182 【身内】白粉花の村
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[彼女の表情の変化に気付けば、目を細めて。その時胸に秘めた感情は後悔や罪悪感の類か、それとも歓喜のようなもの、どちらであっただろうか。]
きっと、年上の彼もこの花をもらった人の生きる希望や心の支えになれば喜ぶと思うよ。
[ただ、この花をあげたことは内緒にしてね、と人差し指を唇にそっと当てながら続けた。秘密の共有、彼女が何故それに拘るのか、と疑問に思う。]
この花をあげられたのがマリーでよかった。 ーーだって、マリーはわたしの憧れだもの。
[彼女の答えに笑みを浮かべて答えると、さり気なく本音を呟いて目を伏せた。此方は素直に彼女に憧れているのだが、相手には悪意と見られただろうか。ーーそれならそれで、傷付かないけれど。]
(26) 2014/06/27(Fri) 15時半頃
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[ため息ついてる様子のオスカー>>2を、心配そうに見上げる。 喧嘩した後は、元気でないよね。なんて思いながら。]
(おにーちゃんのせのかたかさが、ちゃんとわかれば、なでなでできるのに。)
[それがとても残念で、もう一回ポンと風船を放る。]
うん。しんぱい。 あさがおも、ゆうちゃんには『なにしてるー?』ってきく。 あとね『えんそくどこいった?』と『おやつなにたべた』もかな。
[ラウンジでお菓子を食べてから、そんにたっていないはずなのに、お腹が小さな音を立てた。]
ふたごのおにーちゃんもたべる?
[ごそごそとチョコレートを取り出して、差し出す。 彼の切なそうな笑みなんて気づけずに。]
(27) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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え?なんだろ? サンタさんきたの?
[チョコレートの包みを破ることに夢中で、手紙の存在>>20になんて気がつかなかった。
気がついたところで、20までの数字を数えるのがやっとな朝顔には、中の文字は読めないのだが。]
んーと、なんだろ?
[差し出された封筒>>24をびりびりと封筒を破り、中の紙を顔の上に翳す。 ひっくり返して見たり、逆さにしたり。 いろいろ試したけれど、朝顔によめるようには書いてなくて。]
ふたごのおにーちゃん、これむずかしいの。 よんでほしーな。
[困ったように首傾げ、瞬き数度。 両手で手紙を渡そうと]
(28) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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…憧れだなんて、そんな。 私は唯の…
[…汚れた女 そう言いかけて口をつぐむ。話した所で、年端も行かないこの少女に理解出来るとは思えないし、無闇に夢を壊すこともないだろう]
それにしても綺麗なお花ね? ありがと。
[意地でも言うつもりだった礼を告げる。きっとこの花を少女に授けた者は純粋な好意からそうしたのだろう。そう考えると、この花自体に罪は無いし「憧れ」と言われた嬉しさからか。最も、自分が失ってしまった物を沢山持っている事に羨みを抱いているのだが]
ほらほら、ボサッとしてても始まらないわ。 行きましょ?
[彼女は自室のドアを開き、中に入る様に促す。 会話をしながら歩いていれば、目的地までの時間は早く感じられた]
(29) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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[突然腹に来た衝撃(>>25)に肺の空気を少し出すが体制が体制であったため大きなダメージには至らなかった]
んなっ…!?は、はー!? うるさいよ、荒チン野郎!ばーかばーか!セクハラ親父!ホモ!ホモ野郎!
[蹴られた時に言った言葉はしかと耳に届いており、何か言い返そうとしても大した知識の無いクシャミにはこれが精一杯であった。健常であった時学校の友達が言っていたなぁ、くらいの認識であり意味などよくわかって居なかったが]
いーさいーさ、ディンさんの事みんなにホモだったって言うからね!
[両手人差し指を口に入れ、左右に引っ張り「いー!!」と挑発するが、ディーンはどういう反応をとっただろうか。クシャミの言いふらしには2人ほど(藍色の青年と医者の弟だが)信じてくれそうな人が居るがそれはクシャミが知る所ではなかった]
(30) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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[>>27朝顔の姉の話には手紙を差し出しながら、そうだよな、と相槌を打つ]
いいよ、
[朝顔がその手紙を読めなそう、ということは大体予想していたからチョコレートの包みは一つ受け取って破り、口に放り込んでから>>28朝顔の伸びる両手から手紙を受け取り。 自分に読めるか、不安ではあるけれど]
…。
[治療、薬の開発、転院…、学の無いオスカーでも幾つか読み取れて。それは病気が治せるんだと、知ることができた]
朝顔…病気が治るぞ!
[つい迫る様に大声を上げたけれど。 病気が治れば彼女の頭を撫でてやることが出来るだろうか]
(31) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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[促されれば、お邪魔しますと行儀良く言いながら彼女の部屋に入る。彼女が言葉の途中で口を噤んだことを気にするも深く追求することはせずに。 相手が未だに自らを子供扱いにしていると思えば、それなら少女を演じておけばいいだろうと考えた。]
マリー、さん。 なんで……わたしを誘ったの?
[思わず相手を呼び捨てにしそうになって慌てて言葉を付け足す。先程少女を演じよう、と決めたのに。頭をぶんぶんと振って気持ちを切り替えると、彼女に疑問を投げ掛ければその答えを静かに待った。]
(32) 2014/06/27(Fri) 16時頃
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[チョコレートでベタベタの指を浴衣の袖で拭いながら、手紙を読むオスカーを期待の眼差しで見つめる。
手紙なんてもらったことがないけども、姉の夕顔が幼稚園で習ったのかな。なんて期待も少しはあって]
ふぇ?
[いつにない大声>>31びっくりしておもわずチョコレートを落としそうになってしまう。
けれども、言われた言葉の内容が理解できれば]
あさがおのおめめ、なおるの?
[ぱちぱちと瞬き数度繰り返し、話の続きを早く聞こうと残ったチョコを口の中に放り込む。]
〜〜〜っ?!?
[あんまり急いでいたものだから、銀紙付きで口に入れたそれは、口の中で花火が弾けたようで
衝撃を紛らわそうとぱしぱしと、床の絨毯を手のひらで叩いた]
(33) 2014/06/27(Fri) 16時半頃
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[>>33朝顔の驚いた様子には戸惑って少し申し訳なく思ったけれど。 続く言葉には自分の事の様に、湧き上がる嬉しさを堪えながら]
治るよ、 もう大きいものに怯えなくていいんだ。 よかったな…
[余韻が残ってもう一回だけ、よかった、と繰り返して]
!?
[目を離した隙に、銀紙を口に含んで慌て出した朝顔に、オスカーは現状が理解出来ず驚いて。
もごもごとしている様子だったから、吐き出すよう促して、自分の手のひらを皿の様にして差し出した。…心配だ]
(34) 2014/06/27(Fri) 17時頃
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ほ……っ!?
[何を言い出すんだこいつは。そもそも押し倒してきたのはそちらだろう! 余程そう言おうかと思ったが、予想外過ぎる罵りに言葉を無くして。そりゃあ最近はご無沙汰だが、入院するまではそれなりに女性と交際していた過去はある。間違っても自分は同性愛者ではない。 ……そもそもこいつ、意味分かって言ってんのか?]
やめろ! そんな事をしてお前に何の特がある!
[目の前の男が此方を挑発しているのは分かるが、それ以上に大切な事があった。 狭い病院だ。変な噂が流れようものなら瞬く間に広がるに違いない。短い余生を何故そんな汚名を着て生きなければならないのだ!]
……そんな噂を流すならお前が恋人だと言ってやる。 このジャージを着て歩けば幾らか信憑性は増すだろう?
[先程彼の引っ張りだしたジャージを示して、一蓮托生だと教えてやる。 借りたばかりのジャージを取り返されたりしたら堪らないから、勿論、奪われない様に注意しながら]
(35) 2014/06/27(Fri) 17時頃
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さて、どうしよっかなあ
[デメテルを見送った後、行く当てもないことに気付いて、ひとり呟く。彼女のおかげで、今は随分と心が晴れている。マイナスな思考さえ抑えれば、自分は常人と変わらないのだ。 ーーそれだけに、告げられた余命が、信じられないのだけれど。どこも痛くないのに。弱ってもいないのに。この命があと数週間のものだなんて、信じられるはずもないだろう。……あの忌々しい花が、自分の命を吸い取っていると言うのだろうか。]
………いやいやいやいや!
[頭をぶんぶんと振って、変な方向に持っていく思考を振り払う。折角デメテルから元気をもらったのだし。そもそも自分にネガティブなんて、似合わない。 両手で頬を思い切り叩いて、気合を入れて。 お決まりの下手くそな鼻歌を奏で始めれば、気分はまた上を向くだろう。
結局どこへ向かうかは、決まらなかったけれど。まだ部屋に戻る気にはなれないし、適当にぶらぶらするとしよう。]
(36) 2014/06/27(Fri) 17時半頃
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ささ、入って入って♪ [遠慮がちに部屋に入る>>32少女に続いて部屋に入る。 ぱたん と閉まるドアは外界とこの世界を遮断し、ここは二人きりの空間だと言うことを知らせた。]
なんで?なんで…なんでかしらね? 酒飲み仲間を見つけたのが、嬉しかったかしらね?
さ、座って頂戴。
[曖昧な返事をした彼女は部屋の隅の小箱を探り、琥珀色した瓶を取り出す。 グラスを二つ用意して、簡素なテーブルに置けばそれは粗末なバーの完成である]
…アイスペールも、ピックもないけどね。 [一つ余分に用意されたグラスに、先程の紫陽花を挿す。 琥珀色の飲み物と、薄紫の花弁。この細やかな宴の唯一の彩だ]
さ、どうぞ?
[とくとく と注がれた飲み物はぷぅん と大人の香りを放ち。 二つ分用意すると彼女はそれを持ち上げて、グラス同士を重ねる挨拶を求めた]
(37) 2014/06/27(Fri) 18時頃
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[自分に対して似たような脅しを使ってくるディーン(>>35)を見て一瞬たじろぐ。もしもそんな事されてレティーシャの耳にでも入ったらそれこそ生きる意味を失ってしまう]
ず、ズルいぞ!
[もはやズルいと言う反論しか出て来ず、暫くばーかばーかと罵っては居たがそれも不毛だという結論に達してすぐ大人しくなった]
……そんな事になったらディンさんを殺して僕も死んでやる
[希望が無くなるなら、と苦肉の策だった。勿論死にたくは無いが、いつ死ぬかわからない状況故に大きな誤解は解けずに死ぬ可能性もある。そんな事は断じて避けたかった 訴えかける声は悔しさと屈辱で涙声になっていたが、それをディーンに悟られただろうか]
(38) 2014/06/27(Fri) 18時頃
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[手のひらで作ったお皿>>34
その意図がわからずに、しばらく目を白黒させていたが。 そこに吐き出せということなのだと理解すると、尚更いっそうあわてて。
"ぺっ"
浴衣の袂を口元に近づけ、ハンカチの代わりにそこに吐き出す。 汚いことして、嫌われちゃうのはイヤだったから。]
ぎんがみたべちゃったの。 くちのなか、キーンてなってびっくりしたの。]
(39) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[うまく説明できるほど、言葉をたくさんは知らないから。 どうしてもたどたどしくなってしまう。
病気が治ることが嬉しくて、慌ててしまったのだ。と伝わればいいけれど。 これではただの食いしん坊のようで。]
おおきくみえたり。ころんだり。 そゆの、もうなくなるんだよね?
[この病院で一番仲のいい友達だけれども、だからこそ。 彼を怖がってしまうことが嫌だった。 それによって傷つけたり、嫌われたりしてしまうんじゃないか。そう思えば、抱きつくことも躊躇われて。]
なおったらね、あさがお。 ふたごのおにーちゃんにだっこしてもらいたいな。 あと、みんなでえんそくいきたい。
[二組の双子。 年齢は離れているけれど、一緒に出かけることができたら、どんなにか楽しいだろうと目を細めていたが]
(40) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[>>39何事かと思っていたけれど、銀紙か…詰まったり飲み込んだりでなくて、良かった。 ほっと息を吐いて朝顔へ寄せていた手をゆるりと下ろし]
そうか…
[…着物が汚れてしまったのは残念だけれど。既にチョコレートでベタついた部分が数箇所だから、今更気にしても仕方ないだろうが]
[>>40朝顔からの質問には、どうしても自分を重ねてしまう。ああ、そりゃ怖いよな、って感傷めいて。]
ないよ。普通に戻れるんだ。
(41) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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[少し時間を置いたら、言いそびれたことがあったのに気付いて。
息を吸って、少女へ伝えようと。 幼い少女に、しっかりと伝わるようにゆっくりと説明する]
…、朝顔、お前、違う病院へ行くんだ。 この手紙に書いてる。
こことは違う所で病気を治すんだ。 だから、こことはさよならだ。
[言う方も楽では無い。 これで伝わるだろうか、幼い少女に。]
治ったら会いに行く。 ホリーも連れて行く。 お前のねぇちゃんも一緒に遠足だな?
[約束、と言って包帯の巻かれた右手の小指を振って見せた]
(42) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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……お前、本当に馬鹿だろう。 何が悲しくてお前と心中せにゃならんのだ。
[涙声で呆れた事を訴えてくる彼に、はあ、と。一つため息を吐く。 どうしてそっちに思考が飛ぶのか理解が出来ない。ただ噂を流すのを止めると、一言言えばいいだけなのに]
お互い噂を流さなければそれで丸く済むんだよ。
[仕方なしにそう教えてやって、ふと時計を見る。気付けば随分時間が経ってしまっていた。
開いてしまった傷口も、放っておくわけにはいかない。 また”彼”に厄介にならないといけないと思うと、少し気が重いが。まあ、痛み止めを貰うついでと考えれば良いだろう]
……長居し過ぎたな。そろそろ帰る。 今度は私が差し入れしてやるよ。
[お前に酒は絶対にやらんがな。そう付け加えて立ち上がる。 半ば無意識に次への約束を取り付けたのは、多少なりとも彼に心を許したからだろうか。 菓子が好きな様だから、それを持ってきてやろう。ぼんやりとそんな事を考えた。……まさか、もう此処でこんな風に戯れる事が出来ないとは、思ってもいなかったから]
(43) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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ニハハ、その考えは無いかな
[いつもの様に笑えるくらいまで回復すると、噂は作るもの!とキメ顔で言った]
うに、もう帰るのかにゃー?ニハハハハ、また遊ぼーね! お土産楽しみにしてるよ
[彼を玄関まで送るとニヘラと笑って手を振って見送った。こんなおふざけをしたのはいつ振りだろうか、そんな事を考えていた。最初は仏頂面の気難しい人だったが、案外話しやすいかもしれない。またすれ違う機会でもあればウザ絡みでもしようかなと思ったが、もしそんな事があったら彼はどう反応するだろうか そう思考を巡らせてる時だけ己の寿命から逃げる事が出来ていた]
(44) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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ーーこれ、ウイスキーだよね。 わたしはストレートで飲みたいから、アイスペールは要らないよぅ。
[あくまで子供のように返事をすれば、マリーさんもそういう飲み方をするからアイスペールもピックもないんじゃないかなぁ、なんて勝手に推理をすれば楽しそうに彼女の掲げるグラスに自らのグラスを重ねて。
彼女を一瞥して、いただきます、と呟いてグラスに口を付けて。ひとくち、ふたくちと体内にウイスキーを流し込めば恍惚とした表情を浮かべた。暫くしてその様子は十代の少女のように見えないのではないか、と考えれば慌てて少女のような笑みを作って見せたことに彼女は気付いただろうか。]
美味しいね、
[グラスを振りながら呟けば、どんな話をして誤魔化そうか、と思考を巡らせた。]
(45) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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[胸倉を掴まれた>>8ところで、妙なところが子供らしい弟の手が早いのはいつもの事で。ここに来てからどうだったかは、知らないけれど。 だからそんな事よりも、叫ばれた言葉の方が、よほど痛い。
喉に当てた手のひらの下で、ゆっくりと喉仏が動くのを感じる。 ――こんな弟の声は、きっと初めて聞いた。 ようやく年相応に歪んだ表情を見ながら、白衣を掴んでいた腕が落ちるのを、視界の端で認める。]
………、っ、
[衝動に任せて伸ばしたその手に、力を入れられるとは思えなかったけれど。 初めて聞いた、弟からの懇願の声に、ぐ、と喉を鳴らした。]
なにも、兄らしいこと。 してやれなかったから。
[落とした言葉はエゴの塊でしかない。 此処への転勤が不本意だったのは事実で、それでもそれなら、今からでも弟に何かしてやろうと、そう思っていたのも事実で。]
(46) 2014/06/27(Fri) 19時半頃
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……おまえの望むことは、してやりたいよ。
[空いた手で弟の肩を押しながら、ベッドの上に膝をついて乗り上げる。 自分よりひとまわり小さい身体に馬乗りになりながら、先の頼りない声に後押しされるように、両手を首へとあてがって。]
…………、
[そんなつもりは、はなから無かったはずなのだけれど。 目を伏せて、開きかけた唇を噛んで留めて。 そのまま、ゆっくりとそこに体重を沈めた。]
(47) 2014/06/27(Fri) 19時半頃
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―2F廊下―
[売店を出てから、購買に行って切らしていたメモ用紙を買い、そのままブラブラするのも飽きてきたのか自室へと足を向けていた。いつも愛用していたメモ用紙が品切れだったので他のメモ用紙を買わねばならなかったのがかなり不服だが、ここで買わねば今度はカルテをメモ用紙代わりにしかねないと渋々ながらに購入したのだ]
……あ、折り紙を買うのを忘れていました。 まぁ…いいか。メモは買いましたし。
[嗚呼、しかし未だにカルテを書き直す気にはなれやしない。結局気晴らしの一つも出来ておらず、口元には笑みを浮かべているものの、眉間には小さな皺が刻まれている。 鶴の折り方も思い出せませんし、と溜息をつき、ふと知人である鶴を教えてくれた異人と似た服を着た少女の事を思い出す]
(もしかしたら…知っていますかね、鶴。見かけたら聞いてみますか)
[彼女の退院が近付いている事など知らぬ医者は、いつか会うた時の為に頭の片隅に少女の事を引っ掛けておく。 同じく退院の目処の立った、先日話した青年の病の事も、勿論知りはしない。 不真面目な医者は、明日もまた同じような日が続くのだと疑いもせずに、ゆっくりと自室への廊下を歩いて行った]
(48) 2014/06/27(Fri) 20時頃
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[クシャミの見送りに軽く手を振って。彼から借りた服に着替える為に自室へ戻った。 着ていた病衣は洗濯槽に放り込む。そこでようやく昼間借りたトレーナーを、ヤニクの部屋に置いてきた事を思い出す。(持ち主の事を考えれば、どうでも良いと切り捨てられる事であったけれど) まあ、どちらにしろどうせ再びの治療と痛み止めを頼むのだから、その時に回収すれば良い事だ。
クシャミのジャージを着て、彼を真似てフードを被る。猫耳があれば、彼と間違えられたりもするだろうか、と。そんな事を考えながら]
ーー何だこれ。
[扉を開けて、再び外に出ようとした所で、見慣れない便箋が目に入った。 ディーンの名前が書いてある事から、これが偶々此処にあったわけでは無いと悟る。裏返してみれば、キリシマのサインが入っている事に気付いた。
……院長から直々に手紙だなんて、初めての事だ。 緊張に強張る手でどうにかそれを開いて、中身を読み始める]
(49) 2014/06/27(Fri) 20時頃
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なお、る……?
[震える声でそう呟いて、再び一から読み直した。けれど、何度読んでもそれは、この病の治癒を示していて]
そんな……、ほんとうに……?
[震えるのは声と体ばかりで。ぴくりともしない顔に手を当てて、もうこの病と付き合わなくても良いのだと考えれば、静かにその頬を涙が伝った。
けれど其処が外だと気付けば慌ててそれを拭う。こんな場所で泣いて、誰かに見付かったらどうするんだ。いくら表情が変わらないとはいえ、涙を見られれば一発で泣いているとバレてしまう。 そう考えれば、もう一度部屋に足を向けた。……誰にも見られていないと良いけれど]
(50) 2014/06/27(Fri) 20時頃
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[言い聞かせるようなゆっくりとした説明>>42その、一言一言に頷き話を聞く。
色んなことがわかる年齢ではないけれど。 わかるように説明してくれているのは感じるから。]
ちがうびょーいんにいくの? おにーちゃんは……?
[こことはさよなら。 そのことはわかるけれど、それよりか目の前の友達のことが気になって。
"一緒にきてくれるの?"そう尋ねようかと口を開くも。]
(51) 2014/06/27(Fri) 20時半頃
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あいにきてくれるの?
[ぽつり、繰り返した言葉。 それはオスカーとの別れを示していて、離れるのは嫌だな。とジワリ涙が浮かんでくる。
喜ばなくちゃいけないのに。]
うん。やくそく。 たくさんおべんともって、おかしももって、えんそくしよね。
[浮かんだ涙を誤魔化すように、弾んだ声をあげる。
包帯の巻かれた右手の小指、痛くないかな。なんて心配に思いながらも、痛まないように出来るだけそっと、指を絡ませる。
『ゆびきりげんまん』]
(52) 2014/06/27(Fri) 20時半頃
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そうだね。
[相手の言葉>>46に力なく肯定を返した。 否定する気なんて一切ない、だって実際そう思ってた。 兄がそれを自覚しているだろうことも、本当は頭の端っこではなんとなく分かっていたことではある。
それでも今頃そんな事言うのかよって。 なんだかおかしくて笑える。 小さく吐息のみ零したようなもので、皮肉めいてすらいたかもしれないけど。
肩を押されてベッドに背がつくと、見上げることになった天井がただ白さを広げている事だけに漸く気付いた。妙な染みも塊もチラつく影ももう見えない。 正常さを取り戻した視界にも、首元から離されなかった掌にも、どうしようもない安堵感を覚えた。]
―――…っは、ぁ゛…、…ッ、
[喉元を押し潰すように集中してかけられる体重にすぐに息が詰まる。 流れただけで戻れなくなった血流が脳味噌を圧迫するようで意識がちかちかと白ばんで明滅する。 酸素を取り込めなくなった唇が弛緩して微かな呻き声のみ漏れた。]
(53) 2014/06/27(Fri) 21時頃
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[ゆびきりで絡ませた指、目の高さまで持ち上げて見つめる。
『約束』がここに残っているみたいで、寂しいけど嬉しいな。なんて思いながら。]
う?おうた?
[小指から視線を離し、オスカーの方を向く。 笑いかけようとしたその時、だれかの鼻歌>>36が聞こえた。]
なんだろーね?おもしろいね?
(54) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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[ぽつり何の歌なんだろう。と首を傾げて聞いてみて、 ついでに適当な歌詞をつけて歌ってみる。]
こんぺいとうのほし ぎんいろのふね ゼリーのうみを すすんでく
きんぎょがいっぴき きんぎょばち おそらをみあげて パシャリとはねる
わたがしのくも さかなにみえて あいたい あいたい なきながら なんどもなんど とびはねる
いつかおそらにとどくやら
[鼻歌の主には聞こえただろうか?]
(55) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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