137 海の家 『nave Di mare』
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[潮風に吹かれるタオルの合間にはさまれたスマートフォンは、数件のメールを受信していた。
男がそのメールに目を通したのは送信された時間の少し後、今更返事をしても遅いかも知れぬと、しかし指は自然と動き]
『TO:サミュエルくん
Title:無題
女の子に限らず沢山あるよ。
緊張してマイクに触れないときも。
でも、触れられないってことは
それだけ大事にしたい、ってことじゃないかな?』
……サミュエルくんなら、大丈夫。
[文字にはせず、ただ呟くのは願いか祈りか。
返信の文面は、あっという間に電子の海へと飲み込まれた**]
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……いや、俺、は
[笑った顔が、可愛い。 そんな他愛のないことも簡単に言えていたはずなのに、なんだか喉につかえてでてこない。
『お世話になってしまった』
と過去形の言葉に、胸の奥が苦しくなる。なぜだ。 不意にポケットから響く、着信音。>>=2]
あ、さーせん、携帯みていーっすか?
[表示されていた送り主を見て思わず、そんな断りをいれ、画面を確認して。 ぎゅっと、まだ持っていたライターを握りしめる。]
(81) rinco 2013/08/24(Sat) 00時半頃
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[そうして、グローリアの方をまっすぐ見つめ。]
えーと。こんなこと言うの、初めてなんだけど。 ……俺、あなたのこと大事にしたいみたい。
このライター、次に会うときに返しても、いい? ここで、じゃなくて。
[ライターを片手に、首を傾いだ。 なんだか恥ずかしくて目線をそらしたくなる衝動に駆られるけどそのままに。心臓が口からでそうなほどばくばくいってる。]
(82) rinco 2013/08/24(Sat) 00時半頃
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[途切れ途切れに紡がれていく言葉に、胸がどんどん痛くなり、不安が募っていく。 『無くしてしまって』と言われた時には、情けなく眉を下げ、ついには視線を逸らそうとして、固まった。]
え、 …っと、
[一瞬、意味が理解できなくて。 けれど確かに届いた小さな声と、こちらに向けあげられた顔が赤く染まっているのを見て、ようやく理解して。 やっぱり情けなく眉を下げたまま、グローリアと目があえば、笑った。]
うん。 ……大事に、させて。
[手の中にあったライターは、大事なもののようにそっとポケットに戻す。 鈍く光を反射するそれを、無くしたりはしないだろうけど。 彼女の風邪が早く、治るといい。 バカンスはまだ、始まったばかりなのだから。**]
(84) rinco 2013/08/24(Sat) 01時頃
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[泣きそうな顔に、なんだかもう自分までつられてしまって。 その前から大分情けない表情はしていたのだけど、伸ばしたくなる震える腕を抑え、鏡のように力いっぱい頷いて。]
うん、俺も。 約束する。
[そうして部屋を出ようとすれば、ぎゅっと引かれ。 言われた言葉に、今度はこっちが真っ赤になる。]
うん。 うん、すぐ戻ってくる。
[勢いよく頷いて、部屋を出る。握られた手が熱い。]
(87) rinco 2013/08/24(Sat) 01時半頃
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