人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 墓守 ヨーランダ

―― 3年前 ――

[それは深夜の出来事だった。
住民が全て寝静まった時間。
何者かによって放たれた火は、瞬く間に家全体を飲み込んだ。
目を覚ましたのは幸か不幸か。
自分の家とは思えない、赤い世界。
熱い。痛い。苦しい。
ただ本能が逃げろと叫ぶ。
あちこちが焼失した家はもはや崩れかけていて。
両親の寝室だった場所が、ただの瓦礫と化していた。
その瞬間何かが壊れて。
炎渦巻く廊下に座り込んだ]

(223) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[皮膚が焼け爛れて行く。
それでもその場から動く事が出来ずに。
けれど不意に腕を引かれ、立ち上がる]

『しっかりしろ! 逃げるぞ!!』

[その声は今でも覚えている。
優しくて、逞しくて、ずっと憧れだった。憧れている。兄の声。
十近く歳が離れているので一緒に遊ぶ事は少なかったけれど、それでも家ではいつも一緒にいてくれた。
手を引かれ、1m先も見えない炎の中を進んでいく。
そこかしこが壊れた家は走る事も出来なかった。
自分と違い体の大きな兄は、その身を盾にして炎から庇ってくれた。
家が全て炎に飲まれ潰れる前に、外に出れたのは二人だけ。
そしてそのまま病院に運ばれて。
再び目を覚ましたのは……一人だけ]

(224) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[あの時自分がいなければ兄はもっと早く逃げられただろう。
自分を庇わなければ、全身を焼かれる事もなかっただろう]

[ごめんなさい。
僕のせいで。
ごめんなさい]

[父も母も。そして兄も死んだ。
自分だけがただ残されて。
兄の命と引き換えに、生き残った、重罪人]

(225) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


[大事な人の命を奪う夢を、毎日繰り返す]

[閉じられたままの瞳から涙が零れても、目を覚ます気配は無い]

(226) 2011/05/18(Wed) 19時頃

[おそらくは、耀の家族の霊とは珀も共にあっているだろう。

家が近ければ、真夜中の喧噪にはいやでも気がついたし。
それが耀の家と知れれば、父と母が叩き起こしにきたから。
己が珀を呼びにいったのか、珀が来たのが先だったか、耀の家の近くであったのか。
記憶が混乱していて定かではないけれど……。

3年前、珀は、すでに1人だったろうか。
どちらにしても、2人を護らなければ……と蛍紫が強く思った瞬間。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 19時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

……たく……と、にいさ……

[蛍紫が呼んだ名を繰り返すように。
自分が「殺した」相手の名を呼ぶ]

(233) 2011/05/18(Wed) 20時頃

ヨーランダは、手を握られれば、堰を切ったようにぼろぼろと泣く。眠ったまま。起きている時に、泣くことは無いから。

2011/05/18(Wed) 20時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

――……

[優しい手つき。
それは幼い頃、兄がしてくれたような。
自然と表情が緩んでいき、そして……]

……………けーし、くん……?

[ゆっくりと瞳を開く]

(238) 2011/05/18(Wed) 21時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 21時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

あ……僕、寝ちゃってたんだ……

[横になるだけで、眠るつもりはなかったのだが。
目尻に残る涙の感触に]

あ、はは。ごめんね。変なとこ、見せたよね。
うん、大丈夫だよ。
蛍紫君、わざわざ来てくれたの?
ごめんね。

[不穏な空気。見えない姿。
すごく不安だったけれど、今は安心して。笑う]

(241) 2011/05/18(Wed) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[少し困ったように笑う幼馴染。
昔から変わらない不器用さに、失礼な話ながら安心して]

……え? 中庭?

[思い出すのは、窓から見えた――]

……楓馬君と……織部先輩、が、一緒に……いたよ。
まだ、雨降ってきたばっかの頃だったと思ったけど。
……何か、話してた。部屋から見えただけだから、詳しくは知らないけどね。

[どこか言い方が刺々しくなってしまった。
その理由は自分でも分からないけれど]

(250) 2011/05/18(Wed) 22時頃

―― 3年前 ――

『だって、まだ生きてんだ!』

[真夜中、あかく染まる窓に、ひとり飛び起きて、外へ駆け出した。

蘭香と拓斗の痛みは、伝わってこないから。
ふたりは生きてるって確信してた。
だから、水を被って飛び込もうとした無謀なこどもは、近所のおとなたちに押さえつけられ、何もすることが出来なかった。

彼らの判断は正しい。
こどもひとり、飛び込んだところで、死体がひとつ増えるだけ。

でも。
だけど。

彼らには、『彼』の姿は見えない。
蘭香を残して、揃ってしまった家族の姿は、見えないのだ]


[見えていたら、痛みを感じられていたら。
飛び込まずにいられなかった自分を、止めはしなかっただろうと、何処にもぶつけられない憤りを抱えた自分に、拓斗は。

しっかりしろ、というように額を小突いて。
生前と変わらぬ優しい響きで、弟を頼むと、託していったから。

幼馴染が自分にとって大事だからって理由だけじゃなく、拓斗兄ちゃんの分まで、蘭香を護らなきゃって。
きっと、その想いは蛍紫も一緒だと、交わした眼差しに想った]


【人】 墓守 ヨーランダ

……え?
蛍紫君、ごめん、何の……話?
僕……蛍紫君も、楓馬君も。大事だよ。大好きだよ。
どっちか選ばなきゃいけないなんて、ないよね?
僕達……ずっと……

[ずっと一緒にいられるよね、とは続けられなかった。
自分たちは、もういつまでも子供じゃない。
今のままがずっと続くなんて事はありえないし。
――この合宿が終われば。また、あの家に戻って。
大学には絶対に行くことはないだろうし。
卒業した後のことが、分からない。
自分が抱いてる気持ちも、分からない]

……うん。楓馬君、部屋に戻ったんだね。
迷惑、かけちゃったし。謝らないと。

[だからただそれだけに頷いて。
ゆるゆると布団から起き上がり、自室へ向かうだろう。
入れ違いになり、紅子さんに迎えられるハメになるのだが]

(268) 2011/05/18(Wed) 22時半頃

 暁…… って、誰、なんだ。

[部活の誰かではない。
けれど、日向以外の霊の気配は感じない。

もっとちゃんと、あらましを蛍紫から聞いておけば良かったと、ひとり手を握りこんだ]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・部屋を出る直前 ――

あ、は。そうだよね、例え話……だよね。
でも、もしそんな時が来ても。
僕には選べないよ。
二人とも、同じくらい大好きなんだもの。

[そして大学の話になれば一瞬、表情を曇らせ。
でもすぐにまた、いつもの笑顔を浮かべる]

3人で、部屋。ルームシェアってやつかな。
なんだかそれだけで楽しそう。
うん、一緒に……いきたいね。

[気付かれないように、自分で自分の身体を抱く。
服の下。古い火傷の痕と、真新しい暴力の痕。
絶対に、知られたくない]

(300) 2011/05/18(Wed) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

ふーま、くん?
いないの……?

[戻ればそこに幼馴染の姿は無く。
彼の相棒である紅子さんだけが鎮座していた]

……天気、凄いことになってきちゃったね。
部屋の中だけで我慢してもらうしかないかなあ。

[カゴから放てば、部屋の中を飛び回ったろうか。
幼馴染の姿が見えないことに不安になるけれど、広い屋敷だし、間取りが全然分からない。
それに少し疲れているのも自覚していて。
だから先に、少しだけ]

(302) 2011/05/18(Wed) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

……紅子さん、ちょっとむこう向いてて。
こっち、見ないでね。

[発作を起こした時に、汗で濡れた服を脱ぎ捨てる。
爛れた皮膚。所々壊死した肌。
気持ち悪い、と。価値の無い体だと教えられた。
無価値で人殺しの自分。
だから、あちこちに残る痣は、罰としても軽すぎる。
まだ首に残る真新しい絞め痕が少しだけ痛んだ]

(303) 2011/05/18(Wed) 23時頃

 『こういうときは、俺より珀のが判るかもな……。』

[眼鏡をかけたとて、想いの残滓が見えるかは謎で。
同調する珀の方が……と、思ったり。
あらましきちんと話していないということは、うっかり忘れてしまっている。]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

[着替えはいくつかあるけれど、似たような服なので適当に袖を通す。
何の洒落っけもない、ただ体に纏う為だけのもの。
着替え終われば紅子さんと戯れてみたりして。
そういえば結局ご飯を食べ損ねていた事に気付く。
でも、ここはオープンキッチン。
向かった時に、もし誰かがまた火を使っていたら。
また迷惑をかけることになる。
だから、一人で向かう気にはなれなくて。
いっそ着替える前にお風呂に行っておけばよかったかも、などと考えたり**]

(358) 2011/05/19(Thu) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 00時半頃


[指にかかる息にはっと我に返る]

…やべぇ、どうかしてる…


[耀に触れた指をぎゅうと拳の中に押し入れて。
その部屋を*後にした*]


 麻雀やると、人間分かるって言うヤツが居た気がすっけど……

[じゃらじゃら]

 日向、麻雀教えたら、付き合ってくれっかなぁ。

[幼馴染が真面目に調査をしている中。
牌をいじりながら、そんなことを呟いているのだった]


 『あー、やはり、判らん。
 後で、珀に見て貰った方がいいだろうな、これは。』

[珀が麻雀を愉しんでいる?とは、知らず、視えなかったことに溜息を吐いたりしている。]


 ……薔薇……、なあ。

[竹の描かれた牌を撫で、ちらりと寧人を見てから]
 なんか、……?

[もっと濃い薔薇の香りを、誰かから感じたような。
けれど、構わないで欲しい様子に、あまり関われなくて、記憶に留めなかった――]

 気のせいか……?

[蘭香がいれば、すぐに分かっただろう答え。
けれど、彼も、本人と対峙している蛍紫もいない自分には、当分思い当たりそうになかった*]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

うん、もういいよ。
紅子さんはおりこうさんだね。

[きちんという事を聞く賢い鳥を抱きしめるように撫でる]

……僕、しょんぼりしてるように、見える?
あはは……大丈夫、元気だよ。

[そう言って笑う]

(452) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

紅子さんはいいな……ずっと楓馬君と一緒にいられて。
僕も、一緒に、いたいよ。
ずっと、ずっと一緒がいい。

[それは蛍紫に対しても同じ想い。
過ぎた友情が恋慕を孕んでいる事に、気付いてはいない。
一緒にいたい。二人と一緒に過ごしたい。
――あの家に帰りたくない。助けて欲しい。昔に戻りたい。
そんな逃避を抱く事を罪深いと感じているから。
二人への想いと共に、抑圧されて]

(453) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[腕の中の温もりが、とてもあたたかい。
ともすれば泣き出してしまいそうになったけれど。
この子は賢い。もし泣いてしまえば心配させるだろうし、あとで楓馬に報告もするだろう。
泣かない。泣けない。人前では]

ごめんね、なんか変なこと言った。
忘れてくれると嬉しいな。

[だから、代わりに笑顔を作る**]

(454) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

[ それは薔薇の一つ一つに魂が宿るから ]

[ 誰のものとは判別し難い、無数の死魂 ]

[ この地で死した、誰かの思いの残滓達 ]

[ それらが今、薔薇に輝きを与えていた ]

[ その魂たちは、今はまだ何も語らない ]


[ 屋敷を追われ辿り着いたところ ]
[ そこは一本の大木のうろだった ]
[ わたしは全てから逃れるように ]
[ その中へと入って身をひそめた ]


[ わたしはその中で孤独に泣いた ]
[ 暗く沈む闇に希望はもう無くて ]
[ そのままわたしはそこで死んだ ]
[ でもあの方のこと信じていたの ]


[ 暁様が再びの逢瀬を望むならば ]
[ 有明けの空にわたしは黄泉帰り ]
[ ともに愛でた薔薇の姿になって ]
[ 二人の時間を紡いでいけたのに ]


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