114 bloody's evil Kingdom
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これは食事(否、愛)
これは餌(否、愛する人)
[人の心と魔の心。
二つはゆらゆら揺れて、それはいつしか反転する]
全部食べて、私のものにしてしまおう。
肉も(愛も)すべて、私のものに。
[そうして、お腹いっぱいになったら]
また、壊れるぐらいに。
深く、熱く遊んでね。おにいちゃん――…。**
俺はあの国の連中嫌いだからな。
[やりたい事しかやりたくない。
この国に忍び込むのは面白そうだった。
騎士団長としての地位、モンスターである事を知らないまま尊敬する騎士達。]
上に立つのも悪くない…面倒ごとは多いけど…。
直接俺が殺すのも悪くないが…煽ってピッパに殺させるのも悪くないと思ったんだが…。
[裏切り?否、誰の味方をしたつもりはない。
いつでも自分は自分の味方、楽しい事の味方なのだから。]
さて、内密に動きますかね…。
久し振りにヨーランダ…ちょっと誘ってみるかな。
ねぇ、ベルベット。
『なんだい?』
国盗りってさ、盗る直前が一番甘くなるよね。
『……まぁ、そうだねぇ』
だぁよねぇ。
[くすり――くすり――]
そうだねぇ。
[くつり――くつり――]
[自分の前で淫らな姿を晒しているのは、有力者の娘。
鳥は空の王様だが、ずっと飛んでいることはできない。
休息を得るために小枝を求め
餌を求めるために地上に降りねばならず
子を育てるために巣を作らねばならない。
故に地上の権勢に左右される。
なら……自分の手で鳥たちの国を作れば良い。
付近の子どもたちに音無き口笛で声をかけた]
[王国騎士団のなかでも、自分の配下に変えた騎士は、自ら種を植え、脳を弄り、時間をかけて配下にした。
元々配下は皆の尊敬を集めていたのだから。]
つまり…この国の騎士のモンスターは俺の配下。
さて、わが王国騎士団は新女王陛下とどのような立ち位置を築くべきかね?
少なくとも、彼女がモンスターだと、王族を滅ぼした原因だと知られれば、人間は俺の味方に変えられるんじゃないかね?
[記憶も、理性も弄れる触手…モンスターの媚薬にも、負ける要素はない。]
一番面白いシナリオは…なにかね。
こちら“Moonchild”ああ、昨日から“lunatic”だったわ失礼失礼。
[そう言って笑う。
その声は、最近増えた眷属の耳にも響くのだろう。]
そういえばさ。
教会に連れてかれた、クラリッサとか言うお嬢さんだけど。
どうなったか誰か知ってる?
俺が連れ帰ってきた。
教会のモンスターは俺の一部を使って作った連中だったからな。
情報は多少耳にしていた。
[そう言いながら、ふと、思い返したように…。]
俺の大剣を用立ててくれた商人との関係があるからな。
前にチラ見した時にちょっと興味が湧いたから喰うつもりで拾ってきた。
食べるんだ、良いんじゃない?
飽きたらあたしにも遊ばせてね。
[ふと、パーティ会場を思い出したように。]
我侭なお嬢様だったけれど、今はどうなってるのかしらねえ。
まあ彼女の反応次第だな…。
俺は立場上、無茶をしすぎるわけにはいかないからな。
[そういえば、彼女の反応はどうだっただろうか。
一瞬思い出しそうになって、続く言葉に]
あぁ、アイリスとかいう友人を探していたはずだ。
部屋に案内させているんじゃないのか?
そうそう、近いうちに、少し俺と時間を作らないか?
話の内容は…そうだな、ナンパみたいなものだ。
[クスリと嗤って、詳細は隠したまま…。]
アイリスならあたしの部屋に居るわー。
ちょっとこれから遊んじゃうからどうなるか分からないけれど。
……ナンパ?
まあ、面白そうな話だったら良いわ。
お互いに空いてる時に、話すとしましょうか。
そうか、じゃあもしかしたらアイリスの部屋で一人で待っているのかもしれないな…。
あとで様子を見にいくとしよう。
[そう言葉にして、ナンパ?と問われれば、少し考えて]
俺は、基本的には面白い事しか考えない。
いや、意外と本気でナンパかもしれないぞ?
とはいえ、今暫くは身があかなそうだからな…。
少し余力がある時にしよう。
もう、いやっ。
死んでまで、まとわりつかないで。
[ふるり、頭を振る。
膣の中はいくら洗ったとしても、
子宮の奥にはあの男の白濁で満たされている気がする。]
/*
襲撃相談、特段襲撃対象が今ないかなぁ状態です。
自分が今襲撃できるのは、
クラリッサはミッシェルと同じで、適合せずなパターンか、先生に種を植え付けて襲撃するパターンくらい。
あとはピッパだけど、またピッパの部屋行くの?ってなっちゃう自分がいます。
一応パスしてコミット状況です。
/*
私も無いかなー。
今回はパスでいいかもと思ってる。
/*
一応更新まで張り付いてる予定で、コミットはまだオフしてます。
襲撃は今のところパスしてます。
自分が襲えそうなら、ユリシー襲いますが。
/*
了解です。
縁故というか、顔合わせ的に
ピッパ、クラリッサ、ミナカタくらいしか襲えないんだよね。
もう少し幅広く動きます。
ユリシーは襲いたければ全然、むしろマーゴと一緒に逝かせてやっても…とか考えるくらい。
個人的には王女の思惑を邪魔しそうなピッパ、パピヨンを噛みたいなぁと。ただ、縁故が……。
/*
あ、個人的にはフィリップがキリングしたい対象がいればそこ噛みでも…と投げかけて見る。
/*
フィリップくんと言うか、鳥さんの希望があれば…!
投票だけ、とりあえずユリシーにセットしてみる……。
/*
フィリップは王女様狙いになっています<キリング。
ベルベットはどちらでも構わないご様子。
目の前のコリーンに卵を産みつけたいとだけ考えていますね。
ドウシヨウ。
|
―― 宵・王城三階私室 ――
王と王妃が逝くのも時間の問題。 そうなれば私は――この国の女王ね。
[愉快そうに笑いながら、グラスに注がれたワインを飲み干した。]
ロベリア。城外の近況は?
[教会が落ちたこと、 幾許か減ったもののモンスターが蔓延っていること、 そして王国中からのセウの移民による犯罪事件が耳に届く。]
民は苦しいのかしら?悲しいのかしら? ならば壊してあげよう――ね?
(@16) 2013/02/21(Thu) 22時半頃
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|
――三階・王と王妃の寝室――
[ロベリアを従えて自室を後にすると、 王と王妃の状況を見ようと二人の寝室へ。 警備兵を通して中に入れば そこには注射を手に躊躇う医師の姿。]
……お義父様とお義母様は 悲しみに打たれているのでしょうね。
[寂しげな表情を見せ、そっと医師の傍に立つと]
ラルフ様と共に在った方がまだ お幸せなのかもしれません。
(@17) 2013/02/21(Thu) 23時頃
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――運命なのでしょう。
[頭を下げる医師に、弱く笑んで見せ]
どうか、医師様の手で お義父様とお義母様を、楽にしてあげて下さい。
[それは安楽死へ至る注射を手にする彼に促す言葉。 もっともそれがなくとも、彼の言葉通りなら明日には。]
まるで私が不幸を運んだように、 この国は悲しみに満ちてしまいました。
―――…全ては 私の所為なのです。
[寄り添うように医師に身体を寄せ、 弱々しい涙を見せるか。]
(@18) 2013/02/21(Thu) 23時半頃
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……楽に、逝けるのならば 私はそれを願います――。
仲の良いご家族でした。 嫁入り出来たことが幸せでした。 それが過去になってしまった今ではもう……
[はらはらと零れる涙に、医師も、絆されるだろうか。 楽にして差し上げて欲しい、と 彼の問いに、頷いて。]
(@19) 2013/02/21(Thu) 23時半頃
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いいえ。 医師様はこうして、 お力になってくれているではありませんか……。
[弱々しい笑みで、王の腕に向かう注射の針を見つめる。 淡い瘴気が、室内の中空をぐるり舞うのは 王女のものか、或いはこの医師のものか、両方か。]
……。
[じ、と安楽死の手はずを見つめ いつしかその王女の表情からは 色が消えていた。]
(@20) 2013/02/21(Thu) 23時半頃
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いや、いやだけど――……。
ああ、きらいなの。
きらい、きらい、きらい、きらい、きらい。
思い出したくない、でも、でも、でも。
あたしはクラウディアではないもの。
違うの、だから大嫌い。
違うの、ぜったいに。
違うの、クラウディアでも。
違うの、あの言葉。
きらい、きらい、きらい。
あたしはアイリスの顔を思いたいの。
あなたじゃないの。
|
…―――
[顔、と、小さく医師が言うならば そう、その場にとても相応しくない にこりと、楽しげな笑みが浮かぶ。]
貴方の手に寄って 王と王妃は息を引き取った。 ……最早協力者よね。
[どうにもならない病だったとしても 殺したのは貴方だ、と言わんばかりの物言いで]
私はこの瞬間から、王女ではなく女王。 命令に従って貰いましょうか。
……そうね、初めは何がいいかしら。
[国を手中に入れた途端に態度に変わるこの女を 医師はどんな目で見るだろう。]
(@21) 2013/02/22(Fri) 00時頃
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