ちッ。
[舌打ちを零す。 麻薬の件と言い、あまり順調なスタートとは言えなかった。]
こりゃ、今日は豚探して潰しに行くので手一杯かしらね。 ちょっと外出てくるわ。
[この苛立ちを、晴らしたかった。]
(132) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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― → 裏路地 ―
あー……そっか。
[足を運んだのは、アイリスの家の前。 彼女が居そうな時間帯を狙って訪れたのだが、戸を叩けど返事は無く。]
傍観に回るなら、どっかに身を移してる、か。
[彼女の性格からして、しばらくはこの家に戻ってこないだろう。 抱いて憂さを晴らしたかったのだが、とんだ無駄足だ。 結局苛立ちが深まっただけ、仕方なく帰ろうとして、]
………、……
[ストリートの少年たち――このような裏路地の近くではそこら中に溢れている者たちの姿が目に入った。]
(133) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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― → 事務所 ―
というわけで。ちょっと遊ぶ事にしたわ。
[戻り、部下たちに思いつきを話す。]
金のないヤツら――ウチに借金抱えてる連中や、裏路地の汚いガキども。 あいつらに広めなさい。 『湖』の頭の指をちょん切って持ってきたら金をやる、って。
[軽い調子で話を続ける。]
こっちは今、『湖』に構ってる暇も無いし。 だから、他者を傷付けてでも金が欲しいバカどもに踊ってもらうのよ。 ほら、今流行りのクスリやってるヤツなんか特に、喜んで動くんじゃない?
[くく、と笑みさえ浮かべ。]
(134) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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『湖』はガキどもの集まりだし、上手く行きゃ仲間割れとかしてくれないかしら。 本当は首持って来いって言いたいんだけどねぇ…… ま、指なら死にはしないでしょ。私ったら優しいわぁ。
[仮に死んでも、それはチンピラ同士の喧嘩。 自分たちが殺した事にはならない。]
あん? 別人の指持ってくる奴が多数出そう? 別に良いわよ、金くれてやりなさい。
[金のない者たちにとっては大金、されど自分たちにとってははした金だ。 普段より金を扱う身、適切な「料金」の設定も抜かりない。]
(135) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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そこそこ荒れてくれば、怪我人も幾らか出てくるかしらね。 この前、『血』――あそこの実権「買い取った」でしょ。
[『血』とは、組織内の看護部門を扱う派閥。 あの手この手でそのトップに金銭面での貸しを作り、今ではその実権の大半を『月』が握る事に成功している。]
ばら撒いた金も、いくらかは病院経由で回収できるでしょうし。 しばらくは楽しめそうだわ。
[金の流れを支配する家に生まれ、貧困層を人間と扱うような思考など一切持ち合わせていない。 金の無い者を嫌っているのではない。 はした金で踊る様、玩具も同然と見ているだけ。]
く、ははっ。
[何の事は無い。少々苛立っていたところに、憂さ晴らしのネタが見つかっただけ。]
(136) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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[さっそく、『湖』の長の指に賞金をかける旨を貧困層たちが集まるような場所で広めるよう命令を下した。 先程までの不機嫌はどこへやら、気分良さそうに椅子に座って鼻歌など流したりしていると、]
あん? 『幻』の? 何を今更……白々しい。
[接触を求められたという報せに舌打ち。 が、そんな謝罪など本題では無いだろう。]
……まあ、良いわ。会いましょう。 相手のシマじゃなければどこでも良いわよ。
[伝達役にはそう返した。**]
(137) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 03時頃
[ぴいんと張った気配を感じた気がして、辺りを見回す。
もっともそんな気配が傍にあるわけはない]
今頃、彼も暴れたくてうずうずしているのだろうな。
[ふと、そんなふうに思った。
ああ、だからどこか弟みたいに思うのか、と柄にもなく思ったけれど
それは音にはならず笑みの中に表れただけ]
まだ、始まったばかり―どころか、参加の意思表示すらしてないんだ。
[帽子に手を当てたまま小さく息をついた]
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― 酒場 ―
[布を少年から取り上げ、近くの酒場に連れていく。 "準備中"の札が掛かっていたが、やってきたのがリーダーとその右腕だと知ると店主たちは文句一つ言わず店の奥のテーブル席へと二人を案内した。 その時にパピヨンからの伝言が書かれた紙を受け取り、それに目を通しつつ、青年は少年に声を掛けた]
――…。落ち着いてる…?
『すいません…大丈夫です。………っ、僕の、忠誠は、…僕は、裏切り者なんかじゃ…』
(――…もう暫く、そっとしておくか)
[少年は耳を塞いで自分の世界に閉じこもる。 ――青年はそれを哀れだと思いつつも何もしない。『蘭』の縄張りの範囲であれば護衛できそうだという伝言の主旨だけ頭の片隅に詰めると、あとはただ見守るだけ]
(138) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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[路地裏で空を見上げてボーッとしていたら。]
――――、っ?
[急にナイフが頭の上を掠めたから、しゃがみこんで避けてから相手と距離を置くように後方に飛ぶ。 まったく顔も知らない――――、けれど薬のニオイがした。]
ナニ?なんなの、ナニ?
[若干、混乱しつつも相手の攻撃を避ける。 これで同じチームの人間だったらと考えると殺すわけにもいかず。]
なんだ、ナニ、なんなの、マジ。
[面倒そうにナイフをまた避けた。]
(139) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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[最初はそのうち諦めるかと思って。]
――――――…。
[我慢を重ねてナイフを避ける。]
――――――…。
[けれど、向こうも必死なのか。]
――――――〜…。
[ナイフによる攻撃は止むことはなく。]
――――――〜っ、めんどくせぇっ!!
[ようは死ななければいいと、ナイフを持つ手を銃で撃った。]
(140) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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執事見習い ロビンは、そう遠くないところから聞こえてきた銃声に顔を上げた。
2010/03/20(Sat) 03時半頃
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―繁華街・広場―
[いつものように広場の様子を遠目で窺う。 今日はベテランのジャグラーで、なんの不安もない。 観客からの拍手を聞いてその場を立ち去ろうとしたとき、少年が駆け寄ってきた]
おや、見つかってしまいましたね。 ―では、今日は何をお見せしましょうか。
[いつも手品を強請ってくる少年へ、にこりと描いた物ではない笑みを向け、 両手を開いて見せる。 ぽんぽん、と手を叩き合わせてぱっと開くといくつかの玉が現れる。 それを器用に手のひらの上や指の間を通し、宙へと投げた。 掌で落ちてきた玉を全て受け止め、手を閉じる。 次に手を開いた時にはちいさな造花の花が数輪乗っていた]
(141) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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[そのまま相手の顎を蹴り、地面へと踏み倒す。 不機嫌そうな顔のまま相手を見下ろし眉間へと銃を向けた。]
話せ。 でないと、今、さいっこうに機嫌悪いから、殺す。
[撃鉄を指で引き起こし、いつでも撃てると相手に見せたうえで。]
はぁ……?!指?! テメェ、バカじゃねぇの?! そこら辺の死体のやつ持っていきやがれ!!
[勢いあまって頬を蹴飛ばしたら相手の顔が変形したが。 死にはしないだろう、そのまま気を失ったので溜息をついた。]
ボクの指とか…ナニその趣味悪い感じ。 ああ、でも追われるのは嫌いじゃないけど。 ルールに縛られてるときってのは…最高に…面倒だ。
[それがこのゲームの参加者による者の計画であることまでは頭が回らず。]
(142) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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はい、どうぞ。
[その花を少年へ差し出したなら、 「これ、いつものお礼」と箱のようなものを受け取った。 おや、と目を丸くして、ありがとうとお辞儀を返した]
珍しい事もあるものですね。
[花を手に去っていく少年を見やって、受け取った箱を見る。 子供の、宝箱。そんなものだろうか]
子供というのは、かわいいものです。 と、時々は本心で思いますね。
[傍らの側近へと呟いて、その箱を小脇に抱えた。 ポケットに入れるには、少々大きな宝箱だった]
あんなかわいらしい時代、私にはありませんでした。
[楽しそうに笑んで、それから通りの方へと抜けるように足を向けた]
(143) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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司祭 ブルーノは、寡婦 パピヨンの御子息宛てに読み終えた今日の収穫物(絵本等)を送付進呈した。**
2010/03/20(Sat) 03時半頃
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[銃声の音を聞きつけて、いたぞ、なんて声が聞こえてくる。]
だ、誰だよ、…バカじゃねぇの…!!
[このままではいつか誰か殺してしまうと思って。 そのまま路地を駆け出した。 13番から12を抜けて11番路地の倉庫へ。 そこに一旦身を隠し。]
っか、ツラバレてんの、ボク? そこまで有名になったとは思えないけど…。 特徴付きでバラまいてんのか…ってなると前髪か。
[自慢の前髪に手を触れ溜息をつく。 このまま外に出るには何かと面倒だった。 11番倉庫にあるものを物色しはじめる。]
(144) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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――セオドール、今の聞いてた?
『は――…え?』
……いや、聞いてないならいいよ…。
[青年が溜息を吐くと、少年は条件反射ですみませんと頭を下げる。 ――あの銃声が聞こえていなかった]
(――これは少し、急いだ方がいいかもしれないな…)
[少年には、零での記憶の抹消も、薬の投与も、何もしていない。 つまり、これがそのままの少年の"素"なのだ。
拾った時から既に罅が入っていた少年の"心"という名の壺が、少しずつ、歪んで、狂って、壊れてゆく]
(145) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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[身を屈めて少年と視線を合わせた時に伝えられた言葉。
にこりと笑って聞き、小さく頷いた]
ありがとう、サリー。
オスカーにはこれを。
[造花の中には、これから『月』と接触するつもりだということと、
豚の居場所は探させているからもう少し待て、と
聞かれる事を予測したような伝言]
じゃあ、ジジイの事は任せたから。
手が居るなら呼んでって、伝えて。
[花を差し出しながら口頭でも手短に言付けを頼んだ]
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[そして、手に取ったのは。 過去に1度だけ使ったことがあるもの。]
あー…そっか、そうなるかー…。 とりあえず、この混乱収まるまでの我慢かー。
[ごそごそと他のものも探し始め。 ポンチョが出てきたのでそれを上から羽織るだけでも違うだろう。 まずポンチョを今の服の上から着て。]
あー……もう…。
[黒髪ロングのカツラを頭にセットした。 もちろん前髪は隠しておでこを出す。オッドアイは隠せないが。]
女装すりゃあ、まぁ、なんとかなるか。 ごほっ…ごほっ…『あ、ああー、まぁ、なんとかするしかないわね。』
[これで、女には見えるだろう。]
(146) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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…やっぱり、気になる。 少し様子を見てくるね。
[席を立って、外へ。 少年はそれを反射でふらふらと追った。
そのせいで、布に包まれた狙撃銃は置きっ放しになる。 いずれ、別の部下が*届けてはくれるのだが*]
(147) 2010/03/20(Sat) 04時頃
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[そのまま表に出れば。 自分のことをよく知らない者たちはそのまま通り過ぎてくれた。 自分のチームから反乱者がでればその限りではないだろうが。]
今とこは大丈夫みてぇだな…。 はー…、ボクがなんで…こんなこと…。 指とか言った奴見つけたらシメる。
[ただ金があるところ、という予想ぐらいはつくが。]
どうすっかなー…メシ…メシ、にありつくのが…遠い…。 『でもこの声でニコニコいったら誰かご馳走してくれるかしら。』
[鼻歌も交えながら女になりきって表通りに再び現われるのだった。]
(148) 2010/03/20(Sat) 04時頃
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ああ、くそっ…。
[内心で呟くのは。
またもホリーの力を借りていることに対する悔しさ。]
もう、また、かよ…。
[このカツラが何回も役に立つなどとは思っていなかった。
ホリーのこと知ってる人なんて、ZerOにはいないから。
それだけは救いなのかもしれないけれど。]
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[表通りを静かに黒髪の少女(?)が歩いていく。 ぱっと見ただけでは、この少女が『湖』のリーダーだとは気付けないだろう。]
――――――…。
[名を聞かれれば"ホリー"とその名を答える。 ポンチョの下に隠れた2丁の銃に気付くのなら。
おのずとこの少女の正体も分かってくるのだろうが。**]
(149) 2010/03/20(Sat) 04時頃
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――ん?
[通りを歩く最中、どこからか銃声が聞こえて辺りを見回した。 聞こえたか?と問うように側近を顧みれば、彼等もええと短く返事をして頷いた]
物騒ですねえ。 ああ、本当に物騒だ。
[そう言う口調は楽しそうで。 すぐにいつもの様子を取り戻した表通りをゆけば、伝達係の部下が駆け寄ってきた]
おや、もう返答が? それはありがたいですね。
では―どちらの縄張りでもないところにしましょうか。 ああ、あそこのBARがいい。『雪』の領内でしたか。
[伝達係へ店の名前と場所を伝え、また向かわせた。 それまでに見回りは済まそうと向こうの方に上がるジャグリングのバトンを見た]
(150) 2010/03/20(Sat) 04時頃
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