314 突然キャラソンを歌い出す村5
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あれっ? けいちゃん先生の車だ。
[駅前のロータリーに一台の車が滑り込む。>>455 車内のスピード感とは裏腹に、外から見る車は制限速度順守である。 以前チトも、かの先生の車に乗せて貰ったことがある。 格好いい!!とばかりに大いに喜んだものだ。 化学部の爆発に似たものがある、と柊木には言ったこともあるだろう。]
けいちゃんせんせーー い……?
[ぱっと顔を明るくして走り出す。 懐いた相手にいつもするように、笑顔で駆け寄る、足が止まった。]
(490) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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[!???? キスしてる!!!!!>>432>>458]
(491) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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[秘密の密会を目撃してしまった! あわわわと足を止めるチトの意識は手元にはない。 スマホを構えればきっと、いい感じの写真も撮れただろうけど。 すっかり動転して顔を赤くしたチトに、その余裕はなかった。]
(492) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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♪ 夜の街並み 輝くネオン 滑り込んだ Stylish Car
ボンネットは地上の星を映して 鏡みたいに二人の秘密を隠すけど(Top Secret!)
Wow 見つけてしまった 二人の秘密 鏡は裏腹に二人の姿を映してたから Wow 見てしまったんだ 二人の秘密を ああ、この秘密をどうしよう(Top Secret?)
夜の街並みは 少し大人の顔で 僕は夜道に戸惑うばかり
……♪
(493) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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…………………… わ、ぁぁ…
[思わず歌って、恐らく当事者たちよりも照れた。 顔がが熱くて、思わず頬に片手を当てる。
あれはけいちゃん先生と、確か平澤みなみん先輩だろう。 家が近い関係で、中学でもいっこ上の先輩だった。 だから物凄く親しいわけではないけれど、何となく知った間柄だ。]
そ、そっかあ。 3年生なら大人だもんな……
[う、うん。と謎の納得をして、ふらふらとコンビニへと歩く。 冷えた飲み物でも飲んで、頭を冷やそうと思った。 そうやって、今もっとも行ってはいけない店のドアを開いた。>>436]
(494) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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わ、ああ。 ひらさわ先輩っ!!? あの、ごめんなさい!!!!!
[案の定コンビニで顔を合わせれば、あわあわと大声を出した挙句に謝罪して、頭を下げた勢いでくるっと踵を返してしまった。 密会を目撃してしまってごめんなさい、とは。流石に伝わらないだろう勢いで。*]
(495) 2022/09/07(Wed) 01時頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/07(Wed) 01時頃
[そして、本人に自覚はなかったが。
平澤に「食事」を提供したことで、僅かに動きが鈍ってもいた。*]
チトフは、ザンザンバララザンバララ
2022/09/07(Wed) 01時半頃
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― 夜、コンビニにて ―
わああああっ!??? ザンザンバララザンバララ!!!!
[平澤先輩が謎の言葉を叫んで。>>516 合いの手を入れるように、チトも叫んでいた。 一瞬、周囲の視線が二人に集まり、そして逸れていく……]
(527) 2022/09/07(Wed) 02時頃
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あっ、はい。そうです! おもしろ実験化学部2年の石炉って言います。
えーっと、あと皆野瀬西中の後輩で…。……。 あ、あの。だからわざとじゃなかったんですけど。
[何となく自己紹介をしてしまってから、傍と気がつく。 密会の後とあれば、誰にも会いたくなかったのではあるまいか!]
誰にも言いませんからっ!!!!
[彼女を安心させるつもりで、そう言い切った。]
(532) 2022/09/07(Wed) 02時頃
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チトフは、ヒイラギ先輩と平澤先輩は同じクラスだったよな、と思い出している。
2022/09/07(Wed) 02時頃
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[ちゅ、がくって噛んだ先輩は少しだけ可愛かったけど。 割とそれどころじゃなかったので、微笑ましく思う暇はなかった。>>543
それは先輩に全力で止められてしまったから! あわわとなって、頭が真っ白になって、]
(560) 2022/09/07(Wed) 02時半頃
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先輩がけいちゃん先生とキスしてたことです!!!
[言わないはずのことを、公衆の面前で大声で告げていた。]
(561) 2022/09/07(Wed) 02時半頃
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[平澤先輩の様子が何だか変だ。 目を大きく見開いて、彼女の背後に何故か広大な宇宙が見える―――>>573]
(583) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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ま、『狼センセに何もしてない』のはウソなんですけどね?
[狡猾な笑みで無垢な少年を見れば。]
…………もうちょっと成長してれば美味しそうなんだけどね。またまだ青さが残ってそうだよなぁ、カレ。
[残念そうな表情を浮かべる。]
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わーーっ、ごめんなさい言っちゃいました!!!
[動揺して声の大きくなった高校生二人に、ちらちらと通行人の視線が注がれる。時折、ふふと微笑まし気に笑みを浮かべる者すらある。 若いねえ……と、誰かの声が呟いた。>>578]
(584) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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はっ!?? はい!!! えっ、いや僕大丈夫です買いますけど、あの!!!
[若林先生という人がいながらいいのか!?とか。 一日に二度も先輩から奢られるわけには!とか。 おろおろしながら、結局はジュースを奢られることになった。>>580
炭酸を飲んで話を聞く頃には誤解も解けたか。 まあそうなれば、また大いに謝ることになるのだけれども。*]
(585) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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/*
そしてマスターはお疲れ様。
明日からは更にクライマックスなんで無理の無いようにしてね
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― 回想 ある日の保健室 ―>>344>>345>>346
成長痛? せ、い、ちょ、う、つう……… えぇ?
[耳慣れない言葉にスマホをタップしてから、えーって顔をした。不本意な検索結果を先生に見せる。]
これ… 『3歳から小学低学年の小児に多くみられる。』って。 これマジ?
[1年生の頃のチトの背丈は、女子よりも低いほどだった。 童顔でもあるために、マスコットのような扱いを受けることもある。 それでも、それでもだ。 高校生男児にとって、これはちょっと頂けなかった。]
…… ほんと?
[顔に不本意ですと書いて聞いてみる。]
(588) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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[それから、ちょくちょく保健室に顔を出してお喋りをした。 また伸びたかと問われれば背は嬉々として測ったし、だから季節ごとに変わる背丈に大喜びしてはその都度報告をしたものだ。]
けいちゃん先生、ほら! この間より、1.〜〜〜4p!伸びてる! もうちょっとで160cmだよ!?
[寝ている体調不良者もいない、 そんな日には明るい声が保健室に響いていた。]
(589) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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わ、あぁぁ……すごい。 えっ、こっちハンバーグ? こっちはチキンだ。 すっっっっげえ。肉こそパワーだ。
[ある日の彼の弁当箱には目を輝かせて。>>346 勿論、説明して貰った栄養素のポスターのことも覚えてはいるけど、こうして目の前で繰り広げられる実例のインパクトと来たら圧倒的だった。やはり肉、肉だ! 案外丁寧に、しかし猛烈な勢いで平らげられる肉たちにチトは感心した。 そしてちょっと、嬉しくなった。 だって、けいちゃん先生の食べ方は、もう既にお弁当を食べて満腹になっていたチトの目にも爽快に映ったから。だから、]
けいちゃん先生っ! 僕も肉を食べるね!!
[こう宣言したのだ。 その宣言が現在の成長に繋がっているのかは、分からないけど。**]
(590) 2022/09/07(Wed) 03時頃
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/*
お疲れ様ありがとうございます。
大丈夫です、明日からのマスターは超強いですよ!
最大の敵は睡眠不足。
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/07(Wed) 03時頃
/*
マスターおつかれさまです。
明日からもがんばって……!**
/*
お疲れ様お疲れ様!!
こっちにかかりっきりだけど応援してました!!
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