47 Gambit on board
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[ラミケシュの部屋で、ディーンとの会話を思い出しつつ、選定のことを考える。
どうやら2師団について、憂うことがあるようだ。
いずれにしろ、彼もまた、力が、この国の支えとあることはわかっているようにも思えた。
やはり、今、諸国に新帝として構えをさせられるのは、ローレンスではなくレドフォードではないだろうか、とあらためて。そして、今度あえば訊いてみるのもいい、と思っている。]
[だが、表面的には、やはり、4番も宣言していたが、ローレンスを推すものは多いであろう。
このまま、会議がだらりだらりと進むならば、そのまま、きっとサイモンが推すように進んでいくに違いない。]
――……サイモンか。
[表決をとるならば彼。報告もやはり彼がするであろう。
両殿下の支持が拮抗した場合も、サイモンがいれば、きっとそのままローレンスに流れることは間違いないように思えた。]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/22(Tue) 23時半頃
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―自室―
[師団長クラス故か。簡易シャワーもついている、豪勢な部屋。 ざっと汗を流すと、替えの軍服、上着だけ着用していない姿に着替える。 上着も、直ぐに手に取れる位置に。
いつ何時、何が起こるかわからない。 寝る時にすら寛ぎ切った格好にならないのは、学生時代を終え、軍に属するようになってからだった。
寝台に仰向けに横になり、両手で目元を覆う。 眼を瞑り。 寝ると言うよりは瞑想するような格好で、眠りに落ちた。]
(390) 2011/03/22(Tue) 23時半頃
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……ヴェスパタイン皇子に、仕えたい。
[瞑想するような姿勢で、思案する。
会議でも述べた、本心。
直接聞いた、取るべき道の具体性。
何より、戦場を共にした際の雄々しさ。
国を護りたいと、それも嘘ではない。
けれど。
強く率いて行こうと言うものに惹かれるのは、軍人の血か。]
現状、ランドルフ皇子が優勢か。
会議で説得をするのも良いけれど。
[…武力で、意思を通す。対戦により周辺諸国を抑えようとする姿勢をなぞるように。
和平を望むのであれば。
例えば、南の大国がそう言う姿勢に出たとして、跳ね除けられなければ、ならないのだろう。]
[模擬戦と、イアンに告げた気持ちは真実自身の思っている所でもあった。
自分如き、留められなければ和平への道を行くのは難しいだろう。
ある種、試すような。
傲慢にも思える心持ち。]
[意思を、通すには。
ランドルフ皇子を強く推す者が、邪魔だろうか。
その結論は、奇しくも第11師団長と似ているだろう事、気づく事は無い。]
[具体的な動きに関しては、どうすれば良いのか、暫し深く思案する。直ぐに動くのかどうか。それはまだ決めかねている心の内に、少し苛立ちながら。]
[考えている、サイモンをとりあえずは黙らせなければならないと。
そこから、話はまた始まる。
思考は、5番のものと似ていること、もちろん、まだ知ってはいないが、同じ思考ならばサイモンを抑える行為、その時が偶然に重なるかもしれない。
その場にもし、3番もいたならば、その意向も知ることができるか。]
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―朝:庭園―
[どの程度、日が昇った後だったか。 青年の姿は庭園のベンチにあった。
朝起きて、ふと行っていない事を思い出したのだ。 出かける旨は部下に告げ、部屋にメモも残しておいた。
朝ご飯を後回しにしたら、城の者が気を利かせてサンドイッチ等を包んで持たせた為、何だかピクニックとでもいうような風体になってしまった。]
……。
[細かく赤い花弁が、集まって咲いている花々を見る。 サンダンカ。 そんなプレートが刺さっているけれど、目に入らない。 綺麗、と言う、感想が言葉になって零れる事も。]
[感情のアウトプットは、青年の苦手とする所であった。]
(408) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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[庭園に行くには中庭を通るが、自分の通った時分はヘクターが中庭に来る>>398前であったのだろう。
中庭から少し歩く場所にあるここは、直接中庭を見る事も中庭から見る事も出来ず、ヘクターの演武は残念ながら気付けずにいた。
サイラスの言う通り、人の来訪も少ないらしい。]
……こんな時間は、久方ぶりですね。
[呟く。考える事は、幾つもあるが。 暫し、ゆったりと。目を瞑った。]
(411) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時半頃
ふと、首許に触れる。
ナユタの言葉で思いついたそれは、
こ ち ら 側 の送受信 だ け を 一 方 的 に 切る装置。
[ラミケシュのヴェス皇子を推す考えには、すぐに同意を示したくなるも、あえて、表情、発言には出さずにいる。]
……やっぱり"向いていない"。
[やはり無意識で零した通信。
それは、キリシマの作った新たな装置によって遮断されたのだろうか。]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 01時頃
― おそらくは会議がはじまる数時間前 ―
[そして、サイモンの自室前に影が一つ、たつだろう。
いや、それは、隠れたもう一つ、そして、それを見るもう一つもあったかもしれない。
いずれにせよ、サイモンが会議を進めるならば、ローレンスに決まる。それを阻止しようと動いたものだっただろう。]
[最初に立った人物は誰だったか。3番か5番か11番か。
おそらく15番はまだ動かなかっただろう。]
≪ …………、 ? ≫
試しに遮断してみようか、と思ったところに零れた通信。
若干、疑問信号が洩れたかもしれないけれど。
こちらへ向けられたものではなさそうだと判断し、
それ以上の反応はしない。
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――……。 [空気の動きに、瞼を開ける>>410。 気配を感じては居たけれど、動く気にはなれず。 緩く、視線だけを其方へ。
散歩をする、「鳥」が天を横切れば、その影を見上げ目を細めた。
暫くすれば、気が変わって中庭の方へ足を運んだり、手つかずのサンドイッチを進めてみたりするかもしれないけれど。それはまだ、分からぬこと。**]
(429) 2011/03/23(Wed) 01時頃
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