91 時計館の魔女 ―始―
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[自身の身体を清めた後、脱いだ服も丁寧に石鹸で洗う 洗い終わった後きつく絞って、部屋のどこかに干しただろう
バスタオルで水分を拭き取った少女は 何も身にまとわぬまま、するりとベッドに潜り込む
とにかく、今は、疲れた身体を休めたかった]
(44) 2012/05/23(Wed) 07時頃
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[やがて少女は寝息をたてはじめた
シスターを運び、自身は血を洗い流した。 証拠は無くなったかのように思えた]
[しかし]
[ 盲目の少女が 2-[のドアノブとその刻印に べっとりと血の跡がついているのに 気が付く事は ない]
(45) 2012/05/23(Wed) 07時頃
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[部屋の鍵は、開いている。 入ろうとすれば誰でも入れただろう]
…………………………
[少女は安らかな寝息をたてている 誰も少女を起こそうとしなかったなら きっと9時間後に目覚める事だろう]
(46) 2012/05/23(Wed) 07時頃
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ソフィアは、すやすやと*眠っている*
2012/05/23(Wed) 07時頃
/*
ダーラさんは2日目午前中に部屋を出て以降、飲まず食わずなんでしょうか……。心配です。今までどこにいたんでしょうね。
死亡フラグ把握。陣営仮決定【▲ダーラ】です。
ソフィアの部屋は廊下から入ってくるとき、足にも血がついているので、見る人が見ればバレるのではないか、と。
イアンかクラリッサに後始末を頼んでみますか?
フラグとしては、クラリッサがイアンを殺害→ソフィアがクラリッサを殺害という流れだと思うので。
*/
/*
お疲れ様です。そういえば、CNのことをすっかり忘れていましたね。
赤のロールが少ない陣営でした……。
*/
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 08時頃
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― 客間、2-1 ―
[ シスター・ツェリをベッドに横たえると、...は魔法で、傷口の応急処置のための道具や薬品を出した。腹部を切り裂かれていて、容態は深刻だ。
人狼は人間より生命力が強い。それでも、悪魔――普段から魔法が使えるような存在――と闘って勝てるような生き物ではないはずだ。悪魔は、魔を司る存在。珍しい生き物にすぎない人狼とは次元が違う。
シスター・ツェリは食欲ではなく、激しい……あまりにも激しい怒りのために、悪魔へ挑んだに違いなかった。
負けることを承知で。]
愚かだとは思わない。 私たちはきっと似ている。そうでしょう?
[ ...は意識のない仲間に、そう声をかける。]
(47) 2012/05/23(Wed) 08時頃
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[ 傷口の手当をすませ、魔法で血まみれの黒マントを処分し、次は自分の身支度を、とバスルームへ行こうとしたときだった。]
「ミッシェルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」>>43
[ 咆哮のような声に、飛び上がるほど驚いた。足をもつれさせて倒れかかり、壁に肩と頭をぶつけてしまう。]
……っ!
[ ...は壁にすがったが、ずるずると崩れて床にしゃがみ込んだ。それから、何が起きたのかと、あたりを見回す。 短い悲鳴を、両手で抑えた。]
シスター・ツェリ、どこで怪我を……? こんなに、ひどい……。
(48) 2012/05/23(Wed) 08時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 08時頃
ミッシェルは、包帯と寝間着の上にも血がにじんだシスター・ツェリを、看病している。**
2012/05/23(Wed) 08時頃
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―早朝・自室― [弱々しい力で、扉を叩く。 朝日は昇った。
残滓すら、もう、無い。 涸れた声で呼ぶ名前も、無い]
……、
[血塗れの拳も、涸れた咽喉も、痛みすら覚えなかった。 牙をもつものは、誰だ。悪魔であるあれを、一体誰が、屠ったのか。
ゆるさない。
赦さない。
知る名前を、辿る]
(49) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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――――ミッシェル・ヴォーン…
[薄い蒼に導かれて、辿り着いた、なまえ。
高らかに月に吼える姿を、賢者は識る。 "敵"の姿を、識る]
(50) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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――生き残って、
[塗り替えられた、"願い"を。 "平穏"を手に入れるために]
[そのためになら、修羅にでもなってみせる]
(51) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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[己が内を恐れている場合では、無い。 例え何を犠牲にしてでも、 守りたいものを護れる修羅に、なろう]
[室内に投げ込まれた手紙にヴェスパタインが気付くのは、もう少し*後*]
(52) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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―ツェリの部屋去った後・自室― [ツェリが、人狼であったことは驚きだった。 だが、それでも彼女の優しさが好きなことは、変わらない。 例え、一瞬でも己に牙をむけたとしても、だが、複雑な心境だった。]
ヴェス、……
[大切な"友"の名を呟く。 彼はあの花を、常に持っていてくれているだろうか。
あれは、己の"分身"
彼に危険が迫れば、自分の代わりに彼を助けるだろう。 どんな危険を、【たった一度きり】
一度防げば、その花は散るだろう。 そして、この身も共に……散るだろう。
彼には告げなかった。 言えば、きっと受け取ってはくれないだろうから]
(53) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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[静かに、眠りにつく。
獣の牙から、身も護る為、"分身"を出現させる為、
力を少々、使いすぎた。
すぐ近くで、大切な人の僕と守りたい人が、死闘を繰り広げていても 起きることはない程の、深い眠り**]
(54) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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[どのくらいの時間だろうか。 暫く、彼女はそこを動けずにいた。 血に染まりゆく、ワンピース。 ふと、足音が聞こえ、警戒しながら顔を上げればイアンがいて>>36 絞り出された声には、僅かに頷いた。 そこでようやく、立とうとする。 もう、立たせてくれる、ヘクターは居ないから。 彼の血で、また誰かの血で、濡れている床で、必死に。 その姿は、きっと滑稽にみえるだろう。 それでも、彼女は、 ]
(55) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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[しかし、何度もやっていれば、見かねたイアンが手を出すだろう。 そうして立たせてもらえれば、血にまみれたまま、ふらりふらりと、危なっかしげに、血の跡を追いかける。 無意識に、出された手を握ったまま。 血の跡は謁見の間までと、2の部屋へと続いていた。 ひとまず、謁見の間へと、向かう。 ぬるり、と血で滑りそうになりながら]
(56) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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―謁見の間―
……、これ、は、
[そこにも、誰かの血溜まりがあった。 きっとそれは、彼を殺した狼の。 それも、であるが、目を引いたのは、]
これ、は、
[彼女は、最初に謁見の間を出てから、ここにはいっていなかったので、絵画の存在をしらなかった。 ここにいる人たちの絵だろう。 少なくとも、今まで見かけた人は全員いた。
そうして順番に見ていって、]
(57) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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ヘクターさん……
[彼の絵だけが、血にまみれたように紅くなっていた。 それは、血のようで血ではない。 ……ようにみえた。
つまりは、この絵は、 死んだ人の絵が紅く染まる、ということなのだろう。 また暫くその場にいると、再び血の跡を追おうと、謁見の間を出る]
(58) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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―2F廊下―
……っ、
[息を呑んだ。 先ほどは、ヴェスパタインの部屋の前だけが血に染まり、あとは無事だったはずだ。 それなのに、今は]
あ、か、い、、
[廊下全体が、紅く染まっていた。 まるで、血の跡を隠すように]
どう、し、て、
(59) 2012/05/23(Wed) 08時半頃
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―→ヘクターの部屋―
[そういった所で、どうにもならない。 さっきみた、血の跡は。 この部屋から、2の部屋へとつながっていた。 それを思い出すように、そちらへと足を向ける。 部屋のドアを開ければ、そこは蛻の殻だった。 血に染まったベッド。 それは、彼の血ではなく、他の誰かのものだと。 そんな、においがして。
もう、何も得るものはないと、そこを出る。 涙をながすことはしなかった。 泣いても、もう戻ってこないことは、わかっていたから]
(60) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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―2F廊下―
[ヘクターの身体のところまで、戻る。 相変わらず彼女には悪魔の顔にしか視えていなかったが、 きっと他人には生前の彼の顔なのだろう。 ……そういうもの、だ]
……イアン、さん、
[小さな、小さな声]
ヘクターさんの、身体、を。 ……さっきの、彼の、部屋に。
…運んで、もらえません、か。
(61) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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[自分では絶対運べないから。 そうして、彼が運んでいる、間に]
ヴェスパタインさん、
[とんとん、と扉を叩いた、けれども。 返事はなかった。 いるはずだ、と思っていたのに、いないのだろうか。 それを確かめに、ドアノブに触れれば]
あ、つ、
[ナイフと同様に、それは熱かった。 ナイフと違うのは、彼が亡くなってなお、熱いということ]
(62) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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…、ヴェスパタイン、さん、
[こつり、と扉に身を預けて。 きっとこの扉は、いまは開かない。 そして、彼は開ける気が、ないのだ。
気づかないわけがない、自分の部屋の前で、あんなに血が流れるような、争いがあったのに。 それなのに出てこないのは、きっと]
まもって、くれた、のね、
[ヘクターがかけた、悪魔のバリア。 彼を襲った何者かが、ヴェスパタインまでは襲わないように。 それを思うと、また涙が出そうになって、 でもその姿を死んだ彼には見られたくなくって、必死に我慢する]
(63) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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また、あとで、きます。
[その声はきっと聞こえない。 イアンが戻ってきたならば、礼を言って、自分は部屋に下がる旨を伝える]
(64) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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―自室―
[そうして自室に戻れば。 赤茶色に変色したワンピース姿の自分が目に入る。 ひとまず、自分の身体から、血を洗い流して。
眠れるはずもなかったけれど。 目を閉じれば、焼き付いているあの光景が蘇る。 それでも。 それでも、身体を、休めなければ。
結局あまり眠れぬまま、朝を迎えて]
(65) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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―ヴェスパタインの部屋の前―
ヴェスパタインさん。
[早朝、という時間ではとっくになかった。 かれは手紙を読んだのだろうか、と一瞬思ったが、 この状況で読んでいたのか、定かではなく。 トントン、と扉を叩いたが、やはり返事はない]
……、
[しかし、心配ではあった、ので。 もう一度、とドアノブに手をかければ]
普通、だ、
[もう、既に熱くはなかった。 バリアが切れたのだろうか、と彼女は解釈して。 そうっと、扉を*あける*]
(66) 2012/05/23(Wed) 09時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 09時頃
エリアスは、ソフィアの部屋のドアに付いた血の跡には気づいていない。
2012/05/23(Wed) 09時頃
エリアスは、ミッシェルの名を誰かが呼んでいる気がしたが気のせいだと思った。
2012/05/23(Wed) 09時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 09時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 09時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 09時半頃
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[>>55問いに頷くエリアスを見るが、それは確信がより固まっただけのこと。 "人狼"が何故、ヘクターを襲撃したのかは分からぬまま。 イアンはまだ呆然とし続けていたが、>>56エリアスが立ちあがろうと…… 立ちあがれぬ姿を見て両手の物を床に置き、手を差し出した]
(67) 2012/05/23(Wed) 10時頃
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―2-]U・魔女の部屋― [エリアスに手を貸したまま、イアンはその後に続いた。 血痕を追い、魔女の部屋へ。 そこにも血溜りがあり……謁見の間に飾られていた絵画が飾られていた。 館に居る者たちが、描かれていた]
すごい……な
[自らがまだ乾ききらぬであろう血の上を歩いていることを忘れさせる程の一品。 だが……]
(68) 2012/05/23(Wed) 10時頃
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――ッ
[ヘクターの肖像画を見た瞬間、イアンは息を飲んだ。 その絵画だけが紅に染められていた。 首……脇腹……腕……ヘクターに在った傷の箇所が、特に紅い。
エリアスもソレに見入っているようだった。 だから、気付かなかったのかもしれない。 シスター・ツェツィーリヤの紺のワンピースが……ドス黒い赤に染まっていたことを]
(69) 2012/05/23(Wed) 10時頃
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―2F廊下―
[魔女の部屋には誰も居らず、誰かを引き摺った血痕が部屋の外に……。 二人が出ていくと、絵画たちは音もなく消え、謁見の間に戻っていったことだろう。
廊下に出る――]
[赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤] [赤]
[目の痛くなるような、紅で床が染め上げられていた。 それは血ではなく、絵具。 魔女の部屋に居る間に、"誰か"が行った凶事。
立て続けの変貌に、イアンの思考は麻痺していた。 エリアスの手は握っていたが、それはイアンが縋っていたのかもしれない]
(70) 2012/05/23(Wed) 10時頃
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