4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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―昔の記憶―
[目の前で崩れていくサーカスのテント。
目に涙を目一杯貯めてそれを見ていた。
元金よりも大きく膨れた利子に"夢"は潰されて。
その時、己の手を引いていたのは両親でも《ZerO》の者ではない。
両親の命の無事と引き換えに飲んだ条件は、
《ZerO》を潰すための情報源となること。
その時の《Infinity》の幹部は、声音だけは優しかった。
崩れたテントの前に座り込んだ己の前に立ったのは、なにも知らぬ潜入先の男。
冷たい手に引かれて歩き出した時から素顔を晒さぬ生活が始まった―]
/*
できるなら、人犬襲撃をしたいのだけれど。
どこがそうなのかわかりません、ボク。
ブルーノとサイラスの2択なんだけど、な!
/*
やや、私にとってはぱちーさんも見えていませんねえ…って感じです
墓下には見物人の方もいらっしゃってくれますし、
1人落ちになっても寂しくは、ないのかな…?
/*
パティは『血』を買収したって辺りから導師だとボクは思っているですよ。
マーゴはさすがに素村はないと思うけれど。
ちょっと、自分周りの処理でいっぱいいっぱいでした。
/*
あああ、『血』そういうことですか。
わたし、あいりすとのつながりとかそういうのだとばかり…。
マーゴは何かあるとしたら賢者だろうとは。
なるほど、それで残りは2人。
どちらか…というと私はブルーノ殿かと思いますが、
とても甚だしく今晩の吊になる気もします…
[側近へ指示したのは
いつか『道』は自分達がやると言っていたオスカーへの伝言。
こちらは『月』と表面上は手を組んでいるが
オスカーが『道』をやるなら、手を出さないつもりだと]
バッカだなぁ……。
[少年、というにはもう成長しており。
青年、というには幼さが残る。]
大人は…汚いなぁ……。
オレのことバカにしながら。
その手は血で汚れてるんだ。
[子供だろうが、使えるものは使う。
そうやって生きてきた連中ばかりなのだから。]
『道』も『月』も。
オレが湖底に沈めてやるよ。
[爪を噛む歯に力が入った。]
あー、何?兄さんとこの?
[胡坐をかく足を伸ばしつつ、やってきた使いへ首を傾げる。]
ああ、『道』ね。
『月』もどっちも潰したいから迷うところだけれど。
暫く様子見てー、どうするかーって感じぃ?
[薄い笑みを浮かべながら。]
傍観なんてオレの趣味じゃねーけど。
ほら、オレ、目付けられてっからさ。
アンタも気をつけたほうがいいよ。
『湖』も『幻』への援助は惜しまない。
あってもなくても一緒かもだけど。
[くすくすと笑ってやってきた側近へ伝えた。]
/*
で、襲撃はどうしましょう。
流れからは『道』か『月』かもしれませんが、
そのほかとも私も接触はしているので襲撃は可能です。
…マーゴさん、どうしましょう。
今はどうにもできないかもと、ぼそり。
/*
サイラスがまだ動ききってないから微妙だと感じているのでブルーノかとは思ってます。恐らくパティが吊りになるので。
パピヨンも少し早いかなーとは。
マーゴはねぇ…うーん襲撃するなら明日かなぁ。
隙がなさすぎて襲撃できない、っか、襲撃してもいいけど、なんかメタの部分で微妙だと感じざるえないっす。
/*
ああ、よかった。
ほぼ同じことを考えて襲撃はブルーノ氏にしてあります。
ちょっとマーゴさんは手を出しにくい…。
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