225 【突発RP村】最初からクライマックス村4
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――なん、ですって…?
[両者の宣言>>91>>94とともに、女の手の中で燃え上がる契約書。>>54 それは、契約の破棄と上書きを意味する。
そして今ここに、血文字《カーズブラッドワード》の69番目としての名が歴史に刻まれる――…!!]
(99) 2015/06/03(Wed) 00時半頃
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パピヨンは、ヤニクを見つめ、やっと驚愕の表情を浮かべた。
2015/06/03(Wed) 00時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 01時半頃
ずるい人。
初めてお逢いした時から、貴女の目に僕は映って 居なかった。
そうでしょう?
兄のことも、僕のことも、ただの道具《証拠品》でしかない。
貴女の愛《アイ》は、別の人を求めている。
僕じゃ ……ない、なんて。
[求めるアオは、蝶になれなかった茨薔薇の貴女だけ。
この青は。
きっと、かつての――…天上の青き蝶《ユリシス》。
メタリックブルーの翅。
生まれ変わり、舞台装置を繰り返し続けたのは蝶の夢か。
それとも夢の蝶か。
夢の中で溶け出したものは偽りか、真実か。
花に止まらんと羽を重ねた姿。
空《天上》の アオ。
ファーレーヌでもなく、フィナーレを奏でるでもなく。
ただ―――…]
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ええ、愛してあげましょう
(112) 2015/06/03(Wed) 03時半頃
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[狂おしいほどに歪んで居た筈の女の唇は、今はゆるりと、柔らかな笑みを湛えて。
しかし向かうのは彼の望む愛などでは無く、トロフィーを愛でるような、ずれた愛情。
有能な道具である内は、貴方の望むよう、いくらでも愛してあげる。]
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[触れあう黒と、青に染まった指先>>105と。 流れる力に染まる彼は、黒か青か。
舞い散る青がなんなのか。 纏う青 がなんなのか。
彼女が知ったのは、彼が知って居たのは、 女のルージュの様な二人きりの赤い秘め事で。**]
(113) 2015/06/03(Wed) 03時半頃
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愛してるわ
――管理者、シルク・ロード。
[愛しているのは、彼が管理者だからこそ。**]
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 03時半頃
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…元気がいい子は好きよ?
[でもね、刃向かう子にはお仕置きをしなくては。 斬り払われた黒の茨>>114はボタボタと地面に黒い染みを作って、切断面から滴るのは、同じような黒、黒、黒、くろ、クロ――…。
黒が砕ける毎、その茨に捕らわれて居た筈の魂が、肉体が、静かに解放されていく。 それは運命の回収人《フラグコレクター》たる少年の能力を極限まで昇華させたるが故の現象であったが、女の黒はそれを上回る。
今一度黒の塊が捻じれたかと思えば、再び諸君らの 友人であり、 師であり、 家族であった筈の死者を内包しただろう。 囚われの者達は黒茨の奥に沈み、今は女の舞台装置のエネルギーとして、ゆっくりと、溶けて行く。**]
(124) 2015/06/03(Wed) 18時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 18時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 21時半頃
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[踊るようにステップを踏みながら、くすくすと笑い、嗤いながら女はソレ>>125を避ける。 黒いハイヒールがタップを踏めば、再び黒≪茨≫と青≪花弁≫が沸きあがったか。
黒は命を吸い上げ続け、内包した存在の性質を消化していく。 消化し吸収し、ある物は虚ろな魂と肉体にくべる燃料として。 またある物は、その能力の略奪を目的に。]
ええ、正解よ? 可愛いお嬢さん。
[聖星力《エトワリル》の一撃を避けた女の足に宿るのは、穢れてしまった聖星力《エトワリル》 肉体を魂を奪い取られて、聖なる力を失って尚、その一族は消費し続けられる。]
(132) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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[光速をも超えた早さ>>121で繰り出される渾身の紅爪《ブラッド・ザック》>>123 複数の御業を組み合わせ使いこなす様は、まさに伝説の名を冠するに相応しい。
かつての彼女であったのならば、伝説に至った彼と打ち合う事など、ほぼ不可能っであった事だろう。 だが星読の一族を食らい、双翼の遺跡≪ツイン・ウィン・ラビリンス≫たるオスカーを内包した女にとって、伝説となった彼の攻撃さえも子供だまし。]
――ふ。
[青を弾かせ>>121、黒を斬り裂かれ>>114。それでも女はわらっていた。 諦め? 放棄? 否 、否、否否否否否。 紅爪《ブラッド・ザック》が女の胸を割き肉を破り、深く深く突き刺さるその瞬間、 女は≪赤≫に向かって、確かに嗤った。]
(133) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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[ 終焉の為の第二幕 ]
[いつか、いつか蝶になれると信じていた。 だが蛹を経た先に待っていたのは、憧れた煌びやかな羽では無く、酷く醜い【 】で。]
(134) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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[紅爪《ブラッド・ザック》が貫いた瞬間。その輝く魂を吸い上げて、無数の蛾≪パピヨン≫が弾けた。 その鱗粉は至近距離の≪赤≫の肺を黒で満たす。 表皮であればじわりじわりと命を蝕むその毒は、蝕むのは内臓の奥深くから。
そう、星の死病である。 《モール・ガルガンチュア》
だが彼にとっては即死の毒では無い。 その御業の内が一つで対処可能ではあるものの、力を削るには十分すぎる物であった。 貫いた筈の女の姿は無数の蛾となりそのシルエットを崩して、高く上空を越え、小高い丘の上へその黒い姿を再度形成する。
とっくの昔に皆舞台の上。 演目に組み込まれ、台本も揃っている。 舞台挨拶も済んで、足取りは軽やかに。決められた台本通りに物語を運び続ける。
そして女も舞台の上。 彼女も役者の一人として、 この舞台装置の一部として、]
(135) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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ヤニク、もう一度言うけれど… 『残念だわ』 『貴方には、がっかりよ』
[窟へ下る裂け目の管理者を殺し、その遺体を茨に内包>>43した時。天上へ至る道の管理者の手を取った>>107時。 その時既に、舞台装置の準備は最終案階へ。 今は己をもその一部として、歯車は回り始める。]
(136) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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[ 〜 第二幕、開演 〜 ]
(137) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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[次の瞬間、無数の黒い茨が残った物を襲う。 数もスケールも先ほどの比では無く、しかし、攻撃を行うのはその半分にも満たない。 残りは女の周囲を取り囲み、複数の隙間はあれど、それはまるで蛹のような――。
直に第三の幕が上がる。**]
(138) 2015/06/03(Wed) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 22時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 22時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 23時頃
嬉しい……。僕はなんて幸福者なのだろう。
[書も文字も要らない。
在るのは想い《アオ》だけ。]
天と地の管理者シルク・ロードは、貴女の望む舞台《アルカディア》に誘う道となりましょう。
[指先の愛生《アオ》に目を細めた。
切り取られた世界であっても、
新たに転じた世界があると信じて。]
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[ 黒が 黒が ひび割れては 消える
耐えられる筈の聖星力《エトワリル》 一度は記憶し、残りは取るに足らぬ弱者として切り捨てた。その筈だというのに、白き聖なるチカラを何度も受けて、砕けぬ筈の黒は徐々に削られていく。 それは回数を増すごとに徐々に強く激しさを増して、彼女の身体全体が、輝き、光に満ちて行く。
まるで燃え尽きる瞬間の、美しき流星≪シューティングスター≫のように。
その輝きは勢いを増し、黒に包まれた中心部までその拳を届かせる。 弾け砕けた黒は蒸発するように光の粒となり、溶けて、消えた。]
(155) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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[今や黒は大きくこじ開けられ、閉じた筈の蛹はぱっくりと口を開けている。娘を弾き飛ばさんとうねる黒は、やはり外壁と同じように娘に砕かれ、内包した力ごと消えて行くのがよく分かった。 深い黒≪茨≫の中心で、女は唇を噛む。]
なんて、しぶとい――! なんて、忌々しい――!
[叫ぶ声には焦りが混じる。屠った筈の自分の天敵。それが、こんな最終段階になって姿を現すとは! あらゆる力の可能性を食らい内包し、それでも彼の一族は恐ろしい。
だが勝てぬ訳ではない。 手負いの相手を屠るには、今一度、ほんの少し手を加えるだけでいいだろう。 振るう片腕はそのシルエットを崩し、先ヤーニクにしたのと同じように、もう一度、星の死病《モール・ガルガンチュア》を。
流星雨を降らす娘に同じだけ青≪花弁の刃≫を浴びせれば、その身を覆う包帯は徐々に散って行っただろうか。]
(156) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 00時頃
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[輝く流れ星をその身に纏い、最後の星読の娘は、魂の輝きを燃やして。 黒と青の女は未だ不完全な身体と能力を振るい、呪いの刻まれた娘を切り刻んでいく。 弱らせ、食らう為に。]
――そう、時間切れよお嬢さん。 残念だけど、貴女はここで退場するの。
大丈夫、悲しく無いわ。 すぐご両親に会えるのだから。
(166) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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この私の、黒の茨の中でね…!
[黒は質量を増して襲いかかる。今まさに最後の星を飲みこまんと、娘に向かって一直線に。 ガラ空きとなったの黒渦の中心で、女は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。]
(167) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 00時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 01時頃
……
[メルヤは、聖星力《エトワリル》の娘の唇が紡いだのは『仲間』の名前。]
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[向かい合う娘は、強い目をしていた。>>174
それはまるで恒星のように光り輝き、燃えるように、更にその存在を強めて行く。>>165 だが、それがどうしたと言うのだろう? 死にかけの娘が劣勢であることには変わりない。 それでも全力で挑むのは、彼女が星読だからか。それとも、その目に怖れをなしたのか。]
…減らず口を…!
[黒は倒れこむ娘を覆い尽くす。その光を奪わんと、深淵の色として気高き恒星を――]
(180) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[弾けたのは、更なる強い強い光。 混ざり合う桜色が女を覆い尽くして、
黒と青≪パピヨン≫
白と赤≪メルヤ≫
その場は溢れんばかりの色の雨に包まれた。]
(181) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[そして、 次の幕が上がる。]
(182) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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