166 あざとい村
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……。
[身を起こして、襟元が緩められているのに気づく。ちょっと慌てたように服装を直した]
……ぉもいだしてきた。
[倒れる直前のことを思い出す。誰かに支えてもらった気がする…が、それより。確か外に出ようとしていたはずだ。なぜここに戻っているのだろう]
(74) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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[耳には、先程の優しいロビンの声音が残っている。 なんとなく、耳飾りに触れて、まだ赤い頬を、指先で触りながら「早く冷えなさい」と祈った。 電気が点灯した事により、ロビンのすまし顔がはっきりと見える。 負けるもんかと赤い顔のまま見つめ返しながら、]
そういわず申してみなさいな。 わたくし、従者の願いを叶えられないほど狭量ではなくってよ。
[堂々として、言えたはずだ。 化粧ポーチを片手に近づいてきたロビンを、来るならきなさい、という覚悟で迎える。 いつもの澄まし顔で、『取るべき札はとってくださいね。』と言うその言葉に、首元まで赤くなりながら、なんとか『よろしくてよ』と返事をすると、おとなしく化粧をされていた。]
(75) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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[顔を手で仰ぎながら、言葉もなくロビンに頷く。 ロビンが先に階段を降りていくのに、上の空でついていく。 ――ロビンの判断は正しかったのだと証明された。]
きゃんっ!?
[悲鳴とともに、階段を踏み外して、スージーは転んだ。]
(76) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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―そうして、少々考えて。−
…んー。
護衛してる人が狩人コースの誰か一人だとしまして…
セシル先輩だと「理屈で動けば」シノン先輩で感情で動いた場合は不明。
カイルだと、シノン先輩かアオイちゃんかなぁ。多分親しい相手か気になってる相手護りそうですし。
アオイちゃんだと…ちょっと本格的に読めないです。
護衛しそうな先が多くて絞りきれないし。
この中で護衛すり抜けてネタバラシしなきゃいけないわけで…
[護衛が付きそうにない相手を考えて襲うと言う手もあるけれど、
そしたら占い師が考える先も減る訳だからなるべく占い師か狩人を狙いたい。
そうなるとやっぱり護衛すり抜けと狩人探しになる訳で…]
…むぅ。
[結局結論は出なかった。]
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[>>73 カッと頭に血がのぼった様子で、セシルに詰め寄る]
それでいい? それでいいって…… 何がそれでいいんだよ! あんた、何言ってんのか分かってんのか!?
なあ、こんなのおかしいだろ! こんな、こんな――!
[サイモンの本を指差して繰り返す。何がおかしいのか、カイルには具体的に指摘することが出来なかった]
みんなもそう思うだろ!?
[周囲の面々に同意を求めて、かれはようやくひとつ答えを出したのか、言葉を繰った]
人狼が、人狼の悪霊なんてのがほんとにいるならさ 『これ』が勘違いだったらあんたこそ、どうすんだよ!
そうだ! サイモン先輩はなんで、この中に悪霊がいるなんてことがわかったんだよ!?
(77) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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― 体育館・現在 ―
[立ち上がって体の調子を見る。問題ない。少し離れた場所で、みんなが集まっているようだ。そちらに行ってみる]
……? どう、なった?
[そしてきっと、サイモンの残した物の説明を聞くだろう]
(78) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/03/07(Fri) 00時頃
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[ 悪霊が、人狼が、この中にいる。 ]
…───。
[セシルの言葉とカイルが叫ぶのに、 じわじわ、言葉の意味が染みてくる。
校庭で勢い込んださっきまでは、 ヒーロー者の怪人みたいに、 悪い奴は皆の中じゃあなくって、 他にいるんだ、って。
そう、思ってたんだ。さっきまで。
サイモンの噺の中には、とりついて。 なんて言葉だってしっかりあったのに。]
(79) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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────カイル?
[>>77激昂するカイルを見て、驚いたように目を瞠る。 詰め寄って来た小柄な身体に左手を伸ばし、 宥めるように肩を叩いた。]
カイル、落ち着いて。
ごめん、言葉が足りなかったな。
……あのな、先生達の失踪が悪霊の仕業なら、 人狼よりは穏便な対策で済むんだよ。
先生達も、ただどこかに捕まってるだけかもしれない。
(80) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[カイルの言葉>>77に一つ頷き、 思っていた違和感を口に出す。]
…逃げろと走り書きする状況でページ選んで指紋残すとか、 確かに余裕が有り過ぎるような・・・
[最も、じゃあ本当だったらどうするのかと言われたら困るのだけれど。]
(81) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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…サイモン先輩、小道具に凝り過ぎです。
現実味無くなるほど凝っちゃってどうすんですか…
[本当に小さな声で、呆れたように呟いた。]
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[受諾をいただければ>>75それで充分 声の異変を確かめるべく、階段を先行して降りれば背後から聞こえた声に咄嗟に振り返る]
お嬢様!?
[足を踏み外したお嬢様に目を見開き、体を打たぬようにと手を広げお嬢様を受け止め―――ようとしたが、勢いのついた態勢が整いづらい場所では止めることはできませんでした。 せめて下敷きになるようにとお嬢様の頭を手で覆いながら落下して、背に衝撃が走り息が止まった]
(82) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[それでも頭部を打たなかったことは幸いであった]
……ご無事ですか、お嬢様。
[さすがに常の澄まし顔ではおれず痛みに顔をしかめながらも、まずはお嬢様の安否確認を優先した。]
(83) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[がしゃんっ と音がして、二階のシャッターが閉まる>>67。 一階の空気を他所に、ぱっぱっ と、電気はちゃんとついた。]
〜〜カイル。
[困った声で、セシルに詰めよるカイルを、 引き止めるように名前を読んだ。
ぎゅっと眉がよる。]
(84) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[どしんと音がして、ロビンはスージーの下敷きとなった。]
いったぁ…… ……これしき、問題ありませんわ。
[顔を顰め、閉じていた目をあける。]
(85) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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ホントかよ……
[敬語をトバすほどに興奮していたカイルは、宥められて不機嫌そうに矛を収めてひとつ息を吐いた]
だったら、センセーたちを先に探すんじゃダメなんスか? 実際のとこどれくらい余裕あんスかね あんま詳しくないんでわかんないんスけど。 もし中に悪霊に取り憑かれてんのがいるんなら、急がなきゃマズいんすか?
[ジリヤがフォローしてくれたのを聞くと>>81 ぱと表情を明るくして、無遠慮に二の腕あたりを叩いた]
そう! そうそうそうそれだよそれ! やっぱヘンだよな!
(86) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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ロ、ロビン! 大丈夫ですの!?
[ロビンが痛みを顔で訴えるなど、非常事態である。 スージーは、倒れたロビンに跨ったまま、あたふたとして]
救急車が呼べませんの。 かかりつけのお医者様もいまは遠いのですわ。 ロビン、ロビン、死んじゃダメですのよ!
[ロビンの顔を心配そうに覗きこむ。 そうしてから、はたとして、急に冷静になって、顔をおもいっきり離して、ロビンの体の上からどいた。]
手
[恥ずかしそうに顔を背けながら、短く言う。 スージーは手を差し伸べた。]
貸しますわよ。 光栄に思いなさい。
(87) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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[ロビンに受け止められながらも、カイルの声は、スージーの元まで聞こえてくるに十分な声量であった。>>77]
……人狼だとしても、人狼の悪霊だとしても…… サイモン先輩には、襲われたから、わかったのではなくて?
[スカートの裾がちょっぴりめくれていたのに気づき、それをさりげなくあいた方の手で払い、腰に手をあてる。]
(88) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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カイル
[もう一回名前を呼ぶ。カイルが言ってることはわかるんだ。 怒った理由も詰めよる理由も。
でも、]
〜〜… セシルを責めたってしかたないよ …
[その理由で──人狼絡みのことで。 セシルが責められるのを見てるのは、なんだか、ちょっと。 ちょっと、だ。]
(89) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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……
[これは、賭け。 これに賭けるしか、ない。 スージーは、ポケットから、小ぶりの水晶球を取り出す。]
居ないとおもうのなら、占ってみればいいんですの。
[スージーは、共鳴者、霊能者、狩人、……そして占い師としての素質にも、悩んでいた。 それらすべてに才がないのでは、マリーゴールド家の跡取り娘として、困るのだ。]
先生から渡されたのですわ。 今回の合宿では、これを使ってみるように、って。
(90) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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確か霊能者コースの生徒は、悪霊祓いの札を持ってる。 それを悪霊に取り憑かれた疑いのある生徒に貼れば 悪霊が身体から追い出されて元に戻るはず。
札が効果を発揮するまでには 少し時間が掛かるかもしれないから、 そうだな──それまでの間、倉庫に入っていて貰うか。
(91) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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悪霊祓いは急がなきゃまずい。 結界が解けるまで外への連絡は通じない。
つまり、なにがあっても 僕達だけで対応しなきゃいけないってこと。
あぁ──いや。 ごめん、僕としたことが……動揺したな。
カイルの言う通り、先生達の捜索も並行して行おう。
これがサイモン先輩の勘違いで、悪霊はいなくて 本当に学校内に人狼が侵入したんだとしたら──、
────そっちの方が、ヤバイ。
(92) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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……ぁくりょう。 ……ぁまりそんな感じはしないけど……。
[霊能者コースの札の話が出てくれば、シノンはポーチから数枚のソレを出した>>91]
……本当に、悪霊なら。たぶん……効くと思ぅ。
[何故占い師コースのシノンがそれを持っているのかは、特に本人から語ることは無いだろう]
(93) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[カイルを宥めようとしてくれるアオイの声に 視線をアオイへと向けて、眉尻を下げる弱い笑みを浮かべる。]
ありがと、アオイ。 でも……言われても仕方ない、これは僕の説明不足だ。
それに、悪霊に気を取られて本当の危険を見落とす所だった。 カイルに感謝しなきゃな。
(94) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[打撲ぐらいで骨は折れていないようだ。]
お嬢様の命がないかぎりは死にませんよ。
[あわてながらも自分のことを心配してくれるお嬢様に、痛みの中でも微笑を作る。 それで効果があったのかは知らないが落ち着いて自分の上から退く。もう少しいたら男性の上に乗るのははしたない。ぐらいいっていたところだったろう。]
はい。感謝いたします。
[手を差し伸べるお嬢様の手をとった。暖かくて柔らかく白磁のような美しい手だ。 その手が怪我をしなかっただけでも体を張った甲斐があるものであった]
(95) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[お嬢様が聞こえていた声>>88>>77は執事見習いだって聞こえている]
…可能性を一つずつ潰していくのがよいでしょうね。
先ほどの放送も使えそうです。もしも先輩がたが見ていないだけで校内に他に生徒がいるならば応じてくれるでしょう。人が集まれば何か変わったことを見た人がいるかもしれませんし、応じない生徒がうろついていたら…その人物が怪しいと決めれます。
[変わりに合宿生徒の中に怪しいものがいた場合は、どうするかはまだ考えは及ばない]
(96) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[起き上がり、誇りを払い落す。 まだ痛みはあるが、常の無表情へと戻る]
ご随意に。
[人に使うならば害はない。そして害を払えるならば払ったほうがよい。 水晶玉をもっていること>>90に疑問など挟まず、異論も口にはしない。]
(97) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[スーザンが取り出した水晶球>>90をしばらくじっと見て、 意外そうに口を開く。]
──それ、占い師コースの水晶球だね。
それを渡されたってことは、 先生はスージーに占い師の才能を見たってことか。
使い方はわかる?
[わからなければ──と、起きて来たシノンに視線を移し、 差し出された札>>93にまたも目を丸くした。]
(98) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[人狼だろうが、悪霊だろうが、愉快犯だろうが、関係はない。 人狼対策の役割が大事なのは理解しているが、それ以前に自分はお嬢様の執事見習いなのだ。だから事態がどう転ぼうとも、揺らがずに徹するのみであった**]
(99) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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わかるよ? わかるけどさ なんっか引っ掛かんだよなあ
[アオイの言葉に同意を示しつつ、カイルは腕を組んで不満をさらけ出した。セシルの人狼との確執など、カイルには知る由もない 挙句、折もよくスージーが占い道具まで取り出した>>90 シノンまで札を取り出している。あれは確かに、教科書にも載っていた札であるはずだ>>93]
なあ…… ひょっとして担ごうとしてんじゃねえの?
そういうイベント? だったら遠慮なく楽しむんだけどなあ
[もどかしそうに首を振って、呟いた]
(100) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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なんでシノンがそれを……?
……あ、それよりもう起きて平気?
[痛い所はないか、 硬くなっていた声を和らげて尋ねる。]
(101) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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