8 DOREI品評会
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あら?
彼は私も欲しいのよ?
[客席に戻れば聞こえたジェレミーの声にそう返した]
男が少ないのが難点だわ。
女を二人買っても、仕方ないもの。
それともジェレミー様は、男色なのかしら? それをどうとも思うわけではないけど。
[ジェレミーともう一人、その横に座る男とを見ていての感想だったが、その関係を知っているわけではない]
おや、Jadeは人気者だね。
……男なら、あれは?
[グロリアの声を聞きながら
背の高い正装の男へちらと視線を向ける]
俺は男も女も関係ないなぁ。
丈夫で壊し甲斐のあるものが欲しいね。
折角今回は男が幾らか増えていることだし、一つは持って帰りたいと思っているよ。
[聴こえたジェレミーの言葉に灰青を向ける。]
私個人は、No.3より金目の…
嗚呼、No.4の方が気になってますけれどね。
[これもまた、客席に居れば聴こえる大きさの声。
No.3を競るとすれば、姉だろうと、暗に示すような言の葉。
姉が席に戻ってくるのを確認すれば、微笑を持って迎えた。]
/*
同じ奴隷に入札の場合は、吊りあげ方式OKかな?
あと、序盤は1dで1人落ちだと、ことによっては村日数長くならないかなと思っていて、序盤は吊襲撃で奴隷2人落ちとかいかがですか?と提案だけしてみます。ジェレミーは回答感謝。
男なら誰でもいいというわけではないの。
それこそあのNo.8なら、貴方の好みに合うのではないかしら? とても丈夫に見えるわ。
貴方がJadeと呼ぶ彼は、とても丈夫には見えないのだけれど。
ああ、精神面なら、丈夫なのかしら。でも今はただ意地を張っている様に見えるわ。
No4か、あれは相当手癖が悪そうだ。
……躾けられる自身はあるのかい?
[ちらとルーカスを見る。
それから檻へ視線を向けた]
おや、あれは薬が回っているようだね。
そろそろ餌を与えてみても良いかもしれないよ。
……いかにも餌っぽいのはNo6か、7か……
[まさか金の彼に経験が無いとは露ほども知らない]
/*
競り合いはあっていいと思いますよ。
ふふ、俺には彼を買いたい理由が他にもあるんだよ。
[男はそれ以上を語らない]
貴方の理由なんてどうでもいいの。
でも、貴方の満足は得られないのではないかしら?
それでも欲しいというのなら、奴隷に特別な感情でも抱いたのかしら。
貴方が彼を見る目は、どこか違うもの。
ボクは、あれは要らない。
[肘かけに頬杖付いた侭。
客席同士のNo,3への会話に耳傾けつつ、
ふん、と鼻を鳴らして見せる。]
いらないの?
俺か貴方が飼えればと、思ったんだけど。
――…なら。
[ヴェスパタインに言われ、男は頷く]
Jadeに特別な感情があるのは、そうかもしれないね。
俺はあれを壊したい。
あのプライドをずたずたに引き裂いて
地に伏したところを、ぐちゃぐちゃに潰してやりたい。
満足が得られないのは、従順な子……かな。
例えば下着の彼女はとても良い奴隷だけれど
俺には物足りないみたいだ。
さて……。
何事もしてみないと判りませんけれどね。
作品として仕上げてみたい欲求はあるのですよ。
金の眼は手負いの獣のようで、インスピレーションが沸く。
[ジェレミーの視線を受けて、くっと喉を鳴らす。]
No.6を放り込むのが、精神的には一番苦痛でしょうけれどね?
お愉しみは、後か先か…―――
[No.4に与える餌を探しながら、No.3への姉とジェレミーの牽制の仕合を可笑しげに聴いた。]
ではやはり貴方には譲れないわ。
ただ壊すだけなら、誰でもできるのよ?
その壊す過程で、彼は舌を噛み切ってしまいそうだわ。
プライドの高さは、思うよりも厄介だから。
[それでも視線はNo.8へとも向く。
金の目のNo.4を弟が手に入れるのならば、そちらへは興味が薄れる。
女を買っても仕方がない。女であれば使用人で事足りるのだから]
少なくとも、今は要らない。
最初は大人しいのが良いなァ。
持ち点の持ちこしが無いのなら、ちょっとじっくり目に考えたいんだよねェ。
アレを買ったら、他に手が回らなくなりそうなんだもん。
[口唇を僅かに尖らせて、ジェレミーに頷く。
一体では満足できない、と示しながら]
君が買って壊すなら、見せてもらいたいけど?
――では、俺と競り合えば良いよMsグロリア?
貴女こそ……わかって居ないね、俺のやり方を。
[男は譲る気が全く無いと主張して
ルーカスの声が聞こえれば、誘いかけるように囁く]
作品というのは、俺にはあまり……興味は無いけど。
出来上がったらうちのと遊ばせてくれないかい?
嗚呼、勿論他人のモノまで壊したりはしないからさ。
[蛇のような笑みを浮かべ、男は哂う]
そうだな、随分過敏な反応をしていたし
でも放り込んでコトに及ぶかな?
理性が飛ぶほどには、薬の量が足りていないようだ。
[だから、できるならば番で、それが無理なら男を。
譲れない、とはいったものの、まだ買うかどうかは決めかねていて、視線は舞台の奴隷たちを見やる]
嗚呼勿論。
――…俺の屋敷に、貴方は出入り自由じゃないか。
[ヴェスパタインに、男は笑みを消して頷く。
もとより男の別荘は彼の持ち家なのだから]
|
[不愉快そうな顔をしたままの翡翠へ、男は一度視線を投げる]
――…
[客席で囁きあう声は、あちらには聞こえないだろう。 ただ、くつくつと哂う仕草だけは見える筈]
(112) 2010/04/03(Sat) 22時半頃
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はいはい、遅れてすみませんねぇ。
色々準備がまだ終わりきらず立て込んでまして。
[せかせかと客席まで下りてきた道化。
彼がどこに居ようと、舞台の者は気にする余裕もない様子。]
ちょっと説明補足させていただきますね。
オークションですから、値はじょじょに吊り上げていってくださって構いません。
定刻は所謂23:30です。
一回だけでなく複数にばら撒いても可ですよ。
次の布石として、他を牽制するもアリです。
売れ残りは……次回まで生かしておくのも、維持費がかかりますから。
こちらにいらっしゃる全員が好きにしていただいて構いません。
通例通りですね。前回は嬲り殺しでしたっけ。
哀れな悲鳴がとても心地悦かったですねぇ。
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それは、愉しそうだ。
[男はヨアヒムに頷いて見せた]
お姫様になってぶち込まれてみるか 王子様になって馬に跨ってみるか
そういうコトだね。 どっちが良い?
[客席からNo3へ声をかけてみる]
(113) 2010/04/03(Sat) 22時半頃
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ああ、有難う。
[オークションの説明をするバイヤーへ男は視線を投げる]
入札のパスも出来るのかい?
つまるところ、3000点全部賭けると、
確実にお買い上げできますが、
その時点でお客様のお帰りも決定なわけですね。
最高点は日によって違うでしょうから、
そのあたりの駆け引きもお楽しみ下さい。
最初の方は、これまた異例ですが
同点が出れば二人同時にお買い上げもありかな、
と考えてはいますが……そこはお客様次第ですねぇ。
あ、終了間近にはコミット、という手段もあるそうですよ。
ええ、今日はどこにも賭けない、というのも有り得ますね。
全員がそれですと困りますけど。
その時点で、ワタクシめが退場となりまして、
今回の品評会はそこまで、となります。
お客様が全員お帰りいただくか、入札される奴隷が一人もいないか。
それが終了条件ですね。
おっと、今日とか何を言っているのでしょう。
定刻までに、入札が一件もない場合、でございます。失礼。
貴方のやり方にも、興味ないわ。
でも、貴方と争って点を早々に失くしてしまうのは、避けたいわね。
[男であればどうでもいい、というわけではもちろんない。
けれども、それをいうにはまだ早すぎる、とNo.8を観察する]
今回、男を落とせたら姉さんに贈ろうかと思っていたのだが。
そちらは、姉さんが良いと謂えば。
もう1人女を落とせれば良いとも思っているから、
そちらは別に出来あがったら貸し出しても良いよ。
気にいったなら買ってくれると良い。
買ってくれた後は、壊してくれても無問題だ。
[ジェレミーの囁きに、此方の事情を仄めかす。]
理性があるから、愉しい部分もあるけれどね?
多少気になる女を、他の男が嬲るのを見るのが良いか、
それともNo.4自身がするのが良いか…と悩むのを見るのも良い。
嗚呼、とりあえず、そうやって脅して
女の前で、自慰でもさせてみるかい。
[相手の蛇のような笑みと対照的に、紳士然とした表情で笑む。
しかし、その表情で云っていることは……悪趣味か。]
おや、興味が無いとは寂しいな。
……俺は貴女が奴隷にどんなコトをするのか
見てみたいと妄想していたのに。
[グロリアをちらと見遣り
唇を歪めて薄く笑う。
説明を終えたバイヤーは最早視界に入らない]
[そして、道化の言葉に、ふむと一つ頷いて見せる。]
嗚呼、分かったよ。
説明、ご苦労…―――
[上から目線ではあるが、労いの言葉を一つ送った。]
…作品?
ね、作品って何だい?
[ルーカスの言葉に、興味を引かれたらしい。
肘掛けから身を乗り出して言葉を投げる。
さらりと髪が肩から落ちた]
なるほど……プレゼントか。
では女の方に期待しておくよ。
[ルーカスの言葉に男は肩を竦めた]
――…ふむ、成る程。
目の前で交尾させてみるのも良いけれど
女の前で痴態を晒すのもまた屈辱だろうね。
流石だ、Mr
[続く言葉には、男は堪らないといった顔で笑う。
珍しく褒め言葉までつけた]
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