156 カイレミネ島の雪
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(楽器作るの、少しずつ形になっていくの、楽しいし) (そうじゃなくて、なんていうんだろう) (もっと別のこと)
(大工さんでも、お医者さんでも、職人さんでもいいの) (ただ)(そう)(ただ)
誰かの。
(そうだ、それ) (誰かの)
王様? みたいな。 ちょっと待って。王様はお髭があるから。
うんそうだ。王子様みたいになりたいな。*
(57) 2013/12/16(Mon) 22時頃
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─その、夜─
[夕方以降から右腕がじんじん痛くなってきたのを感じてはいたが]
…あれ、もしかして、熱ある? うっはあ… まあ俺のことだから明日には引いちまうんだろうけどさあ… あー…
[そうか、これが発熱か、いつもは気付かないまま寝てしまうのだけど。いやもう寝ようと思っていたのだけど。 体調など滅多に崩さないから、なるほど、これは心細い。 ただ、この身体のだるさや心許なさを体験できたことを少し嬉しいとも感じる。 寝込んだことも病気になったこともない自分は、病弱でままならないあのひとの気持をきっと全く理解ってあげられていないから]
ああ、これは…さみしいな
[あのひとはこんな心細さを、誰も居ない家で独り抱えているんだろうか。毎日。 想って、目を瞑る。横になる。意識は眠りへと。傍に居てあげたいと、支えたいと思うけれど、今の自分は心の中であのひとの名前を呼ぶことさえ出来ずにいるのに*]
(58) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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―雪の小道→海―
[暗がりに家の明かりが点々と灯る。凍るような冷たい空気の中、晴れていたら星がきれいに見えるのだろう。 今はただ、白い雪の華が舞い落ちるだけ。
ゆらゆらとランプの灯を携えて、やってきたのは海辺だった。さざなみは遠く、半透明な氷の板が、何処までも続いているように見えた。
雪に覆われ凍った海を、どうしても見てみたかったのだ。 …ここに来れば、『冬将軍』に逢えるような気がしたのだ]
ねえ、君は何処にいるんだい。 淋しいなら、私と話をしないかい。
[ああ、私は狂ってしまったのかもしれないね。 けれどどうしてだろう。恐ろしいものだという噂を聞いて尚、冬将軍と話をしてみたいと思ったんだ]
(59) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 22時半頃
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ーー 自宅 ーー [自室の寝台にも戻らずに、床に寝転がって目を閉じる 夕食を取っていないが面倒だ、意地っ張りでよく怒る幼馴染みや先生にばれなければいい、心配されなければいいんだ。 そのまま意識は落ちていく*]
(60) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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― 自宅→外 ―
[居間に戻ると、煙草の白煙がうっすら残っていた。 しぶしぶ換気に窓を少し開け。厚手のパーカーを着ると、煙草の箱とライターを片手に表に出た。]
うひー…寒ぃなぁ。
[夜は一段と冷える中。咥えた煙草に火を灯す。 白い雪が舞う中に微かに灯る先を見つめ、白煙を吐き出した。
――わかっている。 そんな些細なことを、気にしてるのは自分くらいだと。
冬将軍は、寂しがりやだと聞いた。 それは自分にとても良く似ている、そんな気がして目を細める。
ざくざく、と雪を踏みしめ。煙草の火を見つめながら、夜道を歩いていった。]
(61) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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ーー 翌朝 ーー
……くしゅっ
[寒さで目が覚めた。時計を見れば、いつもよりずっと早くに起きてしまったのが分かる もう少し寝ていたかった、なんて呑気なことは言ってられない。冬将軍に選んでもらわないと、お願いを聞いてもらわないといけないんだから。 すれ違う町人の噂話越しにしかしらない冬将軍、雑貨屋の店長にちゃんと聞きに行ったほうがいいだろうか。たまに働かせてもらう仲だちゃんと話してくれるだろう。 ……いや、駄目だ。もし理由を悟られでもしたら。俺が知りたいことはきっと他の人とずれている]
そうなると
[自分でどうにかするしかない、か。 着替えを終えて厚着の上にコートを着てマフラーを巻く。外へ]
(62) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
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― → 海近く ―
……ん?
[ふらふらと海辺が見える辺りまでやってきて、そろそろ帰ろうとしたとき。 ゆらゆら揺れるランプが見えて、目を凝らした。>>59]
誰だぁ? こんな寒ぃ中で、凍った海に向かって。
[訝しむ顔をしつつ、ざくざくと歩いて近づくと、緋色の頭巾を被った横顔がちらりと見え、目を丸くした。]
――おい。 何してんだ、このあほう!
[昼間、体を崩していると聞いたジリヤの姿に駆け寄ってその腕を掴んだ。]
(63) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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─そうして翌朝─
…ざいまーす
[予想通り、やっぱり熱は下がっていた。恐らく家人は男が発熱していたことさえ気付いていないだろう。包帯を巻き直すのを手伝ってもらい、昨日貰ったスノーシューズを履いて外に出る]
あー、仕事休んでるからってじっとしてるのも落ち着かねーし 雪の影響で何ぞ壊れたり壊したりしてねーかなって気にもなるしさ 見回りも含めて、うん、行ってくる
[腕は折れているが、身体は健康なのだ。 うっすらと雲の向こうから朝陽を感じられる曇天を見上げながら、昨日より積もってしまった雪を踏みしめて進む]
つーかこれは雪掻きが必要だよなー あー俺の右腕ー、くそー、肝心な時に役立たずー
(64) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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― 翌朝 ―
[今日も外は白い世界。 それでも日は昇る、とは何の言葉だったか、 朝も早くから白い息を弾ませ通りに出る]
お休み嬉しくて即行出てきちゃったけど、 まだ図書館開いてないなあ……。
かといってうち帰るのめんどくさいし、 動かないと寒いし……図書館開くまでジョギングしようかな。
[足踏みしながら思考を巡らす。 ケガをした人がいるって聞いたから、転ばないように気をつけないとね]
(65) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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――――…………――…、………。
[耳を澄ましても、聞こえるのは風のざわめきだけ。 長く吐いた息は白く染まり、暗闇の中へ溶けていく]
ふふ。どうか、しているな。
[気付けば、身体も酷く冷え切っている。小さく身を震わせながら、幻想的な海の光景を前にたたずむ]
あっ。
[吹き抜けた突風。緋色のブランケットは宙を舞い、するりと海の方へ飛んでいく。右の腕を伸ばそうとして、左の腕を掴まれた]
(66) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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………。
[きょとんとした表情で、島医の姿をじっと見つめる。 やがて、夢から醒めたように、我に返って状況を把握した]
み、ミナカタ、先生!?
[慌てて後ずさろうとして、足を滑らせる。腕をつかんでもらっていたおかげで、尻餅は付かずに済んだ]
――――…ええと。
…どうしても。
[怒られる。どうしようか、間違いなく怒られる。なぜなら、この人は優しいから。 困ったように俯きつつ、下手な言い訳をせずに、本当のことを言ってしまおうと思う]
どうしても、海が見たかったんです。
(67) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 23時頃
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−翌朝− 『マユミ、体調はどうだい?』
あ。おばーちゃん。うん、もう大丈夫よ。
『そうだね。スープも綺麗に食べたし。もう大丈夫みたいだね。人間、ご飯御おいしく食べられる限り、そう心配はいらないからね』
もう、お外に行ってもいい?図書館に行きたいの!
『これこれ。本はおばあちゃんが借りてきてあげるから、今日はおとなしくしてなさい』
はぁい。 ……ねぇ、おばあちゃん。
ご飯を美味しく食べられない子は、どうなっちゃうの?
[随分と懐かしい夢を見た気がする。 昨日と相変わらず襲い来る寒さの中、ぬくもりを求めて腕の中のマドカを抱きしめた。]
(68) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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─図書館前─
[すれ違う雪掻きの人々に、怪我のことを心配されたり驚かれたり笑われたり。見回りながら、以降の仕事が滞ることを謝りながら。気付けば、図書館の方へと進んでいた。 まだ開いてない時間なのに人影がある>>65。首を傾げて、近づく]
モニカ? こんな早い時間に何してんだ? つーかあれだろ、足踏みあぶねーだろ、その靴で
あー、俺、女物のスノーシューズ一足持ってるけど、使う?
[転びまくってそうだったマユミに渡そうかと思っていたが、まあそれはタイミングだ。必要な人がいれば渡してもいいと思うし]
(69) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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ヒューは、マユミすまん、と一方的に心の中で謝った。
2013/12/16(Mon) 23時頃
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[>>66左腕を掴んだ所で、緋色の頭巾が舞った。驚き後ずさろうと足を滑らせたジリヤの様子に、慌てて掴んだ左腕を引き寄せて支える。]
……っと、危ねぇな。
っつーか冷え切ってるだろうが。 こんなとこでこんな時間に倒れでもしたら、お前の場合万が一ってことも――……
[あるんだぞ、と続けようとした声は。俯きながら呟かれるジリヤの声に、途中で飲みこみ。そのわけのわからない弁解に、はぁ、と息をついた。>>67]
海を見たいのは、わかった。 が、見るなら昼間にしとけ。 ……心臓縮むだろうが。
(70) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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−マドカの家− 寒いわ…。マドカ湯たんぽの偉大さを思い知るわね。と言うか、昨日より寒いんじゃない、これ。
[マドカにみっともない姿を見せるまいと、根性で彼女より先にベッドから這い出ると、ブツブツしながら身支度をすませる。 ふと棚の方に目をやると、昨日図書館から借りてきた本がそのまま置いてあった。]
……?
[違和感を覚え、そのうちの一冊を手に取る。]
『冬の贈り物』
…………………は?
[昨日去り際に手に取った本が、そこに合った。 もちろん貸出手続きはしていない。]
嘘、うっかり持ってきたの!?とと、とりあえず返しに行かないと!
[マドカに簡単な手紙を残し、慌てて部屋を飛び出した。]
(71) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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― 図書館前 ―
[さほと大きなものではない図書館の前。 鍵のかかった建物を眺める少女の姿]
スキー板って、ジリヤのお店にもティモシーさんのお店にもなかったよねえ。何で作ればいいのかな? お師匠の道具をこっそり使って……難しくなければいいなー。 ん?
[聞き覚えのある声に振り向く>>69]
わあ、ヒューさ……ん? どうしたの、それかっこいい!
[ぐるぐる巻かれた包帯をよそに、 真っ先に反応したのがヒューの履いたスノーシューズ]
(72) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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え、わたしに? いいの? ありがとうー。 と、どうしたの……ケガ? あ……雪でケガしたのって、ヒューさん?
[ヒューのものより一回り小さいスノーシューズを受け取って、 首を傾げる]
(73) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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−図書館〜ヒューとモニカが来る少し前〜−
そうね。まだ開いてないわよね。当然だわ…。
[言葉とは裏腹に、『閉館』の文字に絶句する。動揺すると他のことが見えなくなるのは、彼女の悪い癖だ。 このまま帰るのもしゃくだし…とウロウロしていると、顔見知りの司書が通りかかった。 どうやら、ちょうど出勤してきたところらしい。
マユミの姿に驚いたようだが、事情を話すと苦笑される。]
『せっかくだし、ちょっと中に入る?お茶くらいなら、出してあげる』
[そこで初めて、彼女は自分の体が冷え切っていることに気が付いた。]
…お邪魔します。
[ばつの悪い思いをしながら、その言葉に甘えることにした。]
(74) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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[腰の道具袋にくくりつけてたスノーシューズをモニカに渡しながら]
ん、これはさ、俺のじーさんやばーさんが使ったっぽいんだよな ティモシー爺の雑貨屋で一緒に聴いただろ、70年前のこと あんときのものだから、結構、古いぞ
あー、…お古で悪いな、厭じゃねーなら使ってくれよ
[年頃の女の子はお古とか厭がったりしないのだろうか、と思い当って、渡した後で言葉を付け足す。羽織っただけのダウンコートのした、怪我をしたのを指摘されれば笑って]
ああ、うん、あの後なー 爺の雑貨屋の屋根の修理してて、落ちた モニカも気をつけろよ、昨日より雪積もってるしな、 つーかこれから先、どんどん積もってくんだろうな… あー、案外、深刻だったりすんのか、これ…
(75) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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ごめんなさい。
[心配をかけてしまったことに頭を下げれば、露になった銀糸が寒々しげに流れた]
冬将軍に。…冬将軍に、逢えるかと思ったんです。
[続けた言葉は、か細く、何処か独り言にも似た響きを持つ。 其れをごまかす様に顔をあげると、いつものように微笑んだ]
昼間…。そういえば、モニカが スキーをするんだってはしゃいでました。 眺めているのも、楽しそう。
(76) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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[くすくすとひとしきり思いを馳せてから、真面目な表情に戻る]
……久しぶりでしたね。先生に、叱られるの。
[最近は、無理をしないように気を付けていたから。 それでも以前のように叱られたこと、懐かしいと感じたと言えば、また怒られるだろうか]
本当に、ごめんなさい。
[もう一度頭を下げて、冷えた手を緩く擦り合わせた。ランプの明かりも一緒に揺れる]
ミナカタ先生も、お散歩だったんですか。 ほどほどにしないと、駄目ですよ。 先生にはいつまでも、元気でいて貰わなくちゃ。
[ちらりと煙草を見上げて、肩を竦める]
(77) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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−図書館・室内−
[お茶をご馳走になると、司書は開館の準備に取り掛かる。 出て行け、とは言われなかった。どうせ毎日のように来るのだから、今更彼女一人いてもいなくても、変わらないとばかりに。
完全に放置されてしまったので、せめて本を戻そうと、間違って持ってきてしまった絵本を棚に戻す。]
よし、と。
[目的は果たしたので、そのまま帰ってもよかったのだが、ついいつもの癖で何かめぼしい本は無いか、辺りをくるくる見渡してしまう。]
ん?
[普段だったら、おそらく気が付かなかった。 タイトルが目に入っても、そのままスルーしていたと思う。 だが、今の彼女にとって、それは見過ごせないものだった。]
なにこれ…。「冬将軍に取り込まれた人間の死体の特徴」?
(78) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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ーー 町中 ーー [とはいえ、何の手掛かりもなく結局いつも通りの散歩と化していた 今日も雪はしんしんとこの島に舞い降りる。ふ、と緩やかに細めた翠が夢想したのは珍しく両親ではなく
“『じゃあ大人になったら俺と一緒に見に行こうよ、雪!二人なら大丈夫、それに一人じゃ寂しいでしょ?』”
図書館の本を抱えた少女、大人達に否定されたのだという彼女を慰めた在りし日の自分。]
見れたじゃないか、良かったね。マミ
[ああ、これでもう自分はいらないな。ぼんやりと思い笑った マユミはこんな形で雪を見ることは望んでいなかっただろう、今はそのことを考えないようにして。]
(79) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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― 海岸近く(夕方) ―
[右手には凍り付いた海が見える。朝訪れた時と変わりなく、まったく動かない。 早く、早くもとに戻って欲しい。仕事ができないからというのもあるが、それ以上に、静かに打ち寄せる波が見られないのが残念なのだ。]
ん……シー?
[やけに静かだなと思ってシーを見ると、二つのマフラーに包まりながら、こくりこくりと船を濃いでいた。肩から落ちないのが、いつ見ても不思議だ。 以前からシーはよく眠る方だが、寒くなってきてから眠る時間が増えた気がする。 脳裏をかすめたのはティモシーの話だが、そういう体質なのかもしれない。 何でもないといいと切に願う。]
そうだ、明日マユミにマフラーを返さないと。
[静かに寝息をたてるシーを、落ちないだろうけど念のためと手で支える。 早く帰ろう。海は動いてくれないけれども、納品物を仕上げる作業が残っている。]
(80) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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70年前?! 骨董品だあ、すごいすごい。 履いていいのかな、なんだかもったいないよ。
[7年前だとお古と思いがちなのに、 70年前になると価値があるように思えてくる現象がモニカの中で起こったらしく、嬉しそうな顔になる。 しかし、ヒューの事故話を聞くと眉を曇らせ]
屋根から? 腕使えないとお仕事できないね……。
[さすがに心配そうな声になる]
うん、昨日より積もってるよね。 あれでしょう? 冬将軍の仕業って。 深刻なのかはわからないけど、これ以上寒くなるのは困るよ。 ナントカの薬で眠らせられるって聞いたけど、 誰がそれなのかはわからないってティモシーさん言ってた。
[実はヒューと話をするまで、冬将軍のことなんてすっかり忘れていたのだけど]
(81) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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[それにしても立ち話は寒い。 まさかマユミがとっくに中にいるとも思わないから、 早く開かないかな、なんて図書館の窓を外から睨むのみ]
ヒューさん、近くのカフェ行かない?
[島では人気のコーヒーハウスは憧れの店だ。 ひとりだと入れないけど、大人といっしょなら入れるチャンスとばかりに誘う]
(82) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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[迷わず本を手に取ると、目立たないよう部屋の隅の机に座る。
その本は異国の言葉で綴られていた。 なぜこの島の図書館に置いてあるか不思議なくらい、島民には馴染のない言語。
しかしマユミはその言語を理解することができた。
とおい、とおい、東洋の島国。
彼女の祖母がその島出身で、祖母の蔵書を読むために、文字を習ったことがあったのだ。 自分の名前も祖母の祖国のものであると知り、そのことも彼女の異国文化への好奇心を刺激した。]
……。
[まさかとは思う。 冬将軍なんて、噂話にすぎないと。]
だけどもし本当なら、この知識はきっと島の力になるわ。
[決意を固めると、一心不乱に本のページをめくり始めた。]
(83) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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[厭がらず喜んでくれたことが嬉しい。 モニカの様子に目を細めていると、その眉が曇る。所在なげに首の包帯を摩り]
まー仕事は仕方ねーわ、足じゃなくて良かったとしか 雪掻きの手伝いだってしてーのに…
[息を吐いて、心配そうな声を出すモニカの頭をぽふぽふ撫でる]
そうだなあ、えっと雪雫草? の花から作る薬、だっけ モニカもあの時レシピ貰っただろ うーん、まあ、俺この通り手伝えることがねーからさ 花を摘むくらいなら出来るかなって スノーシューズだからあの高所でも、まあ、行けるだろ
[>>0:@1この島で一番高いところに咲いているという花。見たことはないが、行けば分かるだろう。丘と言うには高く、山と呼ぶほど険しくもないが、そこに一段高くなっている崖がある。きっとその上だ。 そしてモニカが寒そうにしてることに気付いて、]
(84) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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謝るっつーことは、悪いことしたとわかってんだよなぁ。 ったく。
………ん? 冬将軍に逢いたいのか?
[>>76揺れる銀色の髪は雪に溶けてしまいそうで。問いかけた声はいつものように微笑む顔に誤魔化されてしまっただろうか。 くすくすと笑う声に、毒気を抜かれ。溜まった煙草の灰を横に落とし、白い息を煙と共に吐いた。]
……叱られたいなら、いつでも叱ってやるよ。
[下げた頭を軽くぺしっと叩いて、掴んでいた左腕を解く。冷えた手を擦り合わせるしぐさに、その手元のランプを取り上げて、帰るぞ、と踵を返した。]
(85) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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……散歩、と言やそうだなぁ。 煙草を家の中で吸うと煙籠るんで、出てきたのと。 ちょっくら、頭冷やしたくてな。
[>>77ほどほどに、と諭す声にジリヤをじろりと睨んで。]
その言葉そっくりお返しするぞ。 お前こそ、いつまでも元気でいろよ。 んで、あほなことたくさんやって、叱られてろ。 わかったな?
[短くなった煙草を揺らしながら、家まで送って行こうと足を進めた。]
(86) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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