182 【身内】白粉花の村
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戻ったら……。 そう、ですね、
[表情が戻るだなんて、そんなの考えた事も無かった。病が発症し、押し込められる様にこの病院に来て。余命を宣告された頃には、全てすっかり諦めてしまったから。
ありもしない幻想に縋るのは、最初の頃に止めてしまった。どうせ治らないのだと気付けば、その後は必死に自分を誤魔化す術を探していた。 必要の無いものなのだと己に言い聞かせておけば、その間だけは平気でいられたから]
笑えれば、良いのですけれど。 もしかしたら、泣くかもしれません。 ……どちらが良いと思います?
[もしもの話をするのはあまり好きではない。押し込めた期待が、首を擡げてしまいそうになる。だから曖昧に答えて、問い掛けを返した。 己の心の内を晒すのには、未だ抵抗がある。誤魔化す様に付け足したその問いに、彼は答えてくれるだろうか**]
(57) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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なっ…!、…脅しのつもりですか。
[揶揄するような笑みとともに告げられた言葉>>31には、軽く目を見開いて。それが本心だろうと本心でなかろうと、露骨に眉を顰めた。 続いた言葉に、その表情は少し緩められたけれど。いまひとつピンとこないその比喩に、それなら彼女は一体何なのだろうと考えかけて、――今はそれどころじゃあ、ない。]
……、…良い子ですね。
[自分の言葉に素直に従ったデメテル>>45には、思わず瞳を丸めた。先程の問答といい、彼女にここまで大人しくされるのは初めてだ。 可愛げの無いクソガキだと思っていたけれど、こうしてみるとまあ、 小さく呟いて、その頭を撫でようと手を伸ばして――結局は握り込んで、彼女に触れることはなかったのだけれど。]
さ、…とにかく行きますよ。
[意地の悪い冗談も、妙に従順な受け答えも、どちらも振り払うように、声を上げる。 何やら戯れるふたりを一瞥してから、先導するように、診察室を出て明かりを落とした。 今度は人目を避ける理由もない。一番近場の階段を選んで、男性用の病室が並ぶ2階まで、ふたりと共に進んだだろう。]
(58) 2014/06/25(Wed) 04時頃
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――診察室→2F廊下――
いらっしゃるなら良いのですけれど。
[ネルの病室へと向かいながら、そんなことをぽつりと呟く。こんな仲裁じみたことをするのは初めてで、いまひとつ勝手が解らない。
そうして、ぴたりと閉じた彼の部屋の前まで辿り着いて。 デメテルとローズマリーに顔を向けて、伺うように首を傾げる。 許可されたのならば、その白い扉を控えめに叩いてから声をかけるだろう。]
ノーランさん、…いらっしゃいますか。ローランドです。 扉を開いても宜しいでしょうか。
[あえて何事もなかったかのように声をかける。 といっても、先の今ならばそれなりに警戒はされるかもしれないけれど――それでも自分は"医者"だ。狡い手段を使っている自覚は、ある。 けれど今は少女のために、少しでも何かしてやりたいと、思わなかった訳でもない。
声を掛けて、室内の様子を伺おうと、扉に身を寄せようとしたところで。]
(59) 2014/06/25(Wed) 04時頃
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……おい、
[その扉よりさらに向こう。廊下のど真ん中で何やら小競り合う、ふたつの影>>54>>55に、思わず唸った。 ここからでも、目を凝らせば理解る。片方は昼食時に会話をしたばかりの疑心暗鬼の青年、もう片方は――弟だ。
病棟の中で暴れられるのは困る。見てしまったからにはどうにかしなければならない、のだろう。食えないあの同僚なら、どうするかは理解らないけれど。 何より、このふたりは絶対に相性が悪いだろう。弟の胸倉を掴む青年を見て、素早く足の向きを変えながら、そんなことを冷静に思う。]
すみませんが、お二人で行っていただけますか。 戻れたらすぐに戻りますので。
[顔の向きは変えないまま、同行者のふたりに声をかける。最後まで付き添えないのは不安ではあるけれど、デメテルを独りにしないことには、少しだけ安心して。 弟が足を上げるのが目に映って、思わず苦々しい笑いを落とした。あいつは本当に足癖が悪い。]
…廊下で暴れるのはあまり関心しません、ね。
[白い廊下には身を隠すものもないから、そのまま真っ直ぐ、ふたりの青年の元へと向かう。 すぐに気付かれるか、目の前の相手に夢中で気付かれないか。それは理解らないけれど。]
(60) 2014/06/25(Wed) 04時頃
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セシルは、ヤニクに話の続きを促した。
2014/06/25(Wed) 04時頃
セシルは、ディーンに話の続きを促した。
2014/06/25(Wed) 04時頃
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へぇ…作りは、私たちの階と変わらないのねぇ
[男性寮のある2階など訪れたことの無い彼女はキョロキョロと辺りを見回しながら、歩みを進めた。 片手には「お姫様」の手を引き、先導する
からから、からから 点滴のキャスターを引く少女を気遣った速度で手を引く。 新米の医師が「騎士様」 この少女が「お姫様」なら、自分は「侍女」なのだろう そんな下らないことを思いつつ]
…(こくり
[医師からの「待て」のサイン>>59に頷く。彼女は、握った手をぎゅ、ぎゅ と握り、大丈夫だからね の意図を送る。]
(61) 2014/06/25(Wed) 04時半頃
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あら?あらあら? [目前では、>>54 >>55 以前顔見知った眠たげな少年と、何やら挑発的な少年。そこに感情的に介入する>>60新米の医師の姿。
…何やら訳ありのようだ。急ないざこざなら幾度と無く体験してきた。ここは任せるのが得策と直感し、こちらに視線を返さない青年の肩に、ぽん と手を載せながら耳元で囁きながら、すれ違い、前へ進む]
―騎士様は、立派に騎士様だったわね。 ありがと。かっこいいわよ
[不安がっている少女をいざこざには巻き込みたくない。今はこの白衣の医師を心強く思った]
デメテルちゃん、行きましょ? さ、すぐそこよ?
(62) 2014/06/25(Wed) 04時半頃
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ローズマリーは、幸運を祈りながら、セシルの背中を見送りドアの前で待機した
2014/06/25(Wed) 04時半頃
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[金色の紙の花を光に当てている女の子。その姿を綺麗だなぁ、なんて満足そうに笑って]
かみさまのためのおうた? ねっねっ、じょうずにうたえたら、かみさまくるかな? あってみたいなー。
[噛み砕いて説明された聖歌>>35に、どういうものだろう。と目を輝かせる。 もしも神様が来てくれたら、自分もみんなと同じ巨人にしてください。って頼むつもりで]
あさがおは、あたらしいおうた、おしえてもらうのうれしいよ? かみさまにおうたがうたえたら、すごいもん。
[レティーシャのごめんなさいの意味がわからず、きょとんと目を丸くした。たくさんおしえてね。なんてワクワクした調子でいいながら。
レティーシャの話す病気の説明>>36はよくわからなかったけど『身体が成長しない』という部分はよくわかって、自分だったら辛いだろうな。と泣きそうな顔になる。 幼稚園で行われた身体測定、身長や体重、誰が一番増えたのか友達と競っていたから]
おおきいこなのに、ちいさいこっていわれちゃうのは、やだよね……。あさがおでもいやだもん。
[あいかわらず、言葉の選び方は下手だったが、たいしたことなんだよ。と精一杯伝えようと。]
(63) 2014/06/25(Wed) 05時頃
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んーと、あさがおのおはなし?
[クシャミの問い>>42に目をパチクリとさせて考える。 自分の病状はある程度、知られてしまっているのだが、そのことには気づかずに。]
あさがおはね、おおきさがよくわかんないんだって。 みんなきょじんにみえるし、たいらだとおもってあるくと、おっこちちゃったり。 ちいちゃいとおもってちかづくとおおきくてぶっかったりするの。
[皆が巨人に見えるから踏み潰されそうで怖い、それだけではなく転落したりぶつかったり、生傷が絶えないのが現状で。 遊び道具として与えられたのは折り紙と風船。その二つならぶつかっても怖くないから。]
んーと、そのくらいなの。 ゆうちゃんとあえないのはつまんないけど、またあえるまでまってるの。
[残りの寿命は長くはない。家族の話はこっそり聞いたけど、幼い頭では死というものがまだよくわからなくて、いまはただ姉に会えないのだけが辛かった。]
(64) 2014/06/25(Wed) 05時頃
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[一通り話したのち、もぞもぞとクシャミの膝の上で体の向きを変え、向かい合う形になる。 ふわぁ、と小さくあくびをすれば、ぽすんと頭を持たれかける。 部屋から出て大冒険して、そして自分の病気について話した。どこか緊張していたのが緩んだようで、ふにゃりと体の力を抜いたまま、じきに寝息を立て始めた。
二人がまだ会話をかわすようなら、このまま眠らせてもらうし、解散するならば部屋に運んでもらいたいな。と思いながら。 もちろん熟睡してしまえば眠りは深いので、誰かに預けても起きることはないだろう。]
(65) 2014/06/25(Wed) 05時頃
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朝顔は、クシャミににっこり笑いかけながら夢の中。
2014/06/25(Wed) 05時頃
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[ぼんやりと、意識が浮上してくる。なにをしていたんだっけ。 ああそうか、あのまま気を失ったのか。]
……は、きもちわる
[身体を伝う嫌な汗と、床に散らばる毒々しい花。諸々含めて悪態をひとつだけ吐くけれど、誰も聞いてないのだから構わないだろう。
自らを蝕む花は、気持ちが落ち着くと身体からボトリと落ちていくようだ。身体には紅い跡が少し残るくらい。それもそれで気味が悪いものである。自分の身体の仕組みが分からない。]
(66) 2014/06/25(Wed) 06時半頃
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[ひたすらぼーっとしていれば、自らを呼ぶどこか事務的な声>>59。 声からして、セシルのものだとは分かったけれど、だからと言ってなにをするでもない。扉を開けるつもりは毛頭ないし、当たり前のように居留守を決め込むつもりである。 彼は自分の病気について詳しくなかったはずだし。とりあえず今は誰にも会いたくはない。]
………、デメテル
[そうだ、デメテルは無事なのだろうか。嫌な知らせは聞きたくはないから。彼女の無事だけ知らせて、何処かに行ってくれればいいのだけれど。
マイナス思考は落ち着いたものの、通常の思考能力すら失われている。部屋に鍵などかけてはいないけれど、もしも誰かが入ってきたら、まともな対応などできるのだろうか。]
(67) 2014/06/25(Wed) 06時半頃
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………ぐ…、
[返す言葉もないけれど。 悔しいわ羞恥的だわ、こちらの方がガキに見えてくる。このやりとりを終えたくて仕方がない。奥歯を噛み締めて、ただ睨むことしか出来ず。 ガキを盾に取るガキなんて面倒にも程が有る。]
いっ、 ほんと躾のなってねーガキだな!
[蹴れた太腿は結構強く踏み込まれたらしく、一度バランスを崩したけれど。勢いで肩を掴んでドアまで押し付けると、それなりの音がしただろうか。
響く衝撃音の間に>>60人の声が聞き取れれば、勢い良く振り向く。…またこの白衣か… 立場が悪いとは思いつつも白衣をジロリと睨みつけて]
なんだよ
(68) 2014/06/25(Wed) 07時半頃
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オスカーは、朝顔に話の続きを促した。
2014/06/25(Wed) 08時頃
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[横目に彼の腕に力が入ったように見えたが、直ぐに緩んだのを確認すると気づかないふりをして。]
明日も……。 そう、だね。猫さんが言うなら大丈夫だね。
[穏やかに、それでもはっきりと彼の言葉>>42を肯定する。本当は絶対なんて不確実で根拠のない言葉は好きじゃない。けれど、彼の口から言われるのであれば、きっとそうなのだろう、と素直に信じて。]
(もしも、神様に会えたならーーわたしはどうするだろうか。細々と生きながらえていることを感謝するか、それとも自分はともかく、こんな幼い子まで病気にして、と文句の一つでも言うべきか……。)
こんな子を病気にさせるような非情な神様なんて……。 [少女>>65が眠るのを見ると、呟く。自らに奇妙な病を植え付けた神に会いたいという純粋な少女の顔を覗き込む。呼吸が深まるのがわかれば、少女の頭をやんわりと撫でる。…寝ているし怯えることはないだろう、と考えて。]
(69) 2014/06/25(Wed) 08時頃
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(姉かぁ…)
[病気については大体察しては居たが、ゆうちゃんと呼ばれる姉の存在は恐らく会えないだろう。と胸にかかる温かい存在に対して冷たい考えを持っていた。ここに居る患者は皆長い寿命は持っていない だが、本音を真っ直ぐ言うほど末期では無かった]
お姉ちゃんに会うためにはまず病気をなんとかしないとね。きっとセンセーがなんとかしてくれるよ
[心にも無い言葉。と言うほどでは無いが本心では無かった。治療法なんて見つからないし、過去に自分の病気を治ると言ってきた医者は数人居た。全員匙を投げたが、そんな絶望を幼い子に与えたくはない、と思っていた]
ありゃりゃ、寝ちゃったかな?僕は朝顔ちゃんを部屋に寝かせてから僕も寝ようかなと思うんだけど、レティーシャさんはどうする?
[昼食を食べてからどれだけ経っただろう。朝顔が寝るのだから時間が止まっていてまだ昼だと言う事はない。あまり遅い時間までレディーを振り回すのは無粋と言うものだ]
もしよかったら、部屋まで送るよ
(70) 2014/06/25(Wed) 08時半頃
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[壁にかけてある時計を見て、そろそろ向こうも落ち着いた頃かと嘆息する。
机の一番上の引き出しを開けて、中に携帯電話を取り出した。本当はこの院内で使うのはいけないのだけれど、バレなければいいだろう。
彼の部屋に備え付けてあるだろう電話の番号を押し、耳に当てる。軽快な呼び出し音が妙に焦れったくて、自然と足が揺れた]
[何を話せばいいのか、それすら分からないけれど。それでもせめて、彼の声が聞きたくて。
……さて、彼は電話に気付いてくれるだろうか]
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……、光栄です、とでも、言っておけば良いのでしょうか。 すみません、お願いします。
[肩に乗せられた手>>62と、先の流れを引き継いで囁かれた言葉に、逡巡してから言葉を返した。
デメテルの方へ向かう彼女を認めれば、その後ろ姿に追って声を掛けて。先までの少女の様子と合わせて、これならば大丈夫だろうと、頭を下げた。彼女に見えていたかどうかは解らないけれど。 正直なところ、あの二人は自分の手には負えない気もする――とは、流石に口にはしない。]
(71) 2014/06/25(Wed) 09時頃
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ちょ…っ、…ああ、もう! 一体何だっていうんだよ…!
[近付くうちにも蹴り飛ばされたオスカー>>68が弟を壁に叩きつけるのが見えて、廊下に響く音の上から声を上げた。 足を早めて壁際のふたりに近付くと、弟の肩を押し付けるオスカーの手を掴む。 彼が強い抵抗を示さなければ、腕を引いて降ろさせようとするだろう。]
…なんだよは此方の台詞です。 とりあえず、離れてください。 怪我でもしたらどうするつもりですか。
[此方を睨み付ける赤色に目を眇めてから、薄らと香る麦酒独特の匂いに顔を顰めた。本当に、何をしてたっていうんだ、この人は。 今日はまだ凶器を持ち出していないだけマシかと思い直すと、弟に視線を移して、それから彼の背後の扉も眺める。壊れていなければいいけれど、なんて薄情な心配をして。
彼等が大人しく離れるようなら、改めて事情を聞こうとは思うけれど――はたしてどうだろうか。]
(72) 2014/06/25(Wed) 09時頃
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[偽物なのか、と。 そう呟く声と、まるで焦がれるように触れる掌にキョトンと目を瞬かせる]
不服ですか。 …君も、発病する前は作り笑いくらいしていたでしょう。 表情は、感情を表すのに一番"楽な"手段ですから。
[誰だって、表情を偽る事くらいしているでしょう、と。そう言いたげにクスリと笑みを零すと、触れる手を取って紅茶をまた一口。 発病の前は、彼はそれこそ素直に胸の内をその顔へと乗せていたのだろうか、それとも。
次いで飛んできた誤魔化しているような問いに、小さく眉を寄せ顎に親指を当てて暫しの間思案する。 笑顔か、泣き顔か。軽く目を閉じ、果たしてどちらの顔を見るのがより楽しそうか、なんて。そんな不謹慎な事を考えてしまった]
(73) 2014/06/25(Wed) 09時半頃
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…感情を表したいのなら泣けば良いんじゃないですか。 その方がきっと、君の素直な感情が見えるでしょうし。
[もしも、彼の表情が戻ったのなら。涙で歪んだ彼の顔はきっと、どんな表情よりもその心の内を写すだろうと。今は冷えて固まっているその端正な顔はどう歪むのだろうか。 戻る事があるのだとすれば、その時は是非ともその泣き顔を見せて欲しいものだ。そんな考えを胸に、握った手を離してそのまま相手の頬へと伸ばす。 彼が振り払わなければ、そのまま指先でその白い頬へとそっと触れただろう]
(74) 2014/06/25(Wed) 09時半頃
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っ!
[掴まれた左腕に嫌な感覚が蘇る、身を固められて死の恐怖を浴びせられた、あの感覚。 咄嗟に掴む手を振りほどいて、渋々ながらも>>72白衣の言葉に従い、舌打ち一つ打ちながら少年から身を離す]
んだよ、 大切な弟を守りに来たか? …兄弟揃って仲良しこよしの庇い合いか。
[動揺は悟られたくない。鼻を鳴らして、わざとらしく煽りの言葉でも吐きながら嘲笑する。どちらもとんだ甘ちゃんだ。
同時に全く連絡の取れない双子の妹の事を思い出した。嫉妬と憎みと、全て妹への恋しさの裏返しだったけれど、オスカーには目の前の仲の悪そうな兄弟でさえ羨ましくて堪らなかった。
小さく発せられる言葉の最後には、馬鹿にした口調とその奥深くに悲しさを含ませて。この場から離れてしまいたい、そう考えながら]
(75) 2014/06/25(Wed) 10時半頃
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[暫く鳴り続ける呼び出し音に、気付いてはもらえなかったかと気落ちする。
無理もない。転院したばかりなのだ、疲れてもいるだろう。
日を改めれば良かったか……そう思って、電話を切ろうとしたところに、彼の声が耳に飛び込んできた]
……、
[咄嗟に言葉が出なくて、寸の間沈黙する。
けれど思考が追いついてくれば、深く息を吐いて笑みを作った。勿論、電話の向こうの相手には伝わらないだろうが]
僕だよ、キリシマだ。
今、大丈夫かい?疲れているようなら、かけ直すけれど……。
[どうせ用事らしい用事など無いんだ。声も聞けたし、彼が無事にあちらに着いたと確認出来たから、別に今電話を切ることに抵抗は無い。
それでも許されるなら、このまま会話を続けてくれと、祈るような気持ちでそう思った]
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不服というか……私には、無縁でしたから。 必要無いでしょう、そんなもの。
[手を下ろされれば、既に満足していたから抗いはしない。そのまま手を握られたものだから、少し怪訝そうな視線を向けはしたが。
どうして表情を偽らねばならないのか、いまいち分からなかった。 楽しいなら楽しい、悲しいなら悲しい。そう表現すれば良い。無理をして別の感情を纏って、何の意味があるのだろう。そんな窮屈な生き方が、楽しいのだろうか。 ……それならいっそ、交換してほしい。作り上げた偽りの表情と、張り付いた変わらない表情。両者に差等無いだろうから。
対峙する相手の思案顔を見るともなく見て。何となく彼の出すであろう答えは、予想出来ていた。笑顔とは裏腹に意地の悪い人だから]
(76) 2014/06/25(Wed) 10時半頃
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はは、先生は泣き顔がお好みですか。 それなら、その時は先生に一番に見せに行きますよ。
[そんな時はこないと分かっていたから、軽い口調で約束を落とす。 返された答えには、内心やはりとしたり顔を作って。けれど次いで伸ばされた指先に困惑する。 先程自分もそうした手前拒絶はしないが、居心地悪そうにその手と彼の顔とを交互に見た。 暗に止めろと言っているのだけれど、通じるだろうか。通じた所で、彼が止めるとも思えないが]
……何ですか、この手は。
[動かない顔等、触っていても面白くはないだろうに。そういう思いを込めて、自然睨み付ける様になってしまったのは、仕方が無い事だろう]
(77) 2014/06/25(Wed) 10時半頃
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ディーンは、セシルに話の続きを促した。
2014/06/25(Wed) 10時半頃
クシャミは、オスカーに話の続きを促した。
2014/06/25(Wed) 10時半頃
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ふふ、お気遣いありがと、 それじゃあ、お言葉に甘えようかな。
[照れ臭そうに答えると、目を伏せる。病気の話をしたからだろうか、それとも彼の優しさかは分からなかったが(女の子ではなく)女性扱いをされて笑みを浮かべずにはいられなかった。それを隠すように口元を左手で覆って。自然と胸が高鳴るのが分かるが、それが何故なのかはレティーシャには分からなかった。]
ーー送ってくれるのなら、ちゃんとエスコートしてくれるのかなー?
[一応レディだからね、と悪戯っ子のように続けながら左手を下ろせば、普段通りの微笑んだ表情に戻っていて。そのままの表情で彼に右手を差し出し、彼の反応を待った。 ふ、と彼に「さん」付けで呼ばれているのが気になり、余所余所しいなぁ、なんて思いながら。]
(78) 2014/06/25(Wed) 12時頃
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……それなら良かった。
でも、無理はしないでくれよ。倒れられたらたまらない。
[彼の驚いた声には苦笑を落とす。連絡をすると、そう言っておけば良かっただろうか。思えば伝え忘れたことは、他にもたくさんある気がする。けれど今すぐそれを形にする勇気は、残念ながら無かった]
暫くの間耐えてくれよ。
経過を看るって言っても、そう長い間じゃあない。
[ぶつけられた不満に苦笑して。甘えられているのだと分かったから、思わず宥めるような声音になった。
いつも歳上ぶるのに、こういう時は子供みたいだ。けれどそれが向けられるのは自分だけだと分かっているから、悪い気はしない]
変わったことなら、そちらの方がよっぽどありそうだけど……、
ああ、そうだ。花束が置いたままだった。必要ならそちらに送るよ。
[もしかしたら故意で置いていったのかもしれない。そんな考えはあったけれど。
そうでないのなら、車で行ける距離だ、あちらに送るのはそう難しくないだろう]
双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 12時頃
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[左手を差し出すレティーシャ(>>78)に当然だよ。とでも言うかのようにその手を握った]
勿論、ご案内しますよ、お嬢様。なんちゃって、ニハハ
[彼女の手は温かく、そして小さかった。離してしまうと遠くに行きそうでそれが怖くて痛くない程度に力を入れてしまう。彼女がそれを拒まなければ、きっとそのまま握っていただろう 恥ずかしさから顔を直視する事は出来ず、話題を作らないとと考えていた所に自分が未だにレティーシャから猫さんと呼ばれていた事を思い出す]
そういえば、僕の名前。クシャミだよ、猫さんじゃなくて。どっちでも良いんだけどねー
[朝顔を落とさないように抱え、片手では手を握り。やっぱり家族みたいだな、と思いつつも再度口に出すことはなかった]
(79) 2014/06/25(Wed) 12時半頃
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[素早く振り払われた手>>75に、迂闊だっただろうか、と思う。食堂で彼が見せた怯えの表情を忘れた訳ではない。 けれど続けられた嘲るような言葉に、すぐに苦笑を浮かべた。]
はあ、どちらかを贔屓するようなことはしませんよ。 どう見ても両成敗でしょう。
[自分もたいがい沸点の低い方だけれど、その程度の煽りにならば乗ることはしない。 どちらが揉め事の原因になったかは知らないが、それでも片方が肉親であれば、それなりに申し訳なさは覚えた。]
…怪我はありませんか。
[弟によって作られる痣や引っ掻き痕には、自分も覚えがある。何かあっては後々困ると、気遣いの言葉を掛けて。 ――そんな振る舞いだとか、彼の"仲良し"なんて言葉だとか、きっと弟は良い顔をしないだろうと、知ってはいる。
最後に聞こえた言葉にだけ、どこか違和感を感じ取って、それまでとは違う覇気のなさに首を傾げながら。 遠目から見ても思い切り踏みつけられていた脚に目をやって、確かめるように手を伸ばす。先と同じように拒否されるかどうか、それは解らないけれど。]
(80) 2014/06/25(Wed) 12時半頃
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い゛ッ、てーな、
[扉に押し付けられた衝撃が肩や背を痛めて、更にそれが右手に響いて流石に表情を歪めた。 不意に割り込むようにかけられた声>>72と、目の前の男の腕を掴む手が伸びてきた事で、漸く人が近づいてきてた事を知る。 それが誰だかにはすぐに気が付いたけど。この場の仲裁には、おそらく今彼は最も不向きだ。現に僕は余計にイラつく羽目になったんだから。 兄によって止められた事も目の前の奴の煽るような言葉>>75も、何もかも気に入らない。だけど右手が思い出したようにズキズキ痛むし。
仲良しだなんて表現されたことにも、その場を取り繕うようなやり方にも。 普段ならきっと殴り返してたに違いないんだけど。 どう考えても、この後の流れを思うと面倒以外の何者でもない。 話の焦点が自分以外の二人に向いたからこの隙にさっさと退散した方がいい。]
…、
[壁から背中を剥がしてその場から離れるための一歩を踏み出す。 階下に向かう方角へ足を向けて、黙ったまま歩き出した。 進行方向を幾らか塞ぐ様な兄は腕で適当に押しやろうとするだろう。]
(81) 2014/06/25(Wed) 13時頃
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[手に伝わる彼の体温は温かくて心地良く感じられる。彼の手に力が入るのが分かれば、応えるように手を握って。この方が落ち着くね、と笑って見せる。]
ーーあ。
[彼に名前の話をされて、同じ事を考えていたのか、と声を漏らす。]
えーと……クシャちゃん、とか?
[少し悩んだ表情をしたあとに呟く。新しい呼び方はどうか、と彼の反応を伺う。もしも気に入られなかったり、別の呼び方を希望されればその気持ちに沿うだろう。]
(82) 2014/06/25(Wed) 13時半頃
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[両成敗か、>>80白衣の立場上そうすることしか出来ないだろう、悲しいもんだな。なんて心にもない同情の言葉を取り留めなく思って]
は? ……僕が?
[問いかけられた言葉に驚きが隠せない。なぜ弟で年下の少年より此方を優先したのか。そんなにか弱く見えたか? いや、そんな事よりいっそ、このガキを優先して欲しかった。
幼い頃の自分や肉親の縁やら所々面影の重なる少年も、白衣の男も取り繕っている様に見えてしょうがない。イラつきは収まらず、実際の兄弟を目の当たりにした悲しさもあって]
さわんな。
[伸びてくる手から距離を取って、>>81自分よりも先に場を後にした少年を背中を目で送って。本当にこの白衣は可哀想な奴だ。幾つか自身と照らし合わせてしまい、心を痛めたけれど]
(83) 2014/06/25(Wed) 13時半頃
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