52 薔薇恋獄
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フィリップは、日向にちゅっちゅ・・・は遠慮して、なでなでぎゅー。(えあー
sayclear 2011/05/26(Thu) 22時頃
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― それからのこと ―
[2人で泣いて泣いて……―――。 それでもずっと泣いている訳にはいかないから。
誰が歩きだそうといったのだろう。 教師である2人のうちの1人だったか、別の誰かだったか。 誰が声を発したとしても、視線は癖のように鳴瀬に向いた。 泣きはらした顔で、少し困った顔をする。 けれど、そっと視線を逸らす。
―――……答えは、きっと互いの隣に。 空ばかり見てる楓馬が転ばないように、 強く手を握りしめた。 ]
(98) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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[無言で歩いていれば、ふっと隣が動く気配。 下ばかり見ていた紫が、指される空を見た。 かかる虹が視界に入る。
伸ばされる手を見る。 おもえば幼い日、3人手を繋ぐ時は楓馬がまん中のことが多かったと思う。 その片手に繋がる手はない。 楓馬が虹を見つけて、それを喜ぶ声もない。 ゆるっと落ちる手を見て、眉間に皺を寄せて、 またきゅっと握る手に力を込めた。
と、その時か]
―――……。
[紅子さんらしい声が聴こえた。 少しばかり眼を見開いて、その後、苦しそうに眉間に皺を寄せて、その言を聴いた。 紫の眼に、美丈夫の霊……より、格が上に見える存在が紅子さんから離れて行くのを見た。]
(99) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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―― if/生存敗北 ――
[病院を出た。 白衣の下に来ていたカジュアルなシャツ。胸ポケットから携帯電話を取り出した]
[仕事が終わって、軽快な足取り。表情に浮かぶ楽しげな色。 電源を入れると、来ていたメール。――2人だけの、内緒の合図]
…………もしもし?
[こちらからメールは送らない。コンタクトは電話だけ]
……あぁ、気にしないで。 クリスマス、病院でささやかなパーティもどきをする予定だったし。埋め合わせ、も、いらない。
――暇になってからで、いいよ。
そんなことより、可愛い可愛い娘さんにプレゼントは買ったの。 ………あー、それ、多分この時期、なかなか買えないよ。 すごい人気みたい。早めに予約、しとかないと。
(100) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時頃
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あんなの憑けてたのか……。
[唯の鳥と化してしまった鸚鵡を見る。 鸚鵡の紅子さんも凄いし、良くあのような存在が鸚鵡姿で我慢できたな……とも思う。 その時点で、嗚呼と、想う。]
……たった一人を想う者には、叶わないな。
[捨て台詞と鸚鵡に姿を宿していた事実で、おそらくと気が付くことがある。 違ったとしても、明らかに蘭香>越えられない壁>楓馬・蛍紫である。 そういえば、紅子さんはまったく自分には懐いてくれなかった。 ふっと、ほんの少しだけ笑みが零れる。]
(101) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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[歩きながら話す。逢瀬がキャンセルされた電話でも、声が聞こえるだけで嬉しい。電話をしたいと、隠語のメールを見るだけで嬉しい]
[周囲には沢山の人がいて。 それでも自分を選んでくれる人が一人いる奇跡。 相手には、自分より優先すべきひとがいることくらい何だろう]
[たまに昔を思い出す。捉えられかけた恋の檻。 失恋くらいじゃ、死なない。 毎週末の孤独。世間に胸を張れない想い。緩やかな諦め。 けれどそれが何だろう。これが自分の生だ]
[――誰にも、わたさない。 逃げたように見えてとらわれ続ける檻の中、うっすら笑った**]
(102) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時頃
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2人を迎えに行こう。 多分、蘭香、紅子さんにびっくりするだろうしな。
[握り直す手。幼い日、楓馬がよくまん中になっていた理由。 先に2人が手を繋いでいたなら、差し出される2つの手の内、 無意識に己が片方をよく選んでいたから。 幼い日もそれで、たまに後悔することがあった気もするのだけれど。
――……今、その時より重い選択をして 後悔がまったくないわけではないけれど たった一つを想う気持ちに揺らぎはないから。
2人つないで、あいた2つの手だからこそ、 伸ばせるものがあればいいと、切に願った。]
(103) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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[そしてある日の明け方。 2人を迎えに行こうと楓馬と約束をした日。
あまり良くは眠れずに、約束の時間より随分早く起きてしまった。 用意を済ませて、ふと思い立って窓辺に立つ。 風にでも当たろうと窓ガラスに触れた手。]
――……楓馬?
[外に彼の姿があった。 少しだけデジャビュを覚えるのは、薔薇恋獄での最後の記憶。 会いたいと願って、幻と思って硝子越しに触れた手と手。]
(104) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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ん、約束、な。 絶対離さねえから、絶対離れんなよ。
[ぽんぽん、子供をあやすように背を撫でて。 涙に震える身体をぎゅうと抱きしめる。]
自分で泣いて、自分で笑ってんじゃねえか。 ちゃんと泣きやめ、な。
[笑う声と、泣きながら笑う声(>>82)。 混じり合いながら、泣き止むまでそっと宥め続けた。]
(105) mmsk 2011/05/26(Thu) 22時頃
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[そこにいる人、いない人。 ここが何処か、問われたなら知っている事―外だろうこと、それから、大須から聞いたこの場所のこと―答えたか。 周りを見渡し、どうにも振り切れた甘い雰囲気を感じれば、平和を覚え。]
[それから、いない人の、今を想う。]
(106) mmsk 2011/05/26(Thu) 22時頃
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[思案のうち、手が伸ばされたなら。 ほんの一瞬、惑って。それでも、その手をとった。]
――行く、か。 下り道危ねえし、お前後ろから来いよ。
離れんなよ。
[手をとって立ったのは俺だったけれど、そう言って前を歩く。 さっきも言った言葉、確認するように繰り返しながら。 晴れた青い空。いつだったか渡したカードも、青い空。]
綺麗、だな。
[手を握る力が、強くなる。 雨上がりの虹は、今の俺達には綺麗過ぎる気がして目を逸らしたけれど。 ただ青い空は、胸に沁みるようだった。]
(107) mmsk 2011/05/26(Thu) 22時頃
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お前、来てるなら、チャイムならせばいいのに。 ちょっと待ってろ。
[けれど、今は窓を開ければ届く筈の声。 今は――……自分から、向かうこともできる。
開け放った玄関の扉。
そして、このまま行くにしても、己の部屋で休息を取るにしても、 手をさし伸ばすことに、躊躇いもないこと*]
(108) mitsurou 2011/05/26(Thu) 22時頃
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―お泊り編―
[あれから、一人で眠るのが怖くて毎日ちゃんと熟睡できない日が続いた]
みーちやー。ねむーい。
[慣れない電車での帰宅、そして野久家へ到着。 緊張する、兄が居るって言っていたっけか。
悟られないようにゆるい口調]
にーちゃんも、凄いイケメンなんだっけ? 見れる?
[そんなに興味は無いのに、口が止まらない]
(109) meiji 2011/05/26(Thu) 22時頃
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プリシラは、ワールドイズマインを聴きつつ
k-karura 2011/05/26(Thu) 22時半頃
フィリップは、桂馬せんぱいをなでた。なでなで。
sayclear 2011/05/26(Thu) 22時半頃
ノックスは、今気づいた。俺が返すターンだな……!oh
siro 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[皆が動き出す。 ここでただじっとしていても、何も変わりはしない。 とにかく、目前の獣道を下ってゆけば、もしかしたら……もしかしたら、そこで彼らが待っていたりしないだろうかと、ほんの僅かに思ったが。
待っていたのは、警察と消防……報道陣ばかりだった]
…………。
[表からは見えぬように、片手を背中側に回し、鳴瀬の手を強く握る。 受け止めなくてはならない現実。 はたして、自分に支えきれるだろうか。
───いや、支えなくてはならない]
(110) nordwolf 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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ドナルドは、調音に懐きに行った。なーご。
rinne 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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―― if ――
……うん。ごめん。
[もっと強く、と告げられて、ぎゅっと腕に力を込めた。 だから、もっと近づく体。しがみつくみたいに]
――ぁ、や………
[自分の指に、最上の舌が絡む。 自分から悪戯することがあっても、口の中では翻弄される。 時折、そんな風にくぐもった声を出した。 目元がうっすら潤んでいく]
――えろいのは、もがみ。絶対。
[抗議の声は、低く掠れてる。煽られて、体の内部に火が灯る。 練習しようと誘われて、まっすぐ彼を見つめると頷いた。 三度、唇を合わせる。今度は、さっきの最上の舌の動きを思い出し、彼の舌へ、自分の指にやってもらったように]
(111) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[許してもらったから、先ほどより、身体は密着できる。 ぐっと力を込めて、手は最上の背中伝って、足は彼の足に絡むように。ちょっと反応を見せかけている下肢があたるのも、別に気にはしなかった]
(112) khaldun 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
khaldun 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[山を降りる間、おそらく口数はひどく少なかった。話しかけられたとしても、生返事がひとつ、ふたつ。 それだけでただ、黙々と下る。]
[すべてを知ったのは、下山してから。 聞いたのは、女の、声(>>#3)で。]
な――、
[声が、出なかった。 繋いだ手を引き寄せて、少し後ろの大きな身体、抱きしめようとするのは。]
[――どちらの心が、折れないためだろう。]
(113) mmsk 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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離れない。 ……離れたりなんか、しない。
[今交わした約束の通りに、そしてそれ以前からの想いの通りに。 うんと頷いて、哲人>>107と手をつなぎながら、その後ろを歩き始めた。 口にしても心の晴れることのなかった言葉。 ……綺麗、の言葉を、哲人も口にしていた。]
……そうだね、綺麗。
[もう一度、小さく繰り返した。 手の力が、少しだけ雲を晴らしてくれている気もして。 ぽつり、独り言の心算で零したのは、子供の瞳が見た色を示す言葉。]
やっぱり、似合う。 空の青と、赤色の……君。
[最後だけ、はにかんで、はっきりとした言葉にはしなかった。]
(114) sakanoka 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[>>75むっとした顔に、くすりと笑って。
後でふたりきりのときにもっと聞かせて。
なんて、囁く]
――そーだな。 ……んし、歩くぞ。
[自然に手を引いて、良数と共に前の誰かに続いて歩く。 やがて山を降りれば、土砂崩れが別荘を直撃したことを知ることになるだろう。 現場に居たマスコミからは幸い見つからずに逃れることができたけれど、帰ってから暫くは休まらない日々が続いた]
(115) siro 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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―ある日の教室―
[ひとつ空いた席。 置かれた花瓶。追悼の花。
クラスメイトからはなんとなく避けられるようになっていた。 いや、違う。 その席を見るたびに笑っていた寧人の顔を思い出すから。 最後に触れた手の温もりを思い出すから。 学校には来ていたけれど、休み時間とかの教室にいなくていい時間はなるべく教室から離れていた。 だから、声を掛けづらかったのだと、思う。
今日も、授業が終わったら速やかに教室を出た。向かうのは部室。 いつものように遊んで。最近ずっと寝不足気味の良数に、うちに来る?と冗談半分で誘いを掛けたところOKが出た。
――恋人を家に連れ帰るのは一度や二度じゃない。なのに、やっぱり、緊張した]
(116) siro 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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→自宅>>109―
もーすぐ着くから、頑張って歩けー。
[電車の中からずうっと眠い眠い言い続けていた良数の手を引きながら自宅へ帰る]
……あーうん、この時間なら多分いる。会えるんじゃ、ない、かな……。 夕食ひとり分多く用意しておいてってさっきメールしたから……。
[多分、それを察知した兄2人は久しぶりに彼女を連れ帰って来たとそれとなく待ち構えているだろう。今から溜息が出そうになる]
(117) siro 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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プリシラは、ただいまーっ(ふーま兄に、腕ふり)土橋ぃ(アイパッチ越しにちゅ)
k-karura 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[何を訊かれたか、何を話したか───。
あるワイドショーでは、話をより悲劇的に。 ある週刊誌では美談に。
けれどそれも、ほんの数日間のこと。 人々の興味は、忽ちまた新たな事件や事故、スキャンダルへと移ってゆく]
───……忘れませんからね。
[あの日消えた4人の顔を、順に思い出す。 人々はおそらく、彼らの名をいつまでも憶えてはいないだろう。 けれど、自分は忘れまいと。 そしてそれは、ともに命を救われた11人も……いや、きっと自分以上に、強くそう思っているだろうと]
(118) nordwolf 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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[たぶん、降りきるまでに自分でも口にできた言葉は、それだけだった。]
[麓に近づくそのうちに、近くなる騒ぎ。 今まで経たものこそ、まるで現実から離れた出来事のようだったはずなのに。 今目にしているものに、聞こえてくるものに、現実を感じなかった。 ……多分、感じたく、なかっただけだった。]
…………。
[立ちすくんでいた。 そうしてただ引き寄せられて、抱き締められた。 少しの間の後、そっと、俯いて哲人の背に手を伸ばした。 ただ彼を守るように、自分をも彼に守ってもらうように]
だいじょう、ぶ。
[声は明らかに、泣きそうに震えていた。 けれど泣かないまま、泣けないまま……。 喧噪を避けるように再び歩き出したのは、それから幾らか後のこと**]
(119) sakanoka 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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―桜舞う始業式―
も、ぅ!ここから先は一人で行けるから また後でね、奏音さん
[薄い桜色のスーツに身を包む母の背を、体育館へと押しやる]
……っ
[その背中に手を伸ばして。 言葉を飲み込んだ。 義務教育は終わったのに。働くと言った自分に強く反対した母。 あんなに小さな背中だったっけ…。
ただ、見詰めることしか出来なかった]
(120) k-karura 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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―if生存end―
[真暗な世界から薄い光が差し込んできた。そして目が覚めると白い天井が目に入る。]
ここは…
[気がつくとそこは病院のベットの上。 どこからか、聞き覚えのあるすすり泣き声が聞こえた。
『桂馬、桂馬―目が覚めたのねっ!』]
か…あ さ……ん?
[泣きはらした目の母親の顔がぼんやりと見えて…驚いて、体を起こそうとすると ぐらりっ バランスを崩した]
えっ?
[そして、その時右の腕の肩から先が失われていることに気づく]
(121) LittleCrown 2011/05/26(Thu) 22時半頃
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―if生存end―
[何年ぶりかに会った母親が少し目を逸らす
『うん……でもね、桂馬。 命が助かったのが不思議なくらいなの、良かった。 本当に良かった。』 泣きじゃくりながら笑いかけてきた。
(122) LittleCrown 2011/05/26(Thu) 23時頃
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―if生存end― 『それでね 桂馬。 これからの事だけど…そんな体になって…… もし良かったら母さんのところに来ない? この人もそうすればいいっていってくれているの』
母親の隣をみると人のよさそうな男の人。 ずいぶん前に貰った再婚の挨拶を兼ねた母の年賀状。母の隣に並んでいた笑顔
『いまさらとか…あんた思うかもしれないけど、 うまくあんたと関係作れなかった母親だけど…』
相変わらず神経質そうに片方の眉をあげながら困ったように母が告げる
『あっ そういえば、あの人も来てるのよ。 さっきまでそこにいたんだけど… あら今は…あの人の『愛人』しかいないわね]
険のある冷たい母の視線の先に、申し訳なさそうに頭を下げる男がいた]
(123) LittleCrown 2011/05/26(Thu) 23時頃
|
/*
延長の話が出ましたので、ちょっと日向さんで。
今のままですと、あと25時間ほどでエピローグが終了します。
【★延長を希望される方はメモでその旨お知らせください】
村建としては、2回延長フルで使って日曜日までまるっとエピローグでいいのではないかなと思っていますが、皆様もご都合とか色々あるかと思いますので……。
アンケートとさせていただきます。よろしくお願いします。
|
―桜舞う始業式―
[薄い色の花びらが何枚も風に舞う。]
『…本当にいいのね?』
何度も言わせんなよ、母さん。 俺が決めたんだ。
[しつこい、と言うように母親を見る。]
ほら、そろそろ行かないとやばいんじゃないのか?
『あら、いやだ。本当ね。じゃぁ、また後でね、成人。』
[中へと母親を促すと、空色のスーツを翻し体育館の中へと入る母親を見送った。]
…母親っていくつになってもあーなのかね?
[誰にとも言わず一人ごちた。]
(124) rinne 2011/05/26(Thu) 23時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
rinne 2011/05/26(Thu) 23時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
mmsk 2011/05/26(Thu) 23時頃
/*
日向だ!
[むだに赤ログ。
えあーぎゅむぎゅむした。ぎゅむぎゅむ]
鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/26(Thu) 23時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
k-karura 2011/05/26(Thu) 23時頃
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―― if ――
俺、欲張りだからさ。我慢あんまできない。
[しがみ付かれて腕の中、指を舐めながらも視線は織部へ。 嫌悪は無いか、確認するように。弱い上あごを擦られたらぞくりと刺激が背筋を走って、眼を細める]
二人でえろいなら、丁度いい。
[舌を絡め、唾液が混じりあう。 動きを止めていた手は、背中から項へ。 耳をくすぐり、髪を撫で、そうしてやっと唇を離して熱い息を漏らす]
あー。キモチ良いな。触られるのもちゅーするのも。 きっとその先も。
[密着した体は高ぶりを隠さずに織部へ伝えて。 瞼やこめかみ、耳にまで口付けを降らせ、服の裾から手を忍ばせて肌に触れる]
(125) meiji 2011/05/26(Thu) 23時頃
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