139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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飛脚 甚六は、メモを貼った。
2013/08/12(Mon) 23時頃
『うらめしい』
『くちおしい』
『のろわれてあれ』
『なにが、かみだ』『だれが』『だれが』
『おまえとて』『おまえとて』
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─山頂の、社─
[爺婆たちに酒樽を無事に届けて、社の裏へと向かう。 樹下で、数枚の符を用意してみる。思案しながら。 一通り準備が整えば、長く息を吐く。 と、左袖の中から朝顔さまの白蛇が顔を出した。 困ったように、独り言を]
ちっとな。試してみようと思うんだよ。 まあ自分自身で試してみてもいいかなとも思うんだが。 これから祟り神によって、何が起こるかわからない時に。
──どうしても、何があっても、離れたくないふたりを。 引き離さないために、おれに出来ることがあれば。
……たとえそれが堕ちることだとしても。
[目を瞑る。風よ響いて振え、声よ心よおれに届け。 おれは伝達と移動の神、役に立つことで存在を証明する者]
(247) 2013/08/12(Mon) 23時半頃
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[──符がひとつ燃え堕ちた。目を開く]
…………。
[いままで、試してみたこともない移動術。 だが、離れたくないと、それを心から願うものがあるのならば。 施行しよう。躊躇わない。燃え堕ちた符。心の在処へと。 符をしたためる、初めてのことだから、ひとつひとつ、丁寧に]
(255) 2013/08/12(Mon) 23時半頃
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[駆ける、音に]
[射抜かれるように]
(――……繋がった)
[赤黒い音が、唆す。]
……驕るものなど、この地に不要……。
[それは確かに望んでいたことだ。だが]
アラハバキ……?
[何かを思い出しそうになる。]
『そうだ。名だ。貴様の名だ。』
[それは最早、本能だった。
痺れて揺れて絡め取り、罵り嘲り痛めつけ、
そうして”音”は血肉を得たのだろうか]
誰も皆、綺麗なんかじゃない
綺麗じゃなきゃ、いけないはずなんてない
呼んだというなら全ての神が
音を拾ったわたしはせめて、あなたと共に
[揺蕩うような意識の中で、手を伸ばす。
憎々しげな言霊たちが、音となって苦痛を運ぶというのなら。
慰めにもならない言葉をどうか、彼の神の下へ*]
名……。
いや、いやだ、違う……。
[この音は一体何なのか。]
誰か……。
[この音は、己にしか聞こえないのか。
まさか、まさか、障られたのか。
この音の中にいるのは、己だけなのか。]
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[符をしたためていた意識は、ふと、先のことを思い出す。 置壱の──あの物言いはどうしても好きにはなれないけれど。 そしてあの表情も好きにはなれないけれど。 彼が、弱っているのは分かったから]
うわ、やべ。
[符の文句を間違えた気がする? いやでもこれ無事に発動するんだろうか。 もし成功してももう一度同じ術にはならないのでは]
…………。
[結局、一度きりの挑戦になるようだ**]
(267) 2013/08/13(Tue) 00時頃
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[喘ぎながらのばした左手が、柔らかくて小さな誰かの手にふれた*]
飛脚 甚六は、メモを貼った。
2013/08/13(Tue) 00時頃
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