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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[やがて夜明けは近づき。 (82) 2011/07/01(Fri) 15時半頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン[砦の反対に構えているはずの赤騎士団を思う。 (83) 2011/07/01(Fri) 15時半頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン ―――――今、勝利を我等が手に!!! (84) 2011/07/01(Fri) 15時半頃 |
[聞こえてきた呟きに、首を傾げる。]
何があったかは知らんが……一つ言っておく。
女には逆らわない方が良い。
[同意するような響きを乗せて返した。**]
【人】 水商売 ローズマリー[背後からの声>>80に、驚いたようにはっと振り返った (85) 2011/07/01(Fri) 17時頃 |
【人】 鳥使い フィリップー翌朝ー (86) 2011/07/01(Fri) 17時半頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル― 回想 ― (87) 2011/07/01(Fri) 18時頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル― 暁直前・砦前平原 ― (88) 2011/07/01(Fri) 18時頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル[団長からの鼓舞が聞こえれば、剣を持った右手を高らかに挙げて応えてみせた。 (89) 2011/07/01(Fri) 18時頃 |
― 深夜前・→赤騎士団執務室 ―
…やっべえ…遅くなっちまった…
[墓場でしばらく空を見上げていたら、
大分と時間が経過していることに気付き、慌てて。
気を悪くしつつも、執務室へと帰ることにした。]
…ん、
[丁度、オスカーが執務室の扉を叩いた所だったか。
今姿を見せて、わざわざベネットの怒りを直に受けるのも嫌だったから、彼と彼女のやり取りを、近くで耳を立てて聞いていた。]
『――父さんは、凄い団長だった。』
[その台詞から始まったベネットの話を、
一字一句聞き漏らすことのないように。
それは「ファーレンハイト」の名を受け継いだ者の決意。
元団長とやり方は違うかもしれないけれど、
そこには「副団長ベネット・ファーレンハイト」という人物の
意志がしっかりと込められていて。
がたり、と机から立ち上がる音がした後
聞こえたのは―――
やっぱり、“ファーレンハイト”だよお前は。
[だからこそ、彼と手を組んで戦いたかったのだ。]
[オスカーが部屋から出てきたのを確認すると、
影から手をひらひらと振って、気付かせる。]
よ、ベネットから何か預かったんだろ?
[彼女の前に手を差し出せば、持っている紙を渡してくれただろうか。
もしかしたら、小言のひとつやふたつ、食らったかもしれない。
ベネットの事や、これからの事、
――言いたい事はたくさんあったけれど]
…ま、明日はよろしくな。
[一言だけ、そう言い残し、自室へと戻って行った。]
【人】 流浪者 ペラジー―夜明前:砦― (90) 2011/07/01(Fri) 18時半頃 |
― 暁前・開戦前 ―
[その眠りは、深いようで浅かった。
いくら不真面目でも戦士の端くれであることには違いなく、
寝込みを襲われるなどあってはいけない。
いつでも行動が出来るように、寝ている時も集中力を切らさない。
その為、自室の扉を開ける僅かな音には、すぐに気がついた。]
……
[万が一にも敵ではないという事は、
その人物の出す雰囲気で把握することが出来た。
そしてふと、投げ出していた手に温かみを感じて]
[しばらくの沈黙の後、聞き慣れた声で響いた
『ありがとう』との呟きに、自然と口元は緩んで]
『お れ も』
[と、音には出さず、口の形だけで表現した。
きっと彼は、気付いていない。
けれど、それで良いのだ。
戦が終わったら、この件でまたからかってやろう。
そんな想いを胸に秘めつつ、少しだけ深い眠りにつくのだった。]
【人】 記者 イアン赤き旗を背負いし戦士達よ。 (94) 2011/07/01(Fri) 20時半頃 |
【人】 記者 イアン[緑萌ゆる大地に愛された狩人と相反する、 (95) 2011/07/01(Fri) 20時半頃 |
……ヤニクさん。
[公女殿下はここが一番近い場所だと言う。――何から?]
もしかしたら、公女さまは……
[この戦が終わったら、彼女は一体、
どこへ行こうと言うのだろうか]
【人】 水商売 ローズマリー[ムパスピスの怪訝そうな物言い>>91に、やっと自身が大変な事を口走った事に気付く (97) 2011/07/01(Fri) 21時頃 |
― 深夜前・赤騎士団執務室 ―
…何やってんだ、ベネット。
[捕虜を地下牢へと放りこんだ後にようやく執務室へと戻ってくると、其処にはペンを片手に困ったような情けない声をあげるベネットの姿があって。
きょろり、と部屋の中を見渡すと、イアンの姿が見えない。]
…何処行った、あいつ。
[いつもの様に無愛想な口調であったが、若干その声音には疲れが見えていたか。]
何だこれ。
[ベネットから紙を受け取って。
彼の言葉を耳に入れながらその紙に目を通していくと、明日の作戦内容が非常に分かりやすく、端的に纏められていて。]
あぁ、助かった。
俺も書類には目を通しておかないとと思っていたところだったからな。
…アイツだけに任せるのは、正直言って不安すぎる。
[イアンには苦労しそうだと言う言葉に頷いて、部屋でその書類の中身にゆっくりと目を通そうと。]
お前も程々にして、休めよ。
[そう言ってドアノブに手を掛けようとしただろうか。]
『 ――父さんは、凄い団長だった。』
[不意に背後から聞こえてきた声に、ドアノブへと伸ばした手をぴたり、と止めて。
ゆっくりと、首だけをまわしてベネットの方へ視線を向けた。]
……。
[ベネットが、ぽつりぽつり、と落とす言葉をオスカーはただ黙って拾い上げていた。]
『 僕には、『ファーレンハイト』の高さが重すぎたんだ。 』
[彼の其の言葉を耳にした時に、オスカーはゆっくりとベネットの方に身体を向けて、ベネットの顔を正面から見据えた。]
[最後に、一つだけ伝えたいと。
自分の緋の目を真っ直ぐに見据えてくる翠を、同じように見据えながら、彼の言葉を受け止めて。]
……。
[どれくらいの時か、彼とそうやって見つめ合っていただろうか。
長い沈黙の後に、ようやくオスカーは口を開いた。]
何を言っているんだ。
お前は十分に強いじゃないか。
[そう語る口調は何時もと何ら変わらぬもので。
そう語る表情も、何時もと何ら変わらぬ無表情なもので。]
そうやって、自分の弱さを認めて。
お前は其の弱さを認めたうえでしっかり前に進もうとしているじゃないか。
【人】 鳥使い フィリップ[ペラジーから受け取った動物用の包帯や薬品を詰めた鞄を下げ、主を迎えた馬を見送る。 (98) 2011/07/01(Fri) 21時半頃 |
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