人狼議事


222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】

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【人】 長老の孫 マーゴ

好きよ、サイラス。

私、気付いたの
私の幸せは、貴方の傍に在る事だって。

愛してる。

[想いを込めて、唇を重ねる。
彼に教わったやり方で、慈しむように、
優しく、そっと。

想いを伝えられる事が、
こんなにも喜びに溢れる事だなんて、
出来なくなるまで知らなかった。

泣き出しそうに、けれど心から湧きあがる歓喜と、
彼への愛おしさに、頬を薔薇色に染めて
出来得る限り綺麗に見える様微笑んだ。
叶うなら、彼が私を忘れられない様に、と――**]

(49) 海月 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

―花畑―

 言いがかり…あぁ…縛られてた時、ってことでOK?

[少女が纏う雰囲気の違和感。
その正体がこういうことなのか、と納得する。]

 ……………。
 ああ、アンタもやっぱりレティなんだな。

[笑う様子を見てそう呟いた。]

 ……行きたいところ、か。
 せっかくだし、世界中を旅してはみたいけど…、
 そういうことじゃねぇよな?

[吹く風に花弁が舞う。]

(50) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[レティにゆるりと笑いかける。]

 オレは――――、
 レティには生きていてほしかったよ。

 オレの力が足りなかったんだな、って。
 謝ることじゃねぇかもしんねぇけど。

 ごめんな。

[守るべきもののために命を張った。
前に進んだことを今も後悔はしていない。

けれど、目の前の少女を助けられなかったことだけは。]

(51) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー


 あーあ、かっこわりぃ、オレ。

[レティに背中を向けて天を仰いだ。
無言の間が続き、そして呟いた。]

 …………。
 オレが知ってるレティじゃなくて。

 今、目の前にるレティはさ。
 産まれてきてよかった、って思う?

[突然の問い。
驚かせてしまったかもしれないが。
ゆるい笑顔のまま答えを待つ。]

(52) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

―人狼がいなくなった湖畔の村―

 …………。

[フランシスカとヤニクの最後を見届けた。
言葉を発することなく天を仰ぐ。]

 さて――――、

[光降り注ぐ湖。
水が光を反射してきらきらと輝く。
この村で起こった惨事は決して美しいものではない。
けれど、この先の未来を照らすかのように散りばめられて。]

 分かってるよ。
 なんだよ、オレがこの村の人たち大好きだからって妬くなよ。

[小さな頃。
母親から愛されているか分からなかった自分に。
声をかけてくれた存在があった。]

(53) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[短くなった髪に手が伸びる。]

 気づけば……随分と長い付き合いだな。
 でも……久しぶりに声が聞けた気がする。

[こちらに笑いかける女性。
風を纏うその姿、自分は風の精だと呼んだが。
彼女も自分の正体が分からないらしく。
自分と同じような幽霊かもしれないし。
はたまた、人とは違う生きている種族かもしれない。

大人になるにつれ、声が聞こえなくなり。
そして姿も見えなくなったが。]

 オレこの村から出たことないからさ。
 いろんなこと見てみたいな。
 死んだって―――歩む足を止めないさ。
 んで……いつか、かーちゃんに会いに行くよ。

[そう微笑めば、満足そうな笑顔が返ってきた。]

(54) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[落ちる影を見るのではなく。
どうか前を、上を向いて――――――。

ポシェットから1つの石を取り出し。
それを投げれば、風が村を吹きぬける。

全ての人の生。
犠牲となった死。

その全てを捧げるかのよう。
風と共に花弁が村中に舞う。]

(55) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー



      歩む未来―――その先に光がありますように。

 

(56) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

[笑って少年は姿を消した。**]

(57) mituki_ka 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

[しばらく、そうして、ようやく彼女から身を離す。]

………悪い。
もう、大丈夫……

[そうは言ったものの、まだ怖くてたまらない。

レティーシャはここにいるって、いなくならないって分かってるのに。

自分は、こんなに臆病だっただろうか。]

………っ

[そうして俯けば、自分の足元に転がる、自分の姿。]

……ひっでぇ、顔…

[その涙でグチャグチャなその死に顔を見れば、そう言って、そうして、もう一人のレティーシャに気付く。]

(58) doron 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

……あれ…?

[二人を見比べて、]

………あぁ、そっか。

[そう言って、もう一人のレティーシャに近づく。]

……レティーシャ。

[名前を呼ぶ。そしたら、少し、安心した。

「二人」なら、レティーシャは大丈夫な気がした。]

(59) doron 2015/04/27(Mon) 00時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

[それから、どんな会話をしただろう。]

………

[だんだんと、思い出されていく情景。

フランシスカの言葉。


あれが本当なら……


ちゃんと、受け入れないといけない。

震える手を無理やり握りしめて。]

(60) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

………あ……のさ。
ちょっと、一緒に来てくんねぇか?


[そこにまだ、「二人」でいただろうか。

そう声をかけて。歩き出す。


母と姉たちがいるであろう場所へ。]

(61) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

[たどり着いた場所。扉の前。

足元をみれば、真っ赤な……]

…………っ


[思わず、一歩、後ずさる。

扉に手をかけようとして、そのまま、手がすり抜けてしまう。]


………

[直接、扉へと手を伸ばせば、そのまますり抜けるようだ。]

………あとは…一人でいい。

[もし、レティーシャがいるようなら、そう言って。]

(62) doron 2015/04/27(Mon) 01時頃

【人】 早口言葉 ダイミ


………っ

[見るのが怖い。この先を受け入れるのが怖い。

一歩、踏み出すも、次が進まない。手の震えが止まらない。

それでも、無理やり、足を踏み出して。

逃げて前に進むのはやめたから。
逃げずに受け入れると決めたから。

そうして、扉の先へと**]

(63) doron 2015/04/27(Mon) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ん、いいよ。

>>44悪いっていうダイミ君には、そう言って首を振るの。
こうしていて、嫌だって思う訳がないもの。]

あったかい……

[幽霊って、温度ってあるのかな?でも今、こうしていたら。ダイミ君の暖かさが伝わる気がするの。勿論、前に似た事を言った事なんて、覚えていないけれどね。]

(64) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

そう…言わないで?最後までずっと……頑張ったって思うから。

>>58身体を離したけど、手は繋いだまま。
ダイミ君は自分の姿にそんな事を言うから、否定するの。

約束だよ、って言っちゃったからだとは思うけれど。ずっと頑張ってくれたんだもん。

そうしたら、ダイミ君は「もう1人の私」に気がついたみたいで、そっちに向かうんだ。]

(65) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ええ。

>>59名前を呼ばれたから、そう答える。私から彼に、何を言えばいいのかは分からない。分からないけれど。]

……ありがとう。

[一つの言葉がするりと出た。
込められた意味の全容は、自分でもよく分からないけれど。
それでも。

少し経って、ダイミ君はどうやら…お母さんとお姉さんの方へ行くらしい。着いて来て欲しいと言われて行かないわけは無いのだから、そのまま着いていくけれど。

扉の前。漏れ出る血を見れば流石に躊躇せざるを得ない。

1人でいいという彼に、それなら待っていようかって思った…のだけど。]

(66) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ううん、行くよ。

[1人でいいって言うダイミ君には強くそう答えるの。
手が震えてしまっているのもそうだし、自分と戦っているのも理由だとは思うけれど。]

ちゃんと、一緒に。

[そう言って片方の手を繋ぐの。
「もう1人の私」にもダイミ君のもう片方の手を繋がせようかなって。

ダイミ君が私を見たなら、安心してもらえるように笑って。
一緒に一歩、進むんだ。]

(67) Kirito 2015/04/27(Mon) 12時頃

【人】 女中 ノーリーン

―屋敷―

[長年つとめた屋敷を見つめる。
少女の頃から今までずっとつとめた屋敷。
主人達、使用人達でにぎわっていた屋敷もしぃんと静まり返って、今は誰もいない。
ときおり馬のいななきがさびしげに響く。

主人達の親戚が受けつぐのだろうか?
こんな事が起きた村に住みつくとは思えないけれど。
あらかた財産が運ばれてしまえば人が寄り付かなくなり、いずれ森に飲み込まれ、2つ目の幽霊屋敷ができるのかもしれない。

高くそびえる塔に登る。主人達が死んだ場所。
もう二度と、交わることは叶わない人達。
声を聞く事も、触れられる事もない。]

(68) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[血にまみれた室内を見てもやはり、感情は動かなかった。
遠方を――子を預けた街の方を見つめる。

夫なしに子を産んだ女への風当たりは厳しい。
けれど、それでも、どんなに苦しくても、子のそばにいる事を選んでいれば。


今頃どうなっていただろう。
それは誰にもわからない。

ただ一つ言えるのは、子を捨ててまで選んだ道は茨の道だったという事。茨の道を通り抜け、恐れの橋を渡り――煉獄に焼かれる前に、命を落とした。]

(69) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[湖のそば、主のいなくなった教会を見下ろす。
穏やかな笑みに魔性を隠したあの男。
自分を陥れたあの男。

彼の道も茨だったのだろうか。
自分を吊りあげ、少しでも心が満ちたのだろうか。
推しはかる事は叶わない。

ただ一つ言えるのは、救い主は彼だったという事]

(70) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[塔を離れ、さらに高くから村を一望する。
傷ついた村は未だかなしみをたたえ、けれどあちこちで立ち上がる人々の姿が見える。
自分のいない村は新たな時を刻み始めている。
そしてきっと、あの子も世界のどこかで――。

世界へ手を伸ばし、そして降ろした。]

(71) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 女中 ノーリーン

さようなら。

[つぶやいて、村に背を向ける。
振り返って、もう一度村を眺める。]

(72) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 女中 ノーリーン

さようなら。

[今度は振り返らずに、
空の彼方へ消えていった**]

(73) azubu 2015/04/27(Mon) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―― それから ――
[ふわり。
花が萎れるように、男の腕の中で踊り子は息を引き取った。抱き留められて上向く横顔は、眠っているかのように美しい。

ああ、こうして。
己が親しくしていた人間は、皆死んでしまった。

村人たちは口々に勝手な憶測を呟く。
自分たちで己の不安を煽っているような、けれどその実、安心したいだけの都合の良い想像は、とても耳障り。]

(うるさいうるさいうるさいうるさい)

[ぎゅっと目を瞑り、耐える。
次に目を開けたとき、広場にはすでにヤニクとフランシスカの姿はなく。傍にいた村人から、ヤニクは人狼の亡骸を抱えて歩いていったと教えられた。
何人かの男衆は、人狼の仲間かもしれないヤニクを、逃がしてなるものかと後をついてったらしい。]

(74) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス


(なんなんだよ)

[あんなに。


「おかえり」「旅の話を聞かせて」「踊ってくれよ」「今日も綺麗だ」「まけちゃあくれないか」「モテる奴は羨ましいよ」


あんなに。仲良く語り合ったのに。
こんなのって]

(ああ、マーゴに逢いたい)

(75) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

[やがて広場に駆けこんできた見張りの男が大声で告げる。]

「霧が晴れた!」

[人狼はいなくなったのだ、と。傍らにいた老女に手を取られた。]

「貴方は村の救世主だ」

[その老女は、ヤニクを呼びに行き、彼に毒の小瓶を渡すのを見ていた女性で。皺くちゃの手につかまれ、笑顔を浮かべる老女を、青年は突き放す。]

(やめてくれ)

(やめてくれ)

(やめてくれ)

[救世主なんかじゃない。
自分は、自分の愛する人間を失うのが怖くて、自分だけその悲しみから抜け出そうとした屑だ。

彼女が生き返ることを望んだかどうかもわからないのに。]

(76) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

[すべて、自分のため。]

(ああ、だから)

[これは罰なのかも知れない。
友人を失ったのも、彼女が姿を消したのも。]

ぅああああぁぁああぁ

[青年は駆け出した。
幽霊屋敷へ。彼女と出会った場所へ。]

(77) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[屋敷に彼女はいなかった。
シーツを被せられた遺体と、そっと添えられた野花。
白いそれの花言葉が「追想の愛」だと知ってのことなのだろうか。

何度も何度も屋敷の中を探したけれど、
彼女の姿は見つからなかった。

さあもう日が暮れてしまう、と、己の心に無理やり区切りをつけて屋敷から出てくれば、息を切らした村人が向こうから駆けてくる。

どうしたのだろう、と見つめていたら、此方に気付いた村人は、親切にも教えてくれた。]

「ヤニクが、死んだ」

[と。]

(78) matsuko 2015/04/27(Mon) 20時半頃

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