252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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[それは、高い木の込み入った枝の間に隠れた時。 昔はサッカーやったり、男の子に混じって駆け回ったりが当たり前の身体能力を誇っていたからそれも容易かった。 ただ、それがその時は裏目に出て。
いつまでたっても誰も来てくれなくて、周囲はだんだん暗くなって、どうすればいいのかわからなくて心細くなり始めた頃に、家族の声が聞こえて。
……反射的に動こうとしてバランスを崩して、落ちて──後の事はよく覚えていない。
ただ、目が覚めた時には視界が全然変わっていて。 鏡を見たら、右は碧いのに左は琥珀色になっていて。
わけがわかんなくて怖くなって、精神が落ち着くまで半年くらい引きこもった。 その後、少しずつ今の状態に身体を慣らして、何とか普通に学校に通えるようにはなったけれど。
大好きだった運動系は全く出来なくなって、それが苦しくて。 落ち込んでいた時に偶然、有名な占い師と会う機会があって。
その時に、色鮮やかなカードに魅入られて──今に、至る]
(16) 2016/08/27(Sat) 00時頃
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……ひとりぼっちで、探してもらうの待ってるのは。 寂しい、からね。
[そんな呟き、ぽつりと落として。 近くにあった木の枝をふっと、見上げてみた]
(17) 2016/08/27(Sat) 00時頃
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……ジョージ君、見ぃつけたっ!
[枝の上に丸まる小柄な影。 あれ、っと思った直後に、もぞっと動いたそれは先に見た少年。 だから、迷わず見つけた宣言ひとつ。
ライトを掲げて見上げた先には、ちょっと嬉しそうな笑顔が覗いていて。 知らず、こちらも笑顔になっていた。*]
(18) 2016/08/27(Sat) 00時頃
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─ どこかの廊下→中庭 ─
[自分の足音しかしない暗い廊下を歩いていると、行き止まりに階段があった。 確認のため、周囲を丁寧に懐中電灯で照らす。 人影はなかった。
ジョージは誰かに見つけてほしいのだから、見つかりそうもない場所には隠れていないのでは。 階段を上がろうとして考え直す。 1階から中庭へ出てみた。
頭上には月明りも星空もなく、 闇という大きな布地を学校全体に被せられたかのようだ。]
ジョージー……? いないのかしら?
[声をかけ、花壇に懐中電灯の灯りを向けてみたが、 本来の色の判別もつかないの花々は、どれも現実味のない、ゲームの世界の作り物のようで、 カトリーナの気を滅入らせた。*]
(19) 2016/08/27(Sat) 00時頃
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─ 中庭の花壇付近 ─
[花壇の中央では、ソテツの葉が大きく広がって垂れさがっている。 その葉と幹の向こうに、蹲った人影を見たと思い、]
そこにいるの?
[懐中電灯を向けると、]
(20) 2016/08/27(Sat) 00時頃
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─ 中庭→どこかの廊下 ─
[見間違いだった。 カトリーナはふうと息を吐き、反対側の出入り口から建物内へ戻る。
すでに自分の居場所がわからなくなっていた。]
ジョージ? もし、わたしが迷子になってたら、職員室まで案内してくれない?
[話しかけながら懐中電灯を灯りをあちこちへ向けるが、反応はなく。**]
(21) 2016/08/27(Sat) 00時半頃
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― 音楽室 ― [ノックスの説得にはついついヒュゥと口笛を吹いた。]
やるじゃん〜。
[うちのイロモノ男子二人の声が二人のユーレイを救う決め手となったらしいのは喜ばしいことである。 トシミとニコラスのやり取りをぼんやり眺めたり、 ここでセンチメンタルに浸れない感性の作りが雑な自分の性格を残念がったりしつつ、 たまこさんが出てくれば驚いたりしていた。]
かくれんぼね。
ちょうど探し猫してるところだし、ジョージくんも一緒に探してあげようじゃないの。
[元気よく出てったラディスラヴァを珍しそうに見送ったあと、自分も誰と連れ立つでもなく音楽室を後にした。*]
(22) 2016/08/27(Sat) 00時半頃
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先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時頃
先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時頃
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― 体育館 ― [どこを探そうかな、と歩き回ってうろうろ。 足が向いたのは、体育館だった。]
ジョージやーい。
[体育倉庫の跳び箱の中を覗いた。22]
(23) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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みぃーつーけたっ!
[しゃがみ込んで見つけられて嬉し恥ずかしといったはにかんだ表情をしたジョージの頭をなでると、すぅと姿を消した。]
さーて次はどこかな。
[と、いいつつふと目にしたバスケットボールを手に取り、指先でくるくると回した。]
…ちょっとアタシも遊んでくとするか。
[体育倉庫から体育館へ]
(24) 2016/08/27(Sat) 01時頃
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[ダム、ダム、ダム。 ゆっくりとドリブルをしながら体育館を歩き、立ち止まってスリーポイントを狙うが、ゴールに当たったボールは弾かれ床に跳ねた。]
なまッってら。 ま、1年半もサボってりゃ当然か。
[怪我をする半年前のこと。 自分にバスケットボールをやってみたらと勧めてくれた人が、結婚して、子供ができた。 時折応援に来てくれたり、勝つと自分のことのようにほめてくれる人だったから、それがそれがうれしくて頑張った。 結婚して、子供ができて、忙しくなったのだろう。応援の足も遠のき、会うことも少なくなったのはその頃だったと思う。 何となく、練習にも身が入らなくなってくる自分を感じた。]
ジョージ、かくれんぼ好きか? アタシは、ちょっと前までバスケットボールが好きだと思ってたんだけど、イマイチよくわからなくなってな。
[かくれんぼを続ける少年の居場所を考えながら、姿の見えない彼を話し相手に、今度はフリースローの位置からシュート。 これも外す。]
(25) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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勧めてくれた人がさ、結婚して、子供できてね。それ自体は、アタシは嬉しかった。 構ってくれる時間が減ったのはしょーがねーとも思うし、寂しくなって拗ねたつもりもないんだよ。
たださ、人に褒められるのが嬉しくて、じゃなくて。 自分がしたい事ってなんだろうって…
[怪我を契機に、忙しい運動部から、マイペースに参加できる美術部へと移籍した。 それからは、助っ人という形で色んな部活で手伝いをしたり、親の趣味の登山についていったり。]
ぶっちゃけまだよくわっかんねーし、そんなもん見つかるのかも知らないけど。 悩んで何もしないのは性分じゃないみたい。
[面倒になったので、小刻みなドリブルから助走をつけると、ジャンプしてゴールに叩き込む。 これは流石に入った。]
(26) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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そんなだから、多分、ユーレイになって留まり続けるあんたらの気持ち、きっとアタシは理解したり共感したりできない。 けどさ。 やっぱ人に喜んでもらえるのは、嬉しいな。
[体育館を転がるボール。 片付けもしないまま、体育館を後にし、再びジョージを探し始めた。*]
(27) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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ジョージー。 猫やーい。
[高校3年生の夏。 進路問題も決めかねている悩み多きお年頃。 見えないユーレイに盛大な独り言で話しかけちゃうくらい思春期している。 そんな色々を持て余し気味の女子高生は、何となく、何かが見えかけてきた気もして、上機嫌で廊下を行く。
美術室へつくと、カンバスの積んである戸棚を覗き込んだ。11]
(28) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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あはっ、いたいた。 ジョージみぃーつけた!
[少年の頭をまた一つなでくり。 その姿が掻き消えるのを確認すると、再び美術室を後にし、かくれんぼに興じた**]
(29) 2016/08/27(Sat) 01時半頃
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先輩 パティは、メモを貼った。
2016/08/27(Sat) 01時半頃
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惚れてしまえば、あばたもえくぼってことかなぁ……。
[見守っていたニコラスとトシミの想いと、その結末に、生物教師はぼそりと感想を溢す。自分が彼らの立場だったら、どうだろう……と考えて、そもそもあの状態になる選択肢を自分はとらないから、想像も厳しかった。 過去、1、2人の物好きな生徒には、大学卒業しても気持ち変わらなかったらまた来なさいよと送り出した。その後、彼女たちの結婚報告に、素直に喜べる自分は、ニコラスがトシミを想うほどに彼女たちに恋はしてなかったからかもしれないし、両親のあれそれからのトラウマからくるトラウマが原因かもしれないが、まぁ、深く考えても仕方ないところである]
かくれんぼか、そりゃいいけど……。
[ジョージ君のお願いには、是と意思は表明するけれど、果たして自分は優しそうな綺麗なお姉さんじゃないけど、鬼役にカウントされているんだろうか?と、首を捻る。 ……そういや、気がついたらハーレム状態だなぁ、ノクッスごめんねとか、もしクリスが残ってたら、ジョージ君の優しそうな綺麗なお姉さんにカウントされてたんだろうか?とか、ほんのちょっと思考が飛んだ]
(30) 2016/08/27(Sat) 05時半頃
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たまこさん……は、ジョージ君が最後って言うけど、君は望み叶えなくていいの?
[思いの外、やる気で各々かくれんぼに向かう、ジョージ君曰く優しそうな綺麗なお姉さん方を見送りつつ、ふと同じように彼女たちを見守っていたたまこさんに声をかけた]
そっか。そういうことなら、俺も向こうに戻ったら協力するよ。 たまこさんの願いもかなうといいな。
[彼女の願いを聞いて、生物教師はこちらにも是を示す。 彼女の願いは、元の世界でしか叶わないものだった。 小学校の先生だった戦争先で命散らした人の遺品《魂》を、この学園にある空襲で亡くなった生徒たちの魂を弔う碑に、できるなら捧げて欲しいと。 毎回、今回のように七不思議の解決をお願いした人を最後帰すときに、強制でなく依頼しているらしい]
(31) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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これは、ジョージ君とのかくれんぼが終わった後、
たまこさんが、残っていたみんなを元の世界に送る時、
自らの願いを託す中で語った言葉。
「先生、戦争に出掛ける時、
私がここに戻るまで、ここのこどもたちのことは頼んだよ
ってたまこを撫でていったの。
真面目な人だったから、きっと約束通りここに戻ろうとして、
戻れなくて困ってると思うから」
きっと先生は約束を守ろうとしている
そう言うたまこさんも、
律儀に先生との約束を守ろうとしている結果が、
七不思議に囚われるという怪談の真相。
先生と約束を交わした時の生徒でなくても、
たまこさんにとっては託された《ここのこどもたち》に
かわりなかった。
(#10) 2016/08/27(Sat) 06時頃
残っていたみんなを元の世界に送る時。
「ありがとね!」と手を振り見送るたまこさんの手首。
チリリーーと鳴るのは、赤いリボンについた鈴の音。
学園に猫がよく集まるのは、その鈴の音が示す事情もあるのかもしれない*
(#11) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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さぁて、ジョージ君は何処に隠れてるんかなぁ?
[たまこさんと別れた後は、生物教師も真面目にかくれんぼに興じますとも。 ガラガラと各教室をあけて確かめていく。 33]
(32) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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[優しそうな綺麗なお姉さんではないけれど、 生物教師も一回くらいは ジョージ君みぃつけた!ができた模様ですよ!*]
(33) 2016/08/27(Sat) 06時頃
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ー回想ー
やー、なんだか、カトリーナ先生に
すごい疑われてるっていうか、
嫌われるっていうか。
[ノックスが元の世界に戻る前。
自分が何故そんな質問をしたのか脳内で返答。
これが最後の脳内会話になったのは、
らしいっちゃ、らしいかもしれない*]
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─ どこかの階段 ─
[階段脇を通り過ぎようとしたとき、上階から物音がする。 カトリーナは階段を上がっていき、2階の廊下を懐中電灯で照らした。]
……誰かいます? ジョージ?
[また物音。 誰かが階段を上がっているようだ。
バーバナスか生徒かもしれないと思いつつも気になった。 カトリーナはさらに上の階の廊下を確認する。]
ジョージなの?
[答えはなかったが、屋上への扉の前の踊り場に蹲る影が見えたかもしれない。]
(34) 2016/08/27(Sat) 07時半頃
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― 少し前 ―
ふふ。ほんと。 格好良いね、センパイたち。
[わざとか素かトシミの名を間違いつつのクリストファーからの説得だとか。軽薄な宣言で煮え切らぬニコラスに発破をかけるノックスの挑発だとか。PKでの活躍ぶりが目を引いた彼らが、ここにきて再び輝いている。>>5:54>>5:69
男性を動かすツボを心得ているのは、男性同士だからかも知れない。ニコラスの表情や仕草がとりわけ大きく反応したのが二人の言葉であったように見えたからだ。]
……… [ピアノの傍、ひたと視線をニコラスに据えていた。 皆の言葉は彼に届いているだろうか。 記憶の海に沈む砂泥を掻き回す為の一石となれるのか。]
(35) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[やがて、独白と告白とが齎される。 ゆっくりとニコラスの声で溢される真相に、 耳を傾けながら静かに双眸を伏せた。>>#0>>#1]
……、すこし、わかるよ。 受け入れがたい現実が目の前にあるとさ、 幸せだった時間に留まっていたくて、 目を逸らして引き返してしまいたくなるの――
[ぽつり、ぽつりとことばを紡ぐ。 そう、乗り越えるまでに時間が必要だった。 認めたくなくて、過去に縋り蹲ることは 感情の逃避場所を見つけるためでもあるのだ。 自身の記憶をも辿るように、誰にともなく。]
(36) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[ニコラスとトシミの苦しみは、 きっと自分が想像できること以上に深いのだろう。 結果的に相手の命だけが奪われるという 取り返しのつかないことを起こし、 たっくさん間違って、死後も相手を傷つけて、それでも]
向かい合うのに、 遅すぎるなんてことはないと、あたしは思う。
[受け入れ難い痛苦を招く可能性も辞さず、 『変化を受け入れようと思う』と告げた ニコラスの選択と決意を肯定した。 自分の過ちと向かい合う。 相手と真正面から向き合う。 その結果どのような結末が待つかは彼らの領分。]
(37) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[再び奏でられるピアノの調べは、 ニコラスらしい繊細さを残してはいるけれども、 先刻の演奏よりも弾き手の心境の動きをありありと示して。
ニコラスの前に置かれた楽譜が、 曲の進みに合わせてパラパラと自動的に捲れてゆく。 今度こそ途切れることなく最後の章に差し掛かったなら 微笑みの延長のように、す、と息を吸った。]
…la――――
[一音一単語に想いを乗せる。 柔らかく重ねる独唱部分は、 密やかな想いの表現から、深い愛情への変化を経て、 ささやかな幸せを思い希うように締め括られる。 透明で伸びやかな声がそっと尾を引くように消えた。*]
(38) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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…いってらっしゃい。
[旅立つニコラスとトシミに。 また、彼らを動かした功労者たる先輩二人の帰還に。 そっと笑顔を向けて、胸元で小さく手を振った。 ピアノの上に置かれた楽譜は、音もなく閉じられて、 空気に溶け入るかのように消えていった。*]
(39) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[ジョージではなかった。 階段を上がり続けた足が痛むので、カトリーナは踊り場に腰をおろした。]
ふぇえ……疲れた……。
[壁にもたれかかって弱音を吐く。**]
(40) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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[恋人たちの魂を送り出した後も、 たまこの放送は時間を置かずに続く。>>#5 新たに紹介されたジョージという少年曰く、 次のお題はかくれんぼであるらしい。]
……結構ハードなお題が続いた後だからか、 ジョージくんの要望がすごくかわいく聞こえる。 そのくらいならお安い御用だよ。
[「見つけて欲しかった」――その願いに思うところがなくもないけれども、そういうことならいくらだって付き合えると軽く拳を握ってみせた。>>#7>>#8]
お姉さんたちに任せなさい! [言って気づく、バーナバス先生も現状居残り組だから、 お姉さんたち+おじさんに任せなさい、だ。]
(41) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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わ、みんな移動早いなぁ。 どーこーを探そうかな!
[まだ人が残っていれば、雨風と虫干しの影響でかやっぱり若干散らかっていた室内を気持ちばかり調えてから、ジョージくんを探してきますと告げて音楽室を辞去する。]
手分けして探してあげたほうが、 ジョージくんを何度も見つけてあげられそうで。
[沢山遊んであげたいのだと同行>>5の申し出は丁重に辞して、 先行者に続くように廊下を駆け出す。 廊下は暗いけれども今は忘れ、幼気な少年の姿を探す。]
(42) 2016/08/27(Sat) 08時頃
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