人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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 命令?
 お前の生死に関与する気はない。
 生きるも死ぬも勝手にするがよかろう。

[突っ掛るような物言いに、改めてその顔を見返せば、
消えるに惜しい、と思える貌ではあったが*]



 まあ、そうだね
 顔見知り程度のやつの生き死になんて
 あなたが気にかけることではないのだろう

 ただの甘えだよ    

[どうせ、誰も自分のことなんて忘れてしまうだろうに。残るのは、ああして誰かが落とした写真のような記録だけ。*]


【人】 宝飾交易 黍炉

 あっ。

[吸血鬼はチョウスケの差し出したもの>>160を見ると慌ててそれを受け取った。]

 皺が……

[誰かに丸められたのだろうか、くしゃくしゃになった写真を見て吸血鬼は悲しそうな顔をした。

薬を所望するのには快く錠剤を二つ差し出した。
血を塗り固めたかのようなブラッドレッドの薬。]

 昨日のことを反省したのか?

[渡す際に余計なことを口にして。]

(166) 2014/12/25(Thu) 17時頃

[外の世界で。]


[そうだ、丁助の御伽噺には続き……
というか蛇足が有ったのだった。
何故今までそんな事を忘れていたのだろう。

そもそも何故自分を浦島に喩えて語るようになったのか、切っ掛けは其処に有ったというのに。]


黍炉は、ジェレミーとチョウスケは相変わらず仲が良いのだなと見送った。*

2014/12/25(Thu) 17時半頃


[いつから、たまに食事を取っておいてくれるように頼むようになったのか定かではない。
 人から与えられる食事は嫌いなはずだ。
 定時に振る舞われる餌も、誰かと食卓を囲むことも。

 愛してると囁くことも。

 誰かを抱くことも。]


 丁助は、毎日が夢の中に居るようで、
 何れ程日が経ったのか、数えてもみなかった。

[主様から自分の部屋へと向かう間、独り思い出した御伽噺の続きを呟く。]

 或る日、ふと丁助は、故郷の村で釣りをしている
 自分の姿を思い出した。年取った義母の姿が浮かんだ。

 丁助は、急に村に帰りたくなった。
 そう思うと、如何にも我慢が出来ない……。

[手許の扇子に視線を落とし、其処から先は口に出す事も躊躇われた。]


 薬飲め、謂われてしもたわい。
 じゃけ今日『は』、飲まないかんじゃろねぇ。

[くっくと喉を鳴らす。
 従順でない、群れない羊の一匹は
 抗えぬ命令にだけは従うつもりでいる。

 仰せつかったのは、『今晩』である。
 『毎晩』とは謂われていない。]


 血が欲しくなったのか?
 なら…ッ下位のものにでももら…
 嗚呼、君の下誰もいない、のか。
 血が欲しくなるって…ぅあっ
 どんな、感じなんだ。面白い?

[揺れに負けじと質問を繰り返し。
悪戯とその成果の確認。
揺れで弾んだ声は好奇心に弾むものにも捉えられる]


[彼の指先の傷口を口元に寄せ、彼の目を見ながら、それを口に含み、目を伏せ。

舌で傷口を舐めとり、その血の味を知る。
蜂蜜と混じり合った錆の味。]

 甘い…

 でもそれだけだな
 血なんて俺は欲しくない

 それは、薬のせいかな?

[口元を離し、回答はあまり期待してない問いをいう]


 お前さんも今晩抜いてみればわかるん違う?
 なんやろな、オススメはせんぞ。

[思い出すのは揺れながらも問い質してくる白雪と
 それに返した男の声。]

 吸われる覚悟でもありゃ
 風呂にでも入ってくりゃいーんじゃないかのぉ?

[揶揄交じる、誘い。]


[その手に導かれるように、ジェレミーの唇へと伸ばされていく指先。
傷負った箇所を、舐められていく感触。

粟立つ背筋に、眉が寄る。
知らず止めていた息を吐き出せば、それはやけに震えていた。
譫言のように呟く、声すらも。]

 ……渇く、んだ、
 のどが、

 ……どうしようもなく、……渇いて、それで、

[血を欲したから、渇いたのか。]

 ……っ、ぅ、……

[渇いたから、血を欲したのか。]


[目を伏せる。]


 今晩まで待てるの?
 そんな衝動軽いもんなんだ…ふぅん

[呼気の浅い様子は見て取れる。
だが、『晩』と時間を指定するのは余程性急に求めるものとは思えない。
命令の内容も彼の心中も知らないから、単純にそう解釈を]


ボクはもう薬をサボることはしないよ。
"出来なくなった"が正しい。

  ―――ボクの血を吸いたいなら素直に言えば?

 やらないけどね。夜まで苦しんでおけば。



 お行儀が悪いかな

[手土産なんて、ただの形式。
  彼の唇に口元を寄せ。]


 敬う? 誰をだ?

[無表情という顔に灯る、唇を上げた笑顔。
 それは『有』という『無』。]

 たかだか先に居るだけの身の何を敬えば?

[喉奥が鳴る音は変わらないのに。]


[ちゅくと水音を立て、舐めとられる彼の指先。
寄せられる眉根、震える吐息。まるで愛撫に耐える様。

それが嫌悪からくるものかもしれなくても。]

 なんて顏してるんだよ
 嫌なら嫌といえばいいのに

 喉が渇く?血が欲しくて?

 そうか、俺にはわからない…
 ご褒美を決めろと言っただろ

 決めたらいい

[自分のほしいものを。渇くのなら癒せるそれを。]


 ふふ。それこそまさかさ。
 「待て」をし過ぎ。

[彼の唇を受け入れ。
無意識に掴んだ手が彼のしゃつに皺を作る。
瞑った目の睫毛がその長さを静かに主張した。

浴場での続きのように、やがて部屋に水音が響く。]


 襲いは、せんよ。
 血が欲しかろうが、肉が欲しかろうが。

 ───約束、したけぇ。

[まだ覚えている。
 忘れていない。

 恐怖を示していた、あの『赤』と

 それだけは絶対に、忘れない。]



 待てを強いたのはあなたでしょ
 昨日だって薬は飲んだ?と俺は尋ねたのに

 今朝だって
 
 最初から、ここに呼べばよかったんだよ

[丁助の赤い髪に触れた指を下に下ろし、頬に触れ。寄せた口元は受け入れられ、口づけを深くする。]

 甘い?
 蜂蜜の味するでしょ…



[再び口付けし、彼の衣服の襟元に片手を添え、押し開こうとするが帯が邪魔をする。

帯を解いてと促しながら、角度を変えながら深い口づけ。 上を向かせる体制が辛いかと、ベッドへ手を引く。彼の部屋には小さな小物があちこちに。押し倒した風圧でそれらは。]

 っ、はぁ…、 これ何?
 
[唇を離して、彼を見おろし、自身のシャツの合わせに手をかけ前をくつろげると、帯は緩んだ頃か。

彼の衣服を横に開いて彼の肌をあらわにする。
ちょうど昨晩の続きの様に。

昼の光が窓から差し込み、昨日とは違い
はっきりと彼の裸が見える。]


 んっ、甘い……甘い物は好物だよ。
 何を摘み食いしてきたんだい?

[柔らかな微笑みを浮かべて無邪気に尋ね。
頬に触れる彼の手に自らの手を重ねる。]

 御免よ、お前さんが人目を気にするような類の人とは思わなかったから。

[本当は、簡単に手に入れたら簡単に忘れて仕舞いそうな気がしたから。
でも今は忘れたくて彼に縋ってるから勝手なものだ。

重ねた彼の手を掴み、頬より下に誘導させて。
白い喉、鎖骨を通り過ぎ襟の間の素肌へと潜り込ませる。]

 あっしを熱くさせておくれ……?

[遊女もかくやといった嫣然とした視線を送った。]


 んっ、

[上を向きながら帯を解くのが些か辛いと思っている所に、丁度べっどへと押し倒される。]

 此れって何れの事だい?

[見せ付けるようにしゅるりと帯を解き。
孤を描く唇は息を徐々に微かなものから興奮を露わにしたものに変じさせつつある。]

 日の光の元で見るあっしの肢体はどうだい…?

[彼の視線に悦びを滲ませ尋ねる。*]


 ────仰せの、ままに。

[背に落とされるのは抗えぬ『命令』。
 苛立ちの声と、触れるなという言葉。

 掠れるような声音で呟いた*]


 
 
  どうせ誰も、来やせん。
 
 
[たまに来るケイイチも、すれ違ったのは昨日だったか。
 他に図書室に来るとすれば、命を下した本人か。
 傷だらけの灰被り。
 昨日包帯を巻き変えたばかりだ、来るはずもない。

 そこまで心裡に思ってから、苦笑が漏れた。

 いま、どれだけ触れたいと思ったのか──と。]


[かつて、羨み求めて焦がれていた。
そんな何かがあった気がする。

そしてそれは、決して自分には与えられないのだという、諦めのような想いもまた同様に。]

 ……欲しい、もの……

[眉を寄せ、苦く呟く。

遠い遠いあの日、あれだけ欲していた何か。
どうして忘れているのだろう、どうして思い出せないのだろう。]

[諦めて、忘れ去ってしまったのか。]


[それとも、等の昔に、 ――――――――――]



 ないしょ

[つまみ食いは何かと問われて。彼が嫉妬してくれるなら、応えても良いが、あまりそんな気もしなくて、吐息交じりにそう返し。]

 見世物じゃないって言ったのは
 あなたでしょ

 乱れた姿を他に見せないでと言ったのもあなた
 俺も見せたくない…

[彼の真意はわからず、だが少しだけ彼に焦燥を感じる。これまでの恥じらう様子と真逆の、婀娜っぽい仕草。]

 なにかあった?


[部屋のあちこちにある紙でできた小物を指して問うたが、彼には伝わらなかった様だ。だが、どうでもいい。ただ興奮で乱れる呼吸をごまかすだけの言葉。]

 その問いは自信があるってことかな
 素敵だよ

[答えながら首筋に口づけを落とし、鎖骨、胸元をたどり。再び昨日の様な手順で。違うのは、伸ばした下肢、不可解だった下着の紐解き方を知ったこと]

 回り道も一つだけやくにたった

[くすくすと笑いながら、彼が脱衣所でしたことを自分も繰り返す。既に少しはそこは興奮の兆しを見せてくれていただろうか。それとも。

胸の尖りに舌を這わせ唾液で濡らし、左手はそれに添え、ゆるりと上下に扱く]


[其れにしても嫌に手慣れてるじゃないか。

自分の事だ。
あっしは何時からこんなにいやらしい笑みを浮かべて男を受け入れるようになったんだい?

分かってる。
「男を」受け入れるようになったのではなく、「彼を」受け入れるようになったのだ。

彼とのこうした逢瀬の時を何度も何度も重ねてその度に忘れて来たんだろうね。
其れでも身体が覚えているからこんなにも期待に震えているのだ。]

 な、何にも無いよ。
 お前さんに溺れたいだけ……。

[忘れたい事が有るから溺れたいのと。
愛しいから溺れたいのと何方も本当。]


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注目:黍炉 解除する

処刑者 (1人)

黍炉
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