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ボクの…
ボクの…
[アイリスも、ヨーランダもただの障害物。
欲しいのは、欲しいのは、ただ一人。たった一人。
この世界から消えた妻。
槍を捨てた手を伸ばす。
割って入ろうとする邪魔
まとめて追い払おうと、手を伸ばす
【人】 修道士 ムパムピス[邪魔なアイリスとヨーランダを無視して、一目散にクラリッサの元へ。ここは戦地。危険な場所。逃げなくては。護らなくては。手を伸ばし、その背中と足を持って抱えようとする。お姫様だっこになっているが、微笑ましさはまるでない] (282) 2013/02/19(Tue) 23時半頃 |
ボクのってなにっ――……。
いや、いやよ。
きもちわるいの、触らないで。
[目の前の男の妻だと思われているとも知らず、
ただ、拒絶するのみ**]
【人】 修道士 ムパムピス薔薇…? (292) 2013/02/19(Tue) 23時半頃 |
ずっとずっと待っていた。
[駆けながら囁く。聞こえていようとも、いなくても囁く]
【人】 修道士 ムパムピス(家に、帰ろう。) (295) 2013/02/19(Tue) 23時半頃 |
【人】 修道士 ムパムピス[厩舎の様子はどうであったか。無事な馬を見つければ綱を解き、クラリッサを抱えたまま騎乗した] (298) 2013/02/19(Tue) 23時半頃 |
二人の家に。
あの家に。
[何度も、何度も囁いた。馬上で。振り落とさないようにしがみ付きながら]
【人】 修道士 ムパムピス― 教会 ― (302) 2013/02/20(Wed) 00時頃 |
【人】 修道士 ムパムピスありがとう。 (305) 2013/02/20(Wed) 00時頃 |
【人】 修道士 ムパムピス[弱者を甚振るコボルトは散り、女にしか興味のないオークだけが残る。そして] (308) 2013/02/20(Wed) 00時頃 |
【人】 修道士 ムパムピス幸せになります。 (309) 2013/02/20(Wed) 00時頃 |
【人】 修道士 ムパムピス『誓いのキスを』 (313) 2013/02/20(Wed) 00時頃 |
愛してる。
[教会のパイプオルガンに、クラリッサを乗せた]
ぁ――……。
[失った意識の底へと、
クラリッサの意識を無視して強引に囁かれる言葉。
待っていた、何を――。
知らない。
あたしは何も知らないの。
この狂気に染まった男の事を。]
――……
[二人の家、
ああ、狂気。
狂気を、あたしに注ぎ込まないで。
いや、いや、いや、いや。
何度も囁く声に、無意識で抵抗する。]
あぁ……、うううぅ、……、きらい。
きらい、きらい。
[パイプオルガンに乗せられ、
愛していると囁く言葉に返すのは――。
男の言葉と逆の位置にある感情**]
主よ、
我らの心が平穏である様に
[クラリッサの胸元に頭を寄せ、掠れた声で囁く。
在りし日に賛歌と共に奏でられるべきパイプオルガンは、引き摺られた跡と共に教会の隅に移動していた。足元を覗けば、ひき潰された男の身体が見えたかも知れないが、覗き込む者はなく、今は...の花嫁を添える舞台に過ぎなかった。背の高い...の視界に、クラリッサの全身が覗けるだけの高さ]
我らが困難に襲われぬ様に
[身を乗り出して、抱きしめる。抱きしめるというよりはオルガンの上に投げ出されたクラリッサの身体に縋りつくような格好になっていたかも知れない]
我らをお救い下さいませ
[呟く。抵抗があっても、なくなっていても囁き続けながら首筋から胸元へ、胸元から腹部へ、下腹部を通って太股から脹脛へと頬擦りをするように、己の頬を滑らせる。慈しむように目を細め、微笑む]
やっとまた、会えたね。
信じてた。
[神など信じてはいなかった。迫りくる略奪や殺戮に怯え、自分達を襲う相手に哀れみを請い、最期に神に縋った農民達は、村の人間達は誰一人神の慈悲に預かれる事はなかった。妖魔に侵略され、村は焼かれた。王国軍の軍靴に蹂躙され、村は滅びた。共に目にしてきた。目の当たりにしてきた。戦場で、何度も。祈ったものが救われた光景は、一度もなく、願った奇跡が行われる事態は、皆無であった。だからこそ、この奇跡を心の底から感謝する。神ではなく、目の前のクラリッサに。また出会えた愛妻に]
ありがとう。
僕らは、俺たちはまた、
やり直せる。
[出征からの帰還。自宅で血塗れで倒れていた妻。下腹部には陵辱の跡が色濃く残されていた。人間業とは思えない、破壊が身体のあちこちになされていた。あの時から、永遠になくしてしまっていたもの。それを感受する世界を認めるわけにはいかなかった。認めた時、本当に二度と会えなくなるから]
二人の家で、二人だけで。
[もう一度、初めから。巻き戻す]
とても、嬉しいんだ。
[きらいと呟いた声はどの段階だったか。脳裏ではウェディングを着飾っていた妻は、見覚えのない衣服を身に纏っていた]
おかしい。この服は、妻ではない。
[だから剥がす。力任せに、クラリッサの衣装に手を掛けて、引き千切ろうとする。無論、そんな簡単に破ける筈もない。それでも、生地が引っ張られ、肌着がまろびでる。上等なシルクと身体に合った下着が引っ張られた上着から覗く。白い肌。柔らかい肌。貴族らしい肌。妻の肌。俺の肌]
[恐怖に引き攣る顔も、心神を喪失して青褪めている顔も、何も判らないまま泣きじゃくる顔も、理解できない。ただ目の前の彼女上着を荒々しく脱がせていく。抵抗する手足があれども、頓着せずに衣服を奪っていく。それ(衣服)は妻じゃないから]
知ってる。
うん、知ってる。
[両腕を通す袖の所だけを残して剥ぐ事で、上着は彼女に対して手枷になっていた。
目の前に晒されたのは押し込められていた窮屈そうな胸。
上質で高級な肌着に指を掛け、その見かけよりは大振りな乳房を外気へと露出させる。
この胸は知っている。妻の妹のように大き過ぎる事もない、それでいて十分な大きさ。
絹のように白く滑らかな肌と見覚えのある双房。細い鎖骨から急な曲線を描き、大きく膨らみを持たせ、先に近づくにつれ仄かに染まり、ピンと突き立った先端]
好き。
大好き。
[幼児の頃、吸ったミルク臭い乳首とは違う。年頃の乙女の乳首。一生に一度だけの大事な果実。自分だけの果実。己の子にだって与える事はない。俺だけのもの]
[パイプオルガンの上でクラリッサをうつぶせにして寝かせ、身体に纏わり付く邪魔な布きれは腰のあたりまで捲り上げ、露になった白い臀部を凝視しながら撫で回した。優しく、指先の腹でその肌の張りを慈しむように。
そして尻肉に顔を押し付けて、顔面でその感触を確認しながら、片手で己の衣服から陰茎を引き摺り出した。
一物は、自分の興奮と感動の象徴とするかのように、筋が脈打ち、先端を濡らしながら反り返っていた。
腰に引っかかったズボンを下すべく、軽く腰を振る。勃起した一物が腰の振動と共に、強く跳ねた]
ぁぅ…っ。
[腹に付くばかりに反り返ったペニスが、その上下の振動で暴発しかける。思わず唇を噛み締めた]
だ、だめだ! だめです!
[思わず口走りつつ、必死に堪える。
自分の怒張を固く閉ざされた秘裂に押し付けた。
その時上がった甲高い叫びは誰の者か。見守る視線はオークのものか。
周りを気にする事も、意識する事もなく、ただ...は自分の隆起した一物を、クラリッサの秘処へと宛がう事に必死になっていた。くねくねと、クラリッサの身体が動いているのは抵抗か、こちらの力の入れ過ぎか。跳ねそうな彼女の身体を、そのお尻と太股の付け根付近をそれぞれ両手で握り締めるようにして掴んで場所を固定する]
[初体験の日、妻はどう受け入れただろうか。じっと耐え忍んでいたのか、それとも必死で抵抗するような抗いの仕草をしていたのか、目の前のクラリッサがそのどちらかであったのかを見ながら、射精を耐えつつも興奮の高まりを抑えきれない]
震えてる――寒い?
[その言葉は語りかけているよりは観察している独り言に近い。掠れた声はクラリッサにも誰にも届かせる気もない。
透明の先走りに濡れる液鮮やかな桃色の亀頭が、淡い桃色の花芯の表面を突付く。透明の粘液が収縮を繰り返す彼女の入り口に張り付いて、身体を揺するたびに糸をひく]
痛いけど、大丈夫。
大丈夫。だって二度目だから。
[二度目の初夜。無論、身体の下のクラリッサは初夜を共にした相手ではない。彼女の尻肉を摘むようにその対象的に細い腰を引き寄せて、暴発寸前の亀頭を、その秘孔へとぐりぐりとこじ入れようと力を入れていく]
今度こそ、幸せになろう。
二人で、家族になろう。
[神に願わず、彼女に祈った。また会えますように。また笑いあえますように。また抱き合えますように。この彼女のいない世界に目を背けて、彼女がいる世界へとたどり着く。今、辿りついた。紛れもなく、確信する。この身体は間違いなく、妻のもの。俺の妻のもの]
ぐああああああああっ!!
[自然、絶叫していた。歓喜。
抵抗も邪魔も何一つひるまずに、ぐいと真っ直ぐに背筋を伸ばすようにして、度重なる射精感で震える己の腰を、彼女の腰へと向かい入れる門の奥へと、クラリッサの体内へと勃起した肉棒を突き入れた]
うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[歯を食いしばる。尻を摘む指が肉に食い込む。
荒々しく無骨で凶悪なペニスが、全く濡れる事なくぴったりと閉じたヴァギナへと押し入った。痛みはある。快い痛み。強く、腰を前に動かそうとして――果てた]
ああああああああああああっ――っ!!
[数度腰を動かしただけで耐え切れず、射精した。彼女の膣内の入り口付近から半ばまでの膣壁に、白濁液を注ぐ。熱い迸りが一度]
うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁ!!
[それでも腰の抽送運動は止めなかった。止められる筈がなかった。ずっと待っていた時。焦がれていた時間。紛い物だらけの世界から拾い上げたたった一つの真実。それが彼女だった。理屈も何もない。声を聞き、その身体を見た。与えられるべく身体だった。求め続けた声だった]
俺の! 俺の!
[手を伸ばし、肌蹴た胸に両手を伸ばし、握り締める。手の中で形を変える。柔らかい。とても柔らかい。大事な大事な胸。自分だけの胸]
ああ、ああっ。
[繋がったまま、彼女の身体を仰向けに倒した。広げられた足の付け根からは先ほど注ぎ込んだ精液が幾筋にもなって流れ出している。赤い筋も見て取れる。興奮する。が、]
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